「山本さんは、左ですか?」

そうきかれることがある。

しかし
私自身は
そんなつもりは、ない。

・・・

先日も
某地方自治体がらみの施設で
写真展を開催した時に

開催前の打ち合わせで
講演主催者の方から以下のようにきかれた。

「左じゃ、ありませんよね?
 あと、宗教とかは、関係ないでしょうか?」

・・・

最近、少し、状況がわかってきた。

どうやら、
一般に世の中では
「国際協力」であるとか
「平和主義」をうたう団体の
かなりの多くが
左翼系政治団体や
宗教系団体の
関連であることが多い、
らしいことだ。

だから、
講演や写真展で、会場を借りるときに
上記のような団体と
かかわりたくない地方自治体は
その確認をしてくる。


いや、もちろん、
私は全然、違う。

私は、
「本当に意味のある国際協力とは何か?」
ということや
「持続可能な世界を構築するにはどうすればいいか?」
という命題を
学問的に追求している立場だからだ。

・・・

しかし、
ここで、一つの大きな疑問が沸いてくる。

左翼とは、なんであろうか?
右翼とは、なんであろうか?

・・・

歴史的には、

フランス革命の時の、国民会議で
議長席からみて

左側に、労働者層(非特権階級)が
席を占めた。

右側には、特権階級(王統派など)が
席を占めた。

これが、左翼と右翼の最初の由来。

・・・

しかし、
私に言わせると、

日本では
左翼とか、右翼とかいう場合には、
以下に示す、
いくつかの
「全く独立したポイント」
がある。


左・・・・・・・・・・・・右


共産主義       資本主義

平等をより重視    自由をより重視


弱者への富の再分配  優秀な企業の発展を重視

労働組合よりの意見  経営者側の意見

計画経済       市場経済

全体主義       個人主義


平和主義       軍国主義

憲法九条を守る    憲法改正(自主憲法制定)

自衛隊強化に反対   自衛隊強化に賛成

日米同盟(安保)に反対 日米同盟(安保)に賛成


核兵器の保持に反対  核兵器保持の可能性も検討

原子力発電に反対   原子力発電を推進


人種差別の撤廃    民族主義(愛国心)

階級差別の撤廃    王統派(王族や天皇を支持)


社会批判の姿勢    現体制を維持

革新主義       保守主義

・・・

私に言わせると、
それぞれは、別個に考える問題であって

以上の全部が、左である人も
以上の全部が、右である人も
少ないのではないか?

私も、上の項目の中で
左を支持する場合もあれば
右を支持する場合もある。


ただ
左によりやすい人、
右によりやすい人、

いると思う。


さあて、

あなたも、
是非、紙とペンを片手にとり、
16項目のうち

いくつが左よりで
いくつか右よりで
いくつが中立であるか

チェックしてみて頂きたい。


あなたは、
「左翼より」だろうか?
「右翼より」だろうか?


それとも
そんなことを議論するのは
無意味だろうか?

それも含めて、是非、考えてみてほしい。


・・・

私から、一つ、
お願いができるのならば

「あいつは、左だ。こいつは、右だ。」

というような
「決め付け」
は、しないようにして頂きたい。


おそらく人間
それほど単純ではない

と、思うので。