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先日、「地球のステージ」を見学した。
わかりやすかった。

地球のステージ」とは
山形県にあるNPO法人の名前で
また
その代表者である桑山紀彦医師が行う
「映像と音楽のステージ」の名前である。


通常の講演ではなく、

1.大スクリーンに映し出されれる映画
2.桑山医師自身がギターを弾き歌う音楽
3.桑山医師のトーク

以上の三つが合わさった
複合的な「メディア(媒体)」だった。


内容としては、

1.桑山医師の青春時代の悩みから始まり、
2.世界一周旅行に出かけた時の様々な思い出、
3.国際協力を始めるきっかけとなった
  フィリピンの少女との出会い
4.そして始めた国際医療協力

という流れとなっていた。


桑山医師の現在の立場は
AMDA,JENなどの
(日本の中では)比較的有名な医療系NGOに所属し
そこで医療活動を行いながら
撮影も行っている、という形らしい。

そして、そこで得た映像を
自分のNPO法人「地球のステージ」にて
独特の講演ならぬ公演を行い、
人々への啓発活動を続けている。

・・・

私は、この「地球のステージ」を
JICAの友人から紹介されて知り
見物にいった。


私、山本の率直な感想だが

良い点
1.世界に目を向ける「きっかけ」としては最高。
2.医者だが、歌とギター演奏がプロ並みに、うまい。
3.2時間ぐらいだが、映像と音楽で飽きない。
4.感動、人情、出会い、優しさ、などの「王道」
5.現地の子供たちの「実名」が登場し、引き付ける手法。
6.AMDA,JEN,JICAと協力している。
7.子供から大人まで楽しめる。誰にでも勧められる。

悪い点
1.内容は、割とよくある世界を一周したバックパッカーの話。
2.本業の医療の部分で、どのような活動なのか、不明だった。
3.これを見た人が、具体的にその後できることの紹介が無い。


総合的には
見に行って良かった、と思った。
いろいろなアイデアを得られた。

・・・

私は、基本的に、
桑山医師のように、
人々を啓発する活動をしている。

啓発する場合、
三つの段階が必要だ、と考えており
それらは、以下である。

1.きっかけ
2.具体的一歩
3.意味のある活動へ


私は、自分の2時間の講演の中で
一気に、その三つを順に紹介していく。

きっかけで、感動させ、
すぐできることを、紹介し、
さらに、
本当に意味のある国際協力の考え方にも触れる。

・・・

しかしながら、
最近の私は、良くも悪くも「学問」に走りすぎていて
全体的に、難しくなっている。

このため
「きっかけ」の部分の長さが短くなり
やや感動してもらいにくくなっている
かもしれない。

反省した。


また
大量の写真と、音楽を使うのが
私の手法だが、
さらに、映像(動画)を導入したほうが
見る人たちが、飽きないということも学習した。

このため、
今月の前半に、ボランティアスタッフに協力を要請し
ちょっとした演劇をしてもらい、それを撮影した。

まだテスト段階だが、これを講演に組み込み
さらなる
強力な「きっかけ」を
提供していく予定だ。

・・・

今回「地球のステージ」を見て
何よりも勉強になったのは

「優しさ」

「想い」
など
言葉にできないものに
人は、感動する
ということだった。



うちの団体のキャッチコピーを
久しぶりに、思い出した。


「人に優しいことをすると
 その人も、誰かに優しくしてくれて
 優しさが、世界中に広がっていくんです。」