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今日は、二つの「桃太郎」のお話を紹介いたします。
まず「普通の桃太郎」です。


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「普通の桃太郎」


あるところに、悪い鬼がいました。

悪い鬼は、村の人から、宝物を奪いました。


桃太郎は、

犬と、猿と、雉(キジ)を つれて

鬼を、やっつけました。


桃太郎は、

鬼の持っていた宝物を、ぜんぶ、奪い返しました。


村の人は、みんな、幸せになりました。


めでたし、めでたし


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これが「普通の桃太郎」のお話です。

しかし、

「本当の桃太郎」というお話もあります。


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「本当の桃太郎」


あるところに、見た目が、私たちと違う人たちが住んでいました。

その人たちは、心の美しい人たちでした。


私たちが、その人たちの住む場所を奪った時も、

その人たちは怒らずに、小さな島に逃げて行き、

争いをしませんでした。


しかし、その人たちのうちの 「ほんの一人」が、

どうしても我慢ができなくなり、

私たちの村で、盗みをしました。


私たちは、「その人たち」の村に攻め込み、

「その人たち」が持っていたものを、全て、奪いました。


私たちは、幸せになりました。


めでたし、めでたし


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これが、「本当の桃太郎」というお話です。


もしかすると、桃太郎のお話というのは
日本各地で起こった

「少数民族(または先住民族)の迫害の歴史」

だったのかも、しれません。


もちろん、そうでないかも、しれません。


歴史というものは、このように
どちらの側から見るかで
内容が、大きく変わってくるようです。

何が本当なのか、何がウソなのか、
よくわからないものなのかもしれません。


ただ、一つ、言えるかもしれないことは

と呼ばれている人も、
きっと、人間だった、ということです。


さて、あなたは、だれかを 鬼、と呼んでいませんか?


だれかは、あなたを、鬼、と思っていませんか?