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最近、暑いわねぇ。
うちのクーラー、壊れちゃったから、
流石に今年は、新しいのを買おうかしら。
温暖化で、暑そうだしねー。

どこの店で買おうかしらね?

環境に配慮して、商品を売っている店は・・・と。

例によって、宇宙船地球号の
「商品別CSRランキング、あいうえお順」では
http://www.ets-org.jp/hosoku/CSR_000_aiueo.html

なんと!
大型ディスカウントストア(家電量販店)で、
CSRリポートを出しているのは、
ビックカメラだけ!?

しんじらーんなーーい。

ヨドバシカメラ、ヤマダ電機、コジマとかは、
何もしてないのかしら。

ま、ともかく、
これでは、選択の余地なく、
(家電量販店で買うのだったら)
ビックカメラにいくしかないわね。

池袋とか、有楽町にあったかしら。

移動に化石燃料が使われるから、
なるべく近いところに行かなくちゃ。

・・・

さて、お店に着いたわ。

エアコンを作っている会社のランキングでは、
http://www.ets-org.jp/hosoku/CSR_000_aiueo.html

ルームエアコンのCSRランキングは、
市場シェア上位5社の中では

松下電器(パナソニック、ナショナル)と、ダイキン工業が、
ともに星4つで並んでいるわね。

市場シェアは、昔はダイキンが1位、最近は松下が1位。
うーん、どうしようかしらね。

こういう、ライバル関係にある企業は
どちらかが、CSRをやりだすと
相手も負けずに、始めるので、
急速に、業界全体の、CSR化が進むのよね。
で、まあ、
両雄、あいゆずらず、というところね。

こういう場合は・・

ちょっと面倒くさいけど、
ホームページからリンクしてるから、
各社のCSRリポートを、ざっと読んでみようっと。

松下は、
全ての製品をグリーンプロダクツ(GP)に、
全ての工場をクリーンファクトリー(CF)に。
企業が使う電力量よりも、
商品が市場に出て使用する電力の削減を
より重視している印象があるわ。

ダイキンは、
温室効果の高い、フルオロカーボンの排出量削減に
力を入れているみたいね。2001年度比で、70%削減だって。
あとは
中国でも積極的に障害者を雇用。タイでマングローブ植林。
社会貢献活動も、いろいろやっているようね。

うーーん。微妙ね。
甲乙つけがたいわ。

・・・

こういう時は、具体的に、個別の「商品」でみていくしかないわね。

エアコンの性能の中で、重要なものの一つが、
「COP性能指数」,だって聞いたわ。

これは、
エアコンンの性能(燃費)を示す指標で
coefficient of Performance の略称らしいの。

どれだけ少ない電気で、
どれだけ多くの空気を冷やせるか、の能力ね。

この数字が大きいほど、高性能らしいわ。

昔のクーラーは、2ぐらいだったのが、
最近は、4まで上がっていて、
これからは、6を超えていれば、優秀みたいね。

じゃ、COPが、6を超えている
燃費のよい、環境に良い、クーラーを買おうかしら?

ともかく、これが一つのポイントね。

・・・

あと、
環境省のホームページにある
「エコシミュレーター」
が、
めちゃくちゃ使えるって、きいたわ!

http://www.team-6.net/env_tech/simulator/y/

チーム・マイナス6%が運営しているみたいね。

ここは、政府がやっているサイトだから
各企業の利害とは関係なく
公平に評価しているはずだから
信用できるわよね。多分。

このサイトで、
メーカー名と、商品名も入力すると
なんと
その商品を購入した時に
CO2排出量とかが、わかるんだって!

それだけじゃなくって、年間の電気料金も
表示されるから、節約のできる
家計に優しい商品を見つけることもできるみたい。

携帯からもアクセスできるって言ってたわよ。
これを使わない手は、ないわね。

・・・

最後は、
商品のライフサイクルについて、
ちょっとは、考えなきゃね。

要するに、
商品が生まれて、使えなくなり、ゴミになるまえの間に、
トータルで、どれだけCO2がでるのかを
考えないと、実は、意味がないって、
誰かが、いっていたわ。

商品のライフサイクルには、確か・・・

(ちょっと長いけど、がんばって考えないとね)



1.原料の調達(通常、南米やアフリカの小さい企業)
   鉄や、銅、アルミニウム、など。

2.それを輸送

3.部品の製造(通常、中国や台湾などの中くらいの企業)
   それぞれのパーツを人件費の安い、国外で作る

4.それを輸送

5.日本の工場で、部品が合体させて製造。

6.それを輸送

7.問屋へ

8.それを輸送

9.小売店へ

10.消費者が購入し、それを家まで輸送

11.消費者が、電力を消費しながら、使用する。

12.壊れる。修理不能なら、ゴミになる。

13.それを輸送。

14.ゴミの場合、焼却や、埋め立てが行われる。

15.リサイクルセンターで、一部が再資源化されることも。



で、通常、メーカーが言っている、
「商品のライフサイクル全体で、
 うちの商品は非常にCO2排出が少ないです。」
と言っている言葉は、
残念ながら、
5.と、11.だけを問題にしていることが多い
ということ。

これがあるから、いまいち、信用できないんだよね。
CSRリポートを読むときに
だまされないようにしなくっちゃ。

ま、いいや。
なるべく、本当のことを、書いてあるメーカーを
選ぼおっと。


ライフサイクル全体で、CO2の排出が少なくなるように
私もできることを
がんばらなくっちゃ!!



・・・

補足1:

ビックカメラにて、実例で調査しました。

以下、ルームエアコン2機種の比較。

ダイキン工業 AN-22JRS(W)
 鉄筋9畳用
 165,700〜177,800円
 ビックカメラの省エネ性能評価 4つ星
 省エネ基準達成率 95%
 APF 6.3

松下(National) CS-22RJX(W)
 鉄筋9畳用
 144,600〜168,000円
 ビックカメラの省エネ性能評価 5つ星
 省エネ基準達成率 100%
 APF 6.6

よって、
9畳用で、かつ、15万円前後の価格帯における
比較では、一応、松下の方が上。

ただし、価格帯によっては、ダイキン、日立、東芝が上の
商品もあるので、要検討、です。

・・・

補足2:

APFとは、
JIS規格で定められている、エアコンの能力。

一定条件下でのエアコンの1kW当たりの冷暖房能力
を言う。