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アフガニスタンのある女性の言葉。

「私には姉がいました。
 一週間前、姉は初めての出産をしました。
 もちろん、遠くにある病院でではなく、
 (お母さんや、おばあちゃんと同じように)
 私たちの家で、お産をしました。
 
 近所の産婆(さんば)さんが、
 出産のお世話をして下さいました。
 産婆さんは、出産が終わった時、
 母子ともに元気じゃよ、と言って帰っていきました。

 翌朝、きがついてみると、
 姉は、股間から大量の出血をしていました。
 姉の顔は、青白くなっていました。

 ですが、産婆さんは、
 てぬぐいをあてておけば、やがて止まる、
 と言っていたので、そのままにしていました。

 ・・でも、翌日の夜から、
 姉と赤ちゃんが、今度は、熱をだしました。
 二人とも、非常に高い熱で、
 全身をブルブルふるわせていました。

 そのうち姉は、意識がほとんど
 なくなってしまいました。
 
 姉の夫も、私も、非常に心配しました。
 病院につれていくために
 近所の人から車をかりようとしました。
 しかし、見つかったのは、
 農作業のためのトラクターだけでした。

 普通の車でも病院まで2時間はかかるのに、
 トラクターでは、何時間かかるか
 わかりません。


 でも・・
 でも、このままでは姉と赤ちゃんの命が
 危ないと思い、私たちはトラクターで
 大きな町の病院へむかいました。

 夜の道は、とても暗く、
 またデコボコ道だったので、
 スピードを出すことは、とてもできませんでした。

 姉の夫は、可能な限り急いで
 トラクターを走らせました。
 時々、崖から落ちそうになりながら・・。


 ・・しかし、病院へいく途中で、
 姉と赤ちゃんは、息をひきとりました。

 その帰り道は、本当につらいものでした。
 思いつく限りの祈りの言葉を唱えました。
 アラーの神に、祈り続けました。


 でも、そのうち怒りがこみあげてきました。
 私は、唯一の姉を奪われた憎しみを
 いろいろなことにぶつけました。


 もし、病院がもっと近ければ!
 もし、車があれば!
 もし、道が、もっといい道だったら!

 もし、病院でお産をしていれば!
 もし、お医者さんが近くにいたら!
 もし、産婆さんがもっと・・

 もっと、もっと、もっと、もっと・・・・・」





・・・
・・・

さて今回は、妊産婦死亡率の話である。
母親が子どもを産む時に、
その母親が死亡してしまう、ということについて
解説する。


まず、女性が出産する時に、
命を落とす理由をおさらいしておく。

もちろん、国や地域によって、その原因は異なるが、
大筋で次の5つである。

1.出産時の大出血による失血死
2.感染(敗血症(はいけつしょう)、産褥熱(さんじょくねつ))

3.妊娠中毒症(高血圧性障害、子癇(しかん))
4.閉塞性分娩(胎児がひっかかって出ない)

5.中絶の合併症(人口妊娠中絶に失敗して死亡)

これらのうち、まず、二つだけ解説する。


・・・

母親が子どもを産むと、
その後、へその緒にひっぱられて
子宮の内壁にくっついていた胎盤が、
子宮の壁から「べりべりっ」とはがれる。

栄養や酸素を供給していた部分が
離断されたわけだから、
そこから大出血するのは当然だ。

ただし、通常は、出産後、
子宮が急速に収縮し、小さくなる過程で
この出血も止まってゆく。

が、何割かの出産では、
この「母体の子宮の収縮」が
おこらないことがある。

この場合、子宮の出血は止まらず、
大出血から、そのまま失血死になる
ことも多い。

日本では、ほとんどの母親が病院で出産をするので
産婦人科医が、患者の「子宮の収縮」が
悪いとおもった場合、
「オキシトシン」などの薬を注射し、
子宮をむりやり収縮させることによって、
その出血を止める。

途上国の田舎で、自宅で出産する場合、
当然、まわりに医療従事者はおらず、
薬もないので、残念ながら、
手の打ちようがなく、死亡するケースも
多い。

なお、最初のストーリーで登場した
産婆さん、というのは、
看護師でも助産師でもない、
ただの近所の「おばさん」であり、
なんの訓練も受けていない人である。

国際協力の世界では、このような産婆さんを
Traditional Birth Assistant (TBA)と呼ぶ。


・・・

さて、
話をもどして、もう一つの
妊産婦死亡率の理由である、
感染(敗血症・産褥熱)にも触れておく。

出産時は、いろいろな意味で、
不潔になりやすい。

まず、上記のように大量の出血をすること。
(血液は栄養に富んでいるため、細菌が繁殖しやすい。)

出産時に、産道を胎児が無理やり通っていくため、
産道が損傷することが多いこと。

(産道が避けて、腸や尿管とつながってしまう
 ケースなども、けっこうある。
 また、そこまでいかなくても、
 分娩の際には「いきむ」ため、
 胎児だけでなく、尿や便も同時にでるのは普通である。
 要するに、便や尿で、産道が汚染されることが多いのだ。

(なお、産道が裂けて、腸や尿管などとつながってしまうことを
 フィストゥーラ(fistula)というのだが、途上国では大変な問題になる。
 この件は、また別に解説する。)

さらに加えて、
自宅で出産した場合、
上記のような「不潔になりやすい場所」に対して
(前述の)産婆さんは、
自分が家で使っている「手ぬぐい」などのタオルを
出産したばかりの母親の股間にあて、
出血をとめようとする。

もちろん、そのタオルには、
人間の皮膚に常在(じょうざい)している
黄色ブドウ球菌(おうしょくぶどうきゅうきん)などの
様々な細菌がいっぱいいる。

で、当然のことながら、
産道から、細菌たちは逆流して侵入し、
子宮内で繁殖する。
ひどいと、血液中にはいって全身に感染を起こす。
この状態を、
敗血症(昔の、産褥熱)というが、
こうなると、病院で治療を受けない限り、
死亡することが多い。


・・・
・・・

次に必要な背景が、
ミレニアム開発目標(MDGs)の
話である。

私のブログには、これまでにも
何度も登場しているので
頻繁に当ブログを読んでいる人にとっては
常識かと思うが、
初めての人のために解説しておく。


ミレニアム開発目標(MDGs)
MDGs:Millennium Development Goals
とは、
国際連合や世界銀行などの国際機関たちが、
1990年に原案を策定し、
2000年に内容を拡充して国連総会で決定したもの。


参考: 貧困に関するプロジェクトの推移
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/51817170.html

http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/51793984.html


簡単にいうと、
(国際機関たちや、政府機関たちが)
国際協力をする場合、一応、これに沿って
活動しよう、この目標を達成しよう、
というものである。

(民間のNGOは、これに賛同するところと、
 全然気にしていないところがある。)


内容は、以下の8点で、
「2015年まで」に達成しよう
ということに、一応なっている。

(下記は、かなり簡略化してある。)

(それでも、いっぱいあるので、面倒くさい人は、
 目標5、だけみて、素通りするように。)


目標1:極度の貧困と飢餓の撲滅
2015年までに1日1ドル未満で生活する人口比率を(1990年比で)半減

目標2:普遍的初等教育の達成
2015年までに、全ての子どもが男女の区別なく初等教育の全課程を修了

目標3:ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上
2015年までに全ての教育レベルにおける男女格差を解消

目標4:幼児死亡率の削減
2015年までに5歳未満児の死亡率を3分の2減少


目標5:妊産婦の健康の改善
2015年までに妊産婦の死亡率を4分の3減少

目標6:HIV/AIDS、マラリア、その他の疾病の蔓延防止
HIV/AIDSの蔓延を2015年までに阻止し、その後減少

目標7:環境の持続可能性の確保
持続可能な開発の原則を各国の政策や戦略に反映

目標8:開発のためのグローバル・パートナーシップの推進
差別のない貿易及び金融システムのさらなる構築を推進


(実際は、8つの目標の中に、いくつかの小目標があり、
 細分化されていて、話はもっとややこしい。)

(また、年々、いろいろな修正が加えられており、
 当時の内容とはかなり変化したものもある。)


で、なんで、このミレニアム目標の話をだしたかというと、
要するに、これらの目標は、2015年までに
達成しなければならなかったのだが、

大筋でいうと、
アジアでは、まあまあ達成可能だが、
アフリカでは、全然達成できそうもない、
ということが(その中間報告から)わかっている。

http://www.unicef.or.jp/library/pres_bn2007/pres_07_72.html

で、
その中でも、
最も達成できそうもない問題が、
上記の目標5に書かれている
「妊産婦死亡率の改善」
という項目だ、ということである。

これが、全く達成できそうにない、のだ。

http://www.unfpa.or.jp/news/press/pr2008/pr0802.html

・・・

なぜ、子どもの死亡率などは
改善傾向にあるのに、
妊産婦死亡率は改善できないのか?

これには、いろいろな説が言われいるので
解説しておく。


1.予算。

子どもを支援する団体としては
ユニセフが非常に有名であり、
日本だけで250億以上、
世界全体では、
途方もないお金が集まっている。

このため、
子どもの死亡率低下のプロジェクトは
既にかなり行われており、それなりに順調である。

特に、子どもへの予防接種に必要な
ワクチンの製造と接種に関しては、
マイクロソフト社を引退したビルゲイツの財団などが、
GAVIという団体を介して、たくさんお金を出した。

http://www.gatesfoundation.org/default.htm

http://www.gavialliance.org/

http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65092091.html


マラリア、結核、エイズ(HIV/AIDS)などの
感染症に対しては、
グローバルファンドという財団ができたため、
かなりのお金が配布されるようになった。

http://www.theglobalfund.org/en/


ところが、
妊産婦死亡率の改善には、
お金がまったく集まらないのである。

なんでかというと、
一つは、以下の問題がある。

(宗教的、倫理的、女性の権利に関する
 問題だ。)

妊産婦死亡率には、
人工妊娠中絶の手技を受けた時、
あやまって死亡した人も含まれる。

途上国でも、中絶は恥ずかしい行為のため、
あやしい病院で、あやしい医者(?)が
行うことが多い。
当然、その手技は、下手くそである。

このため、
中絶をするために、胎児を子宮から
掻き出すときに、子宮の壁をやぶってしまい、
そこから感染や出血がおき、
母体が死亡する、ことが非常に多い。
(ほんとうに、ものすごく多い。)
(隠されることが多いので、統計として現れないだけ。)

よって、
妊産婦死亡率を改善するためには、
この人工妊娠中絶を行う人を
訓練する、という項目も、当然入ってくる。

ところが、
キリスト教の多くの教派や、
イスラム教の多くの教派は、
この、人工妊娠中絶(自体)に反対している。

子どもは、神が与えたものだから、
そんなことはするべきではない。
よって、
そんなこと(中絶)を奨励し、
そのような技術者を訓練しようとする
プロジェクトには、お金を出せない、
というのだ。

(言っておくが、
 国際協力の世界で、もっとも
 お金を出してくれる、「ドル箱」
 といわれるのは、キリスト教の
 団体である。
 それが、このような方針(?)なのだから、
 困ってしまうわけだ。)

また、
妊産婦死亡率を下げるには、
基本的には、
「バース・スペーシング」(birth spacing)といって、
出産間隔をあけることが奨励されている。

要するに、
子どもを産んだ後、またすぐ妊娠して、
次の子どもを出産すると、
母体の体力(貧血など)が回復していないため、
母体が死亡しやすいのである。

よって、
いわゆる家族計画
(ファミリー・プランニング)(family planning )
に関する教育も
プロジェクトの中で、行われることが多い。

しかし、宗教やその土地の文化は
これにも抵触することが多いのだ。

旧約聖書には、
「子どもを産むことは良いことだ。
 神さまが、そう人間に命じた。」
と書いてあるため、
基本的に、原典を同じくする、キリスト教とイスラム教は、
この家族計画に反対することが
多いのである。

http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65230381.html

(今回は、私が常に主張している
 人口増加が世界最大の問題だ、
 ということに、全然触れる気はない。
 単に、
 お母さんの死亡率を減らすために
 家族計画(出産間隔をあけること)が必要だ、という
 言い方をしている団体たちにも、
 それでも予算が集まらない、
 ということである。)


さらに、
とどめをさしていたのが、
アメリカの前ブッシュ政権である。

ブッシュは、
キリスト教原理主義と
非常に、癒着しており、
政治にその概念をとりいれていた。

(イラク戦争を始める時に、
 キリスト教とイスラム教の戦いで、十字軍が・・
 などと言ったのは有名である。)

で、
ブッシュのブレイン(助言役)の中に
キリスト教原理主義の教派の人も多数おり、
上記の、中絶や家族計画に関するプロジェクトには
お金を一切ださないように、耳打ちしていた。

ブッシュはこの助言を受け入れ、
世界最大の、国際協力の政府機関である、
アメリカのUSAID(米国国際開発庁、日本のJICAに相当)が
この
妊産婦死亡率を削減するプロジェクトに
ほとんどお金をださなくなってしまったのだ。

(その他の、アメリカ政府系の援助も、すべて、
 この、妊産婦死亡率を削減する関係のプロジェクトに
 まったくお金を出さなくなってしまった。)

(これは、この分野で活動しようとする
 人や団体にとって、最も致命的な出来事だった。)

(例えば、妊産婦死亡率を改善しよう、として活動している
 大手の国際大型NGOたちも、
 このアメリカのUSAIDから資金を調達しているところが
 多かったためだ。)


と、いうわけで、
この問題に関する、最大手の団体である。
国連人口基金(UNFPA)も、
常に、金欠(きんけつ)状態になっており、
十分なプロジェクトが行われていないのである。

http://www.unfpa.or.jp/


・・・

2.現地の文化

だいたいにおいて、
途上国では、女性の権利が低いことが多い。

女性は家庭を守り、
子どもを産み育てるのがその役目であり、
また、夫に服従しなければならない、
とする地域が多い。

で、
途上国では、娯楽が少ないため、
基本的に夜になると、
性行為を行うことが多い。

妻は、これを拒否できない。

コンドームの使用を夫に勧めても
やはり、その使用感が嫌いな人も多く、
拒否する夫も多い。


また
アフリカでは、
女性が妊娠可能となる
13歳前後から、すぐに性行為が始まり、
つまり、
13歳前後から出産をする女性も多い。

一生の間に、10人以上の子どもを
出産する女性もたくさんいる。

出産は、
途上国では(上記のように)
非常に危険な行為なのに、
それを10回以上も行うわけだから
当然、リスクは高い。
(死亡する可能性も高くなる。)


聖書に、「産めよ増えよ地にみちよ」
と書いてあるだけでなく、
単純に、家庭の文化としても
(子どもが増えて)一族が繁栄することは
良いことだ、するのは、
(日本を含む)世界共通の認識である。

このため、
出産に関する文化に、
国際協力団体は、たちいれない場合が
多い。


ひとことで言うならば、

「子どのの命は大切だ。子どもを救うために金をくれ」
というキャッチコピーであれば、世界の誰も反対せず、金をもらえるのだが、


「妊産婦死亡を下げるためには、中絶への教育と、家族計画が必須です。
といっても、宗教や文化とぶつかったり、
そうでなくても(上のコピーに比べると)
説得力が弱い、ということである。


これら以外にも、まだまだ理由はあるが、
まあともかく、
お金が全然あつまらず、

妊産婦死亡率を下げるプロジェクトは
うまくいっていない、ことを
強調しておく。


・・・

と、いうわけで、
私のブログや本を読んでいる方たちに
是非、お願いしたい。


子どもを助けよう、というプロジェクトには、
お金もいっぱい付いているし、
やりたい人も、すでにやっている人もいっぱいいる。
数字で結果もでている。

しかし、
妊産婦死亡率を改善し、同時に人口増加問題を改善しよう、
というプロジェクトには、
お金が付かず、やっている人も相対的に少なく、
数字で結果もでていない、のである。

だから、なんとか、こっちのほうの道へ
進んでもらえませんか、と思う次第である。




で、次回は、「母子手帳の世界への普及」の話。



補足1:
妊産婦死亡率の世界の統計(出生10万対)
Maternal Mortality Rate (MMR)

シエラレオネ  2100
アフガニスタン 1700
ニジェール   1700
チャド     1500
アンゴラ    1400
ソマリア    1400
ルワンダ    1300
リベリア    1200
日本         6

日本と比べると、途上国が以下に高率かわかると思う。
しかも、途上国は自宅出産のため、統計がとれず、
実際の数字は、上記よりずっと高い。


補足2:
妊産婦死亡率を改善しようとする国際協力団体たち


国連人口基金(UNFPA)
http://www.unfpa.or.jp/
女性の地位向上、女性の高学歴化、家族計画等により、人口増加問題を改善する。

国連児童基金(UNICEF)
http://www.unicef.or.jp/
子どもの健康を守るためには、出産前の母親の健康も大事、と最近はしている。

アメリカ国際開発庁(USAID)
http://www.usaid.gov/
大統領の方針によって、大きく方針が変わり、周囲は困る。

国際協力機構(JICA)
http://www.jica.go.jp/
妊産婦死亡率を改善するには十年以上かかるとし、各、二国間で長期計画を実施。

世界家族計画連盟(IPPF)
http://www.ippf.org/en/
世界最大の家族計画に関する国際NGO

NPO法人・HANDS
http://www.hands.or.jp/
母子手帳の普及などで有名なNPO。

NPO法人・シェア(国際保健協力市民の会)
http://share.or.jp/
政府系の援助機関で働いている人が、アドバイザーになっている。

NPO法人・ピープルズ・ホープ・ジャパン
http://www.ph-japan.org/
アメリカに本部があるNGOの、日本法人。東南アジアで母子保健。

財団法人・ジョイセフ(家族計画国際協力財団)
http://www.joicfp.or.jp/
家族計画と母子保健の老舗(しにせ)。1968年、日本発の国際NGO。


補足3:
最後に、
アメリカ大統領が、オバマ政権になってから、
アメリカは、
(上記の)国連人口基金(UNFPA)への
資金提供を再開した。
これは、基本的に、大変な朗報である。

http://www.unfpa.or.jp/news/press/pr2009/pr0901.html


補足4:
リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)
については、こちらも
(書きなぐりですが)

人口増加と国際協力そして最後は国際法 8,092字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/51144821.html


補足5:
世界人口白書2008
http://www.unfpa.or.jp/publications/swop/swop_top.html
基本をおさえるなら、これ。女性のエンパワーメント、など。