.
2001年の、9月11日に
アメリカを襲った同時多発テロは
「9.11テロ」と呼ばれている。

ニューヨークの世界貿易センタービルと、
アメリカ国防省(ペンタゴン)などが
一気に破壊された、アルカイダによるテロだ。



では、
7月14日にフランスを襲った同時多発テロのほうを
あなたはご存じだろうか?



・・・


フランスでは、国家主席が贅沢の限りをつくし、
貧しい人の生活をかえりみず、増税を繰り返していた。

この国家主席は、
自分の親戚たちと、金持ち層のご機嫌をとるために
金持ち層と大きい会社に対しては減税を繰り返し、

その代り、
貧しい一般の市民に対しては、増税を繰り返した。


このため、貧しい人々の不満は、
社会に蓄積されていた。


この頃、民衆の中で、
演説がうまく、カリスマ性のある人が、
「自由と平等の精神」をうたう「反政府組織」を作った。

お金持ちからも、貧乏な人からも、
同じように、税金をとるべきだ、というのが
「表向き」の主張であった。


この団体の名を、「自由平等団」という。


政府の腐敗ぶりに、
業(ごう)を煮(に)やしていた市民の多くは、
彼の提唱する考えに同調し、
全国各地に、同士が増えていった。


この「自由平等団」は、
一見、貧しい民衆の味方のようにみえるが、
実際は、それだけではなく、
かなり「極端な思想」を持っていた。

それは、
人々の、自由と平等を獲得することが
なによりも重大な事項だと考え、

そのためには、「何をしてもよい」、
と考えたことだ。


具体的には、
その理想を実現するためには、

それを邪魔する、いかなる人々を殺してもかまわず、
いかなる組織や政府を転覆・崩壊させてもかまわず、

かつ、

「理性」を絶対的に重視し、
あらゆる宗教を認めず、(宗教を持つことを人々に許さず)
「無神論」の考え方を最上の思想としていたことだった。


いうなれば、
「自由平等原理主義」の集団だったのだ。


この「自由平等団」は、
全国に、反政府組織を作ってゆき、
かつ、
政府と軍隊内にも、寝返ってくれる人々を見つけた後、
ある日、ついに決起した。


7月14日。


武装した集団が、一気に政府の武器庫を奪い、
大量の武器を入手した。

同時に、全国各地の同調する組織が、
各地の省庁や県庁を襲い、
めぼしい金品を奪い、

自分が借りていた借金の証書などを焼き捨て、
ついでに、
建物に対して、破壊の限りをつくした。

破壊された省庁や県庁の数は、
数十、である。


(すなわち、
 アメリカの9.11テロなど問題にならない、
 全国レベルでの同時多発テロが、
 この日、フランスでおこったのである。)


この自由平等団は、
政府軍の軍隊の一部を寝返らせることに成功し、
同時に、(武器庫から)
大量の強力な武器も入手したことにより、
一気に、首都パリを制圧する。

そして
国家元首のいる官邸を包囲し、
まずは、
彼とその家族を拘束する。


その後、
国民への見せしめのため、
その国家元首と、彼の妻を
首都パリの、ど真ん中の広場で処刑し、

かつ、
キリスト教を始めとする、あらゆる宗教施設を破壊してまわり、

かつ、
この「自由平等団」の考えに従わない国民を
粛清(しゅくせい、殺害)しまくった。


そうして、結局、
この「自由平等団」は
フランスに新政権を樹立してしまう。

(テロ組織の作った、「国家」である。)


国際社会は、この暴挙を許さず、
オーストリア軍や、イギリス軍などが、
フランスに対して侵攻するも、

この狂信的な「自由平等団」は、
徴兵制度を導入し、
大量の軍人を獲得することにより、
結局、
それらの国の軍隊をおいかえしてしまった。


しかし、フランスに
「本当の地獄」が始まったのはそれからだった。


「自由平等団」の中にも、比較的裕福な層と、
比較的貧しい層の市民がいる。

で、政権ができてみたところ、
比較的裕福な層の人たちは、
結局、自分たちが得(とく)をするような政策を始めた。

(要するに、前の政権と、あまり変わらなかった。)

これにより、
比較的貧しい層からの不満がおこり、
クーデターが起きた。

と、思ったら、今度は軍隊が裏切って
クーデターを起こし、

それも落ち付かないうちに、
今度は、
以前の(処刑された)国家元首が好きだった人たちによる
クーデターが起こる、
ということが繰り返された。


すなわち、新しい政権が数年ももたないうちに
どんどんクーデターが起こり続け、
政権が変わり続け、
きわめて不安定な国の状態になってしまったのである。


(もちろん、この間、もっとも苦しんだのは、貧しい庶民である。)


はっきりいえば、この「自由平等団」による
一連のテロによって、フランスの政治体制は
完全に崩壊してしまったのである。


(しかも、この異常な状態は、80年以上も続いた。)





この、
1789年、7月14日、におきた
「自由平等原理主義者」
による
「理性絶対主義」

「宗教を持つことを人々に許さない考え」

集団による
「世界最大規模」の「同時多発テロ」を、



「フランス革命」



というのだ。


後世になり、
この「フランス革命」によって、
人々は、
「自由と平等の精神」を手にいれ、

かつ社会に、
「人権」の考え方が生まれ、
「民主主義」が萌芽(ほうが)した、

もてはやされることになった
「テロ事件」が、これである。







・・・

ま、
流石(さすが)に上記は極論だと思うが、
一つの側面からみた場合、
事実であることに変わりはない。

で、
ここで言わんとすることは、
要するに、

反政府組織や、テロ組織が、
国家を転覆することなどに成功した場合、
(後世になり)
それは、「革命」としてもてはやされ、
テロ組織とはもう呼ばれず、
「正義」を行った「英雄」となる、ということ。

逆に、
国家を転覆することに失敗したり、
その他の目的を達成できなかった場合、
その組織は、
反政府組織、または、テロ組織、という
差別的な名前のまま、終わってしまう、
ということである。


成功すれば、革命の英雄。

失敗すれば、テロ組織か反乱軍。


それらは結果論であって、
本質的に、両者に差はない。


・・・

さて、ここから、
テロ、または、テロリズム、という言葉の歴史を
解説していこう。


そもそも、「テロの語源」は、
上記してきたフランス革命における
「自由平等団」が作った政権による
「恐怖政治」(regime de la terreur)
に由来している。

自分たちの考えに合わない人々を
「政府が」粛清しまくったことから、
そう呼ばれるようになった。

つまり、
テロとは、もともと、
国家が、庶民を虐殺(または弾圧など)することを
言うのである。


こうした、政権側にいる人が、
自国内の国民を弾圧することを
「白色テロ」という。


・・・

レーニン(1870−1924年)は、
上記の「自由平等団」の精神を(一部)受け継ぎ、

国民がみな「平等」の国家を作るためには、
「理性」的な考えが必要であり、
「宗教は邪魔」である、
また、
それを実現するためには
「何をしてもよい」、と考えた。

(共産主義という、「理想国家」を実現するためには
 人を殺そうが、国を崩壊させようがかまわない、
 と考えた。)

このため、
この頃から、国家を共産主義・社会主義に
変革するための、テロが多発する。


これを「赤色テロ」という。


・・・

アメリカも、これと前後して、
各国が、共産主義化していかないように、
(それに対抗するための)
ある種のテロを行ったり、

少なくとも、
いくつかの内戦を起こしている国の中で、
(将来、政権をとった時に)
もっともアメリカの言うことを
きいてくれそうな勢力(部族)に対し、
軍事的な協力を、直接・間接的にしていた。


はっきりいえば、
CIA(アメリカ中央情報局)が
スパイ活動として、さまざまな国において、
共産主義寄りの政府の要人などを暗殺した例は、
数にかぎりがない。

これを、テロと呼ぶのか、呼ばないのか?


・・・

また、テロと言えば、歴史的に最も有名なのは、
イギリスに対する、
アイルランド民族主義者たちのテロ活動であろう。

この活動を行ってきたテロ組織の名前を
IRA、という。
名前ぐらい、聞いたことがあるだろう。

正式名称を、アイルランド共和軍。
Irish Republican Army : IRA

このテロ(または内戦)も、
かなり、ややこしい経緯で起こっており、
簡単にいうならば、

アイルランド北部6州に住み、
かつ、
カトリック系の人々が、
テロ組織を作り、
イギリスからの独立運動を行った、
ということになる。

よって、民族主義と宗教問題がからみ、
(かつ、それ以外の利権あらそいも絡んだ)
多目的な、政治・宗教テロ、
ということになる。


(この、IRAの活動は、
 政府庁舎を爆破するなど、
 いわゆる、みなさんのイメージ通りの
 テロ活動を多数、おこなっていた。
 フランス革命のほうは、
 さすがに、こじつけかもしれないが、
 こちらのほうは、明らかにテロ活動である。)


で、結局、このテロ(?)は、ある程度、成功し、
イギリス政府は、折れて、
1949年に、アイルランドは、イギリス連邦から離脱するなど
ある一定の効果を得ている。

(正確にいうと、
 イギリスの植民地だったアイルランドが徐々に独立してゆく過程で
 イギリスの一部として残されていた北アイルランドを
 既に独立していた(南側の)アイルランド共和国と統合し、
 統一アイルランドを実現させることを目指していた。)

(また、アイルランドが、国としての自治権を持つだけではなく、
 イギリス連邦から、完全に独立することも目指していた。)

(で、後者は実現したが、前者はいまだに実現できていない。)


要するに、このケースも、
フランス革命と同じように
テロが(ある程度)成功したケース
(国家に妥協させ、自分たちの要求をある程度通したケース)
の一つ、と言える。

だから、後世になってしまった現在では、
IRAを、テロ組織と呼ぶのは、妥当ではない。
「国の独立をもたらした英雄」、と呼ぶべきだ、ということになる(?)。


しかし、
おかしな話だと、思わないだろうか・・・??


上記のような状況であれば、
今、テロ組織と呼ばれている人たちは、
もしも、将来、その目的の達成に成功した場合、
後世になってから、
「革命を起こした英雄」
という呼び名に変わる、ということである。

で、そのどちらになるか、
現段階ではわからない、ということ。


・・・

あと、特筆すべきことは、
普通、日本では、
テロリスト、というと
イスラム原理主義者をおもい浮かべるだろうが、

昔の十字軍の例を
ひきあいに出すまでもなく、

キリスト教の中にも「聖戦」
(自分が信じる宗教のために闘って死ねば、
 必ず、天国にいって幸せになれるという考え方)
があり、

よって、キリスト教を信じる人によるテロや戦争も
歴史上では、たくさん起こっている。


・・・

一方、南アジアでは、新型のテロ(?)が起きた。

インド独立の父と呼ばれる
マハトマ・ガンディー(1869年から1948年)は、
「非暴力・不服従主義」をつらぬき、
インドを独立させようとした。

当時、イギリス政府は、
このガンディーの活動を
国家転覆をもくろむ「テロ」と呼んだ。

つまり、
イギリス政府の定義によれば、
暴力を使おうが、つかうまいが、
民衆を扇動し、国家を不安定化させる活動は
テロだ、ということになる。


(と、すると、テロの定義は、なんであろうか?
 一般には、「暴力を使う」反政府的活動、のイメージがあるが・・)


・・・


1970年前後ごろから、
朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)による
韓国国内や、日本国内における、いわゆる
「拉致(らち)」事件が起きる。

その他、朝鮮は、
大韓航空機爆破事件や、ラングーン爆破事件などに
関係している可能性が高い。

(これら件は、朝鮮関係のブログに既に書いた。
 知りたい人は、そちらを読んでね。)


で、こうした、国家が意図的かつ直接的に
他国に対して行うテロを
「国家テロ」という。


・・・

1990年前後から、
「アルカイダ」が登場する。

「イスラム主義」をうたい、
反米・反ユダヤをその趣旨とする。

オサマ・ビン・ラディンがその首長。

欧米の各国やイスラエルにおいて、
省庁、金融機関、軍事施設、大使館、交通機関など
に対して、爆破テロなどを行った。


(ちなみに、余談だが、
 これにより、欧米の政府およびマスコミは、
 「イスラム原理主義」
 という言葉をうみだした。
 それまでは、原理主義といえば、
 キリスト教原理主義のことをさしていたのだが。)


・・・

2001年9月11日、
アメリカで、上記のアルカイダによる
同時多発テロが起こったとき、
ブッシュが、
「これはテロではなく、新しい形の戦争だ」
と言った。

これにより、テロの概念が、また変わりだす。


(要するに、テロと戦争の境目は何か?
 という話になる。)


・・・

2001年10月、
アメリカが、上記の同時多発テロへの報復として、
(アルカイダへのテロ支援国家だと(アメリカが)考えていた)
アフガニスタンに対して空爆を行った。

さらに、
2003年3月、
今度は、テロをアメリカに対して起こす可能性のある国
(アメリカのいう、悪の枢軸国)の一つとして、
イラクに対する、戦争(イラク侵攻)を開始した。


(イラクでは、この戦争により、
 64万人以上の、(武装していない)一般市民が死亡した。)

http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/52061580.html


これらを行ったことで、
こうした、(アメリカなどの)国家による侵略(戦争)こそが
最大の「テロ」ではないか、
という批判も、世界各地(のマスコミ)で起きる。

(日本でも、朝日新聞などが、徹底的に糾弾(きゅうだん)していた。)


特に、
敵となる存在を「テロリスト」
あるいは「テロ支援国家」だと決めつけることにより、

自国の政治・経済に都合のいい政策をとる、
(軍需産業に予算を投入する、
 国内の財政赤字などから国民の目をそらす、等)
などが、実際に頻繁に行われているのが、
現在の国際政治の側面の一つである。


つまり、自分の政権に都合の悪い「弱小勢力を抹殺する」
ために、
国家がプロパガンダ(宣伝・広報・国民の洗脳)のために使う
「用語」が、テロ、または、テロリストという言葉だ、
という側面がある。


もっと、言えば、
テロ、や、テロリスト、という言葉に関し、
なんらかの(悪そうな)イメージを持っている
(私をふくめた)私たちは、

既に、国などの現体制を支配する組織から、
「洗脳」されてしまっている可能性もある、
ということになる。


・・・


さて、
テロとは、いったいなんであろうか、


以下、その参考になるだろうことを
再掲しておく。


自由平等原理主義は、
フランス革命を起こすことが目的だった。

アイルランドのIRAは、
イギリスから独立することが目的だった。

マハトマ・ガンディーは、
インドのイギリスからの独立が目的だった。


さて、
オサマ・ビン・ラディン率いる
アルカイダの目的は、なんであろうか?


アメリカなどでテロを起こしても、
彼の国家を独立できるわけではない。

アメリカ政府の転覆が目的でも
ないであろう。


オサマ・ビン・ラディンは
非常に裕福な家庭に生まれ、
頭脳も明晰(めいせき)な人物であることが
知られている。


彼の望みは、いったいなんなのであろうか?





おそらく、
(ここからは、私の推測にすぎないが)

現在の世界の、最大の問題は、

1.
国連などの国際機関が、
アメリカなどの欧米の組織によって
事実上、支配されており、

2.
特に、国連の安全保障理事会の常任理事国5か国が
拒否権をもっているため、
国連の決定を自在にあやつれること、

3.
おまけに
この5か国は核兵器をもっており、
かつ、
他の国には核兵器を持つな、という
到底、納得できないことを言っていること、

4.
世界の富の半分以上が、
アメリカなどに集中しており、
この資本主義と市場経済のグローバル化による
経済格差の拡大が、
今後もとどまることを知らないこと。


よって、
もしも、オサマ・ビン・ラディンの立場にたって
ものごとを考えるならば、

上記のような
既に、ゆがんでしまっており、
正義もなにもない世界の状況を
叩き直すために、

アメリカに対するテロ活動をつづけ、

1.国際機関への干渉をやめさせ、
2.常任理事国を辞退させ、
3.核兵器を放棄し、
4.資本主義と市場経済の暴走をやめさせる、

ということも、考えられなくはない。


が、
上記は、いずれも、
(現実的に考えた場合、)
絶対、無理である。


アメリカが、そんな選択をするはずがない。
よって、
テロ活動など、行っても、
ほとんど無駄であろうと、私は思う。


が、
上記の4つの、世界の問題たちを、
なんとかしたほうが良い、
と思っているということについては
私は、
オサマ・ビン・ラディンと同じである。

私は、いわゆるテロ活動ではなく、
本を書く、などの方法で、
「世界の人々の意識改革に期待する」
という方法で動いていることになる。


が、
本質的には、同じかもしれない。

イギリス政府の定義によれば、
非暴力の活動でも、
世界や社会の「体制を不安定化」させる
「扇動行為」は、テロリズムに該当するからだ。


つまり、私は、テロリストである、とも言える。


また、
このブログに興味を持ち、
ここまで読んだあなたも、
おそらく、

世界の問題をなんとかしたい、と考えており、
かつ、
そうした行動を、今後する可能性があるわけだから、




あなたも、テロリスト、なのかもしれない。























・・・

補足:
以下に、いろいろな「テロ」の定義を示しておく。

・・・

広辞苑によれば、

「テロリズムとは、
 1、政治目的のために、
 暴力あるいはその脅威に訴える傾向。
 また、その行為。暴力主義。テロ。
 2.恐怖政治。」

・・・

国連大学に集まった学生たちは、
以下のような結論を出している。

「ある理念及び、
 それに基づいた政治的目標を世論に訴え、
 達成する為に計画的暴力を行使する事」

http://www.unu.edu/globseminar/files/shimane06/gsShimane06_Group3.pdf


・・・

アメリカは、次のような定義をしている。


アメリカ連邦捜査局
( Federal Bureau of Investigation : FBI )

http://www.fbi.gov/

「テロ行為とは、
 政治的又は社会的な目的を達成するために、
 政府、民間人またはその一部に対し脅威を与え、
 または威圧することを企図して
 人間または財産に対して
 非合法的な形で武力を行使すること」


・・・

アメリカ国務省
( the United States Department of State )

http://www.state.gov/

「テロとは、
 国家でない団体、もしくは地下活動員による
 計画的で政治的な動機を持つ
 非戦闘員を目的とした暴力。
 通常、事件を見守る一般の人々に
 影響を及ぼす狙いを持っている」


・・・

我が国にも、いろいろあるが、


日本の「警察庁組織令」に、以下の法律がある。

「警察庁組織令」

http://www.lawdata.org/law/htmldata/S29/S29SE180.html

第37〜40条までが、テロ組織に対する警察や公安の
活動内容が記載されいる。

で、その中で
「テロリズムとは、
 広く恐怖又は不安を抱かせることにより
 その目的を達成することを意図して行われる
 政治上その他の主義主張に基づく暴力主義的破壊活動をいう」
としている。


・・・

日本の総務省に、以下の法律がある。

「公衆等脅迫目的の犯罪行為のための資金の提供等の処罰に関する法律」
(平成十四年六月十二日法律第六十七号)

http://law.e-gov.go.jp/

この第一条で、
「公衆等脅迫目的の犯罪行為」とは、

公衆又は国若しくは地方公共団体若しくは外国政府等
を脅迫する目的をもって行われる犯罪行為であって、
次の各号のいずれかに該当するものをいう。

(次の各号は、やたら長いが、要するに以下の3点である。)

人を殺傷すること、交通機関の破壊等、爆発物の使用。


・・・

その他、調べれば、いくらでも出てくるが、
結論としては、

テロ、または、テロリズムの定義は、
各国によって、まちまちであって、大きく異なっており、
かつ、
各国の中でも、その省庁などによって、
テロの定義が微妙に異なっている、ということである。


このため、現在、日本では、
各省庁を通して、統一された、
テロに関する定義を作ろうという
動きがある。


それは、ともかく、
本文で述べてきたように、
テロの定義は、非常にあいまいであり、
かつ、
政府やマスコミによる
なんらかの「プロパガンダ」に
利用されている言葉である可能性が高い。

よって、
基本的には、
ある種の差別用語だと考え、
「当事者に配慮した表現(political correctness)」
ではない、
と考えたほうが良い。

要するに、使うべきではない、表現なのだ。


使うべき単語ではないのだから、
その定義を考える必要もない。

もっといえば、その定義など、ない、と言ってよい。


逆にあるのは、何かというと、
各国ごとの法律(国内法)に違反する行為、は存在する。

(その法律が適切なものか、妥当なものかは別にして。)


と、いうのが、私のテロに関する認識である。


これを読んだみなさん、
今後、テロや、テロリズムという単語を使う時には、
注意して、使って頂ければ幸いだ。