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友人  なぜ、その年(とし)まで?

    So, how could this not have happened ?


主人公 なぜか分からない。
    ただ、そう・・ならなかったんだ。

    It just never happened.


    若い頃にトライしたけど、だめだった。
    年をとってからもダメで、だんだんと焦(あせ)ってきた。

    焦っても、焦っても、そういうチャンスはなくて・・。

    そのうち、トライする気が、なくなっていった。

友人  もう一度、挑戦を?

主人公 いや、もう遅すぎると思う。

友人  それは、クレイジーだ。
    40歳ってのは、新しい20歳代だよ。

    今後の60年を、セックスなしで生きるのか?
    愛もなしで生きるのか?

主人公 分からない・・。
    どうすればいい?




・・・・・・・・・・


友人  俺をみろ。見かけは大事じゃない。
    俺は不細工だが、女をゲットできる。

    理由を知りたくないか?

主人公 ・・・

友人  とにかく見た目は関係ない。
    女とどう話すかが、大事だ。

    俺は女を観察する。

    ほとんどの男は、女と話せない。

主人公 僕も、つまらない奴だよ・・


友人  ・・なあ、いいか?

    男ってのは、どいつも女との話し方をしらない。


    ともかく、基本は、女に質問をすればいいんだ。

    Just ask a question, okay ? That's it.


    女は、こっちの話に関心を持たない。

    Because women do not care about what you have to say..


    自分の話をしたいだけだ。

    And all they want to do is talk about themselves.


    だから、聞いてやれ。

    So you're just gonna let them do that.


主人公 ・・・

友人  いいか?
    質問して、聞いてやれ。クールに、セクシーに。

    Remember !
    Questions, be cool, and be kind of a dick.


主人公 ・・うん。やってみる。



・・・・・


(本屋にて、うろうろする、主人公)



主人公     ・・・ 


本屋の女性店員 お手伝い、できますか?

        Can I help you ?


主人公     ・・さあ。・・できますか?

        I don't know. Can you ?



本屋の女性店員 ??、 何か、本をお探しですか?

        Are you looking for something ?


主人公     ・・僕が探すべき本を、あなたは知っていますか?

        Is there something I should be looking for ?



本屋の女性店員 (くすっ、変な人ね)

        あなたは、普段、どんな本を読むのかしら?


主人公     ・・あなたは、どんな本を読みますか?


本屋の女性店員 そうね。私は、恋愛ものが多いかしら?


主人公     ・・どんな恋愛を、したいのですか?


本屋の女性店員 えっ。

        (くすっ)


        そうね。ある日、突然、不思議な出会いが会って、
        最初は全然、好みじゃないと思うのに、
        いつのまにか・・、

        そんな感じかしら?


主人公     どんな男性が、「好みじゃない」のですか?


本屋の女性店員 んー・・、見るからに、堅物(かたぶつ)な、

        真面目すぎる人。オタクっぽい人?


主人公     僕は、どう見えますか?


本屋の女性店員 ・・ちょっと、オタクっぽい人

        (あら)


主人公     ・・・オタクっぽい人が、女性に好かれる方法は?


本屋の女性店員 (笑)


        さあ・・。そうね。

        彼女の趣味を、自分の趣味にすることじゃないかしら?


主人公     ・・あなたの趣味は、なんですか?

本屋の女性店員 え?

        お風呂に、ゆっくり入ることかしら。

        いろいろなハーブの、香りをさせながら。

        毎日、違う香りをさせて。


主人公     ・・では、ハーブについての本は、どこにありますか?


本屋の女性店員 (くすっ) 

        ・・こっちよ。




主人公     あなたの

本屋の女性店員 ううん。 もう、わたしへの質問はいいわ。



        今度は、あなたのこと、話してみて。





















・・・・・

補足1:
「40歳の童貞男」は、
2006年のアメリカの映画。

The 40 year old virgin

ジャド・アパトウ監督
スティーブ・カレル主演


・・・

補足2:

上記の後半部分は
(映画をみた後)
私が創作した
アナザー・ストーリー。

実際の映画は、
かなり異なる展開をする。


私が気になった点の一つは、
質問をしていくだけで、
(そして話を聞いてあげるだけで)
女性を口説く(くどく)ことが本当にできるのか?
という点。



・・・

補足3:

高校時代、男子校だった私は、
大学に入ってから、
そうとう苦労して、
あらゆる意味での女性経験を得ていった。

(当時、女性との話し方すら、全くわかっていなかった。)

(今でも、だけど。(汗))


バイトして、お金を稼いで、デート代を作り、
合コンやダンパ(ディスコでのパーティー)に
どんどん参加した。

基本的に、私はそうしたことが苦手で、
というか、嫌いで、
参加することにすら、嫌悪(躊躇)を感じていた。

それでも参加して、努力しようと思ったのは、
大学時代の同級生などから、
女性経験がない(童貞である)ということで
馬鹿にされるのが、いやだったから、の
1点につきる。

それほど、当時の私にとって
(または、一般的な二十歳前後の男性にとって)
童貞から卒業することは、
自分自身へのコンプレックス、劣等感をなくす、
ために、必要な行為だったと思われる。


しかし、今、冷静に考えてみると、おかしいな、
と思う。

女性の処女性は、高く評価される傾向があるのに、
男性の処女性は、低く評価される風潮がある。

(上記、例外および異論あり)


男性が童貞であることは、
その男性が、性病などを持っている可能性が低い、
ことや、基本的に真面目なことを示すわけだから、
いいことではないだろうか?

このことは、いわゆる
「逆ジェンダー問題」と呼ばれる、
男性であることのほうが、
社会において損を生じる可能性が高くなること
の一つかもしれない。(??)


と、いうわけで、
「男女の平等」や「平等な人権」を尊重しよう、という人は、
童貞の人も、擁護する発言をしていったほうが、
良いのではないかしら。


最後に一言。(キネマ旬報の記者のコメント)


「消えてなくなればいい、と思っていた自分の中の何かも、
 もしかしたら大事なものなのかも、
 と気づかされてくれた作品」




・・・

関連リンク:

''The 40 Year Old Virgin'' Trailer
http://www.youtube.com/watch?v=-TL0PXmWrto

「40歳の童貞男」公式サイト
http://eiga.com/official/40DT/



・・・

連絡事項:

昨日と一昨日のブログに、
かなり「悪意のあるコメント」がついたので、
それがおさまるまで、しばらく
ブログへのコメントの投稿が、できないようにしました。

しばらくしたら、また復活しますので、ご了承下さい。

この件については、明日、詳述します。