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環境省の、チーム・マイナス6%が制作した
地球温暖化の啓発ビデオが
レンタルDVDショップ、TSUTAYAに
置いてあった。

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「地球温暖化 今、私たちにできること」  チーム・マイナス6%
http://www.team-6.jp/warming/whatwecando/index.html

環境省
http://www.env.go.jp/

チーム・マイナス6% - みんなで止めよう温暖化 -
http://www.team-6.jp/

TSUTAYA
http://www.tsutaya.co.jp/index.html

・・・

無料でレンタルできるので、借りて見てみた。

さすがに、ほとんどは知っている内容だったが、
「ぬけている部分」もけっこうあった。
温暖化に関する常識を確認しておくために
有用なビデオだと思う。

初心者の方には、お勧めである。


以下、その概略を掲載する。

しかし、一般の視聴者が飽きないように、
演出重視となっており、
情報の順番は、あまり論理的ではなかった。

よって、以下の7項目に(私の独断で)分類して、
以下のように情報を整理しなおす。


1.産業革命以来(過去に)、温暖化は起きているか?

2.それが人類由来CO2によるものかどうか?

3.これから(の未来に)どの程度の温暖化が起こるか?

4.温暖化が起きると、どんな問題が生じるか?

5.温暖化に対し、緩和策(CO2排出削減)は?

6.温暖化に対し、適応策は?

7.まとめ


上記のうち、このDVDの中で、
多くの時間がさかれてたのは、4と5であった。

しかし、このDVDの題名は、
「今、私たちにできること」なので
妥当な内容だと思う。


なお、カッコ内()は、私の注釈やコメントである。


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1.産業革命以来(過去に)、温暖化は起きているか?


IPCC(気候変動に関する政府間パネル)によれば、
20世紀の100年間で、地球の気温は、
0.74度、上昇した。

IPCC - Intergovernmental Panel on Climate Change
http://www.ipcc.ch/


・・・・・

2.それが人類由来CO2によるものかどうか?


2007年12月1日、
ノーベル平和賞受賞式があった。

IPCC、ラジェンドラ・パチャウリ議長"Rajendra Pachauri"と、
アル・ゴア(元・アメリカ副大統領)が受賞した。

いずれも地球温暖化の危機を啓発してきた団体や個人だった。

IPCCは、2007年に発行した第四次報告書の中で、
人為的"in anthropogenic"な、
温室効果ガス"greenhouse gas"によって、
地球温暖化が起こっている可能性が、
非常に高い"very likely"(90%以上)と結論した。

なお、
温室効果ガスとは、(もともとは)
生物のためには、地球にあった方が良いもので、
まったくなければ、−19度になってしまう。
それがあるので、地球の平均気温は、14度に調整されている。


人為起源の温室効果ガスの内訳は、以下。

二酸化炭素(化石燃料利用等)59.4%
二酸化炭素(森林減少、農地開発等)17.3%
メタン 14.3%
亜硫化窒素 7.9%
その他

CO2は、温室効果ガスの中でも、
大気中に長くとどまるから重要である。

(放出されたCO2は、大気中に300年とどまる。)

(上記の表現は、やや誇張されており、
 最大の温室効果ガスは、水蒸気である。
 温室効果の90%以上は、水蒸気による。
 CO2は、5%前後にすぎない。
 が、初心者が混乱するので、割愛したのだろう。)

(では、なぜ、ちょっとしかないCO2が
 1.3倍になったぐらいで、温暖化するのかというと、
 それは、ポシティブ・フィードバックがかかるからである。
 この件を知りたい人は、以下をクリック。)


暴走する、地球温暖化 point of no return は本当か? 9021字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65332280.html


マウナロア観測所(ハワイ島)では、大気中CO2濃度の観測をしている。
ここ50年を測定し続けた。
植物が、夏CO2を吸収し、冬に放出するという、
季節による変動を繰り返しながらも、
CO2濃度が着実に増えていることを証明した。

ハワイ島・マウナロア観測所における大気中二酸化炭素濃度の変動
http://ryuiki.agbi.tsukuba.ac.jp/~nishida/lecture/english2/199900848.htm


南極にある日本の「ドームふじ基地」が、
厚さ3000メートルの南極の地表の氷を、縦につらぬいて、掘りだした。
これを、「氷床コア」という。
その中に、
閉じ込められた空気の泡を調べることによって、
65万年間の、CO2濃度を測定できる。

国立極地研究所
http://www.nipr.ac.jp/


その結果、
およそ250年前まで、CO2濃度は、280ppm。
ところが、産業革命以後、急速に上昇。
今では、380ppmまで。

同様に、
メタンの濃度も、250年前は、715ppbだったものが、
現在は、1774ppbと、2.5倍になった。


「20世紀は、膨張の世紀」と呼ばれている。


20世紀は膨張の世紀 環境省・審議会委員会等
http://www.env.go.jp/council/06earth/y060-kondan06/mat01-04.pdf

環境公開講座 2001.9.4 地球に優しいエネルギーとは 32行目
http://www.sjef.org/kouza/envglect/env_32b.html




1900年、16億だった人口は、
今では、4倍以上の、68億。

(このように、人口増加問題こそが、
 人類最大の「根本的な問題」である、
 と考えている人は多い。)

世界の人口
http://arkot.com/jinkou/

国連人口基金
http://www.unfpa.or.jp/


これにともない、穀物の生産は、
20世紀の間に、7倍に。
米、小麦、とうもろこしの3大穀物の生産量は、
いずれも、
1900年に0.8億トンだったのが、現在、6億トンに。

鉄鋼は、
1900年に0.4億トンだったのが、現在、8億トン。
つまり、20倍に。

アルミにイムにいたっては、4000倍に。
現在、2000万トンまで増えた。


そして、世界中で、9億台が走る、自動車。

このように、
人々の生活は贅沢に、かつ、行動範囲も広がった。


IPCC、ラジェンドラ・パチャウリ議長の弁。

「われわれは、過去65万年間、起きなかったことを、
 地球に対して、行っているのです。」


Dr Rajendra K Pachauri
http://www.rkpachauri.org/


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3.これから(の未来に)どの程度の温暖化が起こるか?


IPCCは、世界12カ国、17の研究チームが扱う、
スーパーコンピューターからのデータを受けている。

日本のそれは、「地球シミュレーター」と呼ばれる。
横浜市、海洋研究開発機構に、「地球シミュレータセンター」
と呼ばれるものがある。
ここでは、
640台のコンピュータが高速ネットワークで連結されており、
1秒間に最大40兆回の計算を行う。

JAMSTEC 独立行政法人海洋研究開発機構 ジャムステック
http://www.jamstec.go.jp/j/

地球シミュレータセンター Earth Simulator Center
http://www.jamstec.go.jp/esc/index.html


国立環境研究所の江守正多(えもりせいた)博士は、
気候シミュレータによる「気候モデル」をつくって、
IPCCによる未来予測に貢献した日本人の一人。

国立環境研究所
http://www.nies.go.jp/

気候モデル
http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&ecoword=%B5%A4%B8%F5%A5%E2%A5%C7%A5%EB

江守正多(えもりせいた)
http://eco.nikkei.co.jp/column/emori_seita/index.aspx


日本のチームの計算は、
世界でいくつものグループが計算をした中で、
もっとも、空間的に細かい、計算をすることができた。

日本のチームが開発した気候モデルでは、
地球を、1億以上の格子(立方体)に分けている。

(地球の表面を覆う立方体の格子。高さは12個の積み重ね。)

(1辺の長さは、第一次報告書では、500kmだったが、
 以後、250、180と短くなっていき、
 第四次報告書では、110キロメートル四方まで小さくなった。)

(立方体の大きさが小さくなるほど、気候モデルの精度は高くなるが、
 計算量は、どんどん増えていき、大変になる。)

格子ごとに、気温・風・海流などが、
物理方程式により計算される。


これに加えて、さらに、
未来を予想するためには、
将来の社会がどうなっているのかの「仮定」が必要。
この「仮定」のことを、「シナリオ」と呼ぶことにした。

大きく、4つの「シナリオ」にわけた。
経済優先か、環境優先か。
グローバル化か、地域主義化か。
これらの組み合わせ。

A1,経済優先、グローバル化
A2,経済優先、地域主義化

B1,環境優先、グローバル化
B2、環境優先、地域主義化


経済優先で、グローバル化、となる、
A1の、いわゆる「高成長型社会シナリオ」を
さらに、3つに分け、
そのうち、化石燃料を使い続けるものを
A1FI(エーワンエフアイ)という。
これだと、
2080年ごろまで、1年あたりのCO2排出量も急速にのびつづける。

B1、循環型社会シナリオでは、
廃棄物を減らし、リサイクル(リユース)をおしすすめて、
環境産業が、経済成長の持続に貢献しているケース。
この場合、
2100年までには、排出量を減少できる可能性がある。


二つのシナリオにおいて、
2100年までの気温の上昇を調べると、
実は、どちらのシナリオでも、気温が上昇する。
もちろん、A1FIが高く、B1が低いが。

最低でも1.1度。最高、6.4度、上昇する。

B1でも、自然が吸収してくれる量よりは、
毎年、CO2を排出してしまう。
それによって、大気中にCO2は蓄積されていき、
気温は、上がっていってしまう。

(これが、現実である。)
(また、現在、A1FIに近いペースで気温は上昇している。)


また、地球温暖化は一様ではなく、地域ごとに大きく異なる。


・・・・・

4.温暖化が起きると、どんな問題が生じるか?

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4−A 氷の溶解は?


北半球の緯度の高い地域で、気温の上昇が顕著。
北極の気温は、世界平均の2倍の速度で上昇している。
北極の氷が減少中。
北極クマの数が、今世紀中ごろまでに、3分の1に減る。
(今世紀中に、おそらく絶滅する。)


2002年、
南極の棚氷(たなごおり)、「ラーセンB」の崩壊。
(棚氷とは、南極などで、海に向ってでっぱった氷床。
 つまり、氷の下が大地ではなく、海になっている場所を言う。)

「ラーセンB」は、東京都の1.5倍の広さだった。
しかし、その、7200億トンの氷が、わずか35日の間に
海に崩れ落ちた。

NASAゴダード宇宙研究所所長
ジェームズ・ハンセン博士は、言う。

「もっと大きい崩落が(南極で)おきるかもしれない。
 また、
 あと10年議論をして、98%確実にしてから行動しよう、
 というのでは、遅い。
 あと数年以内に行動を開始しないと、
 温暖化による温暖化の加速がおこってしまう。」


NASA - Home
http://www.nasa.gov/

NASA - Global Warming
http://www.nasa.gov/worldbook/global_warming_worldbook.html


グリーンランドの氷が全部溶けた場合、
海面が7m上昇する。


ネパールの北東部にある氷河湖は大きくなっている。
(氷河湖とは、氷河が溶けた水がたまってできた湖。)
"Fritz Muller"という氷山は、
1956年からから小さくなっており、
代わりに氷河湖は、大きくなっている。


ヒマラヤにも、氷河湖がある。
瓦礫と氷でできている(氷河湖の)自然の「結界」が崩壊すると、
大量の土石流が流れだし、近隣の村々を押しつぶす。
(1994年、ブータンなどで、これが起きた。)

GLOF: Glacial Lake Outburst Flood(氷河湖決壊洪水)
http://www.yachiyo-eng.co.jp/feature/f45.html


スイスの全氷河の20%が溶けた。
例えば、ブライドホルン氷河。



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4−B 海面上昇は?


海水も膨張した。
(温暖化による物理的熱膨張で海面上昇が起きている。)

海面上昇は、
20世紀の100年間に17cm起こった。

1993年から2003年までの10年間に
年間3.1cm上昇した。
(100年で31cmのペースで上昇した。)
(つまり、最近になるほど、海面上昇は加速化している。)


アメリカ・アラスカ州のシシュマレフ島では、
海面上昇による海岸浸食のため、
島をささえる、永久凍土が削られ、移住を検討。
10年間で、60mも海岸線が後退した。
航空写真で証明されている。


海水による浸食のため、
太平洋のツバルなどの島嶼国(とうしょこく)では、
人々が移住をせまられる島がでてきている。



・・・

4−C 異常気象は?


100年後までの降水量の変化が予想されており、

降水量が増加するのは、
緯度の高い地域(北極周辺、南極周辺)と、
熱帯太平洋地域。

降水量が減少するのは、
地中海沿岸(トルコ周辺、スペインの一部など)、
北アフリカ(チュニジア周辺、セネガル周辺など)、
中東(サウジアラビア周辺など)、
北米南端(メキシコ周辺)、
南米北端(ベネズエラ周辺)、
オーストラリアの北東部。


アフリカでは、
2020年、という近い未来に、
7千500万人から2億5000万人もの人が、
深刻な水不足に直面する。


土壌水分量の変化を
国立環境研究所、東京大学、海洋研究開発機構
などが研究している。

土壌水分量は、
日本では、九州で低下。
地中海沿岸も低下。
アフリカは全体的に低下。

もっともひどいのが、南米のアマゾン。
ここが最も注目される。
アマゾン東部と北東部の熱帯雨林が徐々に失われる。
2100年には、森の3分の2が焼失する。
アラビア半島の面積をうわまわる広大な砂漠が誕生。
また、
(その予兆のように)
2005年秋、アマゾン川で大渇水が起きた。
川の水がほぼ完全に枯渇。アマゾンに住む多くの種が絶滅した。


今世紀に入って、
100万人以上に影響する、
大規模な干ばつが27か国で発生。
中国内陸部、スペインなど。


スペインは、2005年に干ばつ。
EUでフランスに次ぐ農業国のスペイン。
その穀倉地帯で、雨が例年の3分の1しか降らない。
アルメリア地方では、砂漠化が進行。
多くの農家が廃業。
(ちなみに、IPCCの予測で、もっとも降水量の減る地域が地中海沿岸。)


オーストラリアでは、2002年から干ばつが多発。
2006,2007年には、連続。
水不足により、農作物の不作で、小麦、大麦の収穫が半減した。
家畜の餌が不足。畜産にも影響。
穀物、肉、乳製品、羊毛などの価格が高騰。


オーストラリアの、気象予報士が言う。

「今、続いている現象は、もしかすると
 旱魃ではないのかもしれない。
 新しい気候なのかもしれない。」


世界規模の食糧危機がくる??


国立環境研究所の、原沢英夫博士も、
IPCCに日本から参加している科学者の一人。

「これまでは、50年後、100年後に
 平均気温が上がるとか、
 降水パターンが変わる、と言われていたが、
 最近の研究から、
 異常気象の起き方が、変わってくる可能性があり、
 よって現代の問題でもあると考えられる。
 また、
 日本でも九州では、お米の高温障害などが起こる。
 さらに
 世界の穀倉地帯で温暖化すると
 食糧の安全保障がダメになり、
 世界の平和が崩れてしまうかもしれない。」

IPCC関係者、原沢英夫氏の講演
http://blog.livedoor.jp/ranasystem/archives/50988616.html



集中豪雨の多発。
(温暖化により海水が蒸発し)
大気中の水蒸気が増えるため、台風やハリケーンが多発する。

水蒸気が増えることにより、降水量がふえるだけでなく、
水蒸気中の(熱?)エネルギーをもらって、
台風が発達しやすくなる。


2007年11月
バングラデシュで、「サイクロン・シドル」により、
住宅、家畜、備蓄の食糧、飲料水、など
デルタ地帯すべてで、少なくとも90万世帯に影響がでた。
数百万人が家を失う。
被災地の多くが貧困地域。
「高潮」が沿岸の村を襲い、陸路での補給ができず、飢えが続く。
また、
中心気圧944ヘクトパスカルだった。
まず、
海水の温度が高いと、上昇気流が発生し、台風が強大化する。
極端な低気圧によって、「吸い上げ効果」がおこり、海の水が盛り上がる。
これが、台風とともに(陸地へ向かって)移動してくる。
陸地に近づくと、
強い風による浜辺への「吹き寄せ効果」が加わる。
この二つにより、
海外付近の海面が、高く盛り上げる。これが、「高潮」である。


2005年8月、アメリカで、
ハリケーン・カトリーナが発生。
中心気圧902ヘクトパスカル、
最大風速78m/秒。
ルイジアナ州、ニューオーリンズなどの街が水没。
50万人以上が、家を失う。

(ちなみに日本の過去最大の台風、伊勢湾台風は、1959年、
 895ヘクトパスカル、風速75m/秒、名古屋西側が完全水没。
 地球温暖化により、上記より強い台風が、将来くるかも。)


2004年の夏、ブラジル南部を、「熱帯低気圧」が襲う。
南米での台風等の発生は、「観測史上、初」である。
ブラジル・サンタカタリナ州が襲われた。
マスコミは次のように呼んだ。
"Rare South Atlantic Tropical Cyclone"
普通、台風などは、赤道付近で発生し、北半球の高緯度へ向かう。
しかし、赤道から南3000キロにある方へ来た。
NASAが、南米初の熱帯低気圧と断定。
これこそ、まぎれもなく、「異常気象」である。


2003年8月、
フランス・パリで、強烈な熱波。
日中の最高気温の平均が、8月は通常24度なのに、
気温が、35度を超える日が、9日間続いた。
40度をこえた日もあり、1日だけで2000人以上死亡。
多数の死亡者が出た。
で、
CO2排出を続ければ、40年後には、、
2003年のような熱波の発生確率が100倍以上になると言う。


・・・・・

4−D 森林火災


ロシア・シベリアで、森林火災が多発。
タイガと呼ばれる針葉樹林の森が焼失してゆく。

その他、森林の「農地への転用」で、
人為起源CO2発生の、17.3%が、
この森林消失や農地転用によるもの。


2007年、インドネシア、バリ島でのCOP13で、
森林に関する新しい合意。
森林破壊の阻止を、2013年以降の対策に加えること、になった。

(COP13とは、
 気候変動枠組み条約の第13回、締約国会議)


・・・・・

4−E 生物多様性の消失


現在、地球には、200万種の生命がいる。

もし、4度C上昇した場合、
40〜70%の動植物が、絶滅の危機におちいると、
IPCCの第四次報告書がいう。


海水温度の上昇によって、
世界各地の珊瑚礁でも、異変がおこっている。
オーストラリア、グレートバリアリーフは、
2000キロ、世界最大のサンゴ礁であり、世界遺産でもある。
ここで、
サンゴの白化現象"coral bleaching"が起こっている。
動物であるサンゴの体内には、
褐虫藻(かっちゅうそう、植物プランクトン)というものが住む。
褐虫藻はサンゴの吐き出すCO2を原料に光合成を行い、
サンゴはそこで生み出される栄養をもらって生きている。
サンゴの適温は、28度。
ところが、2度あがって、30度をこえると、
サンゴは褐虫藻を、吐きだしてしまう。
すると、サンゴは白くなり、
栄養もとれなくなるので、やがて死んでしまう。
サンゴ礁はさまざまな動植物の住みかだったのだが。
サンゴを中心とした生態系が崩壊する。
海水温が、1990年より2.5度上がると、
地球上のサンゴが広範囲にわたって白化する。
魚の種類や個体数の減少。漁業にも影響。


新潟県佐渡市、
スケトウダラが減少。
寒ブリが減少。
日本の伝統食糧に影響。


・・・・・

4−F 熱帯の感染症


デング熱は、ネッタイシマカで媒介される。
全身に発疹。40度近い高熱がでる病気。
実は、(初回よりも)
二回以上、この病気になると、重症化しやすく、
「デング出血熱」という出血の止まらない状態になる。
毎年、2万4千人が、死亡。
ネッタイシマカは、
2080年ごろに、アジアでおおきく生息域を広げる予想。
中国から、日本の本州まで。


・・・

4−G 穀物生産

緯度の高い地域では、穀物生産量が増加。
2度までなら、地球全体の穀物生産は、むしろ増える。
しかし、
2度を超えると、世界全体の穀物生産は、減少に転じる。


・・・・・

(次回へ、続く。)

(次回が、メインパートである、今、私たちにできること)

・・・

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