.

現在、日本政府が行おうとしている
温暖化対策は、いろいろあるが、
そのうちの二つ、比較的有名なものを紹介する。

一つは、「カーボン・フットプリント」。
もう一つは、「カーボン・オフセット」。

以下、両者の概略を説明する。

・・・

カーボン・フットプリント」とは、

英語では、Carbon footprint : CF と表記され、
また別名、カーボン・ラベリング(Carbon labellng)、
とも言われる。

簡単にいうと、各企業が、自分の作った商品に、
「その商品を作る時どれだけCO2が排出されてしまったか」
を明記するシステムである。

足の裏の形をした、わかりやすいロゴマークとともに、
CO2の排出量が明記される。

単に日本の工場で、その商品を製造する時に
発生するCO2の量だけでなく、

その商品の原料(鉄など)を採掘する時に発生するCO2や、
国外の取引先の会社に部品を製造させた時に発生した分も加算され、
かつ、
その商品を将来廃棄する時に発生する分なども加味される。

(いわゆる、商品の
 ライフ・サイクル・アセスメントが必要になるシステムだ。)


この仕組みは、
日本では、「経済産業省」が、主導している。


この件に書いては、以前、ブログに書いた。

参考ブログ:
カーボンフットプリント 2747字 (環境問題、地球温暖化)
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65235600.html

参考リンク:
カーボンフットプリント制度の基本ルールが決定
〜CO2排出量の算定・表示方法等のルールの策定〜
経済産業省
http://www.meti.go.jp/press/20090303004/20090303004.html


・・・

カーボン・オフセット」とは、

英では、carbon offset と表記される。

自分(または企業)が、
1年間に排出してしまっているCO2を、
途上国に植林をするなどの方法で吸収してもらい、
自分が排出した分を「相殺」(そうさい)してしまう
ことを言う。

実際には、植林だけではおいつかないので、
例えば、
途上国の効率の悪い火力発電所を、
効率よく石油を燃やし電気に変換させることで、
消費される石油の量を減らし、かつ、
発生するCO2の量も減らす、ための
「設備投資」と「技術指導」(技術移転)をする、
ことなどが行われている。

この「設備投資」や「技術指導」を行うために
個人や企業が募金(寄付)をすることを
「カーボン・オフセット」というのである。


(また、このように、先進国が途上国の
 CO2削減策を援助し、それによって、
 自国(または自分の会社)の
 CO2排出量(排出権、クレジットとも言う)を確保する
 (排出量が多くても、その言い訳を用意する)
 ことを
 クリーン・ディベロップメント・メカニズム(CDM)
 と言う。
 京都議定書の策定の時に作られたメカニズムの一つ。)


これを行うためには、
まず、自分が1年間に、どれだけのCO2を
発生させてしまっているのかを計算しないといけない。

その方法だが、以下のホームページをクリックして、
アンケートなどに答えてゆけば、
自動的に、
「あなたの1年間のCO2排出量」
が計算される。


日本カーボンオフセット
http://www.co-j.jp/home/


で、その計算結果にもとづいて、
そのCO2排出量を「相殺」するために
CO2削減(またはCO2吸収)事業に募金(寄付)をする、
ということである。


日本では、「環境省」が、これを主導している。


これについても、以前、ブログに書いた。


参考ブログ:

環境省: 地球温暖化、今、私たちにできること その2 6748字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65336585.html

参考リンク:

環境省: 我が国におけるカーボン・オフセット
http://www.env.go.jp/earth/ondanka/mechanism/carbon_offset/guideline/guideline080207.pdf


・・・

で、コンビニエンスストアのローソンは、
後者の、「カーボン・オフセット」の実施に協力している。

具体的には、
まず、
ローソンで買い物をするとポイントが貯まる
「ローソンカード」を作る。

そのローソンカードに貯まったポイントを
自動的にエコポイントに変換する手続きをする、
などの方法がある。


ローソン:CO2オフセットのお申込み方法
http://www.lawson.co.jp/company/activity/co2/howto.html


・・・

と、いうわけで、
今年度は、コンビニで買い物をするとき、
ローソンで買い物をすることを勧める。

もちろん、
上記のカーボン・オフセットだけでなく、
総合的に評価して、他のコンビニより
ローソンが優れていたからだ。


しかし、ローソンには、
いくつかの欠点があったので、
それも明記しておく。


・・・

ローソンの最大の欠点は、
CSR(企業の社会的責任)レポートの
巻末に掲載する「第三者機関」からのコメントが
適切でなかったことだ。

通常、普通の大企業は、
自社の活動に対して批判やコメントをもらうために、
大学教授、
NPO法人環境なんたら、
CSRコンサルタント会社、
監査法人なんたら、
などにお願いするのが普通である。

しかし、ローソンは、
(怒りをとおりこして、笑えることに)

「ギャル・マーケティング会社」の創業者に
そのコメントを依頼し、それを掲載している。

もちろん、それでも、
まともなコメントをしてくれればいいのだが、
内容は、まったく役に立たない内容であり、
掲載するだけ無駄というしかないものであった。

(ご本人が、どのようなエコ活動をしたか、という程度の内容で、
 ローソンの活動に対するコメントはほとんどなく、
 企業活動への助言や批判などは、全くない記述内容であった。)


ともかく、来年は、
もっとまともな、第三者機関に
コメントを依頼してもらいたい。

(ローソンのCSR部署の方、
 これを読まれたら、是非、検討して頂きたい。
 強く、要望する次第である。)

(また、その際、他社の大手企業の、
 CSRリポート等の巻末にある「第三者からの意見」として、
 どのような内容が記載されているかを参考にされるべきだ。
 現状は、あまりにも、ひどい。)


それはともかく、
以下、コンビニ業界大手5社のCSR調査の結果である。








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・・・・・・・・・・


コンビニエンスストア

(別名、コンビニ)


・・・

CSRランキング、2009年

1.ローソン ☆☆☆☆☆
2.ファミリーマート ☆☆☆☆
3.サークルKサンクス ☆☆☆☆
4.ミニストップ ☆☆☆☆
5.セブン-イレブン・ジャパン ☆☆☆


・・・・・

市場占有率、2008年

1.セブン-イレブン・ジャパン 33.6%
2.ローソン 19.0%
3.ファミリーマート 15.2%
4.サークルKサンクス 10.8%
5.ミニストップ 3.7%



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セブン-イレブン・ジャパン

1.CSRリポート  あり☆
  http://www.7andi.com/csr/csrreport_2009.html

2.CSRリポート(前年度) あり☆
  http://www.7andi.com/csr/csrreport_2008.html

3.GRI対照表  なし

4.第三者機関のコメント あり☆
  ・(社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会
   常任理事 環境委員長 辰巳菊子

  ・(株)大和総研 経営戦略研究所 経営戦略研究部長
   河口真理子

  ・バルディーズ研究会 共同議長グリーンコンシューマー
   研究会 代表 緑川芳樹

5.自社への批判・苦言  なし

6.上記の批判・苦言を翌年に改善 なし

7.1990年比でCO2削減6%以上 なし

8.グローバルコンパクトに参加  なし

9.ISO14001の取得  なし

10.ISO26000への参加表明  なし

・・・

参考:

セブン-イレブン・ジャパンは、日本におけるコンビニエン
スストア最大手。(株)セブン&アイ・ホールディングスの
子会社である(株)セブン-イレブン・ジャパンが展開。

・・・

担当者の主観的記載

1.CSRリポートに関しては、
  2005年度からは(株)セブン&アイ・ホールディン
  グスが主幹となって、グループ内の主な報告をとりまと
  めた『セブン&アイHLDGS. CSR Report』を発行。但し、
  セブン-イレブン・ジャパンの事業を「コンビニエンス
  ストア事業」として当社の役割が明確になるように編集
  されており、責任の所在がわかりやすく、一つの冊子に
  編集されていることに違和感はない。

2.昨年のCSRリポートに関しては、
  (株)セブン&アイ・ホールディングスの今年のCSR
  リポートを掲載している同Webページ上より、過去2
  年分がリンクされている。
  
3.GRI対照表についてはなし。

4.第三者機関のコメントについては、
  『セブン&アイHLDGS. CSR Report』に3名のコメントあり。
  但し、セブン-イレブン・ジャパンに特化したコメントは
  なくグループとしてのCSR戦略についての言及が中心。

5.自社への批判についてはなし。

6.昨年の問題を今年達成したかについては、
  実は、昨年度の第三者機関のコメントは今年と同じ御三方
  であり、昨年度のCSRリポートにも、グループとしての
  CSR戦略があまり見えてこないという今年と同様の指摘
  あり。よって、「CSRリポート作成におけるCSR戦略」
  という観点では、昨年度挙げられた問題を達成していない
  と考えられる。(レポート総括に、『ことしのCSRレポート
  は、CSRを兼任して間もない、20代・30代の社員3人が自由
  につくりました。』とのコメントがあったため、若干割り
  引いて考えてもよいかもしれないが、やや体系だっていな
  い報告である印象はぬぐえない。)

7.CO2削減については、
  削減目標に対して達成できた項目(レジ袋の削減)しか
  目標対進捗状況の記載がなく、全体像が非常に掴みにくい。
  実は排出量が増えているため言及なし!?と疑ってかかって
  しまった。

8.グローバルコンパクトについてはなし。

9.ISO14001についてはなし。

10.ISO26000についてはなし。

11.その他については、
   今年度のCSRレポート中に、『CO2排出量データ
   第三者レビュー報告書』なるものがあった。このような
   第三者による調査は、あくまで自主申告となるCO2関連
   データの裏づけのためにも有益と思われる。(データ自体
   の改竄可能性という問題は残るが。)



・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・


ローソン

1.CSRリポート  あり☆

   環境報告書
   http://www.lawson.co.jp/company/activity/program/

   アニュアルレポート
   http://www.lawson.co.jp/company/ir/library/

2.CSRリポート(前年度) あり☆

   環境報告書
   http://www.lawson.co.jp/company/activity/program/2008.html

3.GRI対照表  なし

4.第三者機関のコメント あり☆
  ギャルマーケティング会社 有限会社SGR 創業者 藤田志穂

5.自社への批判・苦言  なし

6.上記の批判・苦言を翌年に改善 あり☆

  ・地域に根ざす活動をもっとアピールしてほしい

   ⇒自治体との包括協定を通じての地域協働事業を実施。
    2008年度以降13自治体と包括協定を結び、
    2009年5月末日時点で計28自治体との協業を
    推進。(2009年度環境報告書より)

  ・商品やサービスなどで子育て支援の取り組みの全国的
   な広がりを行ってほしい

   ⇒ローソンの子育て応援コンビニの唯一のコンセプト
    ショップとして、横浜山下公園にハッピーローソン
    の設置があるも、全国展開は未実施。
    http://www3.lawson-miffy.jp/happylawson/index.html
   
  ・お弁当などの容器包装の簡素化をしてほしい

   ⇒発泡素材の採用や薄肉化などにより容器を軽量化。
    1枚当たりの容器重量を2006年度比8.3%、
    全体では912tの削減。
    (2009年度環境報告書より)

7.1990年比でCO2削減6%以上 なし

8.グローバルコンパクトに参加  なし

9.ISO14001の取得  あり☆

  1998年12月に全国すべての店舗・事業所で取得

10.ISO26000への参加表明  なし

・・・

参考:

ローソンは、国内店舗数2位のコンビニエンスストア。
筆頭株主は三菱商事である。

・・・

担当者の主観的記載

1.CSRリポートに関しては、
  さすがに2008年に東洋経済新報社の「環境報告書賞
  ・サステナビリティ報告書賞」でローソンの報告書が
  「優良賞」を受賞しただけあり、図や写真が多用されて
  いて見やすく、内容も充実している。

2.昨年のCSRリポートに関しては、
  バックナンバーとして昨年〜2001年まで参照できる
  Webページ構成となっており、当社の活動推移がわか
  りやすい。
  
3.GRI対照表については、
  「環境保全・社会貢献活動への取り組み報告2004」
  (サステイナビリティ・レポート)においては、
  『GRI(Global Reporting Initiative)の定める
  サステイナビリティの概念を参考にまとめた』との
  記載があったが、以降の年度の報告書においては、
  GRIに関する記載はない。

4.第三者機関のコメントについては、
  2009年度環境報告書に記載があるが、コメントの
  クオリティが低いように思われる。発言がご本人の
  自主的な活動(農作物作り)やダイエットへの関心事
  であったり、ローソンではなく漠然としたコンビニ
  業界全体への印象であったり、当社固有の活動への
  コメントはなかった。

5.自社への批判についてはなし。

6.昨年の問題を今年達成したかについては、
  上記とおり、第三者機関のコメントを真摯に受け止め
  全ての当社への要望を実現しているところが評価できる。

7.CO2削減については、
  総排出量に関する記載はないものの、以下記載あり。
  『ローソンのCO2削減自主行動目標を設定。
  1店舗あたりのCO2排出量を2012年までに
  2006年対比10%削減(総量で2006年比年間
  約6万トンの削減に相当。また、京都議定書目標達成
  に向けたコンビニエンスストア業界の自主行動計画の
  基準である1990年対比原単位(延べ床面積×営業
  時間)で換算すると、30%の削減。(コンビニエン
  スストア業界目標は23%削減)』

8.グローバルコンパクトについてはなし。

9.ISO14001については、
  既に全社対応済であることは評価できる。

10.ISO26000についてはなし。

11.その他については、
   他社(コカ・コーラ社、サントリー社)とのコラボ
   レーションによるCO2オフセット運動を展開して
   いるところが興味深い。
   (ちなみに2008年度環境ビジネスアワード受賞)



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ファミリーマート

1.CSRリポート  あり☆

   社会環境報告書
   http://www.family.co.jp/company/eco/report/

   アニュアルリポート
   http://www.family.co.jp/company/investor_relations/library/annual_report/

2.CSRリポート(前年度) あり☆

   社会・環境報告書
   http://www.family.co.jp/company/eco/report/arc_08.html
   
3.GRI対照表  なし

4.第三者機関のコメント あり☆

  早稲田大学特命教授・早稲田環境塾 塾長 原 剛
  
  日本環境ジャーナリストの会副会長
  ワールドウォッチ研究所日本副代表 村田 佳壽子

5.自社への批判・苦言  なし

6.上記の批判・苦言を翌年に改善 あり☆

7.1990年比でCO2削減6%以上 なし

8.グローバルコンパクトに参加  なし

9.ISO14001の取得  あり☆

  1999年3月にISO14001の認証を本部と全店舗において取得

10.ISO26000への参加表明  なし

・・・

参考:

ファミリーマートは、国内店舗数3位のコンビニエンスストア。
筆頭株主は伊藤忠商事である。

・・・

担当者の主観的記載

1.CSRリポートに関しては、
  派手さはないが、当社のコンセプトがしっかりしている
  印象。読み物としての面白さをもう少し打ち出してもよい
  かもしれない。
  

2.昨年のCSRリポートに関しては、
  今年のCSRリポート掲載ページからリンクされているが、
  一見リンク掲載場所がわかりずらい。
  
3.GRI対照表についてはない。

4.第三者機関のコメントについては、
  ファミリーマートの社会貢献に関してもっと世の中に
  積極的にアピールすべしとのこと。同感である。
  こんなにコンビニエンスストアが環境に取り組んでいるとは
  一般的にはおよそ知られていないし、むしろ環境に悪いこと
  をしている企業というイメージすらある。

5.自社への批判についてはなし。

6.昨年の問題を今年達成したかについては、
  一般の消費者として、私自身がファミリーマートの社会貢献
  アピール不足を感じているため、達成していないとみなす。

7.CO2削減については、
  総排出量に関する記載はないものの、以下記載あり。
  『2012年度までに2007年度対比で、CO2排出量を1店舗
  あたり7%、約5.2t削減していく計画。これにより、
  年間のCO2排出量の削減量は約4万t。』

8.グローバルコンパクトについてはなし。

9.ISO14001については、
  既に全社対応済であることは評価できる。

10.ISO26000についてはなし。

11.その他については、
   いたるところに、ファミリーマート「らしさ」の追求に
   関する記載が見られる。一般の消費者として、当社の
   商品力や独特のマーケティング(Tポイント等)には
   その独自性を感じることができるが、正直、CSR
   リポートの中にそれを感じることができなかった。
   もっとコンセプト性があってもよいのでは。



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サークルKサンクス

1.CSRリポート  あり☆

   社会環境報告書
   http://www.circleksunkus.jp/company/activity/environment03.html

   アニュアルリポート
   http://www.circleksunkus.jp/company/investor/ir/report.html

2.CSRリポート(前年度) あり☆

   社会環境報告書
   http://www.circleksunkus.jp/company/activity/environment03.html 
  
3.GRI対照表  なし

4.第三者機関のコメント あり☆

  千葉大学法経学部教授 倉阪 秀史 氏

5.自社への批判・苦言  なし

6.上記の批判・苦言を翌年に改善 なし

7.1990年比でCO2削減6%以上 なし

8.グローバルコンパクトに参加  なし

9.ISO14001の取得  あり☆

10.ISO26000への参加表明  なし

・・・

参考:

サークルKサンクスは、東海地方を地盤とし、半数以上の
店舗が中部地方に集中。筆頭株主はユニーである。

・・・

担当者の主観的記載

1.CSRリポートに関しては、
  ユニバーサルデザインフォントを使用しており、デザイン
  や構成に安定感があるため読み手にとって負担が少ない。
  温かみを感じるためよい印象を与える。
  
2.昨年のCSRリポートに関しては、
  今年度のCSRリポートと同ページに掲載。今年度とは
  打って変わり、淡白な印象。そして、明朝体で書かれた
  「恐れ入ります」「かしこまりました」「少々お待ちく
  ださい」などのキーワードに違和感を感じる。
  
3.GRI対照表についてはない。

4.第三者機関のコメントについては、
  年々CSRレポートの完成度が高くなっていていることを
  評価しているが、同感である。個人的には、2009年度が
  それまでの過年度分と一線を画していると感じる。

5.自社への批判についてはなし。

6.昨年の問題を今年達成したかについては、
  昨年度の第三者機関のコメントは辛辣なものであり、当社の
  CSRリポートが広告的であり具体的な指標の記載に乏しい
  とのことであった。今年度は、当社の取り組みに関して具体的
  な数値を伴っており、また、昨年度のように店舗スタッフの
  挨拶を無理やりキャッチフレーズ化した冊子構成ではなく、
  報告書としての完成度が高まっているため、本件を達成している
  と考える。
 
7.CO2削減については、
  総排出量に関する記載はないものの、以下記載あり。
  『日本フランチャイズチェーン協会と連携をとり、2008年〜
   2012年の平均値を1990年度比23%削減することを目標』

8.グローバルコンパクトについてはなし。

9.ISO14001については、
  ISO推進事務局による定期審査の受審を行っているとのこと。

10.ISO26000についてはなし。

11.その他については、
   CSRリポートの中で、環境会計(環境保全コスト)の報告
   を行っているところが興味深い。環境への取り組みはコスト
   が伴うことを改めて認識させられるとともに、当社が重点的
   に取り組んでいる項目がわかる。(結論から申し上げると、
   当社の昨年の重点的な取り組みは省エネ店舗照明システムの
   導入であった。)



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ミニストップ

1.CSRレポート  あり☆
  http://www.ministop.co.jp/eco_social/eco_report_1.html

2.CSRリポート(前年度) あり☆

  環境社会報告書
  http://www.ministop.co.jp/eco_social/eco_report_3.html

3.GRI対照表  なし

4.第三者機関のコメント あり☆
  アロマセラピスト 大橋 マキ 氏

5.自社への批判・苦言  なし

6.上記の批判・苦言を翌年に改善 なし

7.1990年比でCO2削減6%以上 なし

8.グローバルコンパクトに参加  なし

9.ISO14001の取得  あり☆

10.ISO26000への参加表明  なし

・・・

参考:

ミニストップは、イオングループの一員。
筆頭株主はイオン株式会社である。

・・・

担当者の主観的記載

1.CSRリポートに関しては、
  どのコンビニエンスストアのリポートよりも、顧客の
  生の意見を掲載しているため、同じ立場の読み手の意見
  がわかりやすく、当社の世間に対する正直さを感じる。

2.昨年のCSRリポートに関しては、
  ほぼ今年と同じ構成をとっている。内容の安定感はあるが、
  保守的にならずにもっとよい報告書の完成度を求めて
  チャレンジする必要があってもよいのではないかと感じる。
  
3.GRI対照表についてはなし

4.第三者機関のコメントについては、
  やはり、多くの第三者機関がコンビニエンスストアに対して
  感じる「環境活動への取り組みに関するアピール不足」を
  大橋氏も述べている。

5.自社への批判についてはなし。

6.昨年の問題を今年達成したかについては、
  昨年とほぼ報告内容が同じであり、あまりアピールに関する
  改善が見られないと感じたため、達成していないと考える。

7.CO2削減については、
  1店舗あたりのエネルギー消費原単位(※1)を目標年(20
  08年から2012年の平均値)において基準年(1990年)の23
  %削減することを目標と記載があるが、実際今年度は、CO
  2排出総量は店舗数が増えたため増加とのこと。

8.グローバルコンパクトについてはなし。

9.ISO14001についてはなし。

10.ISO26000についてはなし。

11.その他については、
   フェアトレードに関する特集が組んであることが興味深い。
   フェアトレード専門ブランドとして有名な「ピープル・ツ
   リー(フェアトレードカンパニー株式会社)と協働。



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総評:コンビニエンスストア

以上の調査の結果、私は、ローソンの商品を購入することを勧める。

ただし、いずれのコンビニエンスストアも世間のイメージ以上に
真面目に環境活動に取り組んでいると思われるため、ローソンだけ
でなく満遍なくコンビニエンスストアを利用し、消費者目線で意見を
述べていくことが望ましい。(フットワークが軽い彼らであれば、
すぐに消費者の意見を吸収し各社の取り組みに反映してくれるだろう。)

今回、暫定的にローソンの商品を購入することを勧めたが、消費者
が各コンビニエンスストアに対して目を光らせ続けることで、私達
にとって身近な存在であるコンビニエンスストア業界全体の、更なる
環境活動への促進・レベルの底上げが図れることが期待できる。

(担当; はぴ、30歳、女性、会社員)





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おまけ宣伝動画:

いいなCM ローソン 森高千里 細野晴臣
http://www.youtube.com/watch?v=EEXhThKSSFM

NEWS ローソン CM
http://www.youtube.com/watch?v=csVhRRUc7T4

ローソンへ行かなくちゃ CM
http://www.youtube.com/watch?v=Y8-SCk9MedA&feature=related