.

このブログは、前回の続きです。

青年海外協力隊を受験した二人の27歳女性の合否の謎,その1,学歴と職歴 5800字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65441283.html

青年海外協力隊を受験した二人の27歳女性の合否の謎,その2,職種と案件 7222字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65441284.html


・・・レモンさんの、二次試験の内容・・・


山本   1次試験は2人とも受かったので、
     2次試験の面接の話に行きましょうか。

     面接では面接官が何人いて、どんな質問をうけて、
     どんな答えをしたのかということを聞かせてください。

     まずは、レモンさんから。

レモン  人物面接と技術面接があって、どちらも2人だったんですよ。
     人物面接のほうは・・

山本   それは、別の2人?

レモン  はい、別々に

山本   (面接官の)名前分んなかった?名札とか付けてなかった?

レモン  分らないです、(人物面接、技術面接官ともに)

山本   あと、その面接官のどっちかが・・・
     (後日、合格した人への技術補完研修をする講師になるはず。)

     あ、俺のブログ読んでる?

     W先生とか、Y先生のことが書いてあるんだよ。


(注:村落開発の重要人物、W先生と、Y先生の正体は、以下。)
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65334703.html


レモン (山本敏晴の上記のブログを)読んでみて、
    後で、(面接官は)どういう人なんだろうって、
    (ネット上で顔写真の画像を)検索してみました。

    そしたら、Y先生の写真が出てきました。
    私の技術面接はY先生だったことがわかりました。

山本 (面接が)終わった後に分ったのね。

レモン そうです。

山本  村落(の受験について)はね、
    俺のブログに詳細が書いてあって、
    村落開発の面接をする人も、

    受かった後に技術補完研修をする人も
    W先生っていう人とY先生っていう人がメインなのよ。

    だから(その先生たちが)、在籍してる大学や、経歴など
    俺のブログに事細(ことこま)かに書いてあるんだよ。

    それを、レモンさんは、(ブログを)知らずに面接を受けて、
    まぁ、結果通ったからいいんだけど、結果オーライで。

    その面接官の4人の中にY先生がいたんだね、結果として。

レモン 技術のほうの面接は、Y先生がいました。

    人物面接は、(青年海外協力隊として)
    「行くことに対して両親はどう言っているか」ということと、
    「帰国後どうするか」ということの、事務的な質問を、
    JICAの人だと思うんですけど、

    「派遣先で困ったことがあったらあなたはどうしますか
    ということを質問されて、
    答えとしては、
    今の仕事でもそうなんですけど、

    「1人で悩んで解決できることはまずないので、
     色々な人の意見を聞いて、いろんな人と話し合って、
     その中から解決策をみつける


    「とにかくいろんな人に相談をするという事」

     あと、
    「大学時代にNGOの先生だとか
     JICA専門家として活躍されていた先生がいたので、
     そういった先生に相談して解決策をみつける」
    という回答をしました。

    技術面接のほうは、実家が岐阜なので、
    家庭菜園をしていた話とかしてました。

山本  あなたが子供のころの話ですか?

レモン はい、上京するまで、高校生の頃までは、
    家で食べる野菜の半分くらいは
    実家の畑で作ったものを食べていたので、

山本  実家の畑はどのくらいの大きさですか?

レモン どのくらいかな・・・10m×10mくらいの畑

山本  あなた、確かお父さんが大工さんで、
    お母さんがパート(バイト)ですよね。

    ・・ってことは専業農家ではないよね。

レモン はい、あ、でも、あの辺では当たり前っていうか・・
    みんな(畑)持ってましたよ。日常的に野菜を作ってました。

山本  皆、家庭菜園みたいな感じで畑持ってるってことね

レモン あと、母方の実家も半農なかんじだったので、
    おじいちゃんが瓦職人だったので、
    畑の面積も広くて、野菜も作って、お米も作っていて、
    そこの手伝いもしたことがある、
    という話も(面接の時に)していて、

    どこからどこまで手伝ったことがあるのか、
    という事を聞かれて、
    「土作りだとか、苗植えだとか、種まきだとか、
     草取りだとか、収穫まではしたことがあるけれども、
     いつの時期に肥料をどのくらいやって、
     とか薬を撒いてとかそういう専門的なことは分らない」
    と答えました。

    「何が作りやすい植物なのかとかはなんとなくわかるけれども、
     農業的な専門的なことは分らない」
    という話をしました。

    あと、「会計などは出来ますか?」ときかれて、
    中小企業診断士の勉強をしていたので、
    財務会計の簿記の座学的なことはわかっていたんですけれども、
    実務経験がないので、「ないです」と。

    出来ることと、出来ないことの説明をしました。
    で、
    「フィリピンのボランティアに行ったことが書いてあるけれども
     フィリピンの人って文化的にどんな感じでしたか?」と聞かれて、

山本  抽象的な範囲(意味)で?

レモン 「でも、子供が明るかったとか、そういった話じゃないよ」
    って言われて、何を答えたらいいだろうって思って、
    ゴミ問題とか、前に一度ディスカッションをしたことがあって、
    「フィリピンの人ってそもそも、
     ゴミに対する認識が低くてゴミが環境に悪いと思う事って、
     結構、文化的に高い知識を要求することなんだなと思いました。」
    という話をしました。

    あとは、
    「幼稚園のころから英語教育をしているので、
     将来海外で活躍できる素地を持ていていいなと思いました。」
    という話をしました。
    かなり、アップアップした回答になりました。

山本  そうだね、回答レベルとしては低いね。

レモン あと、
    「帰国後は大学院に進学されたいという事ですね、」と言われて、
    「はい、そうです」と答えました。

    あと、
    「タガログ語(フィリピンの言葉の一つ)は憶えた?」
    って聞かれました。
    「あいさつ程度しか憶えてないです」という話をして、
    「なぜ、フィリピンの案件を、なの?」とか聞かれました。

山本  フィリピン? U国じゃないの?

レモン U国が第一志望なんですけど、
    第三志望に出したフィリピンのことしか聞かれませんでした。


(注:協力隊は、応募してきた方の希望国に派遣される、という側面よりも、
 (実際に各自の派遣国を決める担当者でもある)面接官(の一人)が、
 こいつはこの国の、この案件に適性がありそうだ、
 と思って、振り分けられる側面が強い。
 つまり、この面接の時の段階では、この面接官は、
 レモンさんは、
 (第三希望の)フィリピンの案件のほうに適性があるのではないか、
 と思って、上記のような質問を続けていたわけである。
 が、最終的に、気が変わったらしく、
 レモンさんは(第一希望の)U国に振り分けられることになった。)


    なぜ、「フィリピンなのか?フィリピンの案件を選んだのか?」
    という事を聞かれて。

山本  技術面接のあいだ
    第3希望のフィリピンのことしか聞かれなかったの?

レモン 聞かれてないです。
    U国もベトナムのことも聞かれてないです。
    フィリピンのことだけ聞かれてました。

山本  それは、非常に重要な情報だね。

レモン だから、(派遣先が)フィリピンだと思っていました。
    だから、
    (後日、合格通知がきて派遣国が決まった時)びっくりしました。

山本  Y先生の頭の中では、要するに経歴を見たときに、
    この人は第1希望にU国なんて言ってるけども、
    フィリピンのマーケティングがいかにも合いそうだなと、
    (思ったんだろうね、)経歴からみると。


(注: レモンさんのこれまでの職業は、マーケティングだったので、
 フィリピンの一村一品運動の対象となる目玉商品を発掘することが
 いかにも、合っていそうに思える。)


    だけど何らの理由で急遽変更したんだろうね。
    他に(フィリピンの案件に適正のある人が)
    見つかったか何かだとかで、
    U国に決まったんだろうね。

レモン U国あんまり希望する人いないんですかね。
    なんか、アフリカって体で選ばれるってきいた気がするのに、
    確かブログに書いてあった気がする、誰かが言ってた。
    体が丈夫な人ほどアフリカに選ばれやすいって、

山本  (そう)言ってる人もいたけど、
    結果は(実際は)そうでもないよ。

レモン そうでもないですね。
    軽度の貧血って診断書に書かれていたのに、
    それでもアフリカに決まったのは、
    きっと希望する人が少なかったんだろうなと思ったんですけど。

    フィリピンのことなんですけど、
    ボランティアに行った時、
    凄く土地が肥沃でいろんな作物が育ってて、
    こんなに豊かな感じがするのに、
    なぜ、食べるものに困ってる人がいるのか不思議だったので、
    恩返しに行きたいというようなことをいった記憶があります。

山本  帰国後は大学院に行くって言って、
    (その大学院を)卒業してから国際協力活動をするのか、
    とか聞かれてないの?

レモン はじめに、(一次試験の応募用紙に)書いてありますよ。

山本  第一次(試験の)応募用紙に書くね。
    でかい紙にA3だっけ? それに書いたの?

レモン 書いてあります。
    将来的に貧困削減の仕事がしたいので、

山本  国際公務員目指すとか書いたの?

レモン 国際公務員はさすがに、もう、目指すところではないので、
    貧困削減の仕事もしたいので、
    JICA関連の仕事とか
    開発コンサルタントとかあるかとは思うんですが、

    とりあえずのステップとして
    青年海外協力隊に行って、
    大学院に進学して、
    活動期間中に考えたことを
    (後日、大学院という)学問の場で検証して勉強したい、
    というのがあります。

山本  なるほど、で、しつこく確認するけれども、
    用紙の中に(将来、働きたい場所(職場)として)
    「JICA関連、開発コンサルタント」という単語はいれた?

レモン はい、いれました。

山本  はい、わかりました。



・・・カリメロさんの、二次試験の内容・・・


山本   次に、カリメロさんですね、
     いちばん重要なところですね、あなたが落ちたところなので。
     人物面接と技術面接で何を聞かれて何と答えましたか?
     あと、人数は?

カリメロ 面接は2回あります。
     個人の人格をみる面接官2名(男性)と、
     技術面をみる面接官3名で、
     おそらく3名のうちの1人が専門家かと。
     ずっとお話をされていたので。

     後は、事務的な確認をする人、
     何かを書いてずっと、うなずいている女の人、
     しゃべらないひと。
     3人いましたね。

     何を聞かれたか。
     共通する質問が「何故今回応募したんですか?」
     ということはきかれました。

     レモンさんの質問と違うところは
     「この応募に関して誰に話をしましたか?
      両親には話しましたか?
      職場の人には言いましたか?」
     の問いに対して、

     「両親には言いました。
      会社には言ってません、受かったら言います」
     というはなしをして、
     だったら休職するのか辞めるのか?
     というのを凄く聞かれました。
     「私は休職していけるようにやります」と。

     ただ、会社に前例がない、
     休職して青年海外協力隊へ行くという。

     (勤務していた)C社が、ようやく出来た会社だったので、
     「説得します」と。
     それでも駄目だったらどうしますか?ときかれて、
     その時は辞めますと。

     「自分の夢を応援してくれないような会社だったら辞めて、
      青年海外協力隊に行きます、」
     という話をしました。

     「ずいぶんあっさりしていますね」と話をされました。

     あと、私ITコンサルタントをしているので、
     「なぜ(職種が)ITコンサルタントじゃなくて村落なんですか?」
     と聞かれて、回答は、レモンさんと似ていて、
     大学での(海外でのボランティア)経験があることや、
     自分の性根と合っているとか、
     将来的に、
     実際に現地に行かなくてもサポートできる何かを見つけたい、
     で、
     現地でのニーズを把握できる何かスキルを見つけたい、
     というのを回答しました。

     あと、レモンと違うところで言うと、
     技術面接のほうは、「どんな会社ですか?」からはじまって、

レモン  私会社のこと何も聞かれなかったよ。

カリメロ 名前がとてもわかりずらい会社なので、
     もとは、監査法人から独立した会社なのでみんな分らない。
     ○○コンサルティングとかなので、
     何のコンサルティングなのか?とか、
     どう言った事業展開をしている会社なのか、
     とかいう話をしました。

     事業展開の話をしている時に、
     「将来的には日本から現地のサポートができて、
      かつ、雇用を産める貧困活動をしたいと思ってます。」

     「今の会社、合ってるじゃないですか?」
     「確かに合ってます、」
     みたいな話をしていました。

     「なんで、今行くの?」と聞かれて、
     「2年間長い間現地にいって、
      現地のニーズに適合したソリューションを提案したい。
      それを身につけたいからです」
     という話をして、あとは、

     「現地で困った時どうしますか?」とか、
     「現地で合わなかったときどうしますか?」
     という問いにたいして、
     レモンと(回答は)同じで、

     「自分でできることは限られているから、
      出来ること出来ないことを明確にして
      共同して協力できるように調整しますよ
」と。

     今の仕事もそうだし、チームリーダーとかもやっているので、
     マネージをしてやっていることを生かして、
     適材適所じゃないですが、
     そういう風にやっていけたらいいなと、話をしていました。

     あとは、おおむね同じ、ですね。

レモン  あとは、(現地に)行って何をしようと思いますか?
     とか聞かれた。

カリメロ 応募した要請がほぼ同じ、明確に書いてあった。
     例えばマイクロファイナンスだったら、共同して、
     ターゲットも女性層って決まってあって、
     彼女たちに、お金を返した人たちに対して・・・

山本   それは案件に書いてあるの?

カリメロ そうです、決まっていて、書いてあるんですよ。
     これをやってください、って。

     それ+αで、私は、こういうことしたいとか、
     マイクロファイナンスとか、
     出来ることを見つけて、コミニケーションとって、
     提案していきたいです、と。

     現地の人と話をして、確認をしながらやっていきます、
     と、話をしました。

     あとは、おおむね、技術のおじさんがずっと話をしていました。
     あとは、頑張って会社と調整してくださいと

山本 そうすると、面接官のおじさんが、
   さっき飯食ってた時
   (直前に3人で、スパゲティーを食っていた時)の話によると、
   (その技術面接の時のおじさんが)
   勝手にあなたはこういった人だと思う、
   と決め付けた発言をしていた、という事?

カリメロ そうです。

山本   (その面接官は)どう言ったことをあなたにしゃべったんですか?

カリメロ 内容が抽象的だったので・・・
     抽象的だなという印象しか憶えてないので。
     現地であなたはボランティア活動を企画する側だったんだねとか、
     経験の話を聞かれた後に

山本   (大学時代の)フィリピンのNGOの経験で、
     企画側をやってたんだよね

カリメロ 「フィリピンとカンボジアボランティアの
      企画側の活動をしてるよね」
     という話をして、
     そうです、という話をして、
     「君はじゃあ、積極的にアプローチをかけて・・・・」
     …内容が抽象的だったので余り覚えてないです。

山本   プロジェクトを作った経験もあるから、
     (きみなら)どこの国に行っても大丈夫だ、
     みたいなことを言われたんだよね?


(注:スパゲティーを食っていた時に、カリメロさんが
 面接官から上記のように言われた、と言っていた。
 つまり、カリメロさんは、面接の時に手ごたえを感じており、
 自分は合格した、と思っていた、とのこと。)


カリメロ はい、それは確かです。


(続く)

・・・

このブログの続きはこちらへ
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65441287.html