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このブログは、前回の続きです。


2010年2月19日(派遣後の8回連載の記事へのリンクは以下)
(ちなみに、派遣前の9回連載の記事へのリンクは、文末にあり)


青年海外協力隊派遣前と後_村落開発_メイさん_派遣後_その1 7817字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65444771.html

青年海外協力隊派遣前と後_村落開発_メイさん_派遣後_その2 6973字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65444772.html

青年海外協力隊派遣前と後_村落開発_メイさん_派遣後_その3 5828字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65444773.html

青年海外協力隊派遣前と後_村落開発_メイさん_派遣後_その4 6601字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65444774.html

青年海外協力隊派遣前と後_村落開発_メイさん_派遣後_その5 6453字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65444776.html

青年海外協力隊派遣前と後_村落開発_メイさん_派遣後_その6 6467字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65444778.html

青年海外協力隊派遣前と後_村落開発_メイさん_派遣後_その7 6997字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65444780.html

青年海外協力隊派遣前と後_村落開発_メイさん_派遣後_その8 7420字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65444781.html





・・・帰国後のオリエンテーション


山本 (青年海外協力隊から)帰ってきた後に
   (東京のJICA本部で)JICAの人には会ったんだっけ?
   3日間だっけ?

   代々木から麹町に(最近)移った(引っ越した)JICAの本部で。

めい:そうです。面談は1日だけです。30分。
   それ以外は、健康診断とか、
   後は、最近の日本はね(という内容のオリエンテーション)とか。

山本:面談の30分では、どんなことを言いました。

めい:それは向こうの方が質問してくることへの対応で。
   人によって、質問は違うみたいなんですけど、
   私に関しては、

   まさに、(さっき聞かれたみたいに)
   「最近成果を出さないといけない」
   と言われていますが、
   (そういうアプローチについて)どう思うかと聞かれました。

   他の人は、例えば、プロジェクト派遣についてどう思いますか?
   とか聞かれていました。

山本:あなたはその成果に関する質問について、
   大体、なんと答えたの?

めい:国民の税金を出してもらって行っている以上は、
   ある程度の成果を出さないといけないのは当然だと思います。

   と、まず一個言って。

   ただ、現実問題としては、(任期が)たったの2年じゃ、
   (成果が)出せる職種と出せない職種があるんじゃないか
   と思うんです。

   例えば、(職種が)「パソコン」(である)とか、
   マンパワーとしての「学校の先生」とかは、
   (比較的、派遣された国で、やることが決まっているいるので
    一定の成果をだしやすいと思います。しかし、もちろん、)
   「何を成果とするか」は難しいですけど、
   マンパワーになっただけでも成果じゃないですか。

   専門的な知識をもとにした、病院の栄養士さんなどは、
   治療食をどんどん提案していったり。
   治療食がうまく行くかどうかという問題はありますけど、
   変化を見せやすいですよね。

   一方で、エイズ対策、村落開発、青少年。

   そもそも、「どうして要るの?」みたいな疑問から入られますし。
   2年間で何をやるのか、さらに、その成果をどうやって測るか、
   というような難しい問題もあると、個人的には思うんですね。

   だから、私の活動も、楽しかったし、
   やってよかったと思ってますけど、その成果を聞かれると、
   どうやって、それを測るか分からないので、
   成果は何もなかったかもしれないし、
   見方によってはあったかもしれないですし。

   まあ、非常に難しい問題ですよね。という話はしたんですけど。

   最後に、やっぱりやる気がない隊員に関して
   日本に帰すというJICAの判断は必要だと思う
   という点は伝えました。

   私のいた国も国土の面積の割りに隊員が多いんですよね。
   だから何かと顔を合わせる機会が多くて、
   私は任地にずっとこもっていることが多かった方なんですけど、
   それでも全然やらない隊員の話とか、
   評判の悪い隊員の話と言うのは、耳に入ってきますし。

   一体、何のためにその国に行っているのかって、
   わからない隊員もいました。
   (・・具体例は、事情で言えませんが・・)
   そういう余分なお金なんかは、まさに削れる範囲のお金ですよね。

山本:今の話で聞くのを忘れてたことを思い出したんですけど、
   「旅行隊員」とか「ドミ隊員」とかって(ケニアにも)いた?

めい:いますいます。(途中でさえぎって)

山本:(まず、読んでいる人のために)ちょっと説明させてよ。(笑)

   自分の任地で仕事をせずに、他の同僚隊員の任地を回って、
   観光しまくって、仕事をしない隊員を
   「旅行隊員」というんですけど。

   あと、「ドミ隊員」といいまして、これは、
   任国の首都などにある協力隊員用のドミトリーと呼ばれる
   寄宿舎があって、
   自分の任地には行かず、そこにずっといて、
   漫画を読んだり、プレイステーションをしたり
   という人のことですけど。

   派遣国にはいましたか?

めい:います、います。

山本:2年4ヶ月の滞在の間に、どれくらいいました?

めい:わたし、正直なところ、旅行隊員はよく分からないんですよね。
   よく旅行に行っているという噂を聞く人はいましたけど、
   そういう人は2、3人。

   ドミ隊員については、元々所属先が首都にあって、
   ドミから通っている、
   というような人もいたので、
   そういう人も含めるかどうかは分からないんですけど。
   活動をせずにドミに居座ってるよね、と言われてたのも、
   2、3人ですかね。

山本:この国に派遣されているのは、何人くらいなんですか?

めい:私が行った時は100人前後で、
   戻ってくる頃には、65、6人まで減っていたんですけど、
   これから、20人単位で増えていくらしいので、
   すぐに100人にはなると思います。

山本:じゃあ、5%ぐらいですかね。

めい:まあ、それも話に聞いたりするだけで、
   実際に自分で確認していたのは、一人くらいですし。

   後、学校が所属先で、ドミから通っている人たちもいたので、
   そういう人たちは、現地人とのコミュニケーションという点では
   疑問符が付きますけど、まあ、仕事には行っていたので。

山本:まあ、実は、
   (青年海外協力隊の派遣状況を改善するための)具体的な方法として、
   いわゆる、第三者機関(による監査)といって、

   JICAとは全然関係のない、民間のNPOや、
   大学の先生(教授・講師)なんかが、協力隊の活動を視察に来て、
   ドミ隊員や旅行隊員を首にするための監査に来る
   というシステムを作ったらどうかな、
   と個人的には思っているんだけど、どう思う?

めい:そういうのって、いくらかかるんですかね。
   結局、隊員を維持(派遣)してかかるお金と
   そういう監査の人たちを送るのとどっちがいいかですよね。
   「対費用効果」の問題もあると思うんですけど。

   監査のために、事前の研修があったり、
   行っている間の日当や交通費がかかりますし、
   隊員に払うお金は、
   国内積立金(約200万円)と現地での生活費ですけど、
   隊員の任期が1年以上残っていないと、
   (監査を送る)意味がなくなるわけじゃないですか。
   実際に視察に行って、問題となる人がいなかった場合には、
   (結果として)費用が無駄になりますし。

   さらに言うと、
   そういう人(旅行隊員やドミ隊員)たちって、
   簡単には「ボロ」を出さないですよ。

山本:なるほど。

めい:賢いんですよ。

   だから、JICAだって、現地に残しているわけですし。
   一回や二回だけ、現地に来た人には分からないと思います。

山本:実は日本のNPOの大手の
   JANIC(国際協力NGOセンター)という団体が、
   協力隊(向け)というわけではなく、
   JICAのODAに対する(全体の)監査を始めているんですけど。

   あなたの言う、費用対効果という点で言えば、
   (仮に)NPOの団体の方が、費用を負担しているなら、
   問題ではなくなるわけだし。

   JANICの(中に、途上国での)経験が何十年もある人が
   監査に行くのであれば、
   (協力隊員のような)事前研修も要らなくなるわけだよね。
   効率も、まあ、いいわけだし。

めい:まあ、行った時に見分ける力があるかどうかですよね、結局。

山本:たまたま視察に行った日、
   1日そこ(自分の任地)にいなかったら問題かどうか。
   というわけではないからね。
   それ(その判断)は難しいと思います。

   例えば、現地のカウンターパートナーや周辺の人に聞くとか。

めい:あ、でも、私のいた国だと、
   (カウンターパート(相棒)は)
   悪いことは言わないと思いますね。

   私の派遣国では、本心がどんなであろうとも、
   知らない人に対しては、綺麗なことを言う人たちなので。

   監査で来た、まして偉いような人に対して、
   あのボランティアは問題があるよ、
   などとは、絶対に言わないでしょうね。

山本:そうすると、
   (怠慢な協力隊員を見つけて摘発するのは)難しいよね。

めい:隊員間でそういうのが出てくるようなシステムでもあれば
   いいんですけどね。
   こういう話は陰口みたいなので、中々いい辛いじゃないですか。

山本:まあ、後は、そういう(JICA内での)
   監査の仕組みを作った場合に、
   「調整員」と隊員間の評価がちゃんと機能するかだね。


(注:調整員とは、現地で、協力隊員がなんらかの悩みを持ったり、
   問題を起こした時に、いろいろ相談に乗る人。
   逆に、あまりに仕事をしない隊員を解雇する(帰国させる)よう、
   JICAに進言できる立場でもある。)


めい:(問題となるのは)そういう点だと思いますけどね。

山本:(うまく機能するかは)微妙だな。
   友達のことは悪く言わないだろうしね。

めい:そうですよ。

   みんなに悪く言われると言うのは、相当嫌われてから、
   初めて出てくるわけで。

   (基本的に)他の人のことは分からないってことですよね。
   私が知らないところで、働いていない人がいたかもしれないし、
   逆に、私がおかしいと思っていても、
   しっかり仕事をしている人だったかもしれないですよね。

山本:非常に難しいんだけど、
   何とかしないといけないなと思ってるんだよね。(私は)

   客観的に、そういうことを監査する方法がないかと思っていて。
   既にそういう活動をしているのがJANICなので、
   (現実的な中庸案としては)
   当面は、その方向で、拡充していくしかないのかな。


・・・あなたの、今後は? 進路相談員とともに?


山本 最後に、もう一回、あなたの話に戻るけど、
   3年半前のインタビューでは、協力隊が終わった後に、
   会社に復帰するのと、
   国際協力を続けていくのと、
   あと、大学院等に行くのと、
   あなたは、三つくらい挙げて、悩んでいたんですけど。

   (今後)どうするかというのを考えていますか、
   という点についてですね。

めい:任期中に、しばらくの間、
   こういうの(国際協力)はもう当分はいいや、
   日本社会に戻ろうって思ってたんですけど。

山本:それは何ヶ月目から何ヶ月目くらい?

めい:私、一年くらいで(協力隊後の)方向性は決めようと
   思っていたので、
   一年が終わる頃にそう思ってて、
   (2年間の任期を4カ月のばすことにした)延長直前までは
   ずっとそうだったんですけど。

   じゃあ、日本に帰って、何がしたいんだろう。って、
   そこから考え始めたら、
   (自分は)「アフリカが好きなんだな、楽しいんだな」、
   と思うようになって。

   逆に、どうやったら、
   アフリカと関われるかを考えるようになったんですよね。
   で、今も、それで(同じ方向で)考えている感じです。

   一般企業に勤めてアフリカとかかわれる確率と言うのは、
   本当に低いと思うので、すごく難しいなと思うと、
   じゃあ、どうしたらいいかなというのを考えています。

山本:はい。

めい:で、今は、(JICAの)進路相談員の中で、
   1人信頼できる人を見つけたので、
   腹を据えて、その人とゆっくり考えていこう、と。

   国際協力に行くとしたら、すごく大変だと思うので、
   (自分の将来に)保険をどうやってかけるか、

   別な言い方をすると、
   ダメだった場合に、どうやって、(そこから)社会に戻るか
   というのがあるので。

   どういう分野でいくか、というのも決めていかないといけないし、
   実際にそれが実現するかどうか分からない中で、
   何歳まで、国際協力の方向で頑張るつもりなのかとか決める
   という話もちょっとずつしていて。

山本:今、何歳でしたっけ?

めい:今年30になります。
   なので、一度焦らないで、
   ゆっくり考えてみようかなと思っています。

山本:今の話で(詳しく)聞きたいのは、
   「どうやったら(自分の将来に)保険がかけられるのか」
   ということですね。

   実際のところ、(他の人のために)私が聞きたいですね。

めい:だから、そういうのが分からないので、
   時間をかけて考えていきましょう。
   ということなんですけど。

   例えば、大学院に行ったから、
   国際協力の道に確実に進めるわけでもないですし。

   国際協力がダメだったとして、じゃあ、大学院に行ってたから、
   就職先が見つかる、というわけでもないじゃないですか。

   漠然とやりたいことの核は何だろう、
   ということも整理できていないので。
   多分、まずはそこを整理してからの話だと思いますよ。

   日本の企業に戻ろうと思っていた時には、
   やっぱりちゃんと生活したいなとか思ってたんですけど、
   今は、生きていければいいかな、ぐらいの思いなんですけど。

   そういう思いじゃないと、国際協力に進めないと思うし、
   (国際協力に)進んだ後も、
   (安定雇用ではなく、1年契約などの)
   契約待遇での連続で
   やっていくことになるんですよね。

   じゃあ、(JICAの技術協力)専門家になりました、と言っても、
   (よくて、1〜2年契約なので)
   そこから、また次は探さないといけないじゃないですか。

山本:国連職員とJICA専門家はそうだけど、
   JICA職員は永久就職だし、
   開発コンサルタントの場合も
   永久就職の枠がないわけじゃないよね。
   非常に少ないけど。

めい:結局、契約の連続で食いつないでいくにしても、
   永久就職を目指すにしても、
   すごい倍率の中でやっていかなければいけないわけで、
   (そういう中で)やっていく覚悟みたいなものが、
   今の自分にできるかどうかの整理も付かない感じです。

山本:今、言った中では、JICAの職員は永久就職だからね。

めい:でも、(JICA職員の)中途採用(大学新卒でない人の採用)は
   (今年)1人(だけ)なんですよ。


(注:年によって大きく変化しており、多い時は40人ぐらいのこともある。)


山本:まあ、だから、さっき言った保険のかけ方の一つが、

   (はっきり言えば)
   JICA職員の中途(採用)試験(などの永久就職系)を受けて、
   ダメだったらすっぱり国際協力(系への就職)を諦めて、
   一般企業に行くという考え方もあると思うよ。

   (一般企業でも、間接的に国際協力的な活動をしている会社もあるし、
    また、企業の社会的責任(CSR)に力を入れている所もある。)

   ある特定の(状況の)人に対しては、私はこれをお勧めしています。
   (ご両親が高齢で、介護が必要だ、などの家庭環境等がある場合。)

めい:だから、自分が本当にしたいことは何かというのを整理して、
   それが一般企業で実現できるのなら、
   私は企業に戻ろうと思っていますし、
   やっぱり、国際協力の枠組みの中でしか頑張れないことなら、
   今まで以上に必死にならなきゃいけない時期に
   自分がいると認識しています。

   企業に戻るといっても、
   それも、必死にならないといけないですよね。

山本:(今、)大学新卒ですら(就職は)厳しいみたいだからね。

めい:今は、まあ、それを一回ちゃんと考えようということです。

山本:じゃあ、(やっぱり今回の)インタビューは、帰国後すぐじゃなくて、
   1ヶ月くらい経った後の方が良かったのかな。

めい:でも、1ヶ月くらいじゃ、
   まだ結論は出ていないと思うんですけど、
   逆に、今は、じっくり決めようということで、

   一呼吸置こうということに関しては、覚悟を決めました。

山本:じゃあ、この時期(にインタビュー)でよかったのかな、
   早い方が。

めい:はい。
   特に、信用したいなあと思っている進路相談員さんが
   1人見つかったので、
   まあ、その人の助けも借りながら、ですね。

山本:進路相談員さんと言うのは、
   JICAで帰国後の(三日間の)オリエンテーションがある時に、
   紹介してくれる人のことだよね。

めい:そうです。
   もう、ほとんどの人が、「なんなの?」(意味ないじゃん)
   といった感じですけど。

山本:それはどういう風に紹介されるの?
   俺が良く聞くのは、
   紹介されたけど全然意味がなかった、って話なんだけど。
   そもそも部署か何かがあるんだっけ?

めい:(JICA広尾の)地球ひろばの中に、在籍してるんですよね。
   4、5人くらい。
   それ以外の地域では、
   各県か、(あるいは)2、3県に1人いる、
   みたいなんですけど。
   私の場合は、関東なので、(管轄が)広尾じゃないですか。

   で、ほとんどの人は、その人たちにしか会わないんですよね。
   というのも、帰国研修の時に、就職事情も含めた、
   最近の日本の事情のレクチャーがあるのとー、

山本:それを進路相談員の人がやってくれるのね。

めい:そうです。
   後は、3日目が選択制で、
   教員になりたい人、国際協力を続けたい人、
   一般的な説明など、4コマの授業があるんですけど。

   その時は、1対何十のマスで説明を受けて、
   一方通行の話をされるんだと思うんですけど、

   その後、個人的に仲良くしたければ、
   自分からアクセスしていかないと、何も分からないような感じです。

   私の場合は、(任期が)延長だったので、
   (研修が、集団じゃなくて)
   1対2だったんですよ。
   それで、その時に、(一人の人が)
   すごく話がしやすいなあという印象を持って、
   言っていることも分かりやすかったので、
   自分が整理できていないことを整理する意味でも
   もうちょっと話してみたいなあと思って。

   ただの友達にそういう話をするよりは、プロに話したいなと思って、
   実際に、相談を持ちかけたら、
   やっぱり、ちゃんと整理しましょう。

   焦らなくていいよ。
   まあ、焦った方がいいかもしれないけど、
   食いつなぐ方法だけ考えて、
   心の安定をしなさい。という助言をもらって。

   焦って動いたら、後悔しそうな(タイプの人間な)ので、
   という風に、
   自分が心で感じていたことを、ちゃんと言ってもらえたので、
   飲食店なり、塾講師で、夜に小さいバイトをして食いつないで、
   日中はゆっくり
   (気持ちの整理を)やっていこうかなと思っています。

   定期的に話をしていこうといわれて、
   今週ちょうど話をしたんですけど、
   自分では、2、3ヶ月くらい(を目安に)
   と思っていたんですけど、
   その人曰く、6ヶ月くらい時間を取ったらいいとのことで。
   まあ、まだ、どうなるか分からないですけど。

山本:その人には、メールか何かを書いてアプローチしたの?
   メールアドレスを個人的に聞いたり?

めい:最初からメールアドレスはオープンになっていたので、
   話が聞きたいと個人的に連絡しました。
   だから、そこに会いに行くかどうかは、本人次第です。

山本:はい。


・・・協力隊は、無職の人を、社会に量産するシステムか?


めい:協力隊の怖さってありますよね。
   税金を使って、(派遣後)無職の人を増やしていくような。


(注:協力隊から帰国後、企業への就職が困難となり、
   ニートやフリーターが増えている、という状況が一般に言われている。)


山本:あれ、年間1500人くらい?

めい:ふふふ。(笑)
   まあ、それは怖いなと身をもって思います。

山本:(さっきの話だと)国際協力に行く人には、
   特に(伝えたい)メッセージはなくて、

   でも、一般の人には、
   アフリカは貧しいだけじゃないということを伝えたい、と。
   (あなたはさっき、言っていたね。)

めい:そうですね。協力隊に行きたい人は、
   自分の好きなようにしていいんだと思います。

山本:あなたらしくていい(メッセージだ)と思います。
   正直な話、
   2年半前と本質的にはあまり変わっていないのかなと思います。
   私の印象ですけど。
   やっぱり人間って(2年ぐらいじゃ)変わらないものなんだな、と。

めい:ただ、山本さんがおっしゃってくれたんですけど、
   教育というものに対する考え方として、
   以前は、思い込みすぎていたところがあったと思うんですけど、
   今はもっと色んな側面から
   アプローチが出来たらいいなと思っています。

   大事だとは思うんだけど、
   それが絶対だとは思わなくなったというか。

山本:ちなみに、俺が考えている教育のシステムについては、
   (社会の中で、給料も地位も)のぼっていくやつは
   どうせ自分でのぼっていくからそれはそれでいい、と。

   落ちこぼれになっていくやつをどう拾っていくか、
   (助けてあげるか、そもそも落ちこぼれないようにするか)
   というのを、
   今、考えているんだけど。

   それは、日本でもアフリカでも必要かなと思っていて、
   大学の先生とかとも話しているんだけど、
   また、まとまったら本に書く予定ではあります。

   じゃあ、そんなところで。

めい:本質的には変わらない(自分でした)。(おどけた口調で)

山本:ええ。安心しました。
   変わってなくて、良かったと思いました。(笑)

めい:良かったんですかね。(笑)

山本:いえ。では、どうもありがとうございました。



(以上で、派遣前と派遣後のインタビュー、合計17回、終了です。)





・・・
・・・


2年数か月前、
2007年6月10日、派遣前のインタビュー集、9回


青年海外協力隊派遣前と後_村落開発_メイさん_派遣前その1 7202字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65351678.html

青年海外協力隊派遣前と後_村落開発_メイさん_派遣前その2 9792字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65351840.html

青年海外協力隊派遣前と後_村落開発_メイさん_派遣前その3 8951字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65355101.html

青年海外協力隊派遣前と後_村落開発_メイさん_派遣前その4 7426字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65355219.html

青年海外協力隊派遣前と後_村落開発_メイさん_派遣前その5 6784字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65355628.html

青年海外協力隊派遣前と後_村落開発_メイさん_派遣前その6 8383字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65356002.html

青年海外協力隊派遣前と後_村落開発_メイさん_派遣前その7 8570字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65359198.html

青年海外協力隊派遣前と後_村落開発_メイさん_派遣前その8 7586字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65371277.html

青年海外協力隊派遣前と後_村落開発_メイさん_派遣前その9 9778字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65371652.html




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お知らせ

今年(2010年)の、青年海外協力隊の「春募集」の、説明会が、
各地で開催されています。
ちなみに、関東圏の説明会は、こちら。

http://www.jica.go.jp/volunteer/application/seinen/seminar/area/kanto/

上記から、関東圏以外の地域へもリンクが貼ってあります。


4月3日ごろから、27日ごろまでに、説明会等が集中して開催されます。




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参考リンク:

青年海外協力隊 JOCV
http://www.jica.go.jp/volunteer/

社団法人 協力隊を育てる会
www.sojocv.or.jp/

社団法人 青年海外協力協会
Japan Overseas Cooperative Association : JOCA
www.joca.or.jp/

国際協力機構 JICA
http://www.jica.go.jp/