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現在、世界最大の問題は、人口増加問題である。

(これまでも、ブログに何度も書いてきたが)
簡単にいうと、

地球上の人類の適正な人口は、
20〜30億人と考えられているが、
現在、既に68億人いる。

しかも、
2060年までに、
人口は100億を突破してしまう見通しだ。
(国連がそう言っている。)

人口が増加しすぎると、
それを維持するための、以下のもの(資源)が足りなくなる。


1.石油などの化石燃料
2.ウラン(原子力発電に必要)

3.穀物(農業生産物)
4.リン鉱石(農業の化学肥料を作るのに必要)

5.水


以上のため、早いと2080年ごろ、
遅くとも、2150年ごろまでに、
世界は、

「残り少ない資源をめぐっての大きな紛争」
が各地で起こるか、あるいは、
「完全に資源がなくなることによる近代文明(電気等)の消失」

が、起きる可能性がある。
以上のいずれの結末になっても、

おそらく、その頃、100億を超えている人口が、
良くて、30億、悪いと、10億ぐらいにまで
一気に減る(人々が死にまくる)事態になると思われる。


上記のことは、
(残念ながら)
私だけが言っている妄言ではなく、
国際協力に10年以上かかわっている人ならば、
かなり多くの人が危惧している「可能性の高い予測」である。


(要するに、この問題がある限り、
 他の国際協力など、何をやっても、無駄である
 可能性が高いからだ。
 それほど、決定的な問題が、人口増加問題なのである。)


で、これを防ぐために創設された団体が、
国連人口基金(UNFPA)である。

当初、この組織は、直接的に、
避妊や家族計画を推奨し、
人口増加を歯止めするようにがんばっていた。


しかし、
現在、それはあまり行われなくなってしまった。

理由は、いろいろある。


一つめは、
世界の人々の70%は、なんらかの宗教に所属しているが、
キリスト教とイスラム教の多くの派閥が、
避妊に反対していること。


二番目は、
(人間の、本能的な問題により)
子どもを助ける事業には募金などでお金が集まるが、
子どもを減らそうという事業には、お金が集まりにくいこと、
などがある。


もう一つは、
近年、「人権」や「人間の安全保障」などの概念が
国際協力の最大の潮流になっているが、
特に、「女性の権利」を向上させようという動きが
強くなっている。

この女性の権利の一つとして、
「リプロダクティブ・ヘルス・アンド・ライツ」
(性と生殖に関する健康と権利)
という概念があり、これは、

女性が子どもを産むのは、
本人の意思によって決めるべきことで、

旦那(配偶者)の一方的な意思で、無理矢理、
たくさんの子どもを産まされるような状態であるべきではなく、
逆に、
国連などから、無理矢理、
出産の数を減らせ、などと言われるべきものでもない、
という考え方だ。

この考え方は、一見、正しい。

このため、多くの女性たちの共感を呼び、
現在の国際協力の潮流の一つになっている。


が、このため、
国連人口基金は、直接的な人口増加の抑制が
できなくなってしまったのだ・・


で、
しかたがないので、国連人口基金は、
主に、
以下の二つの戦略をもって、
人口増加に歯止めをかけようとしている。


一つは、
エイズなどの性感染症を防ぐために
コンドームなどを配布したり、
性行為感染症の危険を啓発すること。

これにより、
間接的に、人口増加の抑制に(少し)貢献することを
期待する。


もう一つは、
「お母さんの命を守ろう」
という、大義名分を前面に出し、その上で

「女性が連続して毎年のように出産すると
 出産後の母体が、貧血、栄養失調、感染などで死亡しやすく、
 かつ、
 生まれた子どもも未熟児(低出生体重児)が生まれやすく
 死にやすいのです。」

という、誰でも納得しやすいキャッチコピーを作った上で、

「だから、女性は、出産間隔をあけましょう」
 (これを、バース・スペーシング、という)

といって、毎年のように、
ばんばん子どもを産まないように、
出産間隔をあけるよう、指導する、
という方法をとっているのである。

(ちなみに、アフリカでは、一人の女性が8〜15人ぐらい
 子どもを産むのが普通である。
 ちなみに、日本も江戸時代までは、同様の状況だった。)


もちろん、言うまでもなく、この
「女性の出産間隔を延ばすこと」により
「間接的」に人口増加に歯止めをかけよう、
という戦略を、国際人口基金はとっているのだ。


以上のような戦略をとっているものの、
(方法が、間接的であるため、その効果は弱く、)

人口増加は止まらず、
毎年、0.8億人のペースで上昇を続けている。

あと50年で、100億を超え、
その後、
なんらかの資源の欠乏により、
世界は紛争または混乱に陥る・・
ことが、ほぼ確実な見通しとなっている。


で、
ともかく、
この世界最大の問題、
人口増加を抑制するために存在する国際機関、
国連人口基金(UNUPA)が、
今度、どのような戦略をとっていくのか
知りたくはないだろうか?

(今のままの戦略では、全然ダメなのは、明白である。)


現在、この組織が、
インターンを募集している。

興味のある学生や大学院生、フリーター等の方は
是非、応募されるがよかろうと思う。



以下、転載。


・・・
・・・


国連人口基金東京事務所では、現在、
以下の要領でインターンを募集しています。
ご査収頂ければ幸いです。

////////////////////転送歓迎/////////////////////

● 応募資格

★ 国際協力、開発分野における知識や経験がある方。
特に人口問題、リプロダクティブ・ヘルス/ライツ
分野への関心がある方が望ましい。
★ 英語運用能力のある方
(TOEIC 800, TOEFL(P)570, (C)229, (I)89程度)
★ MS Officeおよびホームページビルダー、
Photoshopを使用した作業が可能なこと。
★ 2010年5月〜11月
(引継1カ月+6カ月。これ以降の契約延長も可能)、
週3日定期的に事務所に通える方。
イベント前などは、適宜必要に応じて対応していただきます。
★ 大学卒業または同等の学歴を有すること。


● インターン業務内容

★ 国連人口基金東京事務所の業務アシスタント。
特に、「お母さんの命を守るキャンペーン」
推進企画・関連イベント実施、
ウェブサイトの更新作業、
英文翻訳、講演資料・報告書作成、
経理業務の補助など、
幅広い業務に適宜対応していただきます。

● 待遇・給与

無報酬。交通費支給なし。

● 応募方法

履歴書と志望動機(A4用紙1枚程度)を
下記まで郵送またはメールでお送りください。

〒150-0001
東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル7階
国連人口基金東京事務所 インターン募集係
e-mail: ueno@unfpa.or.jp

● 応募締切

2010年4月25日(日)必着

● 選考方法

書類選考の上、 4月28日(水)に面接・試験を行います。
なお、応募書類は返却いたしませんので、あらかじめご了承ください。


www.unfpa.or.jp