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自己紹介と、生い立ち


山本 では、ニックネームは、あまこ、で。
   まず、簡単に自己紹介をして頂けますか?

あまこ 現在22歳、今年23歳(になります。)

   イギリスのNGOがやっている
   ボランティア養成学校で半年間研修を受け、
   卒業後半年間モザンビークでボランティアとして活動(しました)。

   派遣先のプロジェクトは
   (学校の先生を育てる)教員養成学校の教師(教師のための教師)
   として派遣される(ことでした)。

   正規の仕事は英語教師(英語の教師の教師)だったのですが、
   行ってみると英語の時間がなく、
   (しかたがないので)
   英語を学びたい人を募り(つのり)英語クラブを作ったり、

   教育実習生について行って(普通の小中学校へ行き)、
   そこで保健(HIV・エイズ)のキャンペーンイベントをしたり、
   そういった活動をしていました。

山本 そうですか、では順番に質問していきますね。
   まず、生まれは何県ですか?

あまこ 岐阜県です。

山本 県庁所在地ですか?それとも田舎のほうですか?

あまこ ああ、もう田舎のほうですね、
    岐阜県の県庁所在地は岐阜市なんですが、
    (また)飛騨高山は観光地で有名なんですが、
    そこからも遠くて
    長野と愛知県の近くなので、ほんとに山ばっかりの所です。

山本 中学校ぐらいまでずっとそこですか?

あまこ 高校までですね。

山本 高校は普通科ですか?
   それとも商業高校とかなにかですか?

あまこ 一応普通科なんですが、
    私立に通わせてもらっていて
    家から1時間30分位かけて通っていました。
    公立高校に余り通いたくなかったので
    私立に通わせてもらっていました。

山本 親が(私立に)通わせたいのではなくて、
   あなたが(公立に)通いたくなかったの?

あまこ そうです、だから地元ではなくて周りからは
    「ちょっと、遠くて通いずらいね」    とか言われたりしました。

    ちょっと変わった子…みたいな感じだったのかも…

山本 それは、どういう理由ですか?

   私立と言うと、
   東京、大阪、名古屋などの大都市圏では、
   頭がいいとか、成績がいいからとか、
   あとはお金持ちが行くイメージや、
   制服が可愛いとかが挙げられますが。
   理由はどれですか?

あまこ 理由は公立に行きたい所がなくて、
    偏差値一番高いところは公立校だったのですが、
    そこには余り行きたくなかったんですね、
    なんでかな…

    同じ中学校からの友達が行くところに行きたくなかった
    というところです。

    知らない人の中に入って行きたかった。
    そのほうが新しい自分になれるような気がしてたんだと思います、
    今思えば。

    そして、私立の見学に行って雰囲気が気にいって通う事になりました。

山本 突っ込むと話が長くなりそうだからやめようかな・・

   「新しい自分になりたい」というのは
   中学校時代に嫌な事があったのかもしれないけど
   それを聞くと(長くなりそうで、しかも)
   今日の本筋から外れるのでやめます。
   (ききません。)

あまこ 特に凄く嫌な事があったっていうわけじゃないんですけどね。

山本 で、高校に入りました、と。
   で、高校は進学校ですか、それとも…

あまこ 進学校です、
    中でも私は進学クラスで
    国公立や難関私立を目指すクラスが1つだけあって、
    そこにずっと入ってました。

山本 ミッション系ですか?

あまこ ミッション系(キリスト教系学校の総称)ではないですが、
    創設者が学校教育の道徳を研究していた人で、
    道徳の授業とかがありましたね。

山本 思想っぽいところもあるということですね。
   でも、仏教系でもキリスト教系でもないんですね。

あまこ ないですね。

山本 そうですか、ここ(高校生活に関して)は飛ばして。

   高校生までの間や、(高校の)3年間で
   アフリカに興味ができたとか、
   国際協力の活動に関心があったとか、
   そういうのはあったんですか?

あまこ 中学校の時から英語が好きで、
    小学校1年生から英語は習っていたので、

    英語が好きで
    勉強やテストの点が取れるとか、そういう意味もあって。

    中学校の時に語学研修でオーストラリアに2週間行ったんですね、
    高校の時にも3週間程オーストラリアへ語学研修に
    行かせてもらってるんです、

    そこで外国に関する事や英語でコミニケーションできる喜び
    みたいなのを知ったんだと思います。

山本 なるほど、では、「英語から入った」ってことですよね。

あまこ そうですね。

山本 なるほどわかりました。
   私も語学留学、ニュージーランドやオーストラリアに行きましたよ。

あまこ あー、そうなんですか。

山本 英語からこの世界に入ったという事ですが、
   はじめから国際協力やアフリカの途上国に
   興味があったわけではないんですね。

あまこ そうですね、中学校の時は映画の翻訳家とかになりたかったです。

山本 戸田奈津子さん(映画字幕翻訳者)みたいなひと?

あまこ 高校の時に難民の話に興味を持って、
    そういったことが学べて外国語を学べるところを探して
    大学は決めたので、高校の時に…

    きっかけは何だったんだろう…
    世界史が好きだったので、そこで途上国の問題を学んで…

山本 高校の世界史の時間に「途上国の問題」を学ぶんですか?

あまこ 途上国まではいかないんですけど、
    植民地時代の流れのことを知ると、興味がわいて、
    いろいろ本を読んだりしてから・・という感じですかね、
    マザーテレサの本も好きで読んでいたので
    そういうところから、
    英語を使ってこういう道もあるとんだなと思いました。

    あと、先生が「映像の世紀」(NHK)という番組を
    毎回授業で15分から20分位、見せてくれていたんです。
    その内容が衝撃的で刺激を受けたのもあります。

山本 その番組(映像の世紀)は、
   途上国と言うよりは、世界のすべてのニュースをやっていたよね。

あまこ そうですね、だから最初は途上国限定というよりも
    国際関係とかそっちのほうに興味があったように思います。

・・・

大学受験は?


山本 わかりました。
   大学受験ですけども合格不合格を含めてどこを受験しましたか?
   ちなみに現役で合格しましたか?

あまこ はい、現役で合格しました。

    外国語学部を含めて、上智大学、フランス語学部を受けて、
    あと近くの名古屋の南山大学、
    立命館の国際関係学部、

上智大学
http://www.sophia.ac.jp/

南山大学
http://www.nanzan-u.ac.jp/

立命館大学
http://www.ritsumei.jp/index_j.html

    あと本命が国公立の大学だったので東京外国語大学をうけて、
    私立も受けた(受かった)んですけど、
    そっち(東京外国語大学)にいきました。

東京外国語大学 Tokyo University of Foreign Studies
http://www.tufs.ac.jp/

山本 東京外国語大学というと、「東京外大」ってやつですか?

あまこ そうです。

山本 何学部ですか?

あまこ フランス語学部にしたんですね、
    はじめは英語学部にしようとしていたんですが
    英語だけじゃだめらしい事を知って
    何か違う語学にしようと思い、
    フランス語学科にしました。

    フランス人はあまり英語が好きじゃないらしい
    ということを聞いたり、本を読んだりして
    それはどうしてなんだろうということを不思議に思って
    語学を学ぶ際に文化も学ぶじゃないですか、
    それで全く違う視点から世界を見るのも
    楽しいんじゃないかと思って決めました。

山本 わかりました、
   それって(学部を決めることは)受験する時に決めるんですか?

あまこ そうです、受験する時に決めなきゃいけないんです。

山本 それで、4校受験して、4つとも受かったの?

あまこ はい、4つとも受かりました。

山本 すごい!
   じゃあ頭いいんだね、知らないけど。

あまこ いや?

・・・

イギリスのボランティア養成学校へ


山本 さて、
   東京外国語大学は何年間なんですか、普通に4年間学ぶんですか?

あまこ はい、4年間です。

山本 じゃあ、今、あなた22歳だから…
   もしかして、学校休学してイギリスの学校に行っていたの?

あまこ はい、そうです、
    大学3年生の秋にイギリスに1年間留学して
    大学は休学して、
    次の年の秋に3年生の後期から復学しているんです。
    だから、ダブってるんです、1年間。

山本 あと、あなたが行っていたイギリスの学校、
   組織の名前を教えていただけますか?

あまこ CICDという、学校として登録されている団体です

CICD (College for International Cooperation and Development)
国際協力と開発のための学校
http://www.cicd-volunteerinafrica.org/ 英語サイト
http://www.cicdvolunteer-japan.org.uk/ 日本とサイト

山本 collegeというと、日本語訳で単科大学という意味になりますね、
   college for International Cooperation and Development, CICD,
   国際協力と開発のための学校ですね。
   事前にe-mailでURLも送ってもらっていますもんね。
   この、イギリスの学校に1年間行ったんですよね、

(注:アメリカ英語では、カレッジは、単科大学だが、
   イギリス英語では、カレッジは、あらゆる種類の学校をさす。)

あまこ 1年間です。

山本 その中で、「モザンビークにも行く」わけですか?

あまこ そのcollegeと呼んでいるんですけど、
    そこがやっているプログラムがあるんですよ、
    国際ボランティアプログラムというのが。

    半年間イギリスで学んでから、
    (国際協力の)ボランティアプログラムに半年間参加するんですね。

    半年間イギリスの学校で学んだ後に
    半年間どこかのボランティアプログラムに派遣される、
    セットになっているんですね。

山本 そのプログラム(の後半の部分)は、他にもいっぱい
   アジアやアフリカの国でもやっているのか、
   それとも、モザンビークだけでやっているのか…?

あまこ えっと、何ケ国かで(プログラムは)やっていて、
    私は9月からボランティアを始めるチームだったんですけど、
    途上国の団体、派遣先から
    このプロジェクトに何人欲しいという要請が来るんですね、
    その学校に。

    で、そこからチーム内でどこに行くかを個人で決めるんですね。
    うちのチームでは、南アフリカと、インドと、モザンビーグでした。

山本 あなたは、モザンビーグを希望したんですか?
   それとも仲間との話し合いの成りきでそう決まったんですか?

あまこ モザンビーグを希望しました。

    あと、インドは行った事があったのでとくに興味がなかったです。
    で、アフリカに行きたいというのがあったので。
    南アフリカは良かったんですけど
    プロジェクトがHIVのプロジェクトしかなくて、

    私は教育系のプロジェクトをみてみたいということがあったので、
    教育系のプロジェクトのあるモザンビークに決めました。

山本 モザンビークは元々フランス語?

あまこ ポルトガル語ですね。

山本 国語は(その国の中で)一番(人数が)多い民族の言語と、
   ポルトガル語(の二つ)が公用語?

あまこ 公用語はポルトガル語だけなんですよ。
    あと、現地語が20数個あるという感じです。

山本 それは、今時あれなんですよ…
   言いたい事がありますが、まぁ置いといてですね…

(注:欧米の言葉だけを、その国の公用語とするのは、
 現地文化尊重を考えた場合、はたしてどうか、という問題がある。
 しかし、多民族国家であるアフリカ諸国では、
 公用語にしてもらえなかった(相対的に少数の)民族たちから不満の声があがり、
 ヤブヘビになる(国内がかえって混乱する)可能性もあり、難しい。)

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