.

勉強が嫌いなのに、勉強したことの矛盾について


絹代 ただまぁ、JICAは受かるつもりで受けていた。

   当然すごく勉強もしていましたし、
   知識もあったし、志もあったので。
   結構、なんか、受かるつもりで受けていて。
   で、JICAに自分が受け入れてもらえないんだったら
   商社にいって、言われた仕事をしていようって
   そういう感じだったと思います。   
   
山本 なるほど。
   そっか…。

   1点ちょっと矛盾していたことを聞いていいですか?

絹代 はい、どうぞ。

山本 最初その、大学2年生から3年生になるときに
   「私は勉強が好きではなかった」って言って、
   「だから農学系のところに入った」っておっしゃっていたのですが、

   (ところが)先ほど、最後におっしゃっていたのが
   JICAに受かるために…(すごく勉強していた?)。

絹代 「勉強」っていうのがですね。

   例えば、最初に申し上げた
   教養学部の比較文化論であったり文学系になると
   文献をたくさん読んで、比較文化に対する
   これだけの芸術家を知っている、
   これだけの文学者を知っている、
   これだけの音楽家を知っているという
   勝負になってしまうんですね。
   
   そういう、机の上での勉強が嫌。

   JICAの勉強でしたら毎日机の上に向かって 
   何かを研究したわけでは当然なく。

   その国際協力っていうフィールドも
   私は見ておりましたし、
   (JICA)専門員の方にも沢山接しておりましたし
   そういう意味の勉強ですね。
  
   机の上での勉強…。
   厳密に、机の上の勉強なのかって言われると確かに
   JICAに関して、途上国に関しても机の上で
   勉強していたかもしれませんけれども。
   
   いわゆるなんだろう…。
   私の言葉が悪かったんですけれど、

   その大学に入るまでの勉強ってのは
   完ぺきに「お勉強」なわけなのですよ、机の上での。
   
   そういう意味でのお勉強は特に好きではなかった。
   歴史について調べるとか。
   なんか、んー、そういう意味での
   勉強があまり向いていなく、
   それで農学部に来たって感じですかね。

山本 なるほど。
    
絹代 だから言葉を変えて言うならば、
   多分、「勉強という感覚」を持って。

   多分、私が勉強という単語を使ってしまったことが
   行けなかったって思うんですけれども、
   「勉強っていう感覚」を持ってやっているものと、
   「勉強という感覚」を持たないで
   ものについて調べている人があると思うんですね。
   
   資格試験をとるための勉強っていうのはおそらく
   問題集を解いたりする勉強で。

   ただ、何かを興味を持ったときに
   何かそれに対して突き詰めていくのって
   「勉強って感覚」じゃないと思うんですよ。
   
   だから、多分私の大学3、4年生に関しては
   「勉強って感覚」ではなかった。
   だから、私がさっき勉強って言葉を使っちゃったのが
   混乱を招いているのだと思います。
   ごめんなさい。

山本 あぁー、いいですよ。
   いえいえ。
   こちらとしては、何も(反論は)してないです。

   勉強してますし、いわゆる自分の好奇心を満たす
   というのも勉強かもしれません。、
   まぁ、その何らかの大学院を受けるための勉強も
   勉強ですし。
   
絹代 ねぇ、色々あると思うんですけど。

   ただ、すごく私が大学3、4年生にいた頃は、
   めったに勉強しない、
   大学の勉強をしたくない人が集まる学科だったんです。

   アメフトとか野球部とかそういう人が多くて
   学校には来ないけど単位は取れるとか。
   
   でも、農場実習もありましたし。

   私もその、大学院行こうとか、学者になろうとかの
   意思は全くなかったので。

   なんかその自分の知識に1番近いところで単位が取れて
   なんか自分の中に入れられる学科だったらいいなって。
 
   結構そういう意味では、すごく自由で。
   んー、まぁ色んな事をやって忙しかったって言う記憶は
   あるんですけど、
   そこに「勉強した記憶」ってのはないですね。

・・・

JICA職員の試験について

   
山本 なるほど、わかりました。

   で、えっと、JICA試験は、でしてね。
   いわゆる、1次の書類選考等があって
   次に筆記試験があって、多分、面接等があって
   で、(ようやく)受かると思うんですけれども。
   当時、倍率はどのくらいでしたか?

絹代 ごめんなさい(笑)
   よく覚えてないですね。
   35人ぐらい受かったと思うんですけれども
   何人受験したとかは(わからないです)。

山本 まぁ、おそらく1000人前後だと思うんですけれども、
   年によって、あれな(バラツキがある)んですけれども。

   まぁ仮に1000人ぐらい受験して、
   35人ぐらいこの年は受かったってことに(しておきましょう)。

   まぁもちろんその、新規採用ですよね?

注:
JICA職員の募集には
新規採用(大学新卒の採用)と中途採用(社会人経験者の採用)
がある。また、他にもいろいろなケースがある。

絹代 はい。

・・・

JICAに就職した後の研修について


山本 わかりました。
   えーっと…、次はえーっと。
   新規採用の場合は、確か中途採用と違って
   最初になんかあの、
   一通りの研修をJICAがするはずなんですけれども。

絹代 はい、しますね。
   はい。

山本 えっと、あれどのくらいの期間でしたっけね、
   一通りの(研修期間は)?
   
絹代 2週間ぐらいですね。

山本 2週間ぐらい。 

絹代 はい。

山本 わかりました。

   あっ、で、結局・・のことを聞いてしまうと
   やめたのはいつですか?

絹代 (入社した年の)12月ですね。

山本 入ったのはいつですか?

絹代 4月です。

山本 ということは

絹代 8か月ですね。

山本 そうですね。

   わかりました。
   えーっと8カ月の間、最初の2週間の研修があって
   そのあとはどこの部署に配属になったんですか?

絹代 えーっと。
   農業開発協力部の畜産園芸課です。

山本 あぁそうですか。 

絹代 プロジェクト方式の技術協力をやって。

山本 はい。
   その中では、具体的にはどんな?
   ま、新人だからあれだと思うんですけれども
   何かのアシスタントみたいなことを
   やられていたりだと思うんですけれど。

絹代 そうですね。
   
山本 はい。
   えー、具体的にはなんか関わったプロジェクトは?
   JICAは確か、いわゆる
   「課題部」という、農業等をやっている科目と
   「地域部」っていう、
   例えばアフリカとかアジアの(地域別の部署があるはずだが)

絹代 当時は地域部とかってくくりはなかったです。 

山本 なかったんですか。
   あー、そうですか。

絹代 で、私たちのところは
   プロジェクト方式の技術促進をやっているところで。
   その中で畜産園芸に関するプロジェクトを
   やっているところだったんですね。
   地域部はその後に作られたと思います。

  
山本 はい、そうですか。
   わかりました

   じゃ、具体的に当時、
   具体的にどこの国のプロジェクトをやって(たんですか)?

絹代 ただ、やって(ない)…。

   私は当然担当を持っていなかったので。
   サブで色んな方の持ち回りをするとか。

   あの、サポートをする記入、書類の記入とかを
   アシストしていくとかみたいな形だったので。
   特に私は担当は持ってなかったですね。
   
山本 なるほど。
   …えーっと、すると、当然それは
   当時ですから(JICA本部は)
   マインズ・タワーという代々木にある(ビルにあった)?

新宿マインズタワー
http://www.eonet.ne.jp/~building-pc/tokyo/tokyo-161mainzu.htm

絹代 はい、そうです。

山本 新宿の横にあるやつですよね。
   で、えっと、その中の、いわゆる(JICA)本部にいらっしゃって。

   例えば、あの、(JICAの)国内機関、
   えっとなんだ、仙台とか広島とか
   
絹代 ありますね、中国国際センターとか

国内拠点 JICAの機関・施設 JICAについて
http://www.jica.go.jp/about/structure/organization/domestic.html

山本 あの辺とかには、2週間の研修の時に、
   行ったりはしてるんですか?   
    
絹代 筑波には全員、行ったと思います。 

JICA筑波 - 国際協力機構 筑波国際センター
http://www.jica.go.jp/tsukuba/index.html

山本 あぁ、そうですか

絹代 あと、東京国際総合センターでしたっけ?
   幡ヶ谷にある(センターは)?
   あそこは研修で何回も行きましたね。

JICA東京国際センター
http://www.jica.go.jp/tokyo/index.html

山本 はい。
   あの、泊まれるところがあるやつですよね?
   
絹代 はい

山本 途上国の方がよく来ている。 

絹代 はい、そうです

山本 わかりました。

   では、在外(ざいがい)…、
   国外にあるJICAの、
   例えばケニア事務所等々の所には特別に(行きましたか)?

絹代 行ってないですね。
   
山本 あぁ、そうですか 

絹代 ケニア事務所があることも知りませんでしたし、今まで。
   
山本 あぁ、そうですか、わかりました。
   じゃぁ、ほんとに本部がほとんど。
   筑波にちょっと、
   あと幡ヶ谷にちょっとっていうぐらいで。

絹代 そうですね。
   全員筑波に、1泊2日か2泊3日の研修があったのと、
   あとー…、うっ、なんて言ったっけ?
   東京国際総合センターだっけ?
   あそこで基本的に研修なんですよ。
   マインズタワーでは研修できるお部屋とかがないので。
   あそこの部屋でレクチャーとかをやっていたので。
   あそこには毎日みんな行ってたと思います。
  
山本 あぁ、なるほど。

   あと最近(JICAは)引っ越しをしまして
   えーっと今は麹町でしたかね?

JICA本部
http://www.jica.go.jp/about/structure/organization/hq.html
   
絹代 向こうの方にもありますね。
   
山本 向こうの方にJICAは移動しましたね。
 
   で、(話を元に)戻してですね。 

・・・
・・・

このブログの続きはこちらへ
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65463025.html