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入学してから最初の半年の授業内容は?


山本 で、入学しましたと。
   勉強は、ま、大筋であれでしたっけ、

   1年目に学科の授業を受けて、
   2年目に、途上国でフィールドワークというか、
   途上国に行くと。
   ま、大筋でそんな感じってことですかね?

ひげ はい、ざくっとそんな感じです、はい。

山本 私が2年目の人にインタビューしようと思ったら、
   もう(途上国に)行っちゃうから駄目って言われて。

ひげ ハハハハハ(笑)。

山本 で、1年目で勉強する内容は、何を勉強するんですかね。

ひげ そうですね、1年目はですね、主にあの、
   国際保健の基礎を前期で学んで、
   で何かその、後期は、
   一応少し応用をやるという形なんですけど、

   今、学んでるのが、
   統計、疫学、母子保健、環境保健学、健康リスク学…

   えーっと、あとはー、10科目あるんですよねー。

   その他に必修では無いんですけど、英語が、
   スピーキングとライティングがあって、
   えーっとそれから、あっ、熱帯医学とか、などなど。

山本 ま、10個あるってことですね?

注:
前期の基礎の科目は、以下。
基礎人間生物学
人間の安全保障
熱帯医学
環境保健学
健康リスク学
統計学
疫学
母子保健学
保健医療倫理学
人口動態・集団保健学
健康増進・教育学

ひげ はい。

山本 それは朝の9時位から5時くらいまでですか、1日ずーっと。

ひげ はい。
   あのー、ほぼ1限から5限、もしくは4限まで入ってる
   という状況です、はい。

山本 何時から何時?

ひげ だいたい朝9時から6時半ですか、マックスで。
   朝9時から、夕方の6時半。

山本 1つの講座は1時間半位?

ひげ 1時間半ですね、で間10分程空けて。

山本 結構大変だと思ってますか?

ひげ 大変ではないです、
   「ただ勉強だけしてればいい」ってのは、
   こんなに幸せな事はないので、大変とは思わないですけど。

山本 なるほど。

ひげ はい。

ひげ ただもっと余裕があれば、
   自分の好きな勉強が出来るかなって気はします。

山本 なるほど。

ひげ はい。

山本 ちなみに夜は何してるんですか?

ひげ 夜も勉強してますね。
   6時半以降はだいたい研究室に戻って、えっと、
   自分の研究したい分野の論文読んだりとか、
   課題をやったりとかですね。

山本 ま宿題みたいなものがあると?

ひげ かなりありますね。

山本 でそれが前半ってことは、10月位まで?

ひげ はい、えっと7月の終わりまでです。

山本 夏休み前まで。

ひげ はい。

・・・

夏休みは何をするのか?


山本 夏休みってあるんですか?

ひげ 夏休み一応あります。
   ただ7月の後半から1ヶ月バングラデシュ研修が、
   短期フィールド(ワーク)があるんで、
   7月の末からだいたい8月の中旬位まで
   バングラデシュに行って、
   その後1ヶ月程夏休みという形ですね。

山本 短期フィールド、
   短期フィールドワークっていうことですね?

ひげ そうですね。

山本 それ、えっとね、ま、

   (フィールドワークの内容は)
   疫学系(統計学系)の場合と、
   もうちょっとその、
   母子保健とか、感染症とか、
   いわゆる(保健分野の)「課題」に特化する場合と、
   ま、あると思いますけど、

   主に統計ですか? 主に細かい課題ですか?

ひげ これはですね、個人個人で行くのではなく、
   全員が固まって同じ目的で行く感じでですね、
   去年おととしはバングラデシュの「ブラック」という、
   そこのNGOですね、NGOの、

山本 ブラックのスペルは何ですか?

ひげ BRACですね。

山本 分かりました。
   後で、ネットで(調べます)。

注:
Welcome to BRAC
http://www.brac.net/

ひげ あっちのプロジェクトを、
   バングラデシュでやっているプロジェクトを、
   サイト(プロジェクトの対象地域)を見て回ったりとか、
   あとは実際にそのー、
   あっち(バングラデシュ)の公衆衛生の学生と交わって
   何かワークショップやったりとか、
   というような事が去年はあった、はい。

山本 そのBRACは何をしてる(NGOな)んでしょうね?

ひげ えーっとですね、
   まぁあの1番有名なのはマイクロクレジットとか。

注:
マイクロクレジットとは
貧しい人が貧困から脱出できるように
事業を開始するためのお金を貸すこと。

山本 じゃぁ、経済系ですよね?

ひげ もう、何でもやってるんですよね。
   BRAC(は)自分で大学も持ってるんですよ。

山本 へえ。

ひげ もう本当に開発分野の何かもう全てを網羅していると。

山本 なるほど。

ひげ ビジネスも自分達でやって、
   その資金でNGOを回しているという、
   らしいです。
   私も詳しいことは知らないんですけれども。

山本 なるほど。

ひげ 世界最大のNGOの1つって言われてるらしいです。

山本 へー、それは凄いですね。

   じゃ、「保健」(医療と公衆衛生)も、
   一部やってるってことですね?

ひげ そうですね、そのうちの1つということですね。
   マイクロクレジットもやってるし、
   保健もやってるし、ということになると思います。

山本 じゃおそらくその、
   (保健分野の国際協力活動として)
   1番普通のワクチンを打つとか、妊婦の検診がどうのとか、
   そういう(こともやってるんですね)?

ひげ 水衛生のことやったりとか、はい。

山本 なるほど、分かりました。
   で、流してと。

・・・

1年目の秋からは何をするか?


山本 秋(から)は何するんでしたっけ?

ひげ 秋は9月から…、10月から始まるんですかね。
   で秋も授業があって、

   同時に、まっ前期からそうなんですけど、
   あの、2年め以降の(フィールドでの)研究の、
   自分の課題と言うか、
   研究目標を立てながら授業を受けていく、と。

   という風に進んでいくんですけど。

   2年の10月以降の授業自体は、
   えー、国際保健の政策の授業があったりとか、
   あとは事業マネジメントがあったりとか、
   えーっとあとはー、出しましょうかね、カリキュラム?(笑)

注:
1年目、後期の授業カリキュラム
国際援助概論
国際保健医療政策論
国際保健医療事業マネージメント
文化・人類医療学
国際開発の経済学汽潺ロ経済
国際開発の経済学競泪ロ経済
緊急医療援助論
社会調査法
サーベーランス・システム論

   であと2年目が、長期フィールドワーク(研修)ですね。

・・・

この大学院2年間で、公衆衛生学修士、MPHがとれる


山本 (1年めの)秋になって、
   さっき言っていた、割と具体的な応用編の、
   プラクティカル(実用的)なもの(授業)が始まって、

   2年目に(途上国での)フィールドワークで自分が…、
   (テーマにあった研究をする。)

   その前にちょっと確認すると、いわゆるこれ一応、
   あの、2年終って、
   いわゆる「修士論文」みたいのを書いて出すんですよね?

ひげ はい、そうです。

山本 でそれが一応、OKが教授達等から出れば、
   ま修士は、
   「マスター・オブ・なんたら」
   がとれるってことですよね?

ひげ そうですね、
   「マスター・オブ・パブリックヘルス」
   (公衆衛生学修士)が。

山本 「MPH」が一応とれるってことですね?

ひげ そうですね、はい。

山本 それ最初にきくべきでしたけど、忘れてました。

ひげ (微笑み)。

・・・

2年めに、テーマにする予定の課題は何か?


山本 であのー、2年目のフィールドワークのあとで、
   ま論文を書くと。
   そのテーマは、
   「私はこれをやりますよ」みたいな事は、
   いつ決めるんですか?
   誰にそれを言うんですか?

ひげ まず、えーっと6月の頭位までに、

山本 今年の。

ひげ はい。
   までに一応、テーマは、
   第1回の発表をしないといけないんですよ。

山本 はい。

ひげ で最終的な決定は、年末までに、
   という風な形にはなっていると。

山本 なるほど。

ひげ はい。

山本 じゃぁあの6月に、ま来月ですよね、
   6月までに、
   (年末までには変わるかもしれないけど)
   一応決めて。

ひげ そうです、変わるかもしれないけど、
   一応嫌でも決めて、というかたちですね。

山本 でそれの気持ちで、
   9月からかな、応用編の授業を聞いて、
   やっぱこれで行こうとか、やっぱ違うとか思って、
   12月に最終決定すると。

ひげ そういう感じですね。

山本 で今のところ何の(研究をする)つもりなんですか?

ひげ 私は(協力隊時代に)向こう(アフリカB国)でも
   「情報システム」のことをやってたので、
   もうそっちでまたやっていこうかな、と。
   保健情報システムですね。

山本 えぇ。

ひげ (情報システム)の強化というと曖昧ですけれども、
   具体的には、うーん、ま色んな因子が絡んで、
   (ヘルスセンターから、県や政府に提出される)
   レポートの質が悪くなっていくかと思うんですけど、
   元々レディスタ(患者登録簿)に書いてる、
   元々(の内容)が悪いってのもあるんですけど、
   ま色んな因子があると思うんですけど、
   ま一体どこが最大の問題で、
   どこにインタベーション(介入を)かければ有効なのか、
   みたいなことを出来ればな、と思ってるんですけど。

山本 なるほど。
   それ(について)は後で時間があったら聞きます。
   ちょっととばして。

・・・

2年目のフィールドワークは、どこに行くの?


山本 でえーっと、フィールドに行くのは2年目の、
   元々、その長崎大学の長い(名前の)やつ、
   国際健康開発研究科が、

ひげ はい、ハハハハハ(笑)。

山本 (大学院と)コネがある国や、
   もしくはその(コネのある)NGOに行くんですか?

   それとも自分で勝手に探していいんですか?

   それで話は大分違いますよね?

ひげ 両方、両方です、両方有りです。

山本 両方有りですか。

ひげ 両方有りです。
   あのー、一応大学の方針としては「自分で見付ける」です。

山本 そうですか。

ひげ 大学の方針としては、自分で見付けるなんですけれども、
   そうは言っても中々そうはいかない部分もあるし、
   あとそのデータが、研究と、その、
   2年目は研究とインターンシップ兼ねてるんですね。

山本 はい。

ひげ だからその、
   自分のデータが集められるとこに行く必要がある訳です。

山本 はい。

ひげ その時に、まやっぱり、
   ここじゃなきゃ集められない様なデータっていうのがあれば、
   (大学院の)先生のサイト(プロジェクトをしている場所)
   であったりとか、

   (大学院の先生の)コネがあるとこであったりとか、
   に行かれる方もいらっしゃいますし、

   そうじゃなくて、
   最初から、もう、データも集められるし、
   インターシップも出来るからということで、
   自分でNGOとかにアプライ(申し込みを)して
   行かれる方もおられます。

山本 なるほど。

   でその例えば、
   大学院の、大学院生の受け入れを
   NGOも国連もやってますけども、あれ基本、ただ働き?

ひげ ただ働きですねぇ。

山本 往復の運賃の航空券代や、現地での生活費は、
   自分持ちなんですか?

ひげ 基本自分持ち、自己負担ですね。
   あのー、(大学院の)入学のパンフレットに書いてあるのは、
   自己負担ですって書いてあります。

山本 なるほど。

ひげ でー、人によっては研究助成金を貰って、
   行ってる人もいます。

山本 それはあれですか。
   いわゆるJICAの海長研とかですかね?

海外長期研修制度(海長研、かいちょけん)JICA
http://www.jica.go.jp/recruit/choukikenshu/index.html

ひげ とは別で。
   あの海外でこういうリサーチをするので、
   えー,お金をくれるような、そういう…。

山本 財団?

ひげ があるらしいです。
   でそれにアプライ(申し込みを)して
   お金を貰って行ってる人もいますね。

・・・

・・・

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