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日常生活、午後からは?

山本 なるほど。
   で、昼飯が終わりましたと。

   で、午後は何をしますかね? 
   平均的な日常ですが。

S子 レポートですかね。
   平均的というか、過去に行った3か月、
   ほとんど毎日レポートを書いていたので、
   レポートを書くというか、修正するというか。
   その作業をやっていましたね。

山本 その30の企業に対して
   3人の専門家がどんなことをやっているか、
   ということですか?

S子 それもありますし、
   JJICAに提出しなければいけないレポートがあったんですけれども、
   ほんとは1月にできていなければいけなかったんですが、
   あんまり出来が良くなくて(JICAからレポートを)
   突き返されていたんですね。

山本 はい。

S子 それで、、あんまりここからは言えないんですけど、
   JICAに
   「お願いですからS子さん、書いてください」
   って言われて、

山本 あー、その3人の高齢の技術者の書いたレポートが突き返されるので、
   あなたが代わりに書いてあげたということですね。

S子 3人の専門家っていうか、その方々は外にいるので、
   ほんとはレポートは総括がお書きにならなければいけないのですが、
   まあなかなかそこができなかったので。

   まあ、お歳の方だったんでねぇ、
   ちょっと難しかったとは思うんですけど。

山本 はい。

S子 んで突き返されてきたので、
   最後の最後は、
   肝となっている部分は日本工営の方と私で書きました。

山本 日本公営の方も協力補助員として来ているということですね。

S子 はい。
   ただ、補助員がほんとは書いてはいけないので。
   あんまり表には言えない。

山本 まあその辺の流動的なことに関しては私も存じておりますので、
   お金に関しても存じておりますので。
   まあいいや。

   で、午後はそのレポート等を代わりに書いてあげてて(笑)、

S子 あーあと、一番のメインイベントは買い物です。

山本 何を買うんですか?

S子 文房具だとか日用品。
   …なんですが、物があるようにみえてなかったりもするので、
   割と駆けずり回ってました。

山本 なるほど。

S子 やはりご高齢の方なので、
   お薬ですとか、あとは電池ですとか。

   専門家が昼間動けないので、
   動ける私が代わりに買ったりですとか。

山本 もうひとつお聞きしたいのはですね、
   JICA専門家の友人や協力隊の友人を
   いっぱいしてるんですけれども、
   JICAは健康診断に非常に厳しくて、
   例えば高血圧だとかコレステロールが高いとか、
   体重が重すぎたり少なすぎたりすると、
   JICA専門家に選らばれなかったりするので、

   私医者ですから、ごまかして…
   とか言っちゃいけないのかな(笑)

S子 (笑)

山本 まあそれはともかくとしてですね、
   ただ(今回のA国のプロジェクトに)
   ご高齢の方が多いとですね、
   血圧もコレステロールも中性脂肪も正常って方って
   普通いないんですよ。人間っていうのは。

   それで、3人も(ご高齢の方が)いたら
   普通そういう問題って持ってますよね?

S子 ああ、でもね、たぶん今おっしゃってるのは、
   JICAと直で契約している専門家の方ですよね。
   JICAっていう経歴を持っている方ですよね。

山本 そうですそうです。

S子 そうではなくって…

山本 開発コンサルの場合は
   そういうのは問題ないんですね?

S子 問題ないっていうか、
   たぶんそんなに気にされてないんだと思います。

山本 どっちが?

S子 開発コンサルが。

山本 えっと、開発コンサル会社の方がですね。

S子 んっと、そうですね。

山本 んで、JICAの方から開発コンサル会社の方で、
   (派遣を)引き受けた会社員が、
   A国に行く会社員が、
   別にどのような健康診断(の結果)を持っていようが、
   JICAに提出しなくてもいいということですね。

S子 はい。全く気にされてないです。

山本 あ、わかりました。
   これは非常に重要な情報ですね。

(注:JICAと直接契約を行う、JICA専門家や、
 青年海外協力隊隊員は、健康診断結果を提出しなければならず、
 それに異常があると、派遣されない。派遣中止になる。
 しかし、JICAと間接的な(業務委託の)契約をしている
 開発コンサルタント会社の職員たちは、
 健康状態に関して気にされておらず、派遣される。
 ここに大きな矛盾がある。)

S子 そうです。たぶん、、すごく言いようによっては、
   まあ兵隊なんですよね。

山本 傭兵(ようへい)だってことですね? 

S子 そうですよ、雇われ傭兵。

山本 この期間、金やるから、お前こういう仕事しろ、と。
   んで、後は(健康はどうなっても)知らないよ、
   ということですね。

S子 そうそう。
   でもそこはちょっと問題でもあるんですけどね。
   プロジェクトというものを継続的に行っていくにあたって。

山本 はい。
   まあでも民間(の会社)を導入したほうが、
   コストパフォーマンスにしても、
   お金の効率が良くなるかもしれないので、
   そういう面も(JICAとしては考えないと)。

   どっちが良くてどちが悪いのかは
   賛否両論あるのかもしれないですけど。

S子 そうですね。賛否両論ですけど。
   だから、ここで重要なのは、
   JICAと直で契約するいわゆるピンの専門家と開発コンサルが…

山本 少なくとも健康診断やいろいろな扱いに、
   いわゆる「待遇」ってやつがいろいろ違うってことですね。

S子 あとは、研修も違いますね。

山本 はい。

S子 私今度、私が第一号で、JICAの派遣前研修に、
   業務実習契約のコンサルタントとして
   第一号として受講できるんですよ。

山本 あーそうですか。

S子 私全く知らなくて。
   G社のオフィスにいらっしゃる方から、
   こういう派遣前研修がありますがどうですか、
   ってご案内が来たんですね。

   で、5月は私も時間があるし、とりたい…
   私全職でプロジェクトマネージメントをやっていたので、
   JICAのプロマネ(プロジェクトマネージメント)のやり方とかに
   非常に興味があったので、受講したいなと思って
   4つくらいピックアップして、
   もしできたらお願いしますってお返事をしたんですよ。

山本 はい。

S子 そしたらですね、彼女いわく、
   そういう派遣前研修っていうのは、
   さきほど言ったようなJICAと直で契約する、
   いわゆるピンの専門家向けなんですって。

山本 はい。

S子 JICAって名刺を持って赴任するような方のみで、
   開発コンサルの名刺を持っていく人たちは
   対象じゃないんですって。

山本 ふーん…それはちょっと私の聞いた話とは違いますね。

(注:山本の知る限り、開発コンサルの職員等でも、
 FASIDなどで開催されているプロジェクトマネージメントの
 研修を受けているケースは、多々ある。
 ただ、JICA技術協力専門家向けの派遣前研修、など、
 特定の名前のついた研修は、直接契約の人でないと受けられないかも。)

S子 なんか業務実習契約で初だって言われて、、

山本 はい。

S子 まあ、なぜかっていうと、
   開発コンサルタント会社が
   会社として責任を持ってやるものである
   という理解らしいのですが、
   まあなかなかそうはいかないし、

   JICAがこうだと思っていることと、
   開発コンサルがこうだと思っていることは、
   やっぱりずれがあるので、
   いつもJICAの言葉で聞きたかったんですよ。

山本 なるほど。

S子 で、聞きたいということもあって、
   G社の方もすごく頑張ってくださって、
   JICAの担当の方もよくわかってくださったので、
   上司の方を説得してくださったんですって。

山本 なるほど。

S子 で。5月の12、13日かな、
   初めて私が第一号として
   聴講させていただけるみたいなんですけど。

山本 えっと、どっちですか? 
   六本木のGRIPS(政策研究大学院大学)・
   FASID(財団法人国際開発高等教育機構)でやる場合と、
   国総研っていう市ヶ谷の…

S子 市ヶ谷です。

山本 国際協力総合研究所の国総研ですね、わかりました。

JICA研究所について 国際協力人材部総合研修センター
http://jica-ri.jica.go.jp/ja/about/index.html


・・・

日常生活、夕食から夜は?


山本 夕食はどうします?

S子 んー…まああんまりお腹が減ってなければ
   スープだけ飲んで寝ちゃうか、
   時間がある時はお友達と一緒にご飯を食べに行ったりします。

山本 なろほど。
   あ、えーっとその国の治安によってですね、
   JICAから例えば18時以降に(外に)出ちゃいけないですとかね、

   いわゆるピンのJICA専門家の場合、
   ラジオを一人一台あてがわれて、
   今はどこにいるんだっていうような点呼を
   毎日18時くらいにあったりですね、
   例えば。

   あとは、そもそも18時以降に外出するなというような場合が
   国によってはあったりするんですが、そういうのはありましたか?

S子 全くないです。

山本 当然ラジオも持ってないですし、
   18時以降は外出するなということもないんですね。

S子 はい。アディスアベバはとても安全なところです。

山本 外務省のホームページ等に載っている安全基準が、
   今は渡航しても全然問題ないということになっている
   ということですか?

S子 はい。なっていると思います。
   ただ、一部危ないところがあって、
   そこは行っちゃだめよってところがあると思いますが。
   アディスアベバは問題ないです。

山本 そうですか。
   余談ですが、確かエリトリアという国が
   以前(A国から)独立した時の問題が(あって)、
   あの辺の周囲が危ないかな、ということでしょうかね。

S子 はい。

山本 その辺は聞いております。
   それじゃあ(仕事から)帰るのは、
   18時どころか別に20時でも22時でも好きな時に飯食ってきて
   帰ってこれるということですね。

S子 はい。

山本 それはいいですね。
   で、帰ってくると、ホテルだから当然掃除もされていて、
   洗濯も頼んでおけばやってくれてる、ということですね。

S子 はい。

山本 わかりました。今のホテルは快適ですか?

S子 はい。
   とても新しいホテルで、
   アディスアベバはアフリカの政治の中心なので、
   外国からのお客様も多いということもあって、
   ホテルが乱立しているんですね。

山本 はい。

S子 で、私がお世話になってるホテルがとても新しいホテルで、
   尚且つそんなに高くもないホテルで、広い道路に面していて、
   隣にすぐスーパーがあるので明るいんですね。

   で、19時くらいになるともう暗くなるので、
   帰ってからお買い物に行こうと思ってももう暗いんですけど、、。

   まあ近いということでそこでお世話になってます。

山本 ということは外国人向けのスーパーがあるので、
   食べたいものは何でも買えるということですか?

S子 まあ何でもってわけではないですけど、
   でも、ハムとか切って売ってくださるんですよ。

   だからちょっとパンとハムを切ってもらって
   サンドイッチにして食べることができるので。

   そんなに毎日毎日たくさん食べないので(笑)。

山本 わかりました(笑)。
   えっと、ホテルって五つ星まで最高あるじゃないですか。
   いくつ星ホテルですか?それは。

S子 星とかないと思いますよ。

山本 あーそうなんですか。

S子 A国のホテルで…
   普通のホテルは星とか掲げてないと思いますよ。

山本 わかりました。

S子 あとまあ、JETROの方とか、
   日本の商社の方とかもお泊りになっているホテルですし、
   JICAの方もよくお使いになるので、危ないホテルではないです。

ジェトロ - 日本貿易振興機構
http://www.jetro.go.jp/indexj.html

山本 なるほど。あとは(車と)運転手ですけれども、
   これはJICAの方から…
   日本大使館からの紹介ですか?

S子 んーそうですかね…。
   私どもの総括が以前、中小企業診断士の派遣で、
   A国で講演をしたことがあったらしく、
   その時にお世話になった方らしいです。

   そこから引き続き年々お世話になっているんですけど、
   すごくしっかりした会社で。

山本 その会社にお願いして、
   その会社が運転手と車をまわしてくれている
   というスタイルですね。

S子 はい。

山本 そもそも、A国の外国語は、(アフリカでは)
   英語圏とフランス語圏がありますがどちらですか?

S子 英語圏ですね。

山本 あなたの場合、英語も(フランス語も)
   おできになるから全然基本的にはあれ(問題ない)ですか。

S子 はい。

山本 いわゆる英語・フランス語が通じない
   ド田舎に行って現地語をしゃべらなくてはならない状況には
   なっていないということですね。

S子 はい。


(山本に電話が入ったので、一度中断)


・・・

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