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医学部3年生の時、ワークキャンプの主催者側として安く旅行


山本 で、そのモンゴルで(ボランティアに)興味を持ってから、
   (その後)
   たしか、学生時代から自分でNGOを作ったって
   おっしゃっていましたよね?

拓也 そうですね。

山本 それはいつ作ったんですか?

拓也 それはえーっと、5年生の時なんですけれど。

山本 3年生は何やってたんですか?

拓也 3年生は、えーっと、

   NICE(という団体)でワークキャンプを
   仲介してるんですけれども、

   あのー(日本国内でワークキャンプを)主催していたりだとか。
   海外とかでも(キャンプを)主催していたりするので。

   まぁ、そういったところに
   (僕は)思いっきし足を踏み入れてですね。
   
   学校にいるより断然
   そのNICEの事務所にいる時間が長くて
   まぁ職員と同じぐらい働いていました、そこで(笑)。

   で、海外に行くチャンスもたくさんきますし。
   
   まぁ、アジアですね。
   タイ、バングラディッシュ、インド、インドネシア、マレーシア。
   色んな所をぐるぐるしていました。

山本 タイ、バングラディッシュ、インドネシア、マレーシアに
   スタディーキャンプなりワークキャンプなりを企画して…

拓也 企画して・・(ではないです)。

   まぁ、企画されているところに
   リーダーとして入って行ったりとか、
   まぁ、自分が1参加者として行ったりだとか。

山本 主催者側として行ったこともあったんですか?
   学生時代に。

拓也 はい、そうですね。
   主催者側と言っても、

   NICEが主催してるものの
   それのプログラムのリーダーとして行くっていう。

山本 そのプログラム側(主催者側)で行くと
   もしかしたらタダ(無料)で行けるんでしょうか?

拓也 ふふふ(笑)。
   完全にタダっていうわけではないです。

   えーっと、参加費とかは、タダですけれども
   まぁ、交通費っていうのは、
   まぁ半額かかったりとか、
   全額かかったりとか
   まぁその時様々ですけれども。

山本 私の認識だと大体スタディツアー、
   ワークキャンプは
   まぁ1回(の費用が)大体15から25万の間ぐらいっていう
   印象があるんですけれど。

拓也 そうですね、はいはいはい。

山本 1、2週間ぐらいですよね。

拓也 はい。

山本 まぁじゃぁ、それが半分ぐらい(の自己負担)に
   なるってことでしょうか?

拓也 はい、そうですね。
   まぁ、リーダーとして
   まぁもちろん事前準備をしたりだとかっていうところで
   そういう(自己負担が減る)システムになっていましたね。

山本 大体、アバウトにわかりました。
   いずれにしても、おいしいはおいしい(役割)?

拓也 おいしいはおいしいですね(笑)。
   
山本 なるほど。
   NICEの事務所に入り浸って
   媚(こ)びるのも、はべる(いりびたる)のも
   いいかもしれない(笑)

拓也 ぷふっ(笑)
   まぁそういった魂胆があったわけではないですけど
   まぁ結果的にはおいしい思いは多少しました。

・・・

途上国で、医療現場をみたわけではなく、子どもと環境を見た


山本 で、タイ、インドネシア、マレーシアはどうでしたっけ?
   (NICEで参加したのは)4つぐらい?

拓也 タイ、バングラディッシュ…。

山本 インドネシア。

拓也 そうですね。
   インドネシア、マレーシア、インド。
   東南アジア中心ですね。

山本 それはいわゆる、
   その、医療系(の活動)を見たわけではなく、
   エコ(環境)であったり、
   孤児院(での教育や、いっしょに遊ぶこと)であったりとか。

拓也 そうですね。
   どちらかと言えば子ども系ですね。
   まぁ子どもが非常に好きだったので、
   孤児院だとか、
   まぁ、あと先住民族だとか
   まぁそういったところを中心に
   (見学や短期のボランティアを)やっていました。

山本 なるほど。
   孤児院だとその医療行為をやってないですよね?

拓也 やってないです。
   いや別に特にそこで
   医療行為をしたいと思っていなかったですし、
   特にその途上国で医療行為を
   どのようにやられているかよりも
   えー、まぁ教育だとか環境だとかってことに
   興味はありました。

山本 なるほど。
   環境ってのは、「環境」…?

拓也 環境ってのは…

山本 どっちの「環境」ですか?
   そのいわゆる「貧困とか社会環境を含めた場合」と…。

拓也 両方です。

山本 いわゆる「エコ」(自然や生物多様性)の環境もあります。

拓也 両方です。両方です。

山本 あぁ、そうですか。

拓也 はい。

山本 なるほど。
   わかりました。
   で、3年生がそうやって過ぎましたと。

拓也 はい。

山本 えー、4年生もそんな感じですか?

拓也 そうですね。
   3年生4年生になって
   NICEでずっとそれだけやってたってのも
   評価されたかわからないですけれど
   理事をやらさしてもらって、
   まぁNPOの運営の仕方もおもしろいなって思って
   まぁ、(運営の仕方も)勉強もさせてもらってましたね。

山本 なるほど。

拓也 はい。

山本 あそこはNPO法人格を取っているんですね。
   
拓也 そうですね。
   はは(笑)
   (NPO法人を)取ってます取ってます。

山本 関西NICEってのもありますけれども
   あれは…。
   
拓也 よくご存じですね(笑)。

山本 知ってますとも。
   こないだ映画ツバルDVDの貸し出しを頼まれましたから。

拓也 そうですか。
 
山本 じゃぁあなたがいたのは、関東NICEもしくは…。

拓也 そうです。
   関東NICEが一つの法人なので、
   それの一部が関西支部として関西にあるだけなので。
   
   はい。

山本 いや、(関西と関東は)同じ一つのNPO法人なんですね。
 
拓也 そうです。

山本 そうなんだ。

拓也 はい。

山本 じゃぁ、わかりました。
   二つの県にまたがるので
   東京都ではなく、
   内閣府のNPO法人ですね。

   わかりました。
   
   私もNPO法人の届け出をしたので
   NPOの仕組みを知っている人なんで。

注:
一つの県の中にしかNPO法人の事務所がない場合、
各都道府県(内にあるNPO法人係)に届け出をする。
二つ以上の都道府県に事務所がある場合、
国の内閣府に届け出をするのが、NPO法人の制度。

拓也 あぁそうなんですか。

山本 なるほど。

拓也 そうなんですね。

・・・

医学生時代からの地域医療との関わり


山本 わかりました。
   え−っと次が…。

   で、5年生になりました。
   
拓也 はいはい。

山本 で、あなた5年生で自分のNGO作ったって
   言ってましたよね?

拓也 そうですね。
   
山本 じゃぁ、NICEの理事でありながら
   まぁ二股と言いますか
   自分の団体も作っちゃったんですか?
   それともNICEをやめたんですか?

拓也 えー…。
   NICEの理事の最後の月に
   (NGOを)立ち上げたって感じですね。
   
山本 なるほど。
   
拓也 その前に一つ言うと
   だんだん医療の方に傾いてきたきっかけとしては
   もともとそのだんだん国際協力の方に
   興味や関心が移ってきたのと

   自分としては、
   医者としては地域医療を
   やっていくつもりだったんですよ、
   3年生、4年生までは。

   で、地域医療系のサークルも学生時代にやっていて
   まぁそれで長野県に何度か(訪れて)、
   小川村というところにお邪魔させてもらって
   地域医療の勉強をさせてもらうと言うような
   団体をさせてくれるところがあって(所属していた)。
   
   まぁ(そのサークルは)学生団体なんですけれども。
      
   そこでまぁ色々と…。

山本 小川村ってのがあるんですか?

小川村ホームページ
http://www.vill.ogawa.nagano.jp/

拓也 小川村ってもう町村合併で
   無くなってしまったんですけれど。
   
   はい。

   そこで地域医療のおもしろさを知ってですね、
   まぁ、自分、将来的には
   日本では地域医療をやるんだなって
   ずっと思ってました。

山本 なるほど。
   長野県には地域医療で有名な病院が二つありますが、
   二つとも偶然(名前が)Sで始まるんですけれども。

   (だからS病院と呼べば、どっちについて話しているか隠すのに)
   ちょうど都合がいんですけれど。

拓也 はい(笑

注:地域医療で有名な二つの病院は以下

佐久総合病院
http://www.valley.ne.jp/~sakuchp/

諏訪中央病院
http://www.suwachuo.jp/

山本 ともかく、じゃ、(地域医療で有名な)S病院に
   当時から関わっていたんですか?

拓也 えーっとですね。
   最初は地域医療の団体が
   小川村のところに行っていたので
   
山本 はい。

拓也 (地域医療で有名な)S病院には
   関わってなかったんですけれども
   
山本 そうなんですか。

拓也 その小川村の先生が
   こういう病院もあるから行ってみたらって言うことで
   何度か紹介して頂いているうちに
   まぁそのS病院を知っていったんですけれどもね。

山本 学生時代から又聞きで知っていったっていう?

拓也 又聞きで知って
   (S病院について)何度か伺っていたっていう。
   でー…。

山本 地域医療に興味を持ったのは
   その4年生ぐらいからなんですかね?

拓也 地域医療に興味を持っていたのは
   その、学生になる前からなんで。

山本 学生になる前っていうのは
   高校時代から(ですよね。)
   何で、ですか?

拓也 いや、医者になるきっかけっていうのが
   地域医療に興味があってっていう、
   離島医療が(行われていた地元のテレビ番組に惹かれた)…。

山本 あぁー!!
   そうか。そうか。
   そうそう。

拓也 1、2、3年生の時も長野県の地域医療に
   勉強しに行っていたんですよ。
   
山本 あぁそうですか。

拓也 はい。
   (地域医療が)同時進行で、国際協力との。
   
山本 なるほど。
   素晴らしい!!
   なるほど。

   その時から、いわゆる
   地域医療学会とか
   家庭医学会とか等々あるじゃないですか、
   3つぐらい。

   あの辺にも顔を出していたんですか?

拓也 家庭医医療学会の学生向けの
   プランがあるじゃないですか。
   
   それにはちょこちょこ(参加してた)。 
   まぁ、毎年ではないですけれど
   参加させてもらってました。
   あと、メーリングリストとか。

・・・

国際保健医療学会・学生部会に参加


山本 それで思い出したんですけれど、
   話、飛びますけれど。

   国際保健医療学会に学生部ってのがあるんですけれど…。

日本国際保健医療学会
http://jaih.umin.ac.jp/ja/
   
拓也 学生部会ですか。
   はい。

日本国際保健医療学会学生部会(jaih-s) 国際保健医療を志す学生集まれ!
http://jaih-s.net/

山本 それ(学生部会に)も入ってるんですか?

拓也 それも僕が第1期の時に立ち上げ…。

   (NICEと)一緒にやってました。

山本 はい。

拓也 総務だったんですけれど、
   
山本 第1期っていつだったんですか?
   知らないんですけれど。

拓也 2005年なので、
   (立ち上げたのは)2005年の11月ですね。

   で、(立ち上げたのは)僕が5年生の時です。

山本 あぁそうですか。

拓也 自分でNPOを立ち上げるとともに
   その(国際医療保険学会の)学生部会もやっていて
   まぁその頃は非常に忙しかったですけれど。
   
   はい。

山本 ちょっと戻りますけれど、
   地域医療学会みたいなやつ。

   この間、いや今月(2010年6月)か。
   地域医療学会と家庭医療学会ともう1個
   3つまとめての学会がありましたよね。

地域医療振興協会|へき地(僻地)医療
http://www.jadecom.or.jp/

日本家庭医療学会
http://jafm.org/

拓也 プライマリーケア学会が(同時開催されました)。

日本プライマリ・ケア学会メインページ
http://www.primary-care.or.jp/

山本 プライマリーケア学会ですか。

拓也 3学会が合同の大会がありましたね。
   ちょっとそれには
   (現在勤務している病院の場所が東京ではないので)
   私は行けないんですけれども。

山本 はい、なるほど。

拓也 はい。

山本 まぁ、あのー、その3つの学会が
   若干似ているようで
   実際は(根本的な)考え方が全く違う(らしい)。
 
   私この間、そのS病院で聞いてきましたけれど。 

拓也 あぁ、そうですか(笑)

山本 私ちょっと今回は
   (各学会の内部事情と対立(?)に関係するので、その詳細を)
   言えないんで。

拓也 はい(笑)

・・・


・・・

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