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現在は、まったく無理だが、
将来、

(人口増加・経済発展からくる資源の枯渇・環境問題などで)
世の中が行き詰まり、

なんらかの「大きな破局」を迎えた後、
次のように世界を作りなおしてはどうだろうか?


世界を三つに分けるのだ。

・・・

A.資本主義の継続

 資源の枯渇や環境問題などは、
 新しい科学技術の発展で解決する。

 必要となる技術には、
 そこに投資(研究開発のための資金)を集中させることで
 すべての問題は解決できるはずだ。

 石油などの化石燃料がなくなろうと、
 自然エネルギーなどの再利用可能エネルギーと、

 究極の核技術である、熱核融合炉(イーター)から
 無限のエネルギーを抽出する。

 それらで全て解決できるとする考え方を持つ世界。

 逆に言えば、今のような(資源の)大量消費社会を
 続けたい人の集団だ。

 または、「楽観主義」の人々の集団ともいえる。

 資源が枯渇し、環境問題が解決できず、
 ある日、突然、社会が滅びる可能性があるが、

 その日、その日においては、
 「夢」と「希望」に満ち溢れた、
 一見、豊かな生活が満喫できる世界だ。


B.新平等主義の創設

 いわゆる共産主義・全体主義を改良した社会を作る。

 自由と平等を共存することは、論理的に不可能。
 持続可能な世界を作るためには、
 わがままで身勝手な「人間の自由」は邪魔な存在。
 よって、それを許さず、切り捨てる。

 完全な平等、のみを目指す世界。
 人間同士は、もちろん、平等。

 他の生物の生命権(生存権)にも配慮し、
 人間の活動が、他の生物の個体数、種の数などに影響しないように
 国家および国際機関がコントロールする。

 まず、地球において、
 人間が再利用可能エネルギー(自然エネルギー)だけで、
 電気をそこそこ使った生活ができるのは、 
 30億人まで。
 よって、30億人以上に人類を増やしてはならない。

 一部の人が10人ぐらい子どもを作り、
 一部の人が一人しか生まないのは不公平なので、

 全てのカップルが、二人までしか子どもを持ってはいけないことを
 原則とする。

 非常に厳しい法律を作り、違反した場合は、
 重税を課すなど、絶対に人々が3人目を持とうと思わないようにする。

 (これにより、人類は徐々に減少してゆくが、それでいい。
  産業革命前の人口である7億人まで減ったところで、
  3人まで産んでもよい、と法律を変える。)

 経済活動は、基本的に全て、国家が統制する。
 人々は全員が国家公務員であり、

 年収は(例えば)全国民が500万円前後。
 初任給が350万円で、退職時に700万円。
 経済格差が、2倍以上には、絶対にならないようにする。

 国を運営する政治家や上位の官僚も例外は認めず、
 全ての人の年収の上限は、700万円。

 なお、投資などで副収入を得ることは、一切、認めない。
 そもそも、投資を行ってよいのは、国家のみ、とする。

 また、相続税は100%とし、
 私財の蓄積、家族への移譲は、一切認めない。

 代わりに、子ども手当・妊娠出産手当を強化し、
 生まれた子どもは国家が手厚く保護する。

 当然ながら、義務教育・福祉(医療・介護)は無料である。

 なお、
 国家元首などは最長5年、一期までとし、
 世襲などは、認めない。(3親等まで不可)
 また当然のことながら、収入は700万円を超えない。

 強力な憲法を作り、国民の
 経済活動・科学技術・思想・教育などを統制する。

 基本的な方向性は、
 経済活動の指標である、GDP(国内総生産)の上昇や、
 企業の業績の向上などは全く必要なく、
 経済レベルは現在のまま据え置くか、
 徐々に減少させてゆく。
 
 国内の全ての企業は国営企業なので、
 企業同士の競争など、存在しない。

 また、外国(資本主義陣営のA国)との取引は、
 いっさいない。
 だから、外国企業に資源をもっていかれることもなく、
 外国企業の工場が作られたり、その商品が売られることもない。

 基本的に、完全な「鎖国」状態を作る。

 また、国民が18歳になった時に、
 本人の選択により、
 B国からA国に移動するなど、
 お互いの政府が許せば、移動できるシステムがある。

 このB国が、このようなシステムをとる目的は、
 持続可能な状態を、確実に作ること。

 基本的に、いわゆる、
 人間の「性悪説」にのっとっており、
 人類を野放しに(自由に)しておくと、
 人類が滅亡してしまうだけでなく、
 地球上の生物すべてを滅ぼしてしまう、
 よって、管理しなければならない、という思想による。


C.自然主義

 完全に電気を使わず、
 文明を、産業革命以前の状態に、戻した社会を作る、
 というか、保持する。

 あまり知られていないが、
 現在(2010年)も、非電化の地域は世界に多々あり、
 少なくとも10億人以上の人は電気を使っていない。

 そうした人々は、資源を枯渇させず、
 環境問題もほとんど起こしていない。

 そうして、自然と共存した、かつ、
 持続可能な生活をしている。

 教育は、ほぼ必要ない。
 なぜなら、親から教わった家業を継ぐだけだからだ。

 科学技術の発展も必要ない。
 昔の生活を続けることが、
 もっとも「安定した」素晴らしい人生だということを
 知っているからだ。

 逆に国家は、
 不要な「新しい技術」を産み出すことを規制する。
 
 教育は、文字の読み書きと、単純な算数のみとし、
 それ以上は、「持続可能な世界に不必要」なので教えない。

 科学技術の発展は、
 核技術や生物兵器を産み出す可能性があるので、
 その研究をみとめない。

 産業は、基本的に農業のみ。
 一部、服を作るなどの手工業のみを可とする。

 基本的に人々は、西暦0年ごろの文明レベルに戻る。
 
 医療レベルもその頃に戻るため、
 平均寿命は50歳ぐらいまで下がるが、
 それにより、人類の人口はコントロールされる。

 (今の日本人には、信じられないかもしれないが)
 こうした世界を望む人も、世界には少数派ながらいる。

 実際にいる。

 18歳以降、その人が望めば、、
 A国やB国から、このC国に移動できるような制度を作る。


・・・

上記の三つの国を元にした上で、
宗教の問題に対処しないといけない。

1.宗教を全面禁止にする方向性

2.宗教を認める方向性

つまり、
三つの国家体制と、二つの宗教方針があるので、
合計、6つの「社会」を作らないといけない。
 
よって、世界を大陸で分割する。

幸運なことに、世界には、6つの大陸がある。


・・・


北アメリカでは、

 A−1型: 資本主義で、宗教を全面禁止とする。


南アメリカでは、

 A−2型: 資本主義で、宗教を可とする。


ユーラシア大陸では、

 B−1月: 新平等主義で、宗教を全面禁止とする。


アフリカ大陸では

 B−2型: 新平等主義で、宗教を可とする。


オーストラリアでは、

 C−1型: 自然主義で、宗教を全面禁止とする。
       (注:アニミズムなどの精霊信仰は可。)


南極大陸(及びグリーンランドなどのある程度大きな島たち)では、

 C−2型: 自然主義で、宗教を可とする。


・・・

これが、22世紀の新世界である。


このシステムを作るのは、
無論、夢物語だが、

仮にできた場合、
それを維持するための、国際機関が必要だ。

基本的に科学技術が上昇しまくる
A国系が、強力な軍事国家になるので、

A国がA国内の資源を枯渇させた後、
(資源の獲得のため)
B国やC国に攻め込む可能性がある。

このため、
国際機関は、世界の秩序を守るために、
大量破壊兵器(核兵器・生物兵器・化学兵器)を
一括して保持・管理し、
A国の暴走を防ぐ必要がある。


後は、さらに言えば、
B国とC国の場合、
国家元首は、コンピューターになる可能性もある。

ちょっと昔のSF小説(科学創作小説)のようだが、
冗談ではない。

徹底的に「憲法」をおぼえこませ、
その枠の中で人類の活動を許す。

ともかく、
人類を規制することができる、
人類を超える「なんらかの存在」が必要なのは、事実だと思う。


あらゆる生物の中で、唯一、天敵がいない生物。
それが人類だ。

このために人口増えすぎ、あらゆる環境破壊を繰り返す。

天敵を作らなければ、自分自身の数のコントロールができず、
他の生物を喰いつくしまくり、
やがて、人類自身も、滅亡する。


よって、天敵がいないならば、

人類の天敵を、人類が自ら作らねばならないのではないだろうか?