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今後は、国際協力か、結婚して出産か?


山本 今後はどうする?

やまこ えーとー、正直国際協力、すごい興味あるしー、
    あのー、すごいいろんな事が混ざって
    私はここに来たと思うんですね。

いろんな事が、看護師だからとか、人との縁だから、
    JICA(の青年海外協力隊)に行ったんだとか
    いろんなことが混ざってここまで来たんですけれどー、

山本 はい。

やまこ やはり女性でー、30(歳)目前でー、
    抱える悩みっていうのが出てきますよね、
    結婚、出産・・・

山本 結婚、子ども・・・

やまこ うん、そうですよね。
    それにー近々ぶつかるのでー、
    ま、その、「ライフ・プラン」に合わせながらー、
    仕事をしていくってかたちですかねー。

山本 そうすると、えっと彼氏がいるんですか?

やまこ そーですね、はい。今。

山本 えっと結婚してるんですか?

やまこ これからです。

山本 あ、そうですか。彼氏は国際協力関係ですか。

やまこ まったく、まったく(笑)

山本 関係ない人。

やまこ はい、関係ない人です。

山本 じゃその2年間の間も日本で彼氏は自分の仕事をして、

やまこ そうなんです、別れた状態で行ってー、
    もう(青年海外協力隊に)行くからっていうことで
    お別れしたんですね、一回。

ま、あのー、(ところが)
    実は内緒で待っててくれててー、

    で帰国間直にメールも頻繁になって、
    「じゃ再会しよっか」っていう風になって、

まー、結婚っていうかたちになったんですけどー

山本 なるほどー。ちょっとロマンチックな話ですねー。

やまこ いやいや全然(笑)

山本 え、じゃあ普通のサラリーマン?

やまこ サラリーマン、ま、企業、民間企業で働いてるかたちで。

山本 わかりました。
    それじゃ子どもはやっぱり35(歳)までに欲しいとか
    そういうのはあるわけ。

(注:女性が35歳を超えると、医学的に言って、
 生まれた子どもがダウン症候群になる可能性が高くなる)

やまこ まあなんとなくは(イメージとして)持ってますけど、
    まあタイミング・・・
    流れに身を任せるじゃないけど、
    まあそうかなー、なんて思ってます。

山本 国際協力系の活動は・・

    まあその、
    どっちかっていうと
    (国際協力活動と、結婚や出産を比べた場合)
    どっち優先なんですかね?

    その私生活、子ども(を育てること)とー、

やまこ いや今は一回、
    私のやりたい事は一応やり切ったって、
    まあ全部はやり切ってないですけどー、

一応この年齢でできることは
    やったかなっていうのはあるので、
    私生活、
    「まず、家族をデザインしたい」じゃないけど(笑)

そういうことに時間を割くほうがいいんじゃないかなー
    っていま思ってるのでー、

山本 はい。

やまこ (これからの)ここ20年間ぐらいは、
    そう(結婚や家庭を優先しようと)思ってます。

ただー自分が50歳になった時にー、
    やっぱりもう一回海外協力に行きたいかなーって思ってます。

それまでに日本でできることをやろっかな
    っていう感じですね。

大学に行ったりだとかー、
    語学を地道に・・・
    スペイン語だったのでー、
    英語があった方がやっぱ得ですよね、全体的に。

だからそういうの、まあ少し思ってますけど、はい。

山本 あー、日本でできることっていうのはー、
    普通にまあ結婚して子育てしてー、

まあ(あなたは)専門学校(の)卒業だから
    (4年生の大学をでて)
    学部(学士を)取りたいってことですかね?

やまこ そうですね、それはもうあります。
    ただ、看護学部に行きたいかというと、
    まだそうではないのでー、

それが見つかった時に
    私が大学に行く時かなーと思ってるのでー、

山本 大学は看護学部考えてますか、それとも

やまこ も、一つで考えてるんですけど、
    全く違うところでもいいかなと思ってるんですよね。

国際協力のー、そのゴールじゃないけど、
    そういう目標っていうか、そういう現場を見たときに、
あのー、(看護師のような)専門職種って有利に働くけど、
    (ある意味、逆に)不利だと思うんですね。

山本 はい。

やまこ なのでー、あのーいろんな、
    それこそ経済学部でもいいと思うしー、
    なんかそう、まだちょっと決まってないですね。

ま、大学になんとなく行きたいなっていうのは(あります)。
    教養を付けたいなっていうのはすごい思ったのでー、外に出て。

やっぱり国際協力は教養が一番だと思います。
    専門性も一番なんですけど、教養が一番だと思いましたね。

山本 あー、なるほどー。

やまこ あ、人間性とかももちろんそうですけど、
    そういうのももちろん必要だけど、教養。うん。

山本 なるほど。

やまこ プラス、専門性があったら「なお光る」みたいな(笑)
    思いました。

山本 はい、賛成ですね。がんばって教養付けてください。

やまこ はい。

山本 わかりました。(私が聞きたいことは)そんなもんですかね。
    それでいいんじゃないかなと思いますね。

私から(あなたにアドバイスとして)言うことは
    特に・・・まあないですね。

まあほんとにもしも将来また50歳ぐらいの時に
    国際協力やりたくなった時にですね、

その50歳からできる国際協力の道も、
    私結構ブログなどに書いたりしてますので、
    その頃また思い出したら読んでいただければ。

やまこ はい。わかりました。

・・・

青年海外協力隊は、日本のセールスマン?


山本 あなたは、その、
    日本のセールスマンだとおっしゃってたんで、

やまこ はい。

山本 (青年海外協力隊から帰国した後)
    私のブログやツイッターなどを
    読んでいただいているようので、

やまこ はい。
    もー、意見がそのまま一致ですね。
    もーその通りだと思います。
あんまりぺらぺら喋るほど読み込んでないんで
    ばれちゃいますけどー(笑)

山本 何処の辺(を読んだんですか)?

やまこ 国際協力って、やっぱ、日本の友人とかに話すと、
    「わー海外で働いてるってすごい」、とか
「ボランティアってかっこいい」、
    とか言われがちじゃないですか。

山本 まあ、そうです。

(注:そうではなく、国際協力をする人は、
 偽善だ、変人だ、左翼だろう、と言われることも多い。
 私は、両方の経験がある。)

やまこ わりと、そういう色が強いじゃないですか。

山本 ええ。

(山本はそう思っていないが、話を進めるために「ええ」)

やまこ でも決して、そうか、って言ったら
    絶対背景にビジネスがなければ持続性はないだろうしー、

やっぱり持続性が必要なのは
    そうゆう資本的なところが一番になってくると思うので、

なんかその辺でね、すごい、もうもんもんと2年間考えたしー

山本 あなたが言ったビジネスというのはー、
    日本が税金を使って、
    (ODA(政府開発援助)に)1兆円も使うんだからー、
その見返りを要求する(のは当然だ)
    という意味で言ってるんですか?

やまこ ううん、
    (経済的な)見返りっていうか、
    日本の味方を作ってるような気がするんですよね、協力隊って。

だから、まあ、(外交的な)見返りなんですかね?要は(笑)

うーん、どうなんだろ。日本の味方っていうか、
    日本のことを知ってもらったら、

例えば車を買う時、
    じゃああそこ(日本)の車にしようとか、

    まあ友達から聴いた言葉だとか、
友達の日本人から聴いた言葉だったら、
    「ああそんなこと言ってたなあ」
    なんて思い出してもらえるじゃないですか。

だから、そんなことが、
    要素が強いんじゃないかなって思いながら
    2年間過ごしてましたね。

山本 なるほど。そういう意味での、ビジネスだと。

やまこ そう。

山本 あー、それでセールスマン。なるほど。

日本人が来て仲良かったから、
    じゃ今度車買う時に
    トヨタか日産買ってやろうという感じですね。

やまこ だから、常に、
    青年海外協力隊のボランティアだから、
    何かしに行きたいとか、やりたいとか、手伝いたいとか、
もちろんあるんですよ、そういうのはあるんですけど、

山本 はい。

やまこ 例えば南米C国は決して途上国じゃなくて、
    中進国だったのでー、
ま、その国らしさに
    自分が入る気持ちの方が大きかったですかね。

山本 「ちゅうしんこく」ってどういう漢字ですか?

やまこ 中に進むに国だと思います(笑)

山本 あー、中進国、あ、なるほど。
    中進国って言ったんですね。

やまこ 途上国でもなくて、先進・・・、
    まあでも先進国に入りかけてると思うんですけどねー。

ちょっと数字的なデータがないので、
    なんとも言えないんですけども、はい。

山本 新興国として、(いわゆる)
    ブリックス、ネクストイレブンに入っていなかったと思うので、
まあ中進国等でいいんじゃないでしょうか。

(注:投資の対象となる新興国として
 アメリカの投資会社:ゴールドマン・サックスは、
 BRICsという言葉を提唱した。
 ブラジル、ロシア、インド、中国。
 サイトの「S」として南アフリカを入れる場合もある)

(注:NEXT11とは、
 イラン、インドネシア、エジプト、韓国、トルコ、ナイジェリア、
 パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ベトナム、メキシコ。)

やまこ 中進国ですね、はい。

・・・

これから青年海外協力隊に応募する看護師さんに言いたいことは?


山本 あと2分あるんですけれども、
    あの、最後にこれから協力隊に応募する看護師さんに
何か言いたいことありますか?

やまこ そうですねー、うーん、なんだろうなー、

私はもちろん
    「国際協力かっこいい」とか、
    そういう感じを受けて応募したのも少なからずあるんですけど、
現場は結局いろんなことあるし、
    自己満足に終わっても終わらなくても、
    持ち帰れるもの・・・

んー、持って帰ってきて、
    んー、持ち帰られる自分・・・
    んー、ちょっと変ですね、言葉が。

なんだろ、うーんとちょっと
    自己満足になりがちだと思うんです、

    専門職種の人が海外に行って
やろう、とか
    手伝おうとか
    教えてあげようとかっていうのって。

でも決してそうじゃないよ、
    っていうことを言いたいですかね(笑)

山本 どういうふうに、そうじゃない?

やまこ 現地の人があってこその私達なので、あくまでも。
なのでそういう視点、
    ま、謙虚じゃないけど
    そういう姿勢は絶対に忘れないで応募して欲しい。

ま、自分の持ってるもの伝えて、
    (現地の状態を)よくするってことももちろんだけれども、
    決してそれだけじゃ受け入れられないというか

山本 なるほど、わかりました。

以上で、(テープが終了する)ちょうど時間なんで、
    ありがとうございました。

やまこ ありがとうございました。


・・・
・・・

青年海外協力隊の良し悪し 5,455字 (国際協力、開発学)
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国際協力師への道 4,737字 (国際協力、開発学)
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未来の国際協力師たちへ
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世界を駆ける50歳女性、楽しそうなわけ 2451字
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青年海外協力隊から国際協力師へ_関係ブログ一覧_2010春 (国際協力、開発学)
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