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速報は、ツイッターへ
http://twilog.org/yamamoto1208

基本情報は、前回のブログの記事へ
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65613403.html

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震災への支援

災害援助が難しいのは、災害後の時期によってニーズが変わること。1)最初は、避難所への誘導と、適切な情報の提供。2)水・食糧・防寒具の提供。3)外科・整形外科的疾患の対処。4)仮説住宅の建設・衛生状態の確立。5)内科的慢性疾患を持つ患者への薬の配布。6)就労支援・雇用の創出、など。

災害への援助は難しい。情報が錯綜するため、対策の中心となるべき自治体がうまく機能しない。まず必要となる被害の実態把握と、各地の避難所の実状(場所、規模、人数、ニーズ)の把握。それらの情報収集に奔走している頃、他県からのボランティアが「手伝えることを教えて」と言ってきて、パニックに

東日本大震災の被災地で食料や燃料が不足。スマトラ沖地震ではどうやったか。1)WFPは宅配会社から提供を受けた倉庫やトラックでピストン輸送。2)港破壊のため、船を沖に停泊させ、はしけで荷揚げし、バイクや徒歩で輸送。3)各国軍のヘリコプターによる食糧投下。沖合に停泊した米空母が拠点に


企業による支援

測量メーカーのパスコは、技術力を生かして被災地支援を行う。航空写真、地図データ、その空間情報処理技術を生かしてウェブサイト上で災害緊急情報を提供。原発災害に関する政府避難指示区域の衛星写真上での表示や地図上での詳細な震度分布図を公開 http://www.pasco.co.jp/

サントリーフーズでは災害時に自動販売機の飲料を無償提供できる「緊急時飲料提供ベンダー」を開発し、2009年末で3600台を行政施設や病院などに設置中。被災民が飲料水を簡単に飲料を取り出すことが出来る。 http://bit.ly/hU4F0O

警備大手のセコムは2011年3月15日、ダチョウの抗体を使った医療用マスク約500万枚と、アルコール消毒剤約1万本分を東日本大震災の被災地に送った。10億円相当。新型インフルエンザに備えて用意していたもので避難所の衛生環境の悪化を防ぐ。横浜市と宮城県柴田郡内にある物流拠点を出発

企業各社は東日本大地震に対し救援物資提供と義援金。パナソニック、日本郵政、トヨタ自動車、キヤノンが各3億円、3大メガバンクの三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほフィナンシャルグループが各1億円。証券界でも、野村証券と大和証券グループが各1億円、米シティグループ日本法人も1億円

企業各社は東日本大地震に対し救援物資を提供。ファミリーマートは、10万食分の菓子、ゼリー飲料、カップラーメン、5万本の飲料水を提供。味の素は、「味の素KKおかゆ」5千食、「クノール カップスープ」10万食分の供出。キリンビバレッジは、ミネラルウォーターやお茶15万本の提供。


海外からの支援

外務省、諸外国等からの支援申し入れについて(東北地方太平洋沖地震)(平成23年3月14日17時00分現在) 94の国・地域及び9つの国際機関から支援の申し入れがありました http://bit.ly/feOAxg

外務省、2011年3月15日。ロシアの救助隊の受入れ。メキシコの救助チームの受入れ。米国国際開発庁の救助犬を含むレスキューチームの受入れ。シンガポールのレスキューチームの受入れ。韓国の救助犬チームの受入れ。諸外国等からの支援申し入れ http://bit.ly/bREp8A

国連は2011年3月16日、東日本巨大地震のあった日本への人道支援に先立ち、被害状況などを調査する専門家を現地入りさせた。特に被害が甚大な福島県と宮城県に国連災害評価調整チーム(UNDAC)を派遣。災害の状況や支援ニーズを把握し国際社会から救援部隊や物資を効率的に送るための調整

中国政府は2011年3月14日、日本に対し3千万元(約4億円)分の救援物資。毛布など100トンが上海から貨物チャーター機で空輸。温首相は「犠牲者に深い哀悼の意を示し全日本国民に心からお見舞いする。必要に応じて援助を続けていきたい」と強調、既に派遣した国際救助隊に続いて追加支援の意


被災地の医療の問題

自然災害に対する医療援助の場合、時期によりニーズが変化。1)急性期は、救命・外科処置・整形外科的処置。2)次いで、衛生状態悪化による感染症増加と、慢性疾患(高血圧、糖尿病、腎不全等)に対する内科的処置。3)数日後から震災後の精神負担に対する精神的ケア・カウンセリング・PTSD予防

東日本大震災の被災地の避難所でインフルエンザ等の流行の恐れ。スマトラ沖地震ではどうだったか。世界保健機関(WHO)は、水やトイレ不足などによる衛生悪化から、マラリア、デング熱、コレラ、破傷風の流行を警告。防疫などに力を入れた結果、感染拡大は避けられた。日本国内では各自治体の裁量か

インフルエンザの予防。1)感染者の咳などでウィルスが飛散するのは4メートル四方。お互いに「咳エチケット」(口をハンカチ・ティッシュでおさえる)。2)マスクは自分が感染している場合、他人にうつさない効果。逆の効果はない。よってお互いにマスク。3)ワクチンは接種しても効果は4週間後

2009年に世界で豚インフルエンザの流行を引き起こしたH1N1型ウイルスが突然変異で感染力を強めるとともに、20世紀半ばに流行したインフルエンザ(Aアジア型、H2N2)も再び世界規模で大流行する恐れがあると、米国の科学者たちが警告。50歳以下の人が免疫がないため。2011年3月

PTSD(Post-traumatic stress disorder)とは、心的外傷後ストレス障害。危うく死ぬ、または重症を負うような出来事の後に起こる、心に加えられた衝撃的な傷が元となる、様々な症状や障害。感情の萎縮、悪夢、フラッシュバック(事件の突然の想起)、睡眠障害など

PTSD(外傷後ストレス障害)の診断。1)生命の危機に瀕するような体験、2)その最中に死を覚悟またはそれに匹敵する恐怖。以上に加えて以下の3症状が一か月以上持続。A)体験の反復的想起と苦痛、B)事件を思い出す場所等に近づけない、体験を思い出せない、C)睡眠障害、いら立ち等の過覚醒

PTSD(外傷後ストレス障害)の治療。1)危険からの保護が第一。2)患者に治療可能と説明。安全・安心・安眠の確保で数か月で治癒する。3)抗不安薬は一時的に投与。連用はしない。4)継続的な治療薬は選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)のパキシル(20mg)1〜2錠(夕食後)等

地震などの災害や事件後には、心的外傷後ストレス障害(PTSD)も起こるが、その診断基準を満たさなくても、他に、欝、不安、パニック、解離(意識に上る前に、心理内容を、無意識的に断絶する事)、嗜癖、自傷行為、摂食障害なども。免疫力の低下が起こり、身体疾患に罹患しやすくなることも

震災後は避難所で暮らすのが一般的だが、プライバシーを保ちたいと、マイカーで寝泊まりする被災者もいる。この場合や、避難所にいても面積が狭い場合、エコノミークラス症候群の恐れ。2004年の新潟県中越地震では車内で避難生活を送った住民が、くも膜下出血や心筋梗塞で倒れる二次被害も生じた。

エコノミークラス症候群とは、狭い座席などに長時間座ることで、足の静脈(深部静脈)に血の塊(血栓)ができ、それがいずれ血液中に流れだし、肺や脳の血管で詰まって、呼吸困難や意識障害などを招く症状。時々運動することが必要で、足の屈伸運動や、ふくらはぎや大腿を揉む運動が効果があるとされる

計画停電で問題になるのが、『在宅医療』を受けている方々。特に慢性呼吸器疾患などで、『人工呼吸器』をつけている方。通常、電気で動いているので、停電になると作動を停止する可能性。『充電機能』があるものはよいが、ないものの場合、大変な問題に。充電機能のあるものに急遽買い変えるのは大変

厚生労働省は2011年3月15日、計画停電に対応するため、『人工呼吸器』を利用している在宅患者の相談窓口を設けることを決めた。患者や家族、主治医、訪問看護ステーションなどからの電話相談を受け付ける。 http://bit.ly/eG8I34

DMATとは、災害急性期に活動できる機動性を持った、トレーニングを受けた医療チーム。災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team)。1995年の阪神・淡路大震災を教訓とし、2005年に厚生労働省が発足 http://www.dmat.jp/

DMAT(災害派遣医療チーム)は、2種類ある。1)日本政府が統轄する、日本DMAT。2)地方自治体が統轄する、各地のDMAT。例えば、東京DMAT、など。いずれも事前から、4泊5日などの研修を行い、終了証を与える。 http://www.dmat.jp/program.html

東京DMATとは、日本医科大学救急医学主任教授・山本保博医師が統轄?  http://www.tokyo-dmat.jp/

DMAT(災害派遣医療チーム)とは、医師、看護師、業務調整員(救急救命士、薬剤師、放射線技師、事務員等)で構成され、大規模災害などの現場に急性期(48時間以内)に活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チーム。日本DMATと、都道府県DMATがある。消防と連携して活動

DMATに関するブログ・記事 1)横浜市立みなと赤十字病院公認 “ナースのブログ”  http://amba.to/hS1lcg 2)大分合同新聞 http://bit.ly/ftGGwP 3)中国新聞 http://bit.ly/dTeaDS

DMAT(災害派遣医療チーム)は災害発生後48時間以内に現地に入り以後現地で72時間程度活動する体制の医療チーム。事前に4日間程度の研修を受けている医療従事者らで構成される。日本政府の国際協力機構(JICA)の1部門である(海外の災害に対する)緊急援助隊(JDR)に制度が似ている

DMAT(災害派遣医療チーム)メンバーで2011年3月の東日本大震災に派遣された方の話を聞いた所、24時間以内に入ったにも関わらず海岸線は「死体の山」で、トリアージ(患者の重症度分類)をするにも、(手遅れを示す)「黒いタグ」を貼ることが、医療チームの主な仕事になってしまったと言う


ボランティアの是非

人材募集; NICCO【急募】東北太平洋沖地震支援の派遣看護師募集 (契約) 団体名:公益社団法人 日本国際民間協力会(NICCO) 勤務地:宮城県 募集期間:2011/03/13〜2011/03/31 http://bit.ly/eqxIvJ

公益社団法人 日本国際民間協力会NICCO  http://www.kyoto-nicco.org/

兵庫県災害救援専門ボランティア担当者。「ボランティアをしたいと思っている人は、今、被災地に入ってはいけない。受け入れ態勢ができていない以前の状態。輸送手段が止まっているため、自分たちのために被災者の食糧・水・燃料等を奪ってしまう可能性が高いため、いない方が良いと判断し戻ってきた」

兵庫県災害救援専門ボランティア http://bit.ly/er7jRP

ボランティアスタッフの間での温度差も問題になる。医師は、一般の人からは考えられないほど普段から働いている人が多い。1週間に100時間以上などざら。ボランティアで被災地に入った場合も同じペースで働くのだが、周りのスタッフがついてこれず、数日で肉体的・精神的に疲弊してゆくことも多い。


原発事故の現状


3月14日、正午以降

フランス核安全局のラコスト局長は2011年3月14日「チェルノブイリ事故ほどではないが、アメリカのスリーマイル島原発事故を上回る恐れがある」。スリーマイル島は国際評価尺度のレベル5で福島の事故はチェルノブイリのレベル7は下回るものの「その中間のレベル6に相当する」との見方を示した

日本側は今回の事故を原発事故の国際評価尺度(0〜7)で、放射性物質が放出された1979年の米スリーマイル島原発事故の「5」より1段階低い「4」に。、IAEAは「大量の放射性物質の放出が起きているわけではないという意味でスリーマイル島事故とは違う」。現時点での日本側の評価を「妥当」

ドイツのメルケル政権は2011年3月14日、国内の原子力発電所の運転を延長する政策を3カ月間凍結することを決めた。ドイツは昨秋、世界的な「原子力ルネサンス」の流れの中、シュレーダー前政権の原発全廃方針を転換し、原発延命に転じていたが、福島第一原発の事故で原発の安全性への不安が噴出

原子力ルネサンスとは近年の欧州や米国での原子力発電の再興(原子力復権)。具体的には、1)2002年に増設を決めたフィンランド、2)米ブッシュ政権での新設と「グローバル原子力パートナーシップ」、3)フランスの欧州加圧水型炉の建設、4)英国「エネルギー白書」(07年)での原子力再評価

原子力ルネサンスの理由。1)米国で原子力発電所の統合によって規制緩和環境下で競争力のある原子力発電事業が登場、2)地球温暖化防止、3)原油価格高騰、4)エネルギー安全保障。 ただし原子力の抱える根本的な課題である、A)巨大事故のリスク、B)核廃棄物の最終処分問題は解決されていない

東日本大震災で原発事故が相次いでいることを受けスイス政府は2011年3月14日、3カ所で承認していた原発の改修・建設計画を当面凍結すると発表。ロイタルド・エネルギー担当相は声明で「原発の安全性と国民の健康が最優先だと考えた」。1969〜84年に造られた原発が5基あり国内電力の4割

トモダチ作戦。米海軍第7艦隊(神奈川県横須賀市)は2011年3月14日、災害救援のため東北沖に派遣した艦船と航空機について、福島第一原発の近海から一時退避させた。大気中や展開中の米軍の航空機のほか、災害救援に携わったヘリコプター搭乗員らから低レベルの放射性物質が検出されたため。

「原子力発電と核兵器は究極的に同じ」。日本政府と非政府組織「ピースボート」が主催する核軍縮に関するイベントが2011年3月14日、ジュネーブの国連欧州本部であり、参加した広島と長崎の被爆者が東日本大震災で安全性が揺らいだ原発の廃絶を訴えた。「核兵器と人類は絶対に共存し得ない」


3月15日

経済産業省・原子力安全・保安院は、福島第一原子力発電所・2号機で、2011年3月15日午前6時10分ごろ、大きな爆発音がしたと東京電力から連絡があった、と発表。周辺の放射線量は0.9mSv(965マイクロシーベルト)なので、ただちに人体に影響するレベルではない。

東京電力は2011年3月15日午前6時14分ごろ福島第1原子力発電所2号機の圧力抑制室付近で異常な音が発生し同室内の圧力が低下。職員50人程度を残して社員等が退避。午前8時30分ごろ、発電所正門付近で8217マイクロシーベルト、8時50分時点で、2208マイクロシーベルトに低下。

福島第一原子力発電所・2号機の爆発は、1号機と3号機の水素爆発とは異なる。後者は建屋が壊れただけで放射性物質の格納庫は無事。2号機の爆発は格納容器につながっていて水蒸気を水に変える装置「サプレッションプール」付近で爆発が起き、ひび割れが生じ圧力が低下し放射性物質の漏洩が続く可能性

福島第一原子力発電所から南に110キロ離れた茨城県東海村にある東京大学施設では午前7時46分に放射線の値が毎時5マイクロシーベルトを10分間観測。基準値の5マイクロシーベルトを超えた。現在の放射線量は毎時3マイクロシーベルト。この場所での通常の放射線量は0.05マイクロシーベルト

「テレビで爆発が放映されているのに、官邸には1時間くらい連絡がなかった。一体どうなっているんだ。あなたたちしかいないでしょう。撤退などありえない。覚悟を決めて下さい。撤退した時は、東電は100%つぶれます。」 菅首相、2011年3月15日

東京都は2011年3月15日、都内の観測施設で通常の20倍以上の放射線量を観測。また大気から、ヨウ素やセシウムなどの放射性物質を検出。最大放射線量は、午前6時過ぎの福島第一原発での爆発を受け、同7時過ぎから増加。同10時過ぎには、通常の20倍以上となる0.809マイクロシーベルト

福島で、雨と雪が降る。2011年3月15日。400ミリシーベルトの放射線が出ており、爆発による粉塵も舞っている。加えて、火災の持続による上昇気流の発生。という状況のため、広島・長崎で起きた「黒い雨」の小規模なものが起きる可能性はないか?不安を煽る気はないが、雨には触れないのが無難

黒い雨とは、原子爆弾投下後に降る、原子爆弾炸裂時の泥や埃(ほこり)、煤(すす)などを含んだ重油のような粘り気のある大粒の雨。原子爆弾が投下された広島及び長崎の両方で、黒い雨の記録が残る。この雨に直接打たれた者は、二次的な被曝が原因で、頭髪の脱毛や、歯ぐきからの出血、血便、吐血など

管首相の記者会見。2011年3月15日11時。「震災後の原発で、非常用の、冷却装置を動かすためのディーゼルエンジンが稼働しなかった。それが今回の事故の原因。そのため他の手段で冷却をしようとした。しかし1,3号機で水素爆発。4号機に火災が発生。これらのため放射能の濃度が高くなった」

管首相の記者会見。2011年3月15日11時。 1)福島第一原発の、20km圏内は退避勧告。20〜30kmの範囲では、屋内退避(屋内待機)。 2)福島第二原発については、10km圏内に退避勧告。

枝野官房長官の記者会見。2011年3月15日11時。「福島第1原子力発電所・3号機付近で、最大400ミリシーベルト。人体に影響を及ぼす量であることは間違いない」。医学的に100ミリで人体に影響、500ミリで、ただちに症状が出るレベル。以前とはケタ(単位)が違っており、事態は重大

福島原発で2011年3月15日に観測された、400ミリシーベルトは、重大な数字。100ミリシーベルトの放射線量をあびた場合、少なくとも一時的に不妊(卵巣・精巣への影響)。500ミリシーベルトで、嘔吐、全身倦怠感、白血球の減少(免疫力の低下)など急性期の放射線障害の症状。放射線宿酔

枝野官房長官の記者会見。2011年3月15日11時。「福島第一原発の4号機で火災が発生。それが最大の問題。1,2,3号機の方は注水をしていて順調。どうやってそれを維持するかを4号機の火災との関係で今とりくんでいる状況。400ミリシーベルトは2号機の爆発ではなく4号機の火災の影響」

枝野官房長官の記者会見。2011年3月15日11時。「福島原発から100キロ以上離れた、女川原発や東海村の東大施設でも、爆発後などに、放射線量の上昇が確認されているが、5マイクロシーベルト程度で微量であり、遠くまで拡散していることは間違いないが、人体に影響のあるレベルではない。」

枝野官房長官の記者会見。2011年3月15日11時。 「福島第一原発の3号機の付近で、『中性子線』が観測された。記者から『再臨界では?』との質問があったが、量は微量であり、一時的なものであり、問題ないと認識している。3号機はその構造上の性質で、中性子線がでる可能性がある。」 ??

枝野官房長官の質疑応答。 テレビ朝日の質問; 「政府として人体に影響ある数値はどのくらいで、どれくらいの期間だと判断しているのか?」  枝野の回答; 「低い数字でも長時間被曝すれば危険。高い数字なら一瞬でも危険。国民の無用な不安や、逆に楽観を生んでしまうため、一概には言えない」

福島第一原発にこもって注水作業をおこなっている東京電力の社員、約50人の「精神的」健康状態が心配だ。国際協力をアフリカの難民キャンプでやる場合、ベテランでも3カ月が限界と言われている。慣れている人で、である。いきなり初めて経験で慣れていない場合、1週間もたずに、限界に達する可能性

東日本大震災で被害を受けた東京電力福島第一原発は2011年3月15日、放射線量が異常に高くなり、復旧作業がきわめて困難な状況になっている。爆発事故が起きた4号機では人間が構内に入れず、東電はヘリコプターによる上空からの散水を米軍に要請

厚生労働省は2011年3月15日、福島第1原発で作業にあたる人の被曝線量の上限を100ミリシーベルトから250に引き上げた。官邸から事故対応に必要として要請があり、労働安全衛生法規則の例外として認めた。国際放射線防護委員会の90年の勧告は「500ミリシーベルトを超えない」

陸上自衛隊は2011年3月15日、病院の入院患者ら55人を救出。相次ぐ爆発や火災で放射性物質が外部に漏れるなか、患者や自衛隊員は放射線を浴びながら退去。作業の途中で計測値は自衛隊の内部規則で定められた限界値(1日に1ミリシーベルト)の半分に達したため、いったん収容作業を打ち切った

米シンクタンク、科学国際安全保障研究所(ISIS)は2011年3月15日、福島第1原発の事故について「状況は相当悪化。国際原子力事象評価尺度(INES)のレベル4を超えて上から2番目のレベル6に近く最も深刻なレベル7に達する可能性もある」。1,2,3,4号機があいついで爆発・炎上


3月16日、正午ごろまで

東京電力福島第一原発4号機の原子炉建屋4階北西付近から、再び炎が上がっているのを、2011年3月16日午前5時45分ごろ、見回りにいった社員が確認。15日に出火したのと同じ場所で、消防に連絡した。

東京電力福島第一原発4号機の使用済み燃料が発熱している問題で、経済産業省の西山審議官は2011年3月16日、燃料プールの水が「確実にほぼ沸騰している」との見方を示した。プールの冷却水が減り続ければ、放射能レベルの高い廃棄物を含んだ燃料棒が露出する恐れ。

福島第1原発の4号機は2011年3月11日の地震当時、定期点検で全ての燃料集合体を原子炉内から抜き出しプールに貯蔵。このため燃料の崩壊熱が他号機より高く、かつ停電で水の冷却ができない。通常25度の水温は14日午前4時、84度と高温になり、以後沸騰。水素爆発を起こし火災が発生した。

福島第1原発の4号機のプールの水が蒸発し使用済み核燃料が露出、燃料を覆うジルコニウムが溶けだし、水素が発生、火災に。火災が起きるとジルコニウムがボロボロになり、燃料自体から放射性物質のセシウムなどが放出。この現象を米原子力規制委員会(NRC)は『ジルコニウム・ファイア』として警告

ジルコニウム・ファイア(Zirconium fire) 世界原子力協会(World Nuclear Association;WNA)の2005年の年次シンポジウムに記載あり。 http://bit.ly/e7sqHV

福島第一原発で2011年3月16日早朝に火災が発生。3号機付近から白煙。使用済み核燃料の貯蔵プールの水が沸騰してできた水蒸気と推定。4号機でも再び火災、建屋が破損した。冷却できずに高温になった使用済み核燃料から高濃度の放射性物質が出ている恐れ。風にのって発電所の外に出ている状態

福島第一原発の事故に対し、東京電力は米軍に依頼し、2011年3月16日中にも、1)使用済み燃料の核分裂反応を抑えるための『ホウ酸』をヘリコプターでまくことを検討している。2)敷地の外から建屋内に放水車で水をまく方法も検討されている

枝野官房長官の記者会見。2011年3月16日午前11時。「福島第1原発4号機のプールに、ヘリコプターで上から一気に水を入れて冷やすという案もあるが、急激に水を加えた場合、かえってリスクが高い。原則として、徐々に水を入れた方がよい。上空にいるヘリコプターの安全も確保する必要」

枝野官房長官の記者会見。2011年3月16日午前11時。「東電が福島第1原発4号機のプールにある使用済み燃料に再臨界の可能性があると言った件だが、一般論として、どんな事象であろうと可能性はあるが、現在得られている情報から考えてその確率は低く、それはまだ現実的なリスク管理ではない」

枝野官房長官の記者会見。2011年3月16日午前11時。「8時34分、福島第1原発3号機から、白煙。正門付近で昨夜1000マイクロSv。今朝は800から600に下がったが本日10時すぎから再び急激に上昇。以上から、格納容器の一部から放射性物質を含んだ水蒸気が噴き出している可能性」

枝野官房長官が2011年3月16日午前11時の記者会見で、「昨夜1000ミリ・シーベルトを超えた」と言っていたが、同日正午の、原子力安全・保安院の記者会見で、「それは、マイクロ・シーベルトの間違いだ」と発表


放射線の人体への影響

福島第1原発の爆発で2011年3月13日、周辺の放射線量が1・5mSvを超え住民の不安が広がった。長崎大原爆後障害医療研究施設・元施設長は「現状であれば深刻な被害には至らない。入院させ経過を見る必要があるのは今回の100倍の100mSvから。本当に症状が出るのは500mSvから」

福島原発周辺の、8mSv。年間の自然放射線が2.4mSvなのでその3倍以上。健康被害が出る可能性があるのは100mSv。すぐ症状が出るのは500mSv。よって現段階では慌てる必要がないが問題は、放射性物質の持続的な放出により今後もどんどん上がっていく可能性が危惧される。

多くのメディア発表はμSv(マイクロシーベルト)/hを用いている。年間の自然放射線量は2,000〜3,000μSv(2〜3mSv)である。500mSv以上の全身被ばくがなければ、通常の血液検査値の変動は無い。発がん性の影響については、100mSv以下では影響を考慮する必要はない。

ガンマ線被曝線量(mSv、ミリシーベルト) と症状 。 250mSv以下、ほとんど臨床的症状無し。500mSv、白血球(リンパ球)一時減少。1000mSv 吐気、嘔吐、全身倦怠リンパ球著しく減少。1500mSv 50%の人に放射線宿酔。3000mSv 5%の人が死亡(骨髄障害)

放射線の量の単位である、ミリシーベルト(mSv)と、マイクロシーベルト(microSv)。1mSVは1000microSv。年間の自然放射線が2.4mSv(2400microSv)なので、それを超えているかが重要。500mSvなら大変だが、500microSvならそれほどでもない

ミリ・シーベルト(mSv)と、ミリ・シーベルト毎時(mSv/h)の違いについて。例えば500mSvで白血球減少が起こると言った場合、500mSv/hの場所に1時間いれば、それを被曝してしまう。同様に、1000mSv/hの場所に30分でも、100mSv/hの場所に5時間でも同じこと

原発事故による被曝を抑えるには、現段階では、1)政府の退避勧告に従う。2)なるべく外出せず家にいる。3)家では窓を閉め、エアコンや換気扇を使用しない。4)外から戻ったらすぐ服をぬぎビニール袋に入れて口をしばる。5)外出時は濡れタオルで鼻と口を覆う。皮膚を露出しない服装を心がける。

一般的な除染の方法。東京電力(株)福島第一原子力発電所事故に関し、被ばく等の可能性をご心配になられている方へ。1)洋服、靴をぬいでビニール袋に入れる。2)布やウェットティッシュなどで拭いとる(ふきとった布などはビニール袋に入れて捨てる)。 http://bit.ly/hgAHwJ

放射線の量は距離の二乗に反比例する。したがって、実際に住民の住居がある場所ではきわめて小さな値になる。例えば半径1キロ地点で1mSv/hとしても半径20キロ地点では0.0025mSvまで減衰する。なお、放射性物質が飛来する場合には、室内に退避することにより、外部からの放射線を遮蔽

急性放射線障害とは、閾(しきい)線量以上を被曝してから数週間以内に生じる障害。前駆期(48時間以内)に悪心、倦怠感など。潜伏期で無症状(疲労感程度)。発症期では、5グレイ以下の被曝で、造血機能障害、皮膚の紅斑、脱毛など。10グレイ以上の被曝では、腹痛・嘔吐・下痢など消化管障害など

急性放射線障害の全身被曝の場合の治療。嘔吐に対しては制吐剤と輸液。白血球数が減少してくる場合、感染症対策と、(白血球を増やす為の)G−CSF。成分輸血や造血幹細胞移植が必要な場合も。重症例では、放射線医学総合研究所などの専門施設へ移送。体内被曝には甲状腺癌を防ぐためヨウ化カリウム

「ヨウ素を含む消毒剤(。ヨードチンキ、うがい薬、のどスプレー、消毒用せっけん、ルゴール液)などを飲んではいけません。インターネット等に流れている根拠のない情報に注意」 放射線医学総合研究所 http://bit.ly/gAmhj0

実際に被曝し、急性放射線障害の症状(悪心、嘔吐、倦怠感、脱毛など)が認められる人は以下の専門施設に電話を。 放射線医学総合研究所 090-5582-3521 090-4836-9386 (注;電話は混み合うため、本当に症状のある方のみ) http://bit.ly/gPtLMy

放射線の単位。 1)シーベルト(Sv)人体が放射線を受けた時その影響の度合いを測る物差し。 2)ベクレル(Bq)放射能を表す単位。1ベクレル(Bq)は1秒間に1個の放射性核種の崩壊。 3)グレイ(Gy)放射線が当たった物質が吸収した放射線のエネルギー量。放射線量。


放射線に関する有用なリンク

放射線被ばく緊急医療ネット (緊急被ばく医療研修のホームページ) http://bit.ly/92VLK6

放射線医学総合研究所 1957年に発足した放射線医学に関する総合研究所。文部科学省所管の独立行政法人。住所; 千葉県千葉市稲毛区穴川4丁目9番1号  http://www.nirs.go.jp/index.shtml

「東北地方太平洋沖地震に伴い発生した原子力発電所被害に関する放射能分野の基礎知識」 放射線医学総合研究所 http://bit.ly/hSVppq

放射線の基礎知識(放射線被爆者医療国際協力推進協議会)  http://bit.ly/gtDeTo

「緊急被ばくの事態への放射線科医としての対応について」 (社団法人日本医学放射線学会-会員の皆様へお知らせ) http://bit.ly/fLrQ0Y



屋内避難の人々の実状

福島原発20〜30キロメートルの間の屋内避難の方の状況。1)移動を制限されてるため、食品や燃料を買いにいくことができない。2)30キロメートルよりも周囲の道路でも、交通制限が行われているため、援助物資も届かない。3)家族の安否確認をしたいが、外出禁止のためそれもできず、精神的負担


被災地以外で生活する人の日常生活への影響

「昔は、お金はあっても、買うものが商店になかった。今は、買うものはいっぱいあるが、お金がない。」社会主義から資本主義に変わった東欧の人がこう言っていた。先ほどガソリンスタンドに行った。「一人二千円まで」と12リットルだけ入れてくれた。震災の影響で日本は社会主義時代の配給制に突入か