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ナチス・ドイツが、第二次世界大戦の終結までに、
多くのユダヤ人を虐殺したが、
それには、長い年月のユダヤ人差別の歴史があった。

そもそも欧州全体で、
ユダヤ人が嫌われるようになった理由は、

仝機后▲罐瀬箒気選民思想で、
▲リスト教からみると教祖を殺害した張本人で、
14世紀のペスト流行の原因だ(ユダヤ人が広げた)とデマが流れ、
ぅ轡Дぅスピア「ベニスの商人」で金貸し強欲のイメージが定着、
ィ隠坑横糠、世界恐慌の原因はユダヤだと世界中で噂が流れた。

疫病が流行した時も、経済不況に陥った時も、
欧州の人々はユダヤ人のせいだと決めつけ、
「石を投げる」ことが慣例となっていた。

これらの結果、ナチスが欧州全域で
600万人に及ぶユダヤ虐殺を実施した時も、
欧州各国は「傍観者となり黙認」していたと言う。

このように、大きな悲劇が生まれる前には、
「多くの誤解や、多くの黙認の積み重ね」があるのだと思う。


2011年、東日本大震災から福島原発事故が起き、
放射能漏れの脅威が国民に示された。

国民は不満を、日本政府と東京電力にぶつけた。

自民党が1950年代から
原発推進政策を実施してきたのは事実だが、
それには理由があり、

日本は(化石燃料・ウランなどの)エネルギー自給率が
4%しかなく、(太陽発電等の普及していなかった当時)
石油等による火力発電か、ウランによる原子力発電に
依存するしかなかったのだが、

そんな中で、1973年オイルショックが起きたため、
政府は不安定な石油ではなく、原発推進に切り替えたのである。

このお陰で日本は、
電力が安定供給されるようになり、
バブル経済(1986〜1991年)を迎え、
急速な経済成長を果たした。

主要産業のない地方自治体も、原発誘致による補助金から、
老後の年金や、医療等の福祉が充実し、
やや幸せになった人もいた。


だから私たちは、
「傍観者」となり「黙認」していたのだ。


以上の経緯があったにも関わらず、
問題が起きた結果、私たちは、不満を言い出した。

「政府が悪い。東京電力が悪い」と。
本当に悪いのは、誰だったのだろうか?

エネルギー資源のない日本で、
これだけ豊かな、電気を使った生活を送っている「誰かさん」は、
今日も、自分の生活に影響がない限り、黙認を続けている。





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補足:
某新聞社から、900字で、テーマは自由でコラムを書け、
と言われたため、速攻で書きました。