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新刊の表紙の画像の候補を、再撮影しました。

前回分は、こちらです。
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65664411.html

今回は、ヘアメイクさんに、ご活躍頂きました。

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01_85mm_5D2_0192

01_85mm_5D2_0192











上の写真が、今回けっこう気に入ったカットです。

写真としては、これで、ほぼ完成していると思うのですが、
本の表紙に使うとなると、
1)題名を入れるスペースや、
2)オビを付ける場所などを
考慮する必要が生じます。

このため、次の写真のように調整します。


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02_85mm_5D2_0201

02_85mm_5D2_0201











上に、題名を入れるスペースを空け、
下に、オビを入れる場所を作ります。

商業写真に使う可能性がある場合、このように、
「最終的に何に使うのか?」
を撮影する段階で考えることになります。

この結果、
この写真だけを見ると、
最初の写真よりも、完成度が低く見えます。

が、それで良い、ということです。
題名とオビの文字が入って、完成ですから。


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03_8mm_kissX5_0019

03_8mm_kissX5_0019





ヘアメイクさんが、モデルさんに、
メイクをしている所です。

場所は、某シティー・ホテルの化粧室です。

ちなみに、私も、さりげなく写っています。


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04_50mm_1DS3_0209

04_50mm_1DS3_0209











しつこいようですが、カメラを変えて、別なカメラでも撮影します。

理由は二つ。

1)画像を保存するコンパクトフラッシュやスマートメディアは、
 低い確率で壊れることがあるため、重要なカットは
 最低2台のカメラで撮影しておき、
 異なる記録メディアに保存しておく、ということです。
 絶対に、仕事で結果を出すためです。
 これは、プロの基本です。

2)最初の2枚は、85mmという中望遠レンズで
 撮影していますが、
 2台目のカメラには、50mmの標準レンズが付いています。
 レンズが違うと、ちょっと印象の違う写真が撮れます。
 (モデルと周りの空間との関係が、違って見えるはずです。)

 どちらのレンズで撮った方が良いかは、
 現場ではわからないことが多いため、
 とりあえず両方で撮影しておき、
 後で、パソコン上で大きな画面で見て、
 ゆっくり選ぶのが妥当だと考えています。


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05_85mm_5D2_0062

05_85mm_5D2_0062











新刊のテーマの一つは、
「国際協力を有給の仕事とする方法もある」
ということなので、
有給の国際協力従事者(国連職員、JICA職員など)を
イメージして、モデルさんにスーツを着てもらいました。

ですが、スーツは黒しか用意できなかったため、
ちょっと、(黒の色が)重い印象があります。
ほんとは、グレーぐらいが良かったかも…。


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06_85mm_5D2_0069

06_85mm_5D2_0069











この写真では、ピントを、
モデルの指先に合わせています。

写真というのは、人物を撮影する場合、
モデルの(よりカメラに)近い方の目の
下の睫毛(まつげ)にピントを合わせる、というのが基本です。

ただし、例外も多いです。

上記の写真の場合は、
世界地図の上に配置した
各国際協力団体のロゴマークを
ある程度、はっきりうつしたいため、
ピントをモデルの指に合わせているのです。

なお、
世界地図の上には、27もの団体のロゴや国旗が、
置かれていますが、
もし、全部知っているとしたら、
あなたは立派な、『国際協力通(つう)』です(笑)。


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07_8mm_kissX5_0032a

07_8mm_kissX5_0032a





この世界地図の上に、
チェス盤と各国際協力団体のロゴを置いたカットは
上記のようなライティング(照明)で撮影しています。

基本的に、
1番と2番のライトボックスの中に、
100ワットx6本で600ワットの(撮影用の)蛍光灯が入っており、
両方で1200ワットになっています。

さらに、
3番ライトが、モデルの向かって左側の髪に、
黄色い光(500ワット、3200K)を直撃させており、
髪にハイライト(白く光る部分)を作っています。

加えて、
4番ライトが、モデルの向かって右側の紙に
青白い光(500ワット、5100K)を直撃させており、
髪にハイライトを作っています。

今回は、ヘアメイクさんが手伝って下さったので、
髪の毛の階調(微妙な色の濃淡)が写真に写るように
ライティングで配慮をしています。


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08_50mm_1DS3_0094

08_50mm_1DS3_0094











このカットも、前の写真と同じように、
カメラを変えても、撮影しています。

レンズも、85mmから50mmに変わっています。

写真を見ただけで、何mmのレンズで撮影したか
わかるようになれば、
ハイアマチュア以上だと思います。


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09_50mm_1DS3_0139

09_50mm_1DS3_0139











やはり、黒いスーツの色が、暗くて重いので、
脱いでもらいました。

やはり白いシャツか白いブラウスの方が、
この写真のイメージには、合うと思います。

ちなみに、今回のテーマの一つは、
『白くて明るいイメージの表紙』、なので、
さらっとした、軽いイメージで構図を構成しています。

このため、(絞りをしぼらず)
ピントが合う範囲も限定ており、
ぼけている部分の方が、多くしてあります。

で、できあがったこの写真ですが、
この(全体としての)『絵』は、かなり好きですね。

今回、撮った中では、一押しかもしれません。


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10_85mm_5D2_0100

10_85mm_5D2_0100











ピントを指先に持ってきた写真ですが、
今一、違和感のある写真です。

フォトショップなどで色を修正すれば、
よくなるかも…?


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11_85mm_5D2_0125

11_85mm_5D2_0125











机の上に広げた、世界地図の上に
つっぷしてもらいました。

髪が綺麗に光って見えます。


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12_85mm_5D2_0015

12_85mm_5D2_0015











このカットは、前回も撮影したのですが、
モデルの髪が
「プリン頭」だったため、撮り直しました。

プリン頭とは、
髪を(茶色く)染めてからしばらく経つと、
下から自分の(黒い)髪が生えてきて
生え際のところが黒く、
それ以外が茶色くなっている状態をいいます。

前回、問題になった写真は、こちらです。
http://livedoor.2.blogimg.jp/toshiharuyamamoto128/imgs/2/b/2b250f27.jpg

モデルさんは、この日の撮影のために、
髪を染めて下さいました。
ありがとうございました。


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13_8mm_kissX5_0002a

13_8mm_kissX5_0002a





この写真を撮影した時の、ライティングの配置です。
基本的に、机の上に世界地図を広げた時と
ほとんど同じで撮影しています。

違いは、床の上にも
(銀色の)レフ版を広げたぐらいです。


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14_50mm_1DS3_0075

14_50mm_1DS3_0075











50mmのレンズが付いている
もう一台のカメラでも撮影。

こちらの方が、より広く、
題名を入れるスペースを空けてあります。


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15_85mm_5D2_0208

15_85mm_5D2_0208











この写真を、「国際協力の本」の表紙に使ったら、
意表を突くだろうなぁ、と思います。

国際協力の本のコーナーに、この表紙で平積みされていたら、
目立つかも(笑)。

パソコンでご覧の方は、
ディスプレイや液晶の照度を、上げてみてみて下さい。
髪が、非常に美しく、描写されます。


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16_8mm_kissX5_0068a

16_8mm_kissX5_0068a





これは、決して、
AV(アダルトビデオ)の撮影では、ありません(笑)。

ベッドの周りを照明機材で囲んで、
ヘアメイクさんが、髪型を整えている所です。


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17_50mm_1DS3_0236a1

17_50mm_1DS3_0236a1











頭の方から撮影した写真を、
上下、逆に反転させると、こうなります。

不思議な感じがします。


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18_50mm_1DS3_0258a

18_50mm_1DS3_0258a











ヘアメイクさんに頼んで、
髪の毛を、五つのブロックに分けてもらいました。

理由は、最後に出ます。


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19_50mm_1DS3_0287

19_50mm_1DS3_0287











ちょっと、変化させたバージョンです。


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20_50mm_1DS3_0333a3

20_50mm_1DS3_0333a3












五つに分けた髪のブロック(束(たば))の上に、
紙媒体に印刷した
国際協力団体のロゴマークを置いてみました。

ちなみに左から、
国連、政府の国際協力機構、赤十字、フェアトレード、グラミン銀行
です。

私は、中立の立場で国際協力の世界を紹介する活動をしているため、
国際機関、政府機関、民間NGO/NPO、社会企業等を、
まんべんなく、公平に紹介しています。

で、
上の写真では、紙媒体に小さく印刷したものを
髪の上に、実際に置いて撮影しましたが、
後で、
それらのロゴのデータを、フォトショップのレイヤーを使って、
置いてしまうことも簡単にできます。

こうした処理を後で行うために、
ヘアメイクさんに、髪の毛を、五つの束に分けてもらいました。

…と、言うのが、今回の狙いだったわけです。


以上。


(ヘアメイクさん、モデルさん、ありがとうございました。)



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追加画像:

21_50mm_1DS3_0258a1_logo_4

21_50mm_1DS3_0258a1_logo_4