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中南米カリブ海諸国共同体(CELAC)


中南米・カリブ海地域33カ国の首脳による新たな組織「中南米カリブ海諸国共同体(CELAC)」が2011年12月発足。米国主導の米州機構(OAS)に対抗し米国とカナダを排除。反米左派政権が次々と誕生した同地域で原油等の豊富な資源で経済成長し自信をつけ米国の干渉を脱する新たな枠組みへ

中南米カリブ海諸国共同体。2011年12月。ベネズエラのチャベスは「植民地化され500年以上搾取された。我々で団結し貧困や格差を無くし平和と民主主義を守るため協力しあおう」。キューバのラウル・カストロは「うまくいけばラテンアメリカ諸国の独立後200年で最も大切で歴史的な出来事だ」


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ラテンアメリカ経済機構(SELA)


ラテンアメリカ経済機構(Latin American Economic System, SELA)。経済戦略・資源開発の共同体。1975年、23ヶ国が調印し1976年に発足。現在27か国が加盟。本部はベネズエラ。キューバも加盟国で2009年、米国によるキューバ経済封鎖の解除を要求


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米州ボリバル同盟、米州ボリーバル代替構想(ALBA)


米州ボリーバル代替構想(ALBA)。資源、医師、学生、医療患者や他の支援の交換・交流による統合・共同・連帯によって米州(ラテンアメリカとカリブ諸国)の統合への道を拓くことを期待すべく、キューバとベネズエラとの間で結ばれた協定。現在、ボリビア、ニカラグア、エクアドルも参加している。

米州ボリバル同盟(ALBA)Bolivarian Alliance for the Peoples of Our America (Spanish: Alianza Bolivariana para los Pueblos de Nuestra América, or ALBA)

米州ボリバル同盟(ALBA)。2004年、キューバのカストロとベネズエラのチャベスが結んだ「新しい中南米地域の構想」。その一つが医療難民ゼロ。中南米にいる450万人の白内障等による視覚障害者を十年間、無料で治療する計画を実施。白内障は治療すれば治る病気だが貧困のため放置されていた

「キューバとALBAをめぐる国際関係 現実主義と理想主義の相克」 田中高 アジア経済研究所 「ラウル政権下のキューバ」調査報告書 山岡加奈子編 2010年 http://t.co/j2payt10

「米国離れと多極化を展開する南米外交」 内多允 国際貿易投資研究所 2010年 「南米の新しい地域国際機関: UNASUR(南米諸国連合)とALBA(米州ボリバル代替構想)」 http://t.co/c9n18AqV

「ボリーバル運動: チャベスの挑戦」 ボリーバル革命とは何か? 「米州のためのボリーバル対案」(ALBA) http://t.co/Qub9ex5Q


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世界の地域的共同体、経済共同体、国連改革


世界の地域的取極による経済圏の規模。)綿銅由貿易協定 (NAFTA)、GDP17兆ドル、人口5億人。欧州連合 (EU)、GDP16兆ドル、人口5億人、上海協力機構、GDP10兆ドル、人口26億人、づ貽逎▲献⊇国連合 (ASEAN)、GDP2兆ドル、人口6億人

北米自由貿易協定(North American Free Trade Agreement:NAFTA)。アメリカ、カナダ、メキシコの自由貿易協定。1992年署名、1994年発効。米国は、南北アメリカに自由貿易地域を拡大する方針。特にメキシコの発展に伴い、同国との貿易が大幅に増加。

欧州連合(European Union:EU)。1946年チャーチル英首相が冷戦を予言する「鉄のカーテン」演説で米ソに対抗する「欧州合衆国」構想。1952年、欧州石炭鉄鋼共同体が設立。1957年、欧州経済共同体が設立。1992年、欧州連合条約が調印、1993年発足。27か国が加盟

東南アジア諸国連合(Association of South‐East Asian Nations:ASEAN)。1961年タイ、フィリピン、マラヤ連邦が結成した東南アジア連合が前身。1967年設立。原加盟国は反共主義だったが、現在は旧共産圏を含む10か国となり、経済的側面重視へ

上海協力機構(ユーラシア大陸機構)。1996年の上海ファイブを元に、2001年設立。ソ連崩壊後の小国乱立の中、中国が自身の安全保障を意図したのが背景。中国・ロシア・カザフスタン・キルギス・タジキスタン・ウズベキスタンの6か国とオブザーバー国のインド・パキスタン・イラン・モンゴル等

アラブ連盟の加盟国。1)原加盟国。エジプト、シリア、イラク、ヨルダン、レバノン、サウジアラビア、イエメン。2)追加加盟国。リビア、スーダン、モロッコ、チュニジア、クウェート、アルジェリア、UAE、バーレーン、カタール、オマーン、モーリタニア、ソマリア、パレスチナ、ジブチ、コモロ

国連改革の焦点は安保理常任理事国の拒否権の剥奪だが、可能にするには国連にこだわらない姿勢。対案として新国連創設を同時に進め、拒否権剥奪を認めないなら、そちらに移行すると脅す必要。このため、EU,ASAN、AU、SELA、アラブ連盟、ユーラシア大陸機構などの地域的枠組み共同体を結成

国連憲章・第8章・地域的取極。第52条、1)この憲章は地域的取極又は機関が存在することを妨げない。但しその行動が国連の目的及び原則と一致することが条件。2)地方的紛争を安保理に付託する前に、地域的取極又は機関によってその紛争を平和的に解決するようにあらゆる努力をしなければならない