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目次:

概要
フランス議会が「アルメニア虐殺の否定」に罰則
アゼルバイジャンとの紛争
HIV/エイズが中央アジアで薬物使用者に蔓延
その他


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概要

アルメニア人虐殺問題。第1次大戦中の1915年頃、オスマン・トルコが領内のアルメニア人を「治安を脅かした」として強制移住させ、多数を虐殺。アルメニアは最大150万人が犠牲になったと主張。トルコはオスマン帝国末期の混乱によるものだと反論。両国は2009年、国交樹立を謳った和解に署名

アルメニア共和国。西アジア、南カフカスに近接する共和制国家。首都はエレバン。黒海とカスピ海の間にある国で、西にトルコ・北にグルジア・東にアゼルバイジャン。1991年にソ連から独立。.▲襯瓮縫⊃裕垰μ簑蠅鮟笋辰謄肇襯海搬侘。▲淵乾襯痢Εラバフをめぐってアゼルバイジャンと対立。


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フランス議会が「アルメニア虐殺の否定」に罰則


フランスの下院は2011年12月、ナチスドイツによるユダヤ人虐殺など、大量虐殺を公共の場で否定した場合、罰金や禁錮刑に処される法案を通過。フランスは2001年に、「トルコが第一次大戦中にアルメニア人を大量虐殺した」と認定。これに対し、一貫して虐殺を否定してきたトルコが、反発。

フランス上院は2012年1月、20世紀初頭のオスマン・トルコ帝国によるアルメニア人虐殺を否定することを犯罪とし、罰則を科す法案を賛成多数で可決、同法は成立。フランスでは第2次大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺の否定を犯罪とする法律が既に制定されており、同様の法律は2例目。

フランス上院は、「アルメニア虐殺の否定」に罰則。2012年1月。虐殺を否定または過小評価した市民は1年の禁錮刑と4万5千ユーロ(約450万円)の罰金が科される。フランスの議会は2001年、オスマン帝国によるアルメニア人殺害を「民族大虐殺」と認定する法律を制定していた

フランス上院が「アルメニア虐殺の否定」に罰則。2012年1月。トルコのエルドアン首相はフランスのサルコジ大統領が4月の大統領選で約60万人とされるアルメニア系フランス人の支持を得るための方便と批判。アルメニア側は第1次大戦中オスマン帝国による組織的殺害により150万人が死亡と主張


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アゼルバイジャンとの紛争


アゼルバイジャンはカスピ海と黒海の間にある国。1991年ソ連より独立。宗教はイスラム教シーア派が90%。アゼルバイジャン人が90.6%で人口は880万人。バクー油田など豊富な天然資源がある。アルメニアとの間に紛争問題。経済(実質GDP)成長率9.3%。ジニ係数は16.8で世界最低

ナゴルノ・カラバフ。アゼルバイジャンの西部にある自治州だった地域。アルメニア人が多く居住しており、ナゴルノ・カラバフ共和国として独立宣言し、ナゴルノ・カラバフ戦争(1992-94年)に。現在は事実上独立しているが、アルメニアを除くあらゆる国、国際組織によっても認められていない。


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HIV/エイズが中央アジアで薬物使用者に蔓延


国連エイズ合同計画2010/11報告。2009年のHIV新規感染(罹患率、Incidence)が2001年に比べて25%以上増加した国、7つ。西から、グルジア共和国(ジョージア)、アルメニア、カザフスタン、タジキスタン、キルギス、バングラデシュ、フィリピン。中央アジア付近が多い。

中央アジアを含む旧ソ連圏(カザフスタン、タジキスタン、キルギス、グルジア(ジョージア)、アルメニア)ではHIV陽性者人口が150万人。その6割が注射薬物使用者(IDU)であり、薬物使用者の4人に1人がHIV陽性者。感染予防の上からも薬物使用者への働きかけが課題であると考えられる。


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その他


自由貿易ゾーン条約。旧ソ連の独立国家共同体(CIS)経済統合ゾーン。2011年10月、署名開始。ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、モルドバ、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、アルメニアの計8カ国が署名。ロシアと距離を置くトルクメニスタン、ウズベキスタン、アゼルバイジャンは検討中

成人識字率(UNDP2007)は高い順に、グルジア100%、キューバ99.8%、エストニア99.8%、ラトビア99.8%、スロベニア99.7%、リトアニア99.7%、ベラルーシ99.7%、ウクライナ99.7%、タジキスタン99.6%、カザフスタン99.6%、アルメニア99.5%