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目次:

東大の秋入学
日本の若者は内向き?
大企業が、英語を必修に
ギャップ・イヤー


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東大の秋入学


東大が、早ければ今後5年前後で秋入学に全面移行するというワーキンググループ(WG)素案を正式に発表した。2012年1月。4月には他の11大学(北海道、東北、筑波、一橋、東京工業、名古屋、京都、大阪、九州、早稲田、慶応)や経済団体との協議の場を設けて意見調整を進める。国際化が目的

国公私立大で、『秋入学』の肯定は、43%‎。民間の教育シンクタンク「進路情報研究センター」(東京都新宿区)は2011年10月、東京大が導入の検討を始めた秋入学について、全国の国公私立大を対象に実施した意識調査の結果を発表した。自校への秋入学導入の肯定派は43%、不要派が39・5%

秋入学。_な討梁膤悗汎学時期を一致させ、双方の留学をし易くする。東大は既に大学院の一部で秋入学を導入済み。通常の学部でも秋入学の導入を検討している。グローバル化のため、企業も人材登用・出世に英語能力を重視する傾向。ぞ学校でも2011年度から英語が必修課目になった。

秋入学。各大学の賛成と反対(ライセンスアカデミー調べ)。全面的に移行、16%。春入学と並存、27%。導入しない、40%。その他無回答、17%。(576校中、263校が回答)

東京大学の秋入学の導入の背景。‖膤慇こΕ薀鵐ングで2004年12位から2011年25位に後退(Quacquarelli Symonds社調べ)。理由は外国人留学生が少なく外国人講師も少ないため。卒業後の学生のアンケート調査で「外国語のコミュニケーション能力が身についていない」

秋入学、導入の背景。世界各国を見ると、入学の時期は、9月が116か国で最多。2位は1月。3位は10月。日本のような4月入学は、わずか7か国。

早稲田大は、1年を春夏秋冬の4学期に分ける「クオーター制」を、2013年4月から一部の授業で導入。各学期ごとに授業を完結。海外からの学生の受け入れが年4回可能となり、留学生の増加につながると期待。東京大が本格検討する秋入学への全面移行は実施せず、春入学を維持する。2012年3月

文部科学省は高校を2年〜2年半程度で卒業できる「早期卒業制度」を導入。2012年6月。成績が一定以上の生徒を対象とし、大学進学を前提。優秀な高校生が早く大学に進める環境を整え国際社会で活躍できる人材の育成を促す。2年半で卒業し秋入学が主流の海外の大学(まはた将来の東大など)に進学

国家戦略会議で教育改革の基本方針。2012年6月。高校を2年で卒業して大学進学できる「早期卒業制度」の創設。同制度の創設は、学力やスポーツ、芸術などで優れた才能を持つ生徒が早く専門分野を学べる環境を整える狙い。これまでも「飛び入学」制度があったが高校中退扱いになるため低迷していた


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日本の若者は内向き?


日本の若者は『内向き』。アメリカの大学へ留学した人の割合。1996年は、日本10%、韓国8%、中国8%、インド7%。2009年は、日本4%、韓国10%、中国19%、インド15%。中印が2倍以上に増えたのに、日本は半分以下に減少。理由は海外留学はむしろ就職(就活)に不利とする意見も

日本の若者は『内向き』。大学卒業後の若者へのアンケート調査。「海外で働きたくない」という人は、2004年29%、2010年49%。3割だったのが、半分ぐらいに増加。理由は、言葉の壁、治安が心配、食べ物が不安。

若者の内向き志向とグローバル化の相克。日本は少子高齢化。ものが売れず商売にならない。消費者の数も減少、生産年齢人口も減少。企業は新興国へ。工場などの生産拠点をうつし安い人件費で商品を作るだけでなく、市場すらも新興国の上海等をターゲットしたものに移行。一流企業は採用試験に英語を要求

若者の内向き志向とグローバル化の相克。「ビジネスは、グローバル化で国境を越えたボーダレス化の時代。今までの日本人だけの『同質の集団だけで育まれる環境』には限界がある。学生の体験そのものに多様性を持たせなければならない。今の地位も保てない」 東京大学副理事・鈴木敏之。秋入学を導入へ


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大企業が、英語を必修に


若者の内向き志向とグローバル化の相克。製薬国内最大手の武田薬品工業が、2013年4月入社の新卒採用から、英語力を測る学力テスト「TOEIC」(990点満点)で730点以上の取得を義務づけることが2011年1月に判明。通訳業務や海外赴任でない人にも、英語試験を導入するのは珍しい。

若者の内向き志向とグローバル化の相克。2010年6月ファーストリテイリング(ユニクロ)が2012年3月から社内の公用語を英語。会議や文書を英語としTOEIC700点以上を要求。楽天も2012年末までにグループの公用語を英語にすると正式に発表。既に毎週月曜の全社員対象の朝会を英語で

若者の内向き志向とグローバル化の相克。ファーストリテイリング(ユニクロ)が、2012年の新入社員採用のうち8割にあたる1050人を 外国人とすることを発表。既に、11年の採用内定者約1000人のうち750人、12年は1300人のうち1050人、13年も1500人のうち1250人。


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ギャップ・イヤー


ギャップ・イヤー(gap year)。高校卒業から大学入学、あるいは大学卒業から大学院進学までの期間のこと。英語圏の大学の中には入試から入学までの期間をあえて長く設定し、その間に大学では得られない経験をすることが推奨。外国に渡航してワーキング・ホリデー、語学留学、ボランティア活動

“ギャップ・イヤー”。内向き志向と言われる学生に対して海外留学を奨励することや、学生が国内外で長期間、ボランティア活動に参加するなど、就職前に多彩な経験が積めるよう、英国等で実施されている“ギャップ・イヤー”の導入を経団連が提言。 http://t.co/CPo9TVDZ

ギャップ・イヤーの過ごし方。秋入学を採用した秋田の国際教養大学。4年前から採用。3月の高校卒業後9月の大学入学までの期間をどうすごしたか?.ーストラリアのホテルで3か月バイト。日本一周旅行、民話の旅。N上自衛隊で訓練、体力錬成。ぅンボジアで日本語・英語を教えるボランティア

ギャップ・イヤー(大学の入学前や卒業後に、数か月間、社会(海外を含む)での経験を得ること)。「大学入試の際、『もし合格した場合、9月の秋入学までの3か月間をどのようなことに使うのかのプラン』も、受験する大学に提出し審査される仕組みにすれば、社会でボランティアをする人が増えるかも」