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目次:

はじめに
植物の栄養素の基本、3要素
リン鉱石の資源国、枯渇
埋蔵量、産出量、可採年数
肉を食べるより、穀物を食べた方が良いかも
リン鉱石の争奪戦、自国のために抱え込み
日本の、リン鉱石の確保は?
日本の農業への影響、肥料価格が高騰
リンの再利用、リサイクルの試み
肥料
緑の革命
その他
さいごに


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はじめに


肥料は今や、レアアースや鉄鉱石と同様に、国益に通じる戦略物資。食料の生産には肥料が不可欠。世界の人口は50年には91億人に達し、同じ面積で多くの作物を作る必要が高まる。肥料需要はこれから爆発的に増え続ける。これだけでも肥料価格は高騰する素地があるが、資源の偏在も拍車をかけている。


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植物の栄養素の基本、3要素


窒素、リン酸、カリウムは肥料3要素。工業的に製造できる窒素肥料以外は鉱山が頼り。リンとカリウムの上位3国の世界産出量のシェアは、それぞれ6割余りに達する偏在ぶり。「リン酸アンモニウム」の国際価格は06年以前の水準から、穀物が高騰した08年春には4倍超に。今も06年の2倍という高値

ユストゥス・フォン・リービッヒ男爵(1803-1873年)。ドイツ人。19世紀最大の化学者。植物の生育に関する窒素・リン酸・カリウムの三要素説、「リービッヒの最小律」を提唱。この理論を元に化学肥料を生成。「農芸化学の父」。1841年、植物の成長にリンが必須であることを証明した。


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リン鉱石の資源国、枯渇


地球上で採掘されるリン鉱石の量は年間約1億5千万トンで、世界の食塩生産量よりも多い。既に品質の良いリン鉱石であったグアノは世界中で掘り尽くされた。主要産出国ではリン鉱石の輸出を規制する動き。リン資源の枯渇は地球的規模での農業生産に深刻な打撃を与え、人類の生存そのものにも重大な危機

リン鉱石の不足。 需要側:\こ人口増加。⊃袈醜颪凌生活変化。肉食増。その餌の需要。バイオ燃料需要(米国、ブラジル)。 供給側:〇餮擦諒弸漾C羚顱∧胴顱▲皀蹈奪嚇。供給タイト化。中国が国内需要優先。N臆(りん鉱石の加工に使用)の価格高騰。さじ変動。ヅ蟲.泪諭爾留洞繊

リン鉱石(phosphate ore)とは、工業原料として利用可能なリンを採取できる、リン酸塩鉱物を主成分とした鉱石。3種類の鉱床。1)化石質鉱床(アメリカ、モロッコ、ヨルダンなど)。2)グアノ(鳥糞石)鉱床(ナウルなど) 。3)火成鉱床(ロシアのコラ半島など)。

太平洋南西部のナウル共和国のリン鉱石。最盛期には年間200万トンの鉱石を輸出していたが、資源の枯渇が進み、2002年時点で数万トン、2004年時点で数千トン規模にまで採掘量は減少。毎年のように続く政変などの問題もあり、このまま閉山に向かう。しかしなお100万トンの資源量があるとも

ヨルダン北東部で、地質学者らによって新たに大規模なリン鉱石鉱床が発見。2011年12月。ヨルダン地質学者協会の試算によると、このリン鉱石埋蔵量はおよそ2億トンで、価値は300億ドル(約2兆3300億円)相当。リン鉱石は肥料に必須の3要素(チッ素、リン酸、カリ)のうちリン酸の原料

リン鉱石の採掘で知られる「ラサ工業」の株価が急上昇中。中国が、自国内での化学肥料の需要増のため、リン鉱石の対外輸出を制限する方向。このため、日本国内での数少ない「資源株」である、ラサ工業の株が「思惑買い」され上昇。ラサ工業の発祥は沖縄の北東にある無人島(ラサ島)でのリン鉱石の採掘


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埋蔵量、産出量、可採年数


リン鉱石の埋蔵量・産出量・可採年数(農林水産省)。ヾ霑男簑⇔未錬苅沓芦トン。経済埋蔵量(可採可能量)は150億トン。産出量(2008年)は1.67億トン。△鬮で割ると約90年。今後、世界人口増加と食生活の肉食化のため需要が増加するため、実際は約70年でリン鉱石は枯渇する。

植物の三大栄養素は、リン(P)、窒素(N)、カリウム(K)であり、肥料の必須成分。リン酸肥料の主原料は有限の資源であるリン鉱石。世界リン鉱石埋蔵量は140億トン。年間約1.4億トン採掘されるので、可採年数は百年だが今後の人口増加・リン肥料の利用量増大により、より早く枯渇する可能性

リン鉱石の産出量(農林水産省、2008年)。|羚顱■毅娃娃伊トン、30%。▲▲瓮螢、3090万トン、19%。モロッコ及び西サハラ、2800万トン、17%。ぅ蹈轡■隠隠娃伊トン、7%。ゥ船絅縫献■沓牽伊トン、5%。Ε屮薀献襭僑娃伊トン、4%。Д茱襯瀬鵤毅毅伊トン、3%

リン鉱石の産出量・埋蔵量(農林水産省)。,蠅鷙枩个蓮中国、米国、モロッコ・西サハラの3か国で世界の産出量の7割弱。経済埋蔵量(経済合理性の判断のもと採掘対象となる資源)と2008年産出量から可採年数を推計すると、りん鉱石は約90年。

総リン酸肥料の生産量(リン鉱石とその派生物等。2001年、国連食糧農業機関(FAO)).▲瓮螢23%、中国22%、インド12%。ぅ蹈轡■掘鵝ゥ屮薀献襭粥鵝消費量は、|羚顳横掘鵝↓▲ぅ鵐稗隠魁鵝↓アメリカ13%、ぅ屮薀献襭検鵝↓ゥーストラリア4%。


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肉を食べるより、穀物を食べた方が良いかも


リン鉱石の枯渇。豊かな生活を求める新興国(BRICs等)の食生活の変化。肉食化。肉1kg生産に必要な穀物量は、牛肉の場合11kg、豚肉の場合7kg、鶏肉の場合4kg。つまり毎日仮に2100キロカロリーを食べようとする場合、肉類ではなく穀物をそのまま人間が食べた方が資源の枯渇を防ぐ

リン鉱石。世界の持続可能性を考える上で、最も重要な物質の一つ。世界人口の増加と、豊かな生活への欲求(穀物食から肉食への移行)のため、(牛などの家畜を育てるには人間が穀物をそのまま食べるより5〜20倍の穀物を消費するため)穀物消費量は急増。化学肥料となるリン鉱石が近年、急速に枯渇。


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リン鉱石の争奪戦、自国のために抱え込み


世界の人口増や新興国の経済発展で肥料の需要が増え、原料のリンやカリウムをめぐる国際的な争奪戦が起きている。鉱物資源なので採れる国が偏っているうえ、供給側が寡占化し価格決定に力を持つ。特にリン鉱石の産出量は中国がトップで、2010年12月、レアアース(希土類)と似て輸出制限を強める

中国は2010年12月、リン酸アンモニウムなど化学肥料の輸出関税を年末まで110%に引き上げると発表。実質的に輸出が止まることになる。リン鉱石を原料とするリン酸アンモニウムの直近の税率は数%だった。リン鉱石の産出量は中国が世界の3割を占める。中国は長期的には国内分を確保するつもり

中国におけるリン鉱石の特別関税。々馥發糧醂然諒櫃鮨泙襪海箸鰺由として、2008年から既存の輸出関税に加え100%の特別関税(これにより税率120%)で実質的な禁輸措置。△世国際市況の緩和と共に徐々に特別関税の税率を下げ2009年以降、特別関税を廃止。現在、輸出関税の35%のみ

米国におけるリン鉱石の輸出停止。米国は1990年代後半から、りん鉱石の輸出を徐々に停止。りん安(燐安)の輸出は継続。我が国も1995年頃までは50〜60万程度のりん鉱石を米国から輸入していたが、1999年には、ほぼゼロとなった。

リン酸とカリウムに目を付ける資源メジャー。英豪資源大手のBHPビリトンは2010年夏、カナダ肥料大手に敵対的な株式公開買い付け(TOB)を仕掛けた。カナダ政府は国益に反するとして国内法に基づきTOBを拒否。米国は1990年代後半からリン鉱石の輸出を徐々に止め「資源ナショナリズム」

リン鉱石を扱う大手企業の寡占化。世界最大のりん酸肥料生産業者であるモザイク社(本社:アメリカ)は、ブラジルの元国営企業Posfertil社の株式の20%を取得。


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日本の、リン鉱石の確保は?


リン鉱石について(農林水産省)。ー腓瞥入国は、中国、ヨルダン、モロッコで、この3か国で全輸入量の8割。∩看静は輸入先の多角化を図るため、ベトナム、チュニジアからも輸入。りん酸源としては、りん鉱石の他、加工した燐安(リン酸アンモニウム)の形態でも輸入。米国、中国、ヨルダンより

リン鉱石(及びその派生物)の日本への輸入。リン鉱石(リン酸カルシウム)は、,修里泙淪入。⇔音世魏辰─過リン酸石灰として輸入。まずリン酸液とし、そこにアンモニアを加え『燐安(リン安)』として輸入。戦後は△中心だったが、現在はが中心。いずれにしても植物の成長にリンは必須。

日本はリン鉱石を100%輸入に依存しており、産出国はモロッコ、中国、ヨルダンなど。モロッコのリン鉱石は、あと30年ぐらいで枯渇するとも言われている。既に、アメリカ(フロリダなど)のリン鉱石は枯渇してしまい、アメリカからの輸入は途絶えている。リンは人類の持続可能性にとって重要な肥料

日本は(農業のための化学肥料となる)リン鉱石を100%輸入に依存。産出国はモロッコ、中国、ヨルダンなど。モロッコのリン鉱石は、あと30年で枯渇する可能性。既にアメリカ(フロリダなど)のリン鉱石は枯渇。リン鉱石は増え続ける世界人口が要求する莫大な穀物生産を可能にするために必要な資源

日本とモロッコの経済関係。2008年は、輸出が760億円、輸入が232億円。輸出品は、産業用車両27%、乗用車26%、採掘機械7%。輸入品は、タコ・イカ等が42%、マグロ等9%、リン鉱石9%、トランジスタ8%。日系企業は住友電装、矢崎総業、フジクラ、YKK。日本人観光客数は2万人

リン鉱石を日本はアメリカ・フロリダ州の鉱山から購入していたが1990年代後半アメリカが資源枯渇を理由に禁輸措置を実施。代替先として、中国・四川省の鉱山から購入するようになった。しかし2005年頃から先物市場に投機、国際価格上昇。2007年に四川大地震で生産量激減。さらに中国が関税

リン酸、カリウム等の肥料の国際的な獲得競争において、日本の肥料メーカーは構造改革が遅れており、ダメ。日本には肥料メーカーが約30社あるとされるが、統廃合が進まず、国際競争力のあるメーカーが育ってこなかった。このため、日本の肥料用資源獲得は、商社が担うことになる。

肥料に関し、日本はリン酸もカリウムも原料をすべて輸入に頼る。三井物産は2010年4月、ペルーのリン鉱山の権益を、ブラジル資源大手バーレから取得すると発表。日本企業としては初めて、肥料資源の権益確保に乗り出した。住友商事など他の商社もカリウムの権益確保を探っている。

三井物産は米国肥料最大手の「ザ モザイク カンパニー(モザイク社)」と共にブラジル資源メジャーのヴァリS.A.(ヴァリ社)の子会社Compania Minera Miski Mayo S.A.C.が100%権益を保有しているペルーのリン鉱床開発プロジェクトに参画。2010年3月末

三菱商事がペルーのリン鉱石の権益を獲得。リン鉱石は産出国が限定され、寡占化や資源の枯渇、最大生産国の中国の輸出制限などが影響して、需給のひっ迫が予想されている。ペルーのリン鉱石は内陸の輸送コストが低く、浅い位置に埋蔵されていることから採掘コスト等の優位性が高い。埋蔵量は540トン

三菱商事は2012年1月、約100億円を投じ、ペルーで肥料原料となるリン鉱石の鉱山開発事業に参画すると発表した。世界的な人口増で伸びる肥料需要を取り込むのが狙い。インドの肥料大手ズアリ社と提携。インドが肥料の成長市場なことが提携の要因。肥料需要は世界で年利3〜5%拡大する見通し

三菱商事、ペルーでの燐鉱石鉱山開発プロジェクトに参画、2012年1月。三菱商事株式会社は、インド大手肥料メーカーであるズアリ社と共に、ペルー大手セメント会社であるパカスマヨ社の子会社が権益を保有するペルー国における燐鉱石鉱山開発プロジェクトに参画するため、フォスパック社株式を取得

日本の大手7商社は、三菱商事、住友商事、三井物産、伊藤忠庄司、丸紅、豊田通商、双日。2008年の金融危機以来、各社は財務体質の健全化を進めた。財務指標として使われるのが、ネットD/Eレシオ(株主資本に対する負債の割合)で数字が低いほど良い。各社は十年前4ぐらいだったが1まで下げた


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日本の農業への影響、肥料価格が高騰


JA全農は2011年6月からの「秋肥(あきごえ。8〜10月に施す化学肥料)」の主要品目価格について、3.2%値上げすることを決定。世界的な人口の増加、中国の食生活の向上で穀物需要が増加し、肥料需要も拡大。リン酸、加里のように原料資源が偏在してものは、国際市況が値上がり。

全農、化学肥料値上げ。2011年6〜10月、原料高を転嫁するため。窒素、リン酸、カリウムの三大成分を含む複合肥料の「高度化成」は2010年11月〜2011年5月に比べて3.2%値上げする。窒素系の尿素(輸入)は7.9%、硫安は6.3%それぞれ引き上げ。 肥料原料は全量を輸入に依存


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リンの再利用、リサイクルの試み


肥料の元、リン鉱石の枯渇にともない、リンの回収・リサイクル技術が求められている。実際、水中に溶け出したリンをポリリン酸として回収・蓄積する微生物の研究が進められている。光合成微生物のシアノバクテリアを使って、水中からリン酸を取り込み、菌体内に蓄積させる方法などがある。


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肥料


化学肥料(chemical fertilizer)の分類。まず、農作物の三大栄養素は窒素、カリウム(加里)、リン酸(リン鉱石から生成)。(9臠醂繊三つのうち二つ以上を含むもの。化成肥料。一つの粒の中に3者を含むもの。G杞臠醂繊三つの成分を、単純に混ぜ合わせただけのもの。

化学肥料に関する農林水産省のコメント。国内で使用される化学肥料は、化石資源やりん鉱石(リン鉱石)、加里鉱石等の鉱物資源を原料としており、日本はその全てを輸入に依存。また、尿素やりん安(リン安)等の製品や中間製品の形態でも、相当量を輸入。

リン酸アンモニウム。化学式は(NH4)3PO4。広義には下に示す二つの水素塩。.螢鷸誠總覇鵐▲鵐皀縫Ε燹2蹴愴醂舛僕僂い蕕譴襦N娑臓淵螢鶲臓砲箸盡討个譴襦リン鉱石から生産。▲螢鷸斉鷽總妊▲鵐皀縫Ε燹J緩消火器に用いられる。

肥料及び肥料原料をめぐる事情。平成21年8月(2009年8月)農林水産省。化学肥料、リン鉱石、可採年数など。 http://t.co/v1FvFWq1

化学肥料は高い農業生産に必須だが、世界に資源が『遍在』。.螢鷙枩个話羚顱∧胴顱▲皀蹈奪嚇の上位4か国で世界の7割以上を産出。塩化カリウムはカナダ、ロシア、ベラルーシ等の4か国で世界の7割以上を産出。また『供給タイト化』。

「一昔前まで日本のODA(政府開発援助)の主力は「化学肥料」の輸出だった。原油から石油や軽油を精製する時「硫黄」を除去する。この「余り物」を使って大量の化学肥料を作った。商社はそれを途上国に輸出し儲けていた。化学肥料を作っていたのは、チッソ株式会社などの化学(ばけがく)系の企業」

松本龍環境相は2010年12月、水俣病の原因企業チッソ(東京)を、被害補償を専門とする親会社と液晶生産などの事業を担う子会社に「分社化」する事業再編計画を認可した。これを受け、チッソは早ければ来年1月にも子会社を設立。多額の債務を抱えるチッソが子会社株を売って債務の返済費用を確保

日本の四大公害病。1)1910年頃、イタイイタイ病、岐阜、カドミウム (三井金属鉱業)、2)1956年、水俣病、熊本、メチル水銀(チッソ)、3)1960年、四日市ぜんそく、三重、亜硫酸ガス(石原産業、中部電力、三菱油化等)、4)1965年、第二水俣病、新潟、メチル水銀(昭和電工)

バングラデシュ社会企業ウェイストコンサーン。分散型堆肥化モデル。|楼莉嗣韻、ごみの分別(有機廃棄物と無機廃棄物)と戸別収集プログラムに参加。∧別された有機生ごみを同社が採用するボックス法を用いて有機肥料・堆肥に加工。L唄峇覿箸鯆未限枠遒鯒晴箸鉾稜筺ライオンズクラブが資金援助

インド。コットンはライフサイクルの中でに6〜8回の灌漑が必要。点滴灌漑(drip irrigation)は別名、細流灌漑(trickle irrigation)、マイクロ灌漑(micro-irrigation)。水と肥料の使用量を最小限に抑える。パイプを介して水が根域に落ちて浸透


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緑の革命


緑の革命(Green Revolution)とは、1940年代から1960年代にかけて高収量品種の導入や化学肥料の大量投入などにより穀物の生産性が向上し、穀物の大量増産を達成したこと。1968年に米国国際開発庁のWilliam Gaudが作った造語。ロックフェラー財団が資金援助。

緑の革命の問題点は、1)穀物メジャーから種を買う必要。2)大量の化学肥料と農薬を使い続けなければ収穫量を維持できない。その購入コストで豊作貧乏。3)化学肥料の元、リン鉱石等が各地で枯渇。4)化学物質による土壌汚染・公害。5)遺伝子組み換え作物の環境への問題。6)在来種の駆逐・絶滅

農業革命。18世紀のイギリスで起こった、[愃遏淵痢璽侫ーク農法:大麦→クローバー→小麦→かぶを交互に植え土地疲弊を防ぐ)と、囲い込み(農地の大規模化などの政策)による、農業生産の飛躍的向上。収穫が飛躍的に増え人口増加を可能とし、それによる都市の労働人口の増加が産業革命の土壌に


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その他


猛毒のヒ素を「食べる」細菌を米航空宇宙局(NASA)などの研究グループが2010年12月に発表。生物が生命を維持して増えるために炭素、水素、窒素、酸素、リン、硫黄の「6元素」が欠かせないが、この細菌はリンの代わりにヒ素をDNAの中に取り込んでいた。これまでの生物学の常識を覆す発見


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さいごに


世界最大の問題だと思っているのは、1)人口増加と、2)より豊かな生活を求める人間の性質(それによる経済発展)から生じる、『資源の枯渇』。A)エネルギー源(石油等)、B)水(清潔で安価な淡水)、C)リン鉱石(人口増加を支えるための高い農業生産に必須)、のいずれも数十年で足りなくなる

世界の持続可能性が崩壊する理由。/邑増加。今世紀中に百億を突破すると国連が発表。∋餮擦枯渇。水・(大量の農業生産のための)化学肥料(リン鉱石)・エネルギー資源。人は、より豊かな生活を望む習性。経済のグローバル化で途上国の資源も搾取され、また途上国の人も先進国並みの生活を望む