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目次:

概要

顧みられない熱帯病(NTD)
フィラリア、象皮症、糸状虫
ハンセン病、癩病
デング熱、アルボウイルス、フラビウイルス
狂犬病、コウモリ由来感染症
シャーガス病
回旋糸状虫症、オンコセルカ症、河川盲目病、頷き病
リーシュマニア症、カラ・アザール、黒熱病
包虫症、エキノコックス症
その他の病気
その他の情報
関連ブログ


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概要


NTD(顧みられない熱帯病)には、現在世界で10億人が感染しており、毎年50万人が死亡する。NTDの多くが、身体に長期間にわたる、重大な障害を起こすため、労働力低下を起こし、その国の経済発展の妨げになる。全ての低所得国において、(NTDに含まれる17疾患中)5疾患が蔓延している。

途上国の貧困層を中心に感染が広がりながら、治療薬が足りず「顧みられない熱帯病」と呼ばれる感染症の根絶に向け、世界の製薬大手13社と米英政府、世界保健機関(WHO)などが2012年1月末、治療薬の提供や新薬開発で協力し合うことで合意した。日本からはエーザイが参加。


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地球温暖化がもしも本当に進行し、地球の平均気温が現在よりも、2〜6度、上昇した場合、主に熱帯地域に生息していた、「蚊」などの疾患を媒介する生物(ベクター)が(現在の)温帯地域にも生息可能になる。すると、マラリアやNTD(顧みられない熱帯病)が、日本などに上陸してくる可能性がある。

蚊は、1)メスが人体の血液を吸い取って痒み。2)伝染病の媒介者(ベクター)。マラリアなどの原生動物病原体、フィラリアなどの線虫病原体、デング熱、ウエストナイル熱などのウイルス病原体。日本を含む東南アジアではコガタアカイエカが日本脳炎。地球温暖化の影響で生息範囲が広くなっている問題


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顧みられない熱帯病(NTD)


「顧みられない熱帯病」はトラコーマ、リンパ系フィラリア症(象皮病)、住血吸虫症など寄生虫や細菌による感染症。アフリカや南米、アジアなどで14億人が感染しているとみられるが、マラリア、エイズ、結核より知名度が低く、国際的な治療体制が十分に整備されていない。2012年1月末。

NTDに対するWHOの10の事実。1)10億人が感染。2)17疾患がリスト入り。3)貧困者が感染。4)検査USドル4セント。5)治療USドル2セント。6)2500万ha農地復旧。7)20年で癩病を122から6カ国へ。8)メジナ虫が減少。9)フィラリア等に新薬。10)費用対効果が良

WHOのNTD(顧みられない熱帯病)は、デング熱、狂犬病、トラコーマ、ブルーリ潰瘍、風土性トレポネーマ症、ハンセン病、シャーガス病、アフリカ睡眠病、リーシュマニア症、嚢虫症、メジナ虫症、包虫症、食物経由の吸虫症、リンパ管フィラリア症、回旋糸状虫症、住血吸虫症、土壌伝播蠕虫病の17

NTD,17: 1)Dengue,2)Rabies,3)Trachoma,4)Buruli ulcer (Mycobacterium ulcerans infection),5)Endemic treponematoses,6)Leprosy (Hansen disease)

NTD,17: 7)Chagas disease (American trypanosomiasis),8)Human African trypanosomiasis (sleeping sickness),9)Leishmaniasis,10)Cysticercosis

NTD,17: 11)Dracunculiasis (guinea-worm disease),12)Echinococcosis,13)Foodborne trematode infections,14)Lymphatic filariasis

NTD,17: 15)Onchocerciasis (river blindness),16)Schistosomiasis (bilharziasis), 17)Soil-transmitted helminthiases WHOはNTDを14疾患から17疾患に増やした


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フィラリア、象皮症、糸状虫


リンパ管フィラリア症(Lymphatic filariasis)は、NTD(顧みられない熱帯病)の一つ。1.2億人が感染している。身体的な障害を起こす。リンパ管が閉塞するため下肢の皮膚が増殖・硬化し「象皮症」を起こす。バンクロフト糸状虫(アフリカ等)、マレー糸状虫(東南アジア等)

エーザイは2010年11月、WHOと途上国での「顧みられない熱帯病(NTD)」であるリンパ系フィラリア症(象皮病)薬の無償提供に調印。エーザイは、リンパ系フィラリア症治療薬「DEC」100mg錠を2012年〜2017年の6年間にわたって合計約22億錠製造しWHOに対して無償で提供

エーザイ、リンパ系フィラリア症制圧活動に対して治療薬を無償提供2010年11月 http://t.co/kglOH6KQ 日本の製薬企業として初のWHOとの産官パートナーシップ。Diethylcarbamazine(ジエチルカルバマジン“DEC”)を2012〜2017年に22億錠

顧みられない熱帯病。ロンドンで開かれた会議では、2020年までに10の疾病の根絶を目指すことで合意。マイクロソフト創業者ビル・ゲイツの財団や米英政府などが資金を出す。エーザイは足などが象のように膨れあがるリンパ系フィラリア症の治療薬22億錠を生産、WHOに無償提供。2012年1月

顧みられない熱帯病。日本の製薬会社エーザイは、リンパ系フィラリア症(象皮病など)の治療薬22億錠を無償提供。内藤晴夫社長は「途上国が疾病を克服して経済力をつけ中間層が増えれば、私たちの市場にもなる。社会貢献だけでなく、ビジネス面での意義も大きい」。2012年1月末。

エーザイは、1941年に設立された医薬品メーカー。国内市場シェアは4位、世界市場シェアは23位。サクロン、セルベール等。NPO法人・宇宙船地球号の2010年CSRランキング「胃腸薬」部門で第一位。4つの第三者機関からのコメントを受けている http://t.co/XKkaq7Xk

フィラリアと日本。戦争で米軍が攻めてきた時、米兵が感染。47年薬が見つかるも副作用で高熱。49年東大の菅沢重彦と田辺製薬がジエチルカルバマジン(スパトニン)。回虫駆除目的から転用。奄美大島で実験。58年愛媛で対策開始、68年駆除。厚生省が動き71年本土から消滅。79年沖縄でも消滅

日本における寄生虫防圧とその特質 多田功(九州大学名誉教授) http://t.co/cHLmQvcK 宮古島、フィラリア防圧記念碑「科学と行政を信頼し、健康社会を開拓する自らの責任に目覚め立ち上がった群島住民のアララガマ精神(愛郷精神)があったればこそ、フィラリアを根絶できた」

佐々学(さっさまなぶ、1916−2006年)寄生虫学者。東京出身。東京帝大卒。昭和33年東大教授となり,43年同大医科学研究所長。ツツガムシ,フィラリア,ダニなどによる寄生虫病,風土病の研究で知られた。54年野口英世記念医学賞。世界に先駆けて日本のフィラリアを撲滅させることに貢献

日本が世界に発信できる分野は相当に存在。90年代に日本が進めた「橋本イニシアティブ」。当時の橋本龍太郎総理が97年のデンバー・サミットで問題提起し、98年のバーミンガム・サミットで共同宣言。寄生虫撲滅のために日本の成功体験を発信」竹中平蔵 http://t.co/eWGPTpbL

世界フィラリア症根絶計画 -大躍進と、足踏みと http://t.co/eS8faPHj 費用対効果で最もネックになっているのが検査に使われるICTのコストが1回あたり3ドル。ICTとはW. bancrofti抗原検出簡易テストキット。もうすぐ製薬会社の協力で1ドルに下がる見込み

フィラリア、WHO。The Global Programme to Eliminate Lymphatic Filariasis http://t.co/bSk1a6m5 世界でのフィラリア駆除・根絶において、日本がリーダーシップを発揮できるか?世界に先駆け、根絶させた手法を発信

フィラリア。WHO、Filariasis http://t.co/slgtGaTd Wuchereria bancrofti(バンクロフト糸状虫), Brugia malayi(マレー糸状虫)、B. timori(チモール糸状虫)。蚊で媒介され、リンパ浮腫をお越し、象皮病など。

フィラリア。72か国で蔓延。13,4億人が感染リスク。1.2億人が感染。インドに多。97年WHOで制圧の決議。99年戦略。2000年グローバル・アライアンス。20年までに制圧。53か国で薬剤集団投与(mass drug administration、MDA)。日本のエーザイが協力

WHOがフィラリアなどを根絶する時の手順。initiative、political commitment、strategy、action plan、implementation 、monitoring & evaluation。グローバル・パートナーシップと、産官民学

お絵描きイベント、「フィジー編」 http://t.co/FEaxOf1b 一見、南海の楽園のようなイメージがありますが、実際はクーデターが多発し、現在も軍事政権による統治が続いています。健康に関しても、肥満からの糖尿病、フィラリアの蔓延など問題が山積み。この国の大切なものは何?



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ハンセン病、癩病


ハンセン病(Leprosy、Hansen disease)とは、NTD(顧みられない熱帯病)の一つ。癩(らい)菌による感染症。遺伝はしない。昔、癩病と呼ばれたが差別になるとして改称。症状は、皮膚(痒みのない皮疹)、末梢神経症状(知覚の低下)等。抗生物質を3剤併用することで治癒する

2010年11月、第65回国連総会第3委員会において日本が提出した「ハンセン病差別撤廃決議 」が全会一致で初めて採択。ハンセン病に関する誤った認識や誤解に基づく偏見・差別の問題を解決するため,ガイドラインなどの考慮を徹底。 http://t.co/gqgVvcVC

人権とは、「誰もが生まれながらにもっている、自分らしく幸せに生きる権利」のこと。ところが、社会には偏見を持たれ差別を受け、自分らしい生活ができない人々がいる。1)女性、2)子ども、3)高齢者、4)障害者、5)部落民(同和問題)、6)外国人、7)病気(エイズ、ハンセン病など)、等

外務省、分野別人権外交。(外務省が人権問題と考えている分野の一覧): 〇童、⊂祿下圈↓女性、た夕鏈絞漫↓タ邑教育、μ閏膽腟繊↓難民問題、┘魯鵐札麌尊絞面簑蝓↓個人通報制度、その他 http://t.co/pSP2csXb

中村哲。1946年生。医師。福岡出身。クリスチャン。73年九州大学医学部卒。78年社会人山岳会の付き添い医としてアフガニスタンへ。84年キリスト教団体でペシャワールのハンセン病患者支援。86年日本アフガン医療サービス(JMAS)設立。98年ペシャワール会医療サービス(PMS)設立

ハンセン病元患者宿泊拒否事件とは、2003年11月に熊本県阿蘇郡の黒川温泉にあった「アイレディース宮殿黒川温泉ホテル」がハンセン病元患者の宿泊を拒否した事件。熊本県は県の「ふるさと訪問事業」として上記の元患者18名の予約をホテルに申し込んだが「他の宿泊客への迷惑」などを理由に拒否


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デング熱、アルボウイルス、フラビウイルス


デング熱(Dengue)はNTD(顧みられない熱帯病)の一つ。百カ国以上で毎年5千万人が感染。パンデミックを起こし易い。都市のスラムで流行。発生件数が50年で30倍増加。抗体ができるとアレルギー反応でかえって重症化。このため二回目の感染でデング出血熱となり全身から出血。死亡率5%

インドネシアでポカリスエット(大塚製薬)の販売が好調。1997年のアジア通貨危機から販売開始。価格は500mlのペットボトルで1本5200ルピア(47円)。ミネラルウオーターの3倍。’中症予防、下痢や脱水症状の際に水分補給、2004年、熱帯病のデング熱が流行時、健康飲料?

デング熱を防ぐための、タイの新商品。レモングラスなどの蚊が嫌うハーブの成分を含む線維であんだ服。タイの国立衛生研究所の実験結果でも、寄ってくる蚊の量を3分の1にまで減らすことができる、とのこと。タイは仏教徒が多く、仏教徒の服は、袈裟がけの半身が裸身となるもののため、この線維は有用

アジア・アフリカの熱帯地方にある途上国では、蚊による感染症が問題だが二つある。マラリアとデング熱。前者は夜刺す性質の蚊が原因なので蚊帳(特に「殺虫剤を浸み込ませた蚊帳」)が有効。後者は昼間から夕方にかけて刺す蚊が媒介する。これを「殺虫剤を浸み込ませた服」で予防できるかどうかに注目

デング熱を「殺虫剤の浸み込んだ制服」で予防可能か仮説 Impregnated school uniforms reduce the incidence of dengue infections in school children. http://t.co/VXeW1WXb

「衣料品」を扱う社会企業が途上国で保健医療を改善したいなら、二つの可能性。 峪γ邵泙鮨擦濆ませた蚊帳」でマラリアを減少できることが知られているが現在は住友化学のオリセットネットの独壇場。衣料メーカーの技術で安価でかつ高性能へ。昼から夕方刺すデング熱の蚊を防ぐため薄手の服の開発

「衣料品」を扱う社会企業が途上国で保健衣料を改善したい場合、蚊で媒介されるデング熱等の疾患を防ぐため、子どもに「殺虫剤を浸み込ませた学校制服」を企画・制作し販売することが考えられる。しかしデング熱の蚊は昼から夕方に刺すため、夕方脱いでしまう制服より、通常の薄手の服の方が良いかも。

ユニクロによるバングラでの衣料による社会企業。側面として、.罐縫ロは子どもの制服を作りたがっている。∋γ邵泙鮨擦濆ませた(子ども用の)制服を着れば、蚊によるデング熱の発生を予防できる仮説がある。△本当であれば、それを行っている大学と連携し『蚊予防制服(仮称)』の商品化を検討

アルボウイルス(arbovirus)は節足動物内で増殖し吸血活動によって脊椎動物に伝播されるウイルスの総称。十のウイルス科があり、人に病原性を示すものは百種。そのフラビウイルス科(Family Flaviviridae)に含まれるのが、デング熱、黄熱病、日本脳炎、ウェストナイル熱

人材募集: アルボウィルス感染症に対する簡易診断キットの開発と警戒システムの構築プロジェクト詳細計画策定調査(評価分析) 団体名:独立行政法人 国際協力機構(JICA) 勤務地:ケニア 募集期間:2011/06/22〜2011/07/06 http://t.co/QTpDV0xE

東日本大震災の被災地の避難所でインフルエンザ等の流行の恐れ。スマトラ沖地震ではどうだったか。世界保健機関(WHO)は、水やトイレ不足などによる衛生悪化から、マラリア、デング熱、コレラ、破傷風の流行を警告。防疫などに力を入れた結果、感染拡大は避けられた。日本国内では各自治体の裁量か


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狂犬病、コウモリ由来感染症


狂犬病(rabies)はNTD(顧みられない熱帯病)の一つ。毎年5万人が死亡。狂犬病ウイルスはヒトを含む全ての哺乳類に感染。感染した動物の咬み傷などから唾液と共にウイルスが伝染。恐水症(水などの液体の嚥下時、筋肉が痙攣し痛みを生じるため水を恐れる)、恐風症(風の動きに過敏に反応)

暴露前発症予防(Pre-exposure Prophylaxis:PrEP)とは黄熱病、マラリア等に対するワクチンや予防薬。暴露後発症予防(Post-exposure Prophylaxis : PEP) は狂犬病、結核、麻疹、水痘、A型肝炎。HIVは後者で論じられていたが前者へ

コウモリ由来感染症。最も危険なものは、狂犬病ウィルス。他に、アルボウィルス、ヒストプラズマ症、ヘンドラウィルス・ニパウィルス症。 http://t.co/07qJtWYG

リッサウイルス感染症。狂犬病ウイルスが含まれるラブドウイルス科リッサウイルス属(Rhabdoviridae family, Lyssavirus genus)の感染症。狂犬病以外にコウモリと接触して感染するタイプがある。日本では輸入感染症 http://t.co/uJFGDVMp

リッサウィルス。アフリカ(ナイジェリア、南ア、カメルーン、ジンバ ブエ、中央アフリカ、セネガル、エチオピア)、東西ヨーロッパ(ウクライナ、ロシア、ポーランド、ハンガリー、ドイツ、オランダ、デンマーク、フランス、スイス、英国)、オーストラリア大陸に生息するオオコウモリなどから分離。


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シャーガス病


シャーガス病(Chagas disease、アメリカトリパノソーマ病)は、NTD(顧みられない熱帯病)の一つ。主にラテンアメリカで1300万人が感染。トリパノソーマという原虫が肝脾腫等。犬などにも感染。人獣共通感染症(zoonosis)。カメムシの一種サシガメが媒介。献血でも感染

国際協力機構・年次報告書2010。10の事実。9)54カ国1391か所の保健医療施設を整備。64カ国で5億8千万回分の乳幼児向けワクチンを供与。10)シャーガス病対策では中米5カ国230万人の感染を予防。貧困住民を中心に46万戸へ戸別訪問による殺虫剤散布。政府の予防啓発活動を支援

人材募集: シャーガス病対策プロジェクト専門家派遣(IEC(情報・教育・コミュニケーション)) (契約) 団体名:独立行政法人 国際協力機構(JICA) 勤務地:ニカラグア  募集期間:2011/05/11〜2011/05/25 http://t.co/fP9T2JFo

人材募集: シャーガス病対策プロジェクトフェーズ2(持続的監視システムの構築)終了時評価調査(評価分析) (契約)  団体名:国際協力機構(JICA)  勤務地:グアテマラ  募集期間:2012/01/16〜2012/01/25 http://t.co/uw7wMKem


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回旋糸状虫症、オンコセルカ症、河川盲目病、頷き病


回旋糸状虫症(Onchocerciasis、オンコセルカ症、river blindness、河川盲目病)。NTD(顧みられない熱帯病)の一つ。3700万人が感染。主にアフリカ。寄生虫を媒介するブユがいる河川地帯に多い。失明に至ることあり。皮膚に瘤(こぶ)を作り、見た目が著しく悪化

回旋糸状虫症(Onchocerciasis、オンコセルカ症、river blindness)は、NTD(顧みられない熱帯病)の一つ。3700万人が感染。主にアフリカ。寄生虫を媒介するブユが多くいる河川地帯で発生。失明に至ることがある。皮膚に瘤(こぶ)を作り、見た目が著しく悪化する

「うなずき病、頷き病に関するツイート 20120118まで 1367字」 http://t.co/U4OmnfN0 山本敏晴のブログより


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リーシュマニア症、カラ・アザール、黒熱病


リーシュマニア症(Leishmaniasis)はNTD(顧みられない熱帯病)の一つ。88カ国で1200万人以上が感染。3.5億人がリスクに。毎年150〜200万人が感染。原虫が吸血昆虫サシチョウバエの媒介で人や犬等に感染。内臓リーシュマニア症(カラアザール)と皮膚リーシュマニア症

カラアザール(Kala azar、黒熱病)とは、NTD(顧みられない熱帯病)の一つ。内臓リーシュマニア症の一種。感染後数ヶ月から数年たってから、発熱、肝腫大、脾臓の巨大化、貧血。皮膚の黒褐色の色素沈着。放置すれば死亡する。バングラデシュ・ブラジル・インド・ネパール・スーダンに多い

人材募集: バングラデシュ顧みられない熱帯病対策〜特にカラ・アザールの診断体制の確立とベクター対策研究プロジェクト業務調整専門家 国際協力機構(JICA) 勤務地:バングラデシュ 募集期間:2011/05/20〜2011/06/03 http://t.co/g8FUc9Id


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包虫症、エキノコックス症


包虫症(echinococcosis、hydatid disease、エキノコックス症)とは、NTD(顧みられない熱帯病)の一つ。包虫による寄生虫感染症。成虫は犬、狐などの小腸内に寄生。幼虫は人を含め各種動物に寄生。肝、肺、脳などで、様々な大きさの、球形の限局性嚢胞性病変を形成。

エキノコックス(包虫)。ブラック・ジャック(漫画)において、農薬によって突然変異を遂げたエキノコックスが農地の周辺住民を次々と死へ至らしめ、そこを訪れたブラック・ジャックにも寄生。寄生経路こそ通常種と同様であるが、被寄生者の体内で強力な毒素を生成して死へ至らしめるという設定だった


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その他の病気


住血吸虫症(Schistosomiasis)はNTD(顧みられない熱帯病)の一つ。2億人以上が感染している。1.2億人に症状。約2千万人に重大な結果(死亡等)をもたらす。腸から感染し肝硬変を起こすマンソン住血吸虫(アフリカ、南米)、尿路系のビルハルツ住血吸虫(アフリカ、中近東)等

土壌伝播蠕虫病(soil-transmitted helminthiasis)は、NTD(顧みられない熱帯病)。10億人以上が感染。蛔虫(ascariasis、roundworm)鞭虫(trichuriasis、whipworm)鉤虫(uncinariasis、hookworm)

食物経由の吸虫症(Foodborne trematode infections)とは、NTD(顧みられない熱帯病)。肺吸虫、肝吸虫、横川吸虫など。肺吸虫はカニの摂食により肝炎、腹膜炎、気胸、血痰など。肝吸虫は鯉の接触から胆汁鬱滞による肝硬変。横川吸虫は鮎の接触で腹痛と慢性の下痢。

メジナ虫症(Dracunculiasis、guinea-worm disease)はNTD(顧みられない熱帯病)。飲み水の中の幼虫を有するミジンコを摂取し感染。産卵期のメスは下腿に移動し感染者の皮下に水泡や潰瘍を形成。灼熱感、掻痒を伴う疼痛。サハラ以南アフリカ12カ国3万人が感染

嚢虫症(cysticercosis)とは、NTD(顧みられない熱帯病)。有鉤条虫(pork tapeworm)の幼虫(有鉤嚢虫、cysticercus cellulosae)が引き起こす病気。皮膚などにしこり。中枢神経に紛れ込んだ場合、痙攣や麻痺の症状が起き、死に至る場合もある。

アフリカ睡眠病(Human African trypanosomiasis、sleeping sickness)はNTD(顧みられない熱帯病)。ツェツェバエが媒介する原虫によって引き起こされる人獣共通感染症。サハラ以南36か国で、6万人が感染。睡眠周期が乱れ朦朧とし、昏睡から死亡

風土性トレポネーマ症(Endemic treponematoses)とはNTD(顧みられない熱帯病)。トレポネーマ症は性病である梅毒と非性病性(風土性)のフランベジア、ベジェル、ピンタ。フランベジアは最も破壊的で四肢を欠落させる。高温多湿の地域に多い。皮膚の接触感染。衣類などでも

ブルーリ潰瘍(Buruli ulcer, Mycobacterium ulcerans infection)とは、NTD(顧みられない熱帯病)の一つ。西〜中央アフリカで15歳以下に流行。感染源も感染経路も不明。WHOは「結核やハンセン病に続く深刻な感染症となる恐れがある」と警告。

失明に至るトラコーマ(Blinding trachoma)は、NTD(顧みられない熱帯病)の一つ。約8千万人が感染。毎年600万人が盲目に。盲目の原因となる疾患の第一。クラミジア・トラコマチスが病原体。母親が感染していると、産道で児が感染し、角膜潰瘍から失明。アジア・アフリカに多


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その他の情報


「アフリカで、エボラ出血熱の集団発生の時にね、治療法がなくて。…でも、なんとかしたいと思って。かろうじて助かった2割の患者さんから血をもらって、それを重症の患者さんに輸血しようとしたの。欧米の医者達は反対したわ。でもザイールの医師が賛成してくれて。…結果は、8人中5人助かったの」

イベント: 世界銀行、Development of New medicines for Neglected Diseases〜『顧みられない病気』に対する新規治療薬の研究開発について〜、2011年9月5日。午後6時半。世界銀行PIC http://t.co/rgDwtHM


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関連ブログ


「僕の恋人、さわさわ 1412字」 http://t.co/SYuU1ASM 山本敏晴のブログより