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目次:

概要
潮流発電(海流発電 )
潮力発電 (潮汐発電)
海洋エネルギー資源利用推進機構 (OEA−J)
波力発電
サンライズ計画
オーシャンサンライズ計画


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概要


政府は、波力や潮力などの海洋エネルギーを利用する発電の実用化に向けて、開発中の装置などの実証試験を行う「実験場」を、2013年度をめどに沿岸海域に設置。12年3月。選定は今後行うが、東日本大震災で甚大な被害を受けた東北地方の太平洋側などが候補。海底敷設の送電ケーブルなど設備も貸与

海洋エネルギーとは、再利用可能エネルギー(自然エネルギー)の一つで、(海の波を使う)波力(はりょく)発電や、(潮(しお)の流れを使う)潮力(ちょうりょく)発電など。経済産業省が開発を支援。問題は台風や塩害への対処、メインテナンスの難しさ。佐賀大学海洋エネルギー研究センタ―等が開発


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潮流発電(海流発電 )


潮流発電(海流発電 )。海流による海水の流れの運動エネルギーを水車、羽根の回転を介して電気(電気エネルギー)に変換。海中に海流発電機を設置。エネルギー変換効率は20〜45%。海流は太陽熱と偏西風による大洋の大循環流。日本では黒潮。エネルギーポテンシャルは2.1GWという見積もりも

関門海峡の潮流を発電に利用しようと、北九州市や九州工業大などは、潮流発電の実験機を門司区大里元町沖の海底に設置。2012年3月。半年から1年かけ、発電効率や、貝などの付着物や波による影響などのデータを収集し、実用化の可能性を探る。毎秒4・8メートルという関門海峡の潮流の速さに着目

潮の流れを利用する「潮流発電」。発電装置は高さ4.5メートル、幅3メートル。箱型のフレームの中にある2基の水車(直径1メートル)が潮流で回る。設置場所は、北九州市門司区の沖合約30メートル。一般家庭の電力消費量の半分近くに相当する、1日当たり4.2キロワット時程度の発電が可能


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潮力発電 (潮汐発電)


潮力発電 (潮汐(ちょうせき)発電)。潮汐(月などによる潮の満ち引き)により海水が移動するエネルギーを電力に変える発電方式。入り口の広い湾内では干満の差が大きい。そのため、満潮時には堰を開放し、湾内に海水を導入し、干潮時に堰を閉鎖し、海水をタービンに導入。低落差の水力発電の一種

三井海洋開発は風車と水車を組み合わせて発電コストを半減する世界初の浮体式洋上風力・潮力同時発電システムを開発。2012年3月。風車と水車の最適な回転・トルクを組み合わせることで発電効率や設備利用率を向上。2014年をめどに商用化を目指し、離島などの小規模分散型電源として採用を狙う

三井海洋開発の風力・潮力発電システムは海上に風車、水面下に水車を配置し、風力と潮力で同時に発電。風力には羽根が直立する直軸式を採用。現在主流の水平軸式と比べ設置面積当たりの発電量が4倍と高効率。重心の低く安定性も高い。設置コストは3分の1。売電コストは1キロワット当たり半額程度


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海洋エネルギー資源利用推進機構 (OEA−J)


海洋エネルギー資源利用推進機構(OEA−J) http://t.co/FHwqUTKa 目的:人類が直面しているエネルギー問題と地球環境問題を一体的に解決する方策・手段を確立するため、地球の表面積の2/3を占める海洋の利用を柱として、産学官の協力により、持続可能な発展を目指す社会

国内で海洋エネルギー試験場設立を目指す海洋エネルギー資源利用推進機構 (OEA−J) は欧州海洋エネルギーセンター (EMEC) と覚書。 EMECはEU等が出資する民間研究機関で、世界最大規模の波力、潮力発電の実証設備を保有。 今回の覚書で、その知見を活用できる。2012年3月



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波力発電


波力発電 。海などの波のエネルギーを利用して発電。ヽのを利用したもの、波の上下振動を利用したもの、ジャイロ式(波の上下動を回転運動に変換し)発電など。面積あたりのエネルギーでは太陽光の20〜30倍、風力の5〜10倍。風力等と比べ波の状況は予測しやすく発電量の見通しが付け易い

日立造船は、2015年度に浮体式波力発電プラントを市場投入。 15年度初めには国内向けに100キロワット級プラントを5基、海外向けには200キロワット級5基をつないだ代表製品を発売。17年度に約20億円の事業規模を目指し、20年度末には400基程度を販売する計画。2012年3月

浮体式波力発電、市場投入へ。日立造船が2015年度に。神戸大学の神吉博教授らのベンチャー企業のジャイロダイナミクスが開発した 「ジャイロ (旋回) 式」波力発電」 がベース。 水平に高速回転する円盤を傾けると、横回転に加え、軸そのものが縦回転しようとする 「ジャイロ効果」 を利用


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サンライズ計画


菅首相は2011年5月エネルギー政策「サンライズ計画」。太陽光発電の普及に向け太陽光パネル設置にかかるコストを2020年までに現在の3分の1、30年までに6分の1に下げる技術開発。設置可能な1千万戸の住宅やビルの屋根に太陽光パネル。2020年代に洋上風力発電。次世代バイオマス導入

経済産業省は太陽光発電を2030年に現在の15倍に増やすなどの「サンライズ計画」。2011年5月。太陽電池の技術開発や市場拡大で「2030年の発電コストを6分の1に減らし火力発電並みに」。太陽電池を設置できる全ての屋根に付けることで09年262.7万KWの設備容量を30年に15倍


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オーシャンサンライズ計画


オーシャンサンライズ計画。東京水産振興会の「海藻からバイオエタノール年間400万トン」構想。2007年5月。2013年から実証事業開始。海面上に大きな海藻養殖場を作り、その海藻でバイオエタノールを量産。2006年度、水産バイオマス経済水域総合利活用事業可能性の検討に関する委員会で

オーシャンサンライズ計画。’啾湘経済水域と領海で日本の海域は447万km2で世界六位。年間1.5億トンの海藻(ホンダワラ科アカモク)を養殖し年間400万トンのバイオエタノール生産。バイオエタノール精製の残りにミネラル分含有。家畜飼料サプリメント、肥料に利用。年間630万トン

オーシャンサンライズ計画の鍵となる技術。RITE菌。植物のセルロースからバイオエタノールを作る細菌。ホンダと地球環境産業技術研究機構(RITE)の開発。原料はサトウキビ、トウモロコシ等だが雑草でも可。▲掘璽イト。ロープとネットでできた三角形のゲイラカイト。海流に浮かべて養殖。