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目次:

うつ病、躁うつ病(双極性障害)の起きる原因の一つ
光トポグラフィー、NIRS脳計測装置
経頭蓋磁気刺激、脳深部刺激
NHKスペシャルの報道の反響と、問題
卵と、うつ病
参考ブログ


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うつ病、躁うつ病(双極性障害)の起きる原因の一つ


前頭前皮質背外側部(DLPFC)は、脳の中で、「判断」などを司る部分。また、過剰な脳の反応を「抑制」する機能も持つ。脳の中の、「扁桃体」は、不安・恐怖・悲しみ等の感情を司っているが、これに対するDLPFCの抑制機能の低下が、現在うつ病と呼ばれている病気の中に、一部、含まれる可能性

うつ病のメカニズム扁桃体 http://t.co/8u5jlSMw 扁桃体とは、危機管理を司る部位。「不安、恐怖、悲しみ」などの感情を司る。脳の深奥に位置する原始的本能を司るエリア。大脳の表層にある新皮質、その下にある古い旧皮質、そのまた下にある「爬虫類脳」と呼ばれる最も古い部分

前頭前皮質背外側部(Dorsolateral prefrontal cortex、DLPFC)。前頭前皮質(PFC)は脳にある前頭葉の前側の領域。背外側部がDLPFC。双極性障害(躁うつ病)、統合失調症等の病気がこの領域の機能障害。新しい治療薬の可能性。α2A アドレナリン受容体


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光トポグラフィー、NIRS脳計測装置


光トポグラフィー 。近赤外光脳計測装置。近赤外光を用いて頭皮上から非侵襲的に脳機能マッピングする、「光機能画像法」の原理を応用した装置。世界初の多チャンネルの光脳機能マッピング装置として、日立メディコが1990年代後半から、「光トポグラフィ装置」として販売を開始。

光トポグラフィー。近赤外光を用いた脳計測分野における日立製作所の登録商標。だが名称が極めて一般的となったため2005年に商標登録の権利は保持したままで、その利用は一般公開とした。健康保険の項目としてもこの名称が収載。

光トポグラフィー。2009年にうつ症状の鑑別診断補助として、厚労省に先進医療として承認。2012年の段階で、日本国内では13ヵ所で導入。光トポグラフィにより、脳部の各部位の血流の変化を測定することで、うつ病、統合失調症、双極性障害の鑑別診断を行うことができる

うつ病を見える化する『光トポグラフィー検査』詳細と導入病院まとめ http://t.co/HOynEUZ8 費用は1回約1万3000円。保険はきかない。近赤外線を照射および検出する装置がついたキャップを頭にかぶり、例えば「お」で始まる名詞を可能な限り答えるといった課題を3回行う。

光トポグラフィー検査が実施可能な13の病院。 国立精神・神経医療研究センター。東京大学医学部。都立松沢病院。日本医科大学千葉北総病院。群馬大学医学部。福島県立医科大学。楽山会三島病院。自治医科大学。近畿大学医学部。舞鶴医療センター。島根大学医学部。鳥取大学医学部。山口大学医学部

国立精神・神経医療研究センター 光トポグラフィー( NIRS)専門外来 http://t.co/UPPPwL5V 対象は、「統合失調症等に分類される疾病、及び、気分障害(感情障害)に分類される疾病』、のいずれかの疾病の患者であることが強く疑われる、うつ症状の者に係るものに限る

NIRS脳計測装置(near-infrared spectroscopy)。近赤外光を用いて頭皮上から非侵襲的に脳機能マッピングする「光機能画像法」の原理を使った装置。島津製作所が研究開発。1996年に日立製作所が多チャンネル計測装置光トポグラフィー。脳機能を広い範囲でマッピング

NIRS脳計測装置。 NIRStation」(島津製作所)は、研究者の使用にあわせて自在に装着プローブの形状や組み合わせが簡便な「ユーザー自由設定型装置」。◆峺トポグラフィー」(日立製作所)は、装着プローブ間距離を30 mm に固定している「ユーザー固定型装置」。

NIRS脳計測装置に関する論文。 Nambu I, Osu R, Sato M, Ando S, Kawato M, Naito E : Singl near-infrared spectroscopy (NIRS), NeuroImage, 47, 628-637 (2009)

NIRS関係の情報。 脳情報学5:ブレインネットワークインタフェース 川人光男 ATR脳情報研究所 http://t.co/jS9Y0Dlb ブレイン・マシン・インタフェース(BMI)について。脳の感覚・中枢・運動機能を電気的人口回路で補綴(ほてつ)・再建・増進


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経頭蓋磁気刺激、脳深部刺激


コルビニアン・ブロードマン(1868年生、ドイツ、神経科学者)が1909年に発表した脳地図(脳を解剖学・組織学的に、52に分類したもの)。このうち前帯状皮質に含まれる25野(膝下野)の電気刺激がうつ病の治療に役立つ可能性。25野の位置は http://t.co/iM6CLdZh

経頭蓋磁気刺激(Transcranial magnetic stimulation、TMS)。8の字型の電磁石によって生み出される、急激な磁場の変化によって (ファラデーの電磁誘導の法則で) 電流を組織内に誘起させることで脳内のニューロンを興奮させる非侵襲的な(手術をしない)方法

経頭蓋磁気刺激法(TMS)。うつ患者は脳の扁桃体が過剰に活動を行うため不安や恐怖、悲しみが過剰に。健康な脳であれば背外側前頭前野(DLPFC)が働き扁桃体の活動を抑制。このため米国では、扁桃体とDLPFCの両方に影響を及ぼす「25野」に直接電気的な刺激を与える脳深部刺激(DBS)

脳深部刺激療法(Deep Brain Stimulation、DBS)。脳の一部が機能不全を起こしている患者の脳に適切な電気的または磁気的刺激を継続的に送りこむことによって、症状の改善を図る治療法。1995年頃にフランスのリモザンが考案。パーキンソン病、てんかん、重度のうつ病など


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NHKスペシャルの報道の反響と、問題


NHKスペシャルで「ここまできた!うつ病治療」(2012年2月)。「不安などを抑制するはずの脳のある部位の機能低下が、うつ病の原因だから、そこを電気刺激すれば治る。薬を何十年飲んでも治らなかった人が治った」、という内容だったため、問合せが殺到。実際はそれで治る人は患者のごく一部か

NHKスペシャルを見た、うつ病の患者。 峺トポグラフィー検査をやってる病院を紹介して欲しい」。日本では13施設。◆崋Уせ彪磴砲茲觴N鼎呂い墜本に入ってくるか」。不明。米国で可能。「薬は効果がないようだから飲むのを止めてよいか」。急に止めると自殺等の問題があるので主治医に相談

NHKスペシャル20120212【うつ病は治せるか▽患者百万人時代▽薬に頼らない最新治療1カ月でまるで別人に】 http://t.co/xht9Mg7U 光トポグラフィー、経頭蓋磁気刺激、TMS、脳深部刺激、DBS、認知行動療法、DLPFC、へんとう体25野、双極性障害、芹香病院

「万人に通用する方法論はない。「臨機応変」は果たして死語なのか 」 香山リカ [精神科医、立教大学現代心理学部教授]  http://t.co/SKaequ6z /巴如脳の血流が画像に表示される装置「光トポグラフィー」。⊆N邸ЪУと生装置で脳に刺激を与える治療方法。米国で可能


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卵と、うつ病


卵に含まれる成分にうつ病の症状を緩和する働きがあることが九州大学の研究グループのラットの実験で判明。2012年4月。活動性が低いなど、うつ病の症状を示すラットに、鶏の卵を液状にしたものを1か月間食べさせたあと、泳ぎ続ける時間を計る実験。卵を食べたラットは1.3倍程度長く泳ぎ続けた


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参考ブログ


「うつ病、自殺、その対策に関するツイート 20120211まで 12066字」 http://t.co/yHHtEKFZ 山本敏晴のブログより