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目次:

ユネスコの無形文化遺産に、「和食」が登録申請
和食とは?
霊長類学者、山極寿一教授
食と、コミュニケーション
料理の鉄人、和の鉄人


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ユネスコの無形文化遺産に、「和食」が登録申請


農林水産省、日本食文化をユネスコの世界無形遺産に申請する方向。2011年11月。名称を「Washoku(和食)」とし「一汁三菜」の会席料理を代表として登録をアピール。’中行事との結びつき、国土に根ざした新鮮な食材、J独咾鮹羶瓦箸靴娠浜椒丱薀鵐后↓い世靴里Δ泙漾発酵食品の活用

政府は無形文化遺産保護条約関係省庁連絡会議でユネスコの無形文化遺産に「和食 日本人の伝統的な食文化」を提案。2012年3月。和食について「新鮮で多様な山海の幸を使用し、ダシや味噌やしょうゆなど発酵技術などが発達している」と説明。季節の花などを飾り包丁で表現したりする手法をアピール

外務省、「和食;日本人の伝統的な食文化」の無形文化遺産代表一覧表への提案、2012年3月 http://t.co/EcWVJpQa 無形文化遺産 http://t.co/blPecOD3 伝統的な音楽、舞踊、演劇、工芸技術。グローバリゼーションの進展に伴い、世界各地で消滅の危機


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和食とは?


和食(日本料理 )。日本で馴染みの深い食材を用い、日本の国土、風土の中で独自に発達した料理。素材の新鮮さを尊重する。米をはじめとする穀物、野菜、豆類、果物、海産物、鳥肉などが使われ、乳製品はほとんど用いられない。特に海産物と大豆加工食品の利用の多彩さが特徴で、総じて低脂肪、高塩分

一汁一菜(いちじゅういっさい)。日本における食事の構成の一つ。ー膺:白飯など、⊇訴:味噌汁など、おかず(惣菜)1品、つ卻(香の物)。通常、香の物は数に入れないため主食以外が「一汁一菜」となる。質素な食事の意味で用いられたが、飽食が問題視されるようになり、近年むしろ良い意味


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霊長類学者、山極寿一教授


「ユネスコの無形文化遺産に『和食』の登録が提案された。ー然を尊重する日本人の精神にのっとり、地域の自然特性に見合った食の慣習を通じて、2搬欧簔楼茱灰潺絅縫謄ーの結びつきを強める、という重要な文化だとの主張。これを機に、食と、日本列島の自然と、人との関わりを考えたい」山極寿一

「生きることは食べることだ。人の祖先である猿などの霊長類を野生の生息地で追っていると、そう思い知らされる。彼らの主な食べ物は、季節によって、その姿を変える植物だ。いつ、どこで、何を、どのように食べるかが、一日の大きな関心事。それに加えて、『誰と食べるか?』も重要なこと」 山極寿一

「猿は、四季の食材を食べ分けている。新緑の春には、若葉。灼熱の夏には、昆虫。実りの秋には、熟した色とりどりの果実。そして冷たい冬には、落下したドングリや樹皮をかじって過ごす。猿に近い身体を持った人間も、その五感が、食を通じて、自然の変化を、的確に感知するよう作られてる」 山極寿一

「日本の家屋は開放的で、食事をする部屋は、庭に向かって開いていることが多い。四季折々の自然の変化を、家族や仲間と感じ合いながら、食べるために設計されている。鳥や虫の声が響き、その季節で採れる多彩な食材が、人々を饒舌にする。それが日本家屋の造りであり、『和食』の文化である」山極寿一

山極寿一(やまぎわ じゅいち、1952年生)。人類学、霊長類学者、京都大学理学研究科教授。東京都出身。人類進化論を専攻、ゴリラを主たる研究対象として人類の起源を探る。公式ウェブサイト有り http://t.co/7MYbFfL9



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食と、コミュニケーション


同じ霊長類でも食事の仕方が異なる。猿の社会では、強い猿が食物を独占し、弱い猿に分け与えたりしない。ゴリラは、強い個体が弱い個体に食物を分配する、『共食』の習性がある。人間は、猿に近いだろうか、ゴリラに近いだろうか?食を通じたコミュニケーションの向上に、私たちは努めているだろうか?


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料理の鉄人、和の鉄人


和の鉄人。「料理の鉄人」(1993-99年、フジテレビの番組)の和食部門の担当者の通称。―藺紂道場六三郎(1931年生、銀座ろくさん亭、懐食みちば)。二代目:中村孝明(1947年生、なだ万(灘屋萬助)、創作和食レストラン中村孝明)。三代目:森本正治(1955年生、NOBU)