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目次:

はじめに
スタクスネットとは?、2010年6月
米国とイスラエルが対イラン核施設のためウィルスを開発、2006年
イランへの最初の小規模なサイバー攻撃、2008年
イランの原子力施設が大規模なサイバー攻撃を受け機能停止、2010年6〜9月
スタクスネットはイランのウラン濃縮を邪魔するために設計されたことが判明、2010年11月
ニューヨーク・タイムズの報道、産業制御システムを乗っ取り、2011年1月
イラン石油省がサイバー攻撃を受けた、2012年4月
ロシアのセキュリティーソフト会社が「フレーム」を発見、2012年5月
ニューヨーク・タイムズの報道、オバマがサイバー攻撃を「新兵器」と認定、2012年6月

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はじめに


米国とイスラエルがイラン核施設をコンピューターウィルスで攻撃。2012年6月。米紙ニューヨーク・タイムズは、オバマ政権はサイバー攻撃を1940年代の核兵器、50年代の大陸間弾道ミサイル、2000年代の無人機と並んで「米国を新たな領域」に進める兵器と認識していたと伝えた。


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スタクスネットとは?、2010年6月


スタックスネット(W32/Stuxnet)。ウィンドウズで感染するコンピュータウイルス。インターネットから隔離されたスタンドアローンの産業用制御システムにおいても感染。イランの核施設を標的とした攻撃で有名に。2010年6月、ベラルーシのVirusBlokAda社により初めて報告


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米国とイスラエルが対イラン核施設のためウィルスを開発、2006年


米国とイスラエルがイラン核施設をコンピューターウィルスで攻撃。2012年6月。サイバー攻撃は2006年、「オリンピック・ゲーム」の暗号名で始まった。当時からイスラエルはイランの核施設攻撃を検討しており、実行を思いとどまらせるためにも、米国はウイルスの共同開発を選択したものと推察


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イランへの最初の小規模なサイバー攻撃、2008年


米国とイスラエルがイラン核施設をコンピューターウィルスで攻撃。2006年から共同開発。08年の攻撃は小規模だったが遠心分離器が制御不能となりイラン側は原因を究明できぬまま職員を解雇するなど混乱。10年夏ナタンツの技術者が感染したパソコンを持ち出し、ウイルスが外部に流出し存在が発覚


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イランの原子力施設が大規模なサイバー攻撃を受け機能停止、2010年6〜9月


米国とイスラエルがイラン核施設をコンピューターウィルスで攻撃。2010年6月、ウィルスの存在が発覚。同年夏から秋にかけて大規模攻撃。遠心分離器五千基のうち、千基を一時的に使用不能に追い込むことに成功。政権高官は1年半から2年にわたってイランのウラン濃縮計画の遅延に成功したと分析

サイバー攻撃。2010年9月。イランの原子力施設がウィルスの侵入により機能マヒ。ウィルスを分析した所、高度が技術が使われており国家の関与がなければ開発不可能。イスラエルか、アメリカか、あるいはその両方の関与が示唆された。日本でも原発にウィルスを侵入させ停電や暴走をさせることは可能


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スタクスネットはイランのウラン濃縮を邪魔するために設計されたことが判明、2010年11月


産業制御システムを乗っ取るウイルス、「スタクスネット」が、ウラン濃縮などに使われる遠心分離器を誤作動させるのに最適な設計になっていることが判明。その感染はイランに集中しており同国内の核施設が標的との説が現実味を帯びる。 米セキュリティーソフト・シマンテックが発表。2010年11月


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ニューヨーク・タイムズの報道、産業制御システムを乗っ取り、2011年1月


産業制御システムを乗っ取るコンピューターウイルス「スタクスネット」が国家が関与するサイバー攻撃の一環として開発。ニューヨーク・タイムズはイランのウラン濃縮を妨害する狙いでイスラエルが同ウィルスの試験を行っていたと報道。開発には米国も協力。産業制御システムの乗っ取り。2011年1月


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イラン石油省がサイバー攻撃を受けた、2012年4月

イラン石油省のコンピューターシステムがサイバー攻撃を受けた。2012年4月。ウイルスが侵入。ウェブサイトの一部が消去。イランでは2010年、核関連施設等のコンピューターが「スタクスネット」と呼ばれるウイルスに感染。約3万台のパソコンが被害に遭ったと報じられ、米国とイスラエルが関与

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ロシアのセキュリティーソフト会社が「フレーム」を発見、2012年5月


ロシアのインターネットセキュリティー大手カスペルスキーは新型コンピューターウイルス「フレーム」を発見。2012年5月。これまで見つかったウィルス中で最悪の「サイバー兵器」。2010年にイランの核施設で感染が拡大した「スタクスネット」より強力。イランを敵視するイスラエルの関与を示唆


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ニューヨーク・タイムズの報道、オバマがサイバー攻撃を「新兵器」と認定、2012年6月


米紙ニューヨーク・タイムズは、イラン中部ナタンツのウラン濃縮施設を襲ったコンピューターウイルス「スタックスネット」を米国とイスラエルが共同開発し、ブッシュ前政権から計画を継承したオバマ大統領がサイバー攻撃を了承、遠心分離器の一部を使用不能に追い込んでいたと報道。2012年6月初頭