.

目次:

ディーゼルとは?
ディーゼル車の世界での普及
ディーゼル車の問題、環境汚染
NOxとは?
PMとは?
WHOが、PMに発癌性があると発表
ディーゼル車の排ガス規制
微粒子除去装置
ジャトロファと、バイオディーゼル
バイオ・ディーゼル車の排気ガスは安全か?
原発の冷却装置はディーゼルで動いていた
チェルノブイリ後の菜の花プロジェクト
花粉症の人を増加させる?
北方領土でディーゼル発電
ODA関係

・・・
・・・

ディーゼルとは?


ディーゼルエンジン (diesel engine、ディーゼル機関)。ドイツの技術者ルドルフ・ディーゼルが1892年に発明した内燃機関。ピストンによって空気を圧縮しシリンダー内の高温空気に燃料を噴射することで自然着火。軽油・重油などの一般的燃料の他にも様々な種類の液体燃料が使用可能


・・・

ディーゼル車の世界での普及


ディーゼル車のシェアを世界の地域別で見ると,西欧でのシェアが2008年に50%を超える。東欧でも2004年の20%弱から,13年には30%近くに達する。各国別では、オーストリアのディーゼル車の比率が70%近くに達し,ベルギーが68%,フランスが67%,スペインが60%を超えている

ディーゼル車が世界で増加。世界の自動車生産は2004年の6100万台から13年には7500万台に増加。ディーゼル車の比率は04年の24%から13年には28%に高まる。台数ベースでいえば,2000年から13年の間にガソリン車の増加が17%に過ぎないのに対しディーゼル車は79%も増加

日本のディーゼル車。1970年代のオイルショックにより、燃料消費の経済的見地から普及。だが、1990年代からのNOx・PM法などの規制と、「遅い,うるさい,排ガスが汚い」というイメージで衰退。自動車市場におけるディーゼル車の割合は2000年以降、日本では、10%前後で推移している

トラックメーカー大手のいすゞ自動車が、米ゼネラル・モーターズ(GM)と提携強化に向けて交渉。2012年5月。 資本提携なら2006年に解消して以来。GMはいすゞのディーゼルエンジン技術を高く評価し、いすゞはその開発・製造者としてGMと共存共栄。なお、独フォルクスワーゲンも提携交渉

インドにおいて自動車最大手マルチ・スズキはディーゼルエンジン生産会社のスズキ・パワートレイン・インディア(SPIL)を吸収合併。2012年6月。経営統合することで効率的な調達などを目指す。SPILの2012年3月期の売上高は455億ルピー(約646億円)、純利益は11.5億ルピー

ゼネラル・モーターズ(GM)はタイでシボレーブランドのスポーツタイプ多目的車(SUV)「トレイルブレイザー」の新モデルを発表。2012年6月。タイで生産し東南アジアを含む50以上の市場で販売。3列シート・7人乗りで新開発の2800cc、ターボディーゼルエンジンを搭載。約300万円


・・・

ディーゼル車の問題、環境汚染


ディーゼル車の排ガス。〔椶妨えるもの。黒煙中に含まれる「すす」。「スート(soot)」または「ドライスート」。非常に細かい球状粒子が鎖状につながったような集合体。¬椶妨えないもの。窒素酸化物(NOX)等の燃焼生成物。光化学反応を起こすと,「オキシダント」となり、光化学スモッグ

ディーゼル排気微粒子(Diesel Particulate Matter、DPM、Diesel Exhaust Particles、DEP)。ディーゼルエンジンの排気に含まれる微粒子成分。濃度が高い場合は黒煙として見える。その成分には発ガン性が指摘されるものや呼吸器疾患の原因物質


・・・

NOxとは?


窒素酸化物(nitrogen oxide、NOx 、ノックス)。一酸化窒素 (NO)、二酸化窒素 (NO2)等。NO2は肺から吸収され易く、細胞内では強い酸化作用で細胞を傷害し、粘膜の刺激・気管支炎・肺水腫などの原因。またメトヘモグロビンが生成されると酸素を運ぶことができなくなる


・・・

PMとは?


粒子状物質PM(Particulate Matter)は大気中に浮遊する固体または液体の微細粒子。浮遊粒子状物質SPM(Suspended PM)とは,10μm以下。ディーゼルエンジン排ガス中の微粒子DEP(Diesel EXhaust Particulate、黒煙粒子)は発癌性

PM2.5 直径が2.5μm以下の超微粒子。大気汚染の原因物質とされる浮遊粒子状物質(SPM)は、環境基準として「大気中に浮遊する粒子状物質で、その粒径が10μm以下」だが、それよりもはるかに小さい粒子。ディーゼル排気微粒子は大部分が粒径0.1〜0.3μm。喘息や気管支炎の原因

国立環境研究所 「SPM,PM2.5,PM10,…,さまざまな粒子状物質」 http://t.co/I6EanjX9 国際的に大気中の粒子状物質,特に微小粒子の健康影響に関する関心が高まる。米国において1997年にPM10に関する環境基準が改訂。PM2.5と呼ばれる微小粒子が追加

中国・北京市は2012年1月、大気汚染の指標として注目される微小粒子状物質「PM2.5」の測定値を公表。これまでの公表データは汚染の深刻さを感じる市民の感覚とかけ離れており「情報隠し」を疑う声。PM2.5はディーゼル車などから排出され粒子が細かい分、体内に深く入り込み健康被害が大

中国で春節(旧正月)の風物詩、花火・爆竹が消える?2012年1月。一時禁止されていたが、5年前復活。だが大気汚染が悪化。評価の指標は二酸化硫黄、二酸化窒素、浮遊粒子状物質「PM10」。北京の米国大使館が微粒子状物質「PM2.5」を測定したところ「警戒レベルを超えている」として警鐘


・・・

WHOが、PMに発癌性があると発表


健康への悪影響が指摘されているディーゼルエンジンからの排気ガスについて、WHOの専門機関IARC(国際癌研究機関)は、これまでの研究で肺癌の原因になることが確認されたとして、発癌性のリスクを5段階の危険度のうち(喫煙やアスベストなどと同じ)最も高い分類に引き上げた。2012年6月

世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(IARC)、ディーゼルエンジンの排出ガスについて「発がん性がある」と認定したと発表、2012年6月。これまでの「おそらくある」から1段階引き上げ、明確な関連性が認められる最も危険な分類とした。全会一致で採択。アスベストやヒ素と同じ分類に

WHOがディーゼルエンジンの排出ガスに発癌性。2012年6月。ディーゼルの排ガスに含まれるすす成分は、粒子状物質(PM)と呼ばれ発癌性が指摘されてきた。欧州諸国ではディーゼル車の排ガス基準を強化し自動車メーカーもPM排出の少ない新型エンジンを開発。「クリーンディーゼル」として定着

世界保健機関(WHO)の付属機関、国際がん研究機関(International Agency for Research on Cancer、IARC)はディーゼルエンジンの排気に発がん性があるとして暴露の低減策を講じる必要があると発表。2012年6月。クリストファー・ポーティエら

国連。WHO.ディーゼルエンジンの排気ガスが発癌性。(英語PDF) Diesel engine exhaust carcinogenic http://t.co/x72R3rRN


・・・

ディーゼル車の排ガス規制


ディーゼル自動車の、日本における排出ガス規制。1992年、自動車NOx・PM法。首都圏・中京圏・関西圏で、『新短期規制値』の2分の1を達成していなければ車検を継続できない。2003年、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県で『ディーゼル車規制条例』(PM除去装置を付ける義務化など)

ディーゼル車規制総合情報サイト(東京都環境局 自動車公害・環境対策) http://t.co/CqQvrd2A

ディーゼル車規制の内容(東京都環境局) http://t.co/u0MDKhC1 規制の対象になる車は、どうすればいいか? CNG(圧縮天然ガス)車など、より低公害な車に買い替え。現在、使用している車を続けて使用する場合は、知事が指定した粒子状物質減少装置(酸化触媒等)を装着

ディーゼル規制、九都県市で指定している粒子状物質減少装置の一覧表(東京都) http://t.co/xvWodozt 指定装置の一覧(PDF) http://t.co/iUVr5tuB


・・・

微粒子除去装置


微粒子除去装置。ディーゼルの排気ガスに含まれる粒子状物質 (PM, Particulate matter) は、多くのディーゼル車では、DPF(Diesel Particulate Filter、ディーゼル微粒子フィルター)と呼ばれるセラミック製のフィルターで捕らえ燃焼処分される


・・・

ジャトロファと、バイオディーゼル


資源植物生産学、神戸大学大学院農学研究科・農学部 http://t.co/Fot97Rw3 〃措租彰好ぅ諭淵ぅ佑梁儕性機構の解明とその導入)、¬料作物・ジャトロファ(バイオディーゼル原料植物として注目。有用な脂肪酸の合成に関る遺伝子の同定、油料作物の機能特性の改良)

ヤンマーコタキナバルR&Dセンター(マレーシア)でジャトロファのバイオ燃料に対応したディーゼルエンジン開発。食用に向かないため競合はなく砂漠化が進む地域で栽培可能で緑化につなげられアフリカ等でも栽培。このバイオ燃料で動くディーゼル発電機を電化率1%未満のアフリカ・マリ共和国に提供

「ジャトロファ(ナンヨウアブラギリ)、資源植物のツイート 20111207まで 2077字」 http://t.co/lYRXikPv 山本敏晴のブログより


・・・

バイオ・ディーゼル車の排気ガスは安全か?


バイオディーゼル(バイオディーゼルフューエル、Bio Diesel Fuel、BDF)。生物由来油から作られるディーゼルエンジン用燃料。バイオマスエネルギーの一つ。厳密な化学的定義ない。 原料となる油脂からグリセリンをエステル交換により取り除き粘度を下げる等の化学処理を施したもの

バイオディーゼル。原料油脂からグリセリンを取り除いた、脂肪酸メチルエステル(Fatty Acid Methyl Ester、FAME)等の軽油に近い物が自動車燃料として使用。だがFAME混合率を高めると排ガス中の粒子状物質(PM)、一酸化炭素は減少するが窒素酸化物(NOx)は増加


・・・

原発の冷却装置はディーゼルで動いていた


管首相の記者会見。2011年3月15日11時。「震災後の原発で、非常用の、冷却装置を動かすためのディーゼルエンジンが稼働しなかった。それが今回の事故の原因。そのため他の手段で冷却をしようとした。しかし1,3号機で水素爆発。4号機に火災が発生。これらのため放射能の濃度が高くなった」

東日本大震災を受け中国が日本に無償提供するガソリン1万トンとディーゼル油1万トンを積んだ輸送船が2011年3月29日、出港。総額1億5千万元(約19億円)相当。早ければ4月1日ごろには日本に届く。国有企業の中国石油天然ガスグループ傘下の大連石化が、中国政府の指示を受けて生産した。

米東海岸で大きな地震が発生。2011年8月。震源地はバージニア州ミネラル。マグニチュードは5.9。米原子力規制委員会によると、バージニア州ノース・アナ原子力発電所で、原子炉2基が運転を停止。外部電源が絶たれたものの、ディーゼル発電機は作動している。大きな被害は報告されていない模様


・・・

チェルノブイリ後の菜の花プロジェクト


菜の花プロジェクト。チェルノブイリ原発事故後の土壌汚染を除去。チェルノブイリ救援・中部が実施。〆擇硫屬鮨△放射能を除去、農地に復旧。∈擇硫屬らBDF(バイオディーゼル油)を精製。放射能が含まれないことは実証済み。農地耕作機の燃料に。バイオマスからBG(バイオガス)でも燃料を

チェルノブイリ救援・中部、NPO法人 http://t.co/KOEfhbeT 1990年設立、愛知県名古屋市。チェル原発事故で被災した人々に対し、医薬品・医療機器支援や、現地人材育成支援。国内向け情報発信を行う。菜の花プロジェクト(土壌浄化、バイオディーゼル、バイオガス)を実施


・・・

花粉症の人を増加させる?


ディーゼル車排ガスと花粉症の関連に関する調査委員会(柳川洋 埼玉県立大)2003年5月。‥堝發留岾慊敢困任魯妊ーゼル車排出ガスが花粉症患者の割合を増加させているという証明は得られず。▲好花粉症患者の血液成分にディーゼル車排出微粒子を添加した所,症状を発現・悪化させる物質が増加


・・・

北方領土でディーゼル発電


ロシアの政府系紙イズベスチヤは2011年11月、政府が北方領土・国後島に全島民の電力需要をカバーできる地熱発電所を新設する方針だと報道。現在の地熱発電所は電力需要の40%しか賄えず、残りはディーゼル発電。計8億9000万ルーブル(約23億円)を投入し2015年までに建設するという


・・・

ODA関係


外務省、アフガニスタン・イスラム共和国に対する無償資金協力2案件2011年3月。1)「ノン・プロジェクト無償資金協力」(28億円)。ディーゼル燃料等必要な物資を購入するための資金。2)「バルフ県立病院機材整備計画」(10億3,600万円) http://t.co/gfZIj2sQ

外務省、ウズベキスタンに対する円借款(カルシ-テルメズ鉄道電化計画)に関する書簡の交換、2012年2月 http://t.co/OUL13DUx 180億6,700万円。南部山岳地帯のカルシとテルメズを結ぶ区間(約325Km)の鉄道牽引方式をディーゼル動力から電気動力へ変更