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目次:

はじめに
ゾウとは?
ダフニー・シェルドリックとは?
ダフニー・シェルドリックの言葉、ゾウの成長
ダフニー・シェルドリックの言葉、ゾウの死
ダフニー・シェルドリックの言葉、地球と生命
ガイア理論
ゾウの絶滅と保護
国連環境計画、グローバル500賞
関連する映画
関連ブログ


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はじめに


「ゾウは人間と似ています。と言いますか、人間の良い面は全て持っていて、悪い面はほとんど持っていなせん。彼らは、他者の権利を常に尊重します。水飲み場では、自分たちゾウの群れの仲間と水を分かちあうだけでなく、他の動物たちとも分かち合い、分け与えるのです。」 ダフニー・シェルドリック


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ゾウとは?


ゾウ(象)。陸生哺乳類では最大。長い鼻、大きな耳。人間には聞こえない低周波音(人間の可聴周波数帯域下限の20Hz以下)で会話している。耳だけでなく、足を通しても低周波を捕える。雌と子どもで群れを形成する。雄は単独が多い。成熟したオスはマストと呼ばれる一定の間凶暴になる時期がある。


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ダフニー・シェルドリックとは?


ダフニー・シェルドリック(Daphne Sheldrick、1934年生)。ケニア人。白人の女性。(象牙目的の密漁などで母親のゾウを殺され)孤児となったゾウを育成し、野生にかえす活動を30年以上にわたって続けている。1992年、国連環境計画の「グローバル500賞」を受賞。


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ダフニー・シェルドリックの言葉、ゾウの成長


「ゾウは人間とほぼ同じ段階を経て成長するわ。0歳は0歳。5歳は5歳。20歳くらいで一人前になり、平均60〜70歳で寿命を迎えるの。運が良ければ100歳まで生きるものも。ゾウの脳には人間と同じように多数のしわが刻まれていて、複雑で繊細な心を持っているのよ」 ダフニー・シェルドリック

「ゾウの群れに赤ちゃんが生まれると全ての雌が助け合って守り育てます。群れは雌だけで構成されていて、一番年寄りの雌がリーダーとなります。このため主導権争いは起きません。群れに生まれた雌は生涯、同じ群れに留まります。一方、雄は思春期になると群れを出るのです」 ダフニー・シェルドリック

「ゾウの赤ちゃんは1日に200回も母乳を飲みます。授乳期は2年。鼻で母親の肌に触れていないと、うまくミルクを飲むことができません。(母親を密漁で殺された)孤児院にいるゾウの子たちにも独自の癖があります。ある子は飼育係の目に触れていないと、うまく飲めません」ダフニー・シェルドリック

「(密漁で)目の前で母を殺され、牙を抜かれるのを見たゾウの赤ちゃんは、心に深い傷を負います。夜通しで泣き叫び、眠ることもできません。その子が再び生きる力を取り戻すのには、3〜4か月もかかります。そして例え生き延びたとしても、その記憶は決して消えないのです」ダフニー・シェルドリック


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ダフニー・シェルドリックの言葉、ゾウの死


「ゾウの年寄りの雌は、いつ乾季が来るのか、その時どこへ行けばいいのか、ということを知っている。そして群れを導いている。若いゾウたちは年長者からそうしたことを学ぶ。よって、もし年長者が殺されると、そこで多くの知識が失われ、ゾウの社会に致命的な混乱が起きる」 ダフニー・シェルドリック

「ゾウは1日に300ポンドもの草を食べる。これは一見、自然を破壊するように見える。だがゾウの消化能力は低く60%をそのまま外に出す。つまり食べた植物の種を遠くまで運ぶ役目を担う。この結果、長い目で見ると、草原を森に、森を草原に変え、自然を循環させている」 ダフニー・シェルドリック

「旱魃になった時、最初に死ぬのはゾウです。ゾウは死を受け入れることを決意すると自ら食べることを止め、僅か一日で死んでいきます。しかしその死は、静かで平和な死です。ゾウは、自分たちの命を自然の大きな力にまかせながら、その中で『高度な判断』をしているのです」 ダフニー・シェルドリック


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ダフニー・シェルドリックの言葉、地球と生命


「一つの種(しゅ)の絶滅は、他の種に大きな影響を与える。なぜなら全ての種は、鎖のようにお互い繋がっているから。…地球は一つの生き物だと思っている。全ての種は、その体の一部分。だから一つの種の絶滅は、自分の指を切ったり、目を失ったりするのと同じことだと思う」ダフニー・シェルドリック

「私たちは、自然を打ち負かすことはできません。我々が今、抱えている様々な問題を解決する鍵は、すべて自然の中にあります。私たちは、進歩した科学技術を、まず残された自然を守るために使うべきだと、私は思います。…もう、そのことに、気づくべき時が近づいています」 ダフニー・シェルドリック


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ガイア理論


ガイア理論。地球と生物が相互に関係し合い環境を作り上げていることを、ある種の「巨大な生命体」と見なす仮説。NASAに勤務していた大気学者ジェームズ・ラブロック(1919年生)が1960年代に提唱。当初は「自己統制システム」としていたがギリシア神話の女神「ガイア」にちなんで名称変更

ガイア。ギリシア神話に登場する女神(地母神)。神話によれば世界の始まりの時から存在した原初神。神々が生まれる以前、宇宙には何もないカオス(混沌)が広がっていた。そこにガイアが生まれた。彼女は一人で、天の神ウーラノス、海の神ポントス、暗黒の神エレボス、愛の神エロスを産み、母となった

生物圏(biosphere)。|狼經超全領域(地表、地中、大気圏、水圏)に広がる生態系の総体のこと。生物が存在するその領域全体、および含まれる構成要素(生物・非生物)の相互作用の総称。狭義では、その空間に含まれる生物のみを指す。後者の場合、生物相(生物量・生物群集)とも言う。

ヌースフィア(noosphere、精神圏、人類圏)。複数の定義がある。.丱ぅスフィア(生物圏)に対抗して作られた概念。⊃洋狒瓦討精神的に結びついた状態。A瓦討寮己に『心』があることを前提とし、全ての生命が精神的に結びついた状態。っ狼綣体が生命体であり思考しているとする仮説


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ゾウの絶滅と保護


トラ・ゾウ保護基金(JTEF、Japan Tiger and Elephant Fund) http://t.co/eYpA8chI トラとゾウは、アジア、アフリカにとどまらずグローバルな野生の生きものの世界のシンボル。トラとアジアゾウは100年以内に20%の確率で絶滅する見通し

ワシントン条約と象牙取引(JTEF、トラ・ゾウ保護基金) http://t.co/Qqwp39WO ゾウにとってより急速で大規模な危機が訪れたのは1970年代以降。たとえばスーダンでは,1979年から1983年の間に少なくとも900tつまりゾウ10万頭分の象牙が輸出されていた


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国連環境計画、グローバル500賞


グローバル500賞(Global 500 Roll of Honour)。国連環境計画(UNEP)が持続可能な開発の基盤である環境の保護及び改善に功績 のあった個人または団体を表彰する制度。毎年6月5日の世界環境の日に同賞の授与式。1987年に開始され、一般部門と青少年部門がある

「地球の秘密」(英題は、SECRET OF THE EARTH)。12歳の若さでこの世を去った少女・坪田愛華(1979年-91年)の作による環境系の漫画。1993年UNEPの「国連グローバル500賞」を受賞。子どもに与えられたのは世界初。 http://t.co/QiYevOMm


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関連する映画


地球交響曲(ガイアシンフォニー)。ドキュメンタリー映画。龍村仁(1940年生、元NHKディレクター)が監督。92年、地球交響曲第一番を上映。以後、連作を発表。2010年、地球交響曲第七番を公開。「地球の中の私、私の中の地球」というテーマ http://t.co/NejdAdQ2

「血塗られた象牙(仮訳)」(Bloody Ivory)。1978年の英国映画。主演はケニアで30年以上、孤児となったゾウを育て野生に帰してきたダフニー・シェルドリック(Daphne Sheldrick)と、その夫(David Sheldrick )。監督:Simon Trevor


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関連ブログ


「老子、道教に関するツイート 20120623まで 1738字」 http://t.co/N9936yJa 山本敏晴のブログより

「言葉のない世界 2,240字」 http://is.gd/9DBd8c 山本敏晴のブログより