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目次:

はじめに
献血した40代女性が採血針で腕の神経麻痺、日赤が賠償
採血後の痛み
複合性局所疼痛症候群
反射性交感神経性ジストロフィー
カウザルギー


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はじめに


採血しただけで、その腕が、肩から指先まで全く動かなくなることがある。その確率は50万分の1と低いが、発生した場合の障害の高さを考えると、無視もできない。採血時(外からは見えない)神経に触れてしまった場合、それがきっかけで「複合性局所疼痛症候群」という原因不明の病気を発症するリスク

献血に参加した大阪の40代女性が採血針で腕の神経を傷つけられ上肢まひの後遺症が残ったとして日本赤十字社に約1億3千万円の損害賠償を求める訴訟を大阪地裁に起こした件で、日赤は賠償金7180万円を女性に支払う内容で和解した。2009年7月。献血での事故を巡り日赤が賠償に応じるのは異例


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献血した40代女性が採血針で腕の神経麻痺、日赤が賠償


献血した40代女性が採血針で腕の神経麻痺。03年7月、日赤の献血に参加。 看護師が採血に20分間も手間取った。以後、痛みが治まらず、翌日に病院受診。末梢神経が損傷していると告げられ、その後、 「反射性交感神経性ジストロフィー」と診断。肩から指までまったく動かせなくなり、回復は困難

献血した40代女性が採血針で腕の神経麻痺、日赤が賠償。03年7月、日赤の献血に参加した際、看護師が採血に20分間も手間取った。別の看護師に交代。女性は鋭い痛みを感じ、「やめてください。別の所にしてください」と求めたが、看護師は「大丈夫です」と言い、 約20分間、針を動かし続けた。

献血した40代女性が採血針で腕の神経麻痺、2003年7月。右腕の肩から指まで全く動かせなくなった。06年5月、「安全注意義務を怠った看護師の不法行為について日赤に使用者責任がある」として提訴。09年3月、和解。日赤は「損害賠償債務」として7180万円の支払い義務があることを認めた

献血した40代女性が採血針で腕の神経麻痺、03年7月。当初の判決は看護師に過失無し。「献血に際し採血を行う看護師は医師の指示に従って献血者の身体に異常が発生しないよう採血部位等に注意する義務がある。だが原告は准看護師で被告に対する採血においても日赤が定めたマニュアルどおりに実施」

献血した40代女性が採血針で腕の神経麻痺、2003年7月。穿刺部位は前腕部尺側(内側)となったが、同部には前腕皮神経。橈骨神経、坐骨神経、正中神経には、その部位を予見することによって神経損傷を回避することができるが、前腕皮神経に関しては、静脈のごく近傍を通過しているため予見不可能

献血した40代女性が採血針で腕の神経麻痺を起こし、日赤が賠償。2009年7月。傷ついた神経が過敏になって手足がしびれたり、激しく痛んだりする反射性交感神経性ジストロフィー (RSD)を発症。厚労省によると献血による健康被害は年5〜6万件。めまいや皮下出血などが多。RSDの発症は稀


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採血後の痛み


採血後の痛み…「複合性局所疼痛症候群」(All About) http://t.co/BC0C6DB1 「採血が原因での「複合性局所疼痛症候群」(CRPS)の発症率は不明ですが、近いものとして、日本赤十字社が実施している献血の場合、1/50万人程度が発症していると言われています」

採血後の痛み…「複合性局所疼痛症候群」を避ける方法(西園寺 克)。採血時に神経を傷つけると発生し易い。通常の採血は肘の内側で実施。まず肘関節をできるだけ伸ばし、手が動かないように。解剖学的に正中神経に近くなる小指側(尺骨側)をできるだけ避け、中心または親指側(橈骨側)の静脈を狙う

採血時・採血後の「複合性局所疼痛症候群の診断。]咾痺れた感じ、∈侶貮位の痛みが続く、D砲澆強くなる、つ砲澆糧楼呂広がる、ツ砲い里納蠅動かしにくい、採血後、皮膚の色が変わった、Ш侶譴靴紳Δ力咾蛤侶譴靴覆った腕の感覚が異なる、腕の温度が熱い、発汗が多い、腕が浮腫む

採血後の痛み…「複合性局所疼痛症候群」の対処・治療(西園寺 克)。採血時・採血後に経験した事がない痺れ、痛みなどの異変を感じたら、できるだけ早いうちに痛みの専門の『ペインクリニック外来』を受診。受診が早いと後遺症が少なくなる。医療ミスではなくて、医療事故と考えるべき合併症。訴訟も


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複合性局所疼痛症候群


複合性局所疼痛症候群(Complex regional pain syndrome、CRPS)体性神経の損傷後などに発症する神経因性疼痛。交感神経の過剰な活性化による。感覚過敏・アロディニア(通常では疼痛をもたらさない微小刺激が疼痛として認識)・浮腫・局所的骨粗鬆症など様々な症状

複合性局所疼痛症候群(CRPS)。体性神経の損傷等から交感神経関与により生じる慢性疼痛。別称が多く、カウザルギー、反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)、肩手症候群(Shoulder hand syndrome,SHS)、外傷後ジストロフィー、ズデック骨萎縮、交感神経性持続疼痛

.ウザルギー、反射性交感神経性ジストロフィー、J9臉局所疼痛症候群の定義。86年、世界疼痛学会は、,録牲仟蚕を伴う、△和世た牲亟瓦梁蚕がないものと定義。94年、△らに名称変更。96年、全てをとしtype気鮨牲仟蚕のないもの、type兇鮨牲仟蚕のあるカウザルギー

世界疼痛学会による、カウザルギー、反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)、複合性局所疼痛症候群(CRPS)、の定義(医療従事者と患者の広場 〜看護師や作業-理学療法士etcの国家試験-解答速報、病気-怪我の治し方まで) http://t.co/umo0kJ6p

厚労省、今後の慢性の痛み対策について(慢性の痛みに関する検討会 報告書)2010年6月 http://t.co/uQNXQ3ig 複合性局所疼痛症候群のような難治性の痛みを生じる疾患が存在。病態解明が不十分であり診断が困難なため患者は適切な治療が受けられず病状を理解されない疎外感

厚労省、今後の慢性の痛み対策について(提言)慢性の痛みに関する検討会、2010年9月 http://t.co/MvwsbE2q 原因や病態が十分に解明されていない慢性の痛み:\維筋痛症、∧9臉局所疼痛症候群(CRPS)、G沼潅羝縺崢法↓ぢ咯疱疹後神経、ゼ蟒儻縺崢望標群など


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反射性交感神経性ジストロフィー


反射性交感神経性ジストロフィー(reflex sympathetic dystrophy syndrome、RSD)。外傷後または術後に生じる慢性の疼痛。傷は完治しているのに痛みが続く。複合性局所疼痛症候群(Complex Regional Pain Syndrome)と類似概念

厚労省、精神・神経の障害認定に関する専門検討会の検討結果について http://t.co/8HNr5sBl RSD(反射性交感神経性ジストロフィー)。外傷後に生じる慢性疼痛であり、激しい痛みを生じることがある。近年著しい疼痛の原因として診断されることが多い。

厚労省、RSD(反射性交感神経性ジストロフィー)。現行認定基準において規定されていないが外傷後に残る特殊な型の痛みとして慢性期における一定の要件(ヾ慇畊棺漫↓骨の萎縮、H乕羃垢諒儔宗θ乕罎琉狃漫砲鯔たすものについて症状の程度に応じ障害等級(7、9、12級)を決定することが適当

厚労省、特定疾患とするよう要望書等が提出されている疾患 http://t.co/C8s92Pl2 疾患名:RSD(反射性交感神経性ジストロフィー)。要望書を提出した患者会は、山口はるかさんを支える会、CRPS患者の会、かぼちゃの会。


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カウザルギー


カウザルギー(独Kausalgie、英causalgic pain)。灼熱痛。末梢神経の損傷後の皮膚の発熱・発汗を伴う激痛。外傷や手術の後、傷は完治しているのに痛みやしびれが続くのが、反射性交感神経性ジストロフィー。神経が切断された後に激しい痛みが続く場合を特にカウザルギーと呼称

カウザルギー(全国ペインクリニック)http://t.co/4ADvUa2f 外傷や手術のため神経が明らかに切断された後、その傷は完治しているのに激しい痛みが続くもの。受傷直後から発生することが多いが、時としてしばらく遅れる。好発する神経は、正中神経、坐骨神経、頸骨神経、尺骨神経

カウザルギー(全国ペインクリニック)。治療法。〔物療法:鎮痛消炎剤、ビタミンB12製剤、ケタミン持続点滴。⊃牲丱屮蹈奪:早期からの局所ブロック、星状神経節ブロック、硬膜外ブロック、腰部交感神経節ブロック。リハビリ:運動療法、脊髄電気刺激療法。など。完治は、かなり困難。