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目次:

はじめに
米ハーバード大で日本人研究者が、人体へのiPS細胞移植、世界初?、2012年2月
森口尚史
米ハーバード大が、否定、2012年10月
東京医科歯科大が、否定、2012年10月
読売新聞が、「おわび」、2012年10月
京大・山中伸弥のコメント
関連ブログ


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はじめに


米ハーバード大客員講師を名乗る森口尚史が「iPS細胞から心筋を作り患者に移植する初の臨床応用をした」と米国の学会で発表しようとしたが、同大学が臨床応用を否定。2012年10。さらに彼と東京医科歯科大がiPS細胞を活用しC型肝炎の創薬に成功したとする2010年の報道も同大学は否定月


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米ハーバード大で日本人研究者が、人体へのiPS細胞移植、世界初?、2012年2月


東京大学客員研究員の森口尚史・米ハーバード大客員講師らが、2012年2月、iPS細胞から心筋細胞を作って、重症の心不全患者6人に移植する世界初の臨床応用を行ったと発表していた。この臨床応用は、ハーバード大の倫理委員会から「暫定承認」を得たもので、米国の国際会議で発表するとしていた


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森口尚史


森口尚史(ひさし、生年不詳)。東京大学付属病院特任研究員。1989年、東京医科歯科大学医学部保健衛生学科入学、93年、同大卒、看護師の資格取得。95年、同大で修士取得。99年8月、東京大学先端科学技術研究センター研究員。2002年、同特任助教授。07年、東京大学より博士号(学術)

森口尚史(ひさし、生年不詳)。東京大学付属病院特任研究員。2012年10月11日にiPS細胞を使った世界初の心筋移植手術を実施したと発表し読売新聞(1面トップ)により報道されたが、客観的証拠がなく虚偽の可能性が極めて高い。自称東京大学医学部iPS細胞バンク研究室室長(架空の機関)

森口尚史。1993年、東京医科歯科大卒。看護師。同大学院で保健学修士。医師ではない。東大先端科学技術研究センター、東大病院を転々。肩書は常勤・非常勤、客員・特任などとめまぐるしく変わった。医療統計の専門家。実験はしていない。2012年10月、iPS細胞を使った「世界初の成果」騒動


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米ハーバード大が、否定、2012年10月


iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った臨床応用を、米ハーバード大の日本人研究者・森口尚史らが世界で初めて行ったと、読売新聞が2012年10月11日付朝刊で報じた。ハーバード大学や関連病院の4施設は、この人物とは現在関係はなく、「彼に関係するいかなる研究も承認していない」とする声明


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東京医科歯科大が、否定、2012年10月


東京医科歯科大は、東京大病院の森口尚史が、同大と、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使ってC型肝炎の新しい治療法を開発したとする読売新聞の2010年10月の報道について、同大で「実験及び研究が行われた事実はない」と発表。彼はハーバード大で重い心臓病の患者に移植する治療に成功したとも


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読売新聞が、「おわび」、2012年10月


読売新聞は2012年10月13日の朝刊で、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った世界初の臨床応用を森口尚史が行ったとする報道について「同氏の説明は虚偽で、それに基づいた一連の記事は誤報と判断した」との見解。11日朝刊1面「iPS心筋移植」などの記事に誤りがあったとして、「おわび」


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京大・山中伸弥のコメント


米国でiPS細胞の臨床応用が行われたとの報道について、山中伸弥教授は「まだ早いんじゃないか。この段階で、十分な動物実験なしでいきなり人間というのは、私たちの考えからはあり得ない。いくつかの病気では、来年くらいから患者にお願いして行う臨床研究が始まるかなという段階」2012年10月

iPS細胞は自ら増え続けられる特徴もあり、その能力が残ったままだと体内で増殖し、腫瘍になる懸念が残る。京都大の山中伸弥教授は、2012年10月、「現在、臨床に使えるレベルには達していない細胞で研究されている。医療に使える品質のiPS細胞を、改めて提供する必要がある」

ノーベル医学生理学賞の山中伸弥教授は、ヒトの治療に使える高い品質のiPS細胞(人工多能性幹細胞)を、2013年早々にも外部の研究機関に提供し始める方針を明らかにした。12年10月。患者の皮膚細胞などからつくったiPS細胞を、網膜や神経など特定の細胞にしたうえで、病気の場所に移植


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関連ブログ


「山中伸弥のノーベル医学生理学賞、人工多能性幹細胞(iPS細胞)、万能細胞、胚性幹細胞(ES細胞)、卵子で初期化に関するツイート 20121009まで 9429字」 http://t.co/bxFMEcEh 山本敏晴のブログより