.

目次:

はじめに
ロマ、ジプシー
ホロコースト
国際ホロコースト記念日、2005年
ドイツでロマ民族追悼の記念碑建立、2012年10月
アウシュビッツのガイド
フランスが移民や少数民族を国外退去、2010年9月
関連ブログ


・・・
・・・

はじめに


ナチスは「アーリア人の純血を守るため」との理由で第二次世界大戦中(1939-45年)600万人のユダヤ人に加え、ロマ、同性愛者、精神障害者らを強制収容所のガス室等で殺害。ドイツ政府は82年に初めてロマの虐殺を認め、92年に追悼施設建設を決定。2012年、追悼記念碑がベルリンに建立


・・・

ロマ、ジプシー


ロマとは、移動型民族(ジプシー)の一つで北インドの(サンスクリット語の起源である)ロマニに由来。西暦1千年頃、中欧から東欧に移動。ルーマニアでは15世紀までにロマ奴隷制が成立。1935年ナチスが劣等民族として絶滅政策。戦後も迫害と偏見が続き、しかたなく犯罪を起こす人が増え悪循環へ


・・・

ホロコースト


ホロコースト(holocaust) には、いくつかの定義がある。1)ユダヤ教の宗教儀式で、獣を丸焼きにして神に捧げること。2)第二次世界大戦の最中にヒトラー率いるナチス・ドイツが約600万人のユダヤ人をヨーロッパで虐殺したこと。3)一般に組織的な大量虐殺(genocide)のこと

「ナチス・ドイツの排他主義は、(ユダヤ人やロマ人(ジプシー)、ソ連軍の捕虜などの)人種や民族を基準としたものばかりではない。知的障害者・精神障害者や同性愛者、そして「エホバの証人(キリスト教の一宗派)」の信者などは、ドイツ人でさえ、その対象となり、強制収容所でまとめて殺害された」


・・・

国際ホロコースト記念日、2005年


国際ホロコースト記念日(UN International Holocaust Remembrance Day)。ドイツのナチス政権によって迫害され大量殺害された600万人以上のユダヤ人、200万人のロマ人、1万5千の同性愛者等を記念する日。毎年1月27日。2005年国連総会の決議


・・・

ドイツでロマ民族追悼の記念碑建立、2012年10月


ナチス・ドイツの犠牲となったロマ民族を追悼するための記念碑がベルリンに建立。2012年10月。「ジプシー絶滅政策」により強制収容所などで殺害されたロマ民族の正確な数は不明だが約50万人。シュミット西独首相は82年に民族を絶滅させようとした「ジェノサイド(集団殺害)」と公式に認めた

ナチスの集団虐殺に対する、ロマ民族追悼の記念碑建立。2012年10月。記念碑はベルリン中心部のドイツ連邦議会議事堂の南側に建てられ、ベルリン随一の観光名所ブランデンブルク門から近い。なおベルリンには05年にユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)の犠牲者のための記念碑が既に建設されている

ロマ民族慰霊碑の建立。2012年10月。ドイツのメルケル首相は「ロマの苦しみの記念がベルリンの中心にできた。個人の尊厳を守ることは私たちの行動の指針だ」と述べた。ロマ団体のロマニ・ローゼ会長は「この場はドイツの記憶の一部になる」と喜ぶ一方、今もロマへの差別が続くことを指摘した。

ロマ民族慰霊碑の建立。2012年10月。かつてジプシーと呼ばれ差別されたロマはナチスの絶滅政策で50万人が殺害。旧西独政府は82年まで大量虐殺と認めなかった。メルケル首相は「あまりに長い間、無視され続けた犠牲者をしのぶと共に、言葉で表せないほどの不当な行為を記憶にとどめる慰霊碑」


・・・

アウシュビッツのガイド


アウシュビッツのガイドは「最近の世界経済の不況の時に『ユダヤ人のせいだ。また、あいつらが悪いことを企んでいるんだ』と言った人はいなかった。先日、フランスがロマ人を追放した時も国際社会が批判をした。こうした世論ができあがったのが、負の世界遺産になったこの施設の効果ではないかと思う」


・・・

フランスが移民や少数民族を国外退去、2010年9月


フランスは治安の強化を理由に不法滞在の移民や少数民族を国外退去。サルコジ大統領は犯罪を起こすことが多いとして、ジプシー(移動民族、ロマ等)の一掃を宣言。一か月で千人をルーマニア・ブルガリアに強制送還。(両国は2007年EUに加盟し人の移動が増加。)しかし暴動。排外主義だとの批判も


・・・

関連ブログ


「ユダヤ・イスラエル・パレスチナに関するツイート」 その1、アウシュビッツ編 http://t.co/yI6EQvcn その2、イスラエル建国編 http://t.co/DcmaSJzV その3、現代パレスチナ編 http://t.co/LV84pyst 山本敏晴のブログより

「フランスのユダヤ迫害、ヘイトクライムに関するツイート 20120320まで 7671字」 http://t.co/cM2Yc8Oc 山本敏晴のブログより