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目次:

はじめに
歯と口腔、健康と幸せ、その関係
歯の構造
虫歯、う蝕
歯周病、歯周疾患
歯周病の治療
歯周病は、世界で最も多い慢性疾患
歯周病と全身疾患の関係
歯周病と全身疾患の関係
糖尿病になると、歯周病になりやすい
歯周病になると、糖尿病になりやすい
歯周病の治療をすると、糖尿病が改善する
HbA1c、TNF−α
歯周病になると、糖尿病になりやすい件への反論
肥満だと、歯周病になりやすい
歯周病だと、肥満になりやすい
歯周病になると、心疾患になりやすい
二つの「プラーク」、歯垢と血管内隆起
歯周病は、急性冠動脈症候群の一因
歯周病になると、心疾患になりやすい件への反論
歯周病があると、妊婦が早産
WHOが、歯と健康
厚労省が、歯科口腔保健を推進、2012年
内閣府が、歯科保健活動における食育
「健康日本21」で、歯と健康、2013年
日本の高齢化と生活習慣病に歯周病が関係
歯周病があると、脳梗塞を起こしやすい
歯の本数が少なくなると、脳梗塞を起こしやすい
歯周病があると、女性が認知症になりやすい
歯周病から、高齢者の死因、誤嚥性肺炎へ
歯の喪失の原因は、う蝕と歯周病
8020運動、80歳で20本の歯
いい歯の日、11月8日
日本人の歯磨きの回数
インプラント
学校保健に、WHOが、歯の衛生
酸性の「健康ドリンク」で歯が溶ける
心と味覚
歯ごたえと味覚
歯磨き、CSRランキング
放射線による口腔の粘膜障害
口唇口蓋裂に対する途上国への国際協力
その他


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はじめに


歯学部生「私、国際協力をやりたいんですけど、やっぱり命にあまり関係ない歯科は必要とされてないんでしょうか?」山本「平均寿命が、ただ長いだけでなく、生活の質も大切。歯の痛みなどの苦痛があったら仮に80歳まで生きれても幸せではないかも。いろいろな意味においての苦痛をとるのも国際協力」

1994年、WHOが世界保健デーのテーマに「健やかな生活は口腔保健から」。2015年、ミレニアム開発目標後の次の目標に、非感染性疾患(NCDs)と共に「歯と健康、口腔と健康」を組み入れようとする動き。理由は、途上国でも急増している糖尿病を始めとする生活習慣病の増加に、歯周病が関与

歯周病に罹患していると糖尿病になり易くなる理由。―世蕕いものの偏食に陥るため、野菜や食物繊維が不足し、粥上(または麺類)の炭水化物を過食する傾向。咀嚼せず、すぐ飲み込むようなるため、満腹感が低下し、過食に。歯周病からの炎症物質(TNFα)が血液中に入りインスリン抵抗性を惹起


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歯と口腔、健康と幸せ、その関係


歯と健康。口腔は、/祐屬凌搬里琉豐鏨韻箸靴董呼吸・咀嚼(そしゃく)・発声など『生理的』に重要な役割を担っているが、それ以外に、食事や会話を楽しむ、歌、楽器演奏など、いわゆる『生活の質』とも密接な関係がある。WHOが1994年の世界保健デーのテーマに「健やかな生活は口腔保健から」

歯・口腔は、“味しく、楽しい食事をするため、△△襪い魯灰潺絅縫院璽轡腑鵑魍擇靴爐燭瓩剖砲瓩峠斗廚別魍筺6畴では、生活習慣病と歯周病との関連や、肥満と咀嚼の関連など、全身の健康と歯・口腔の健康との関係が注目。げ雜醉祝匹篆欧燭り高齢者の肺炎予防にも歯・口腔の健康を維持する必要

咀嚼とは口腔内に摂取した食物をかみ砕き、飲み込むために食塊とする一連の動作。歯や顎骨だけでなく、口唇、頬、舌や様々な筋肉や感覚器・神経、唾液腺が協調して複雑に運動。咀嚼は、食物を摂取するために欠かせないだけでなく、さらに顎・顔面の筋肉や骨の発達に関与しており、表情(顔貌)にも影響

口腔が全身の健康に及ぼす影響:QOL向上のために歯科医療にできること(http://t.co/gwJpMZUL) http://t.co/otkjA2CA 


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歯の構造


歯の構造。1)歯冠:.┘淵瓮觴繊並臧分がカルシウムやリンなどの無機質。人体で最も硬い)。⊂櫺膽繊聞に近い組成)。歯髄(主に血管と神経。歯に栄養を供給)。2)歯根:〇肉。▲札瓮鵐伴繊併根の表面を覆っている)。歯根膜(セメント質と歯槽骨をつなぐ)。せ槽骨。

歯肉溝と歯周ポケット。歯肉は、歯冠と歯根の移行部で歯に付着。この歯冠を取り囲んでいる溝を「歯肉溝」という。歯周炎が起こると、この溝の深さは、3mmを超えるようになる。こうした病的な状態では「歯周ポケット」または「盲のう」と呼ばれる。


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虫歯、う蝕


歯周病にかかっている妊婦が出産すると、早産になって低体重児となるリスクが高まることが、日本人を対象にした疫学調査で分かった。2005年2月。北海道医療大学歯学部教授・古市保志。妊娠9〜21週に、歯周病治療をした群は、治療しなかった群に比べて早産・低体重児の発現率が約5分の1に減

虫歯(う蝕)の英語。dental caries、caries of the teeth、tooth cavity、decayed teeth、hollow tooth、rotten tooth、saprodontia、snag、tooth decay、bad tooth、など


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歯周病、歯周疾患


歯周病(歯周疾患)。歯肉、セメント質、歯根膜、歯槽骨より構成される歯周組織に発生する疾患の総称。ペリオともいう(英語名がperiodontal diseaseのため)。歯垢(プラーク)を主要な原因とする炎症。〇肉に限局した炎症が起こる病気を歯肉炎、他組織にまで及ぶものが歯周炎

歯周病とは歯と歯の間にプラークがたまり、細菌が繁殖して歯ぐきが痩せていく感染症。日本人の約96%が毎日歯を磨き、2回以上磨く人は50%以上とされているが、それでも家庭でのブラッシングだけでは歯と歯の間、歯と歯茎の境目に付着する細菌の塊のプラークが取りきれず歯周病を発症させてしまう

歯周病は、〇肉炎と、∋周炎(辺縁性歯周炎)。,蓮⊇藉の歯周病。歯と歯の間の歯肉の発赤と腫脹。ブラッシングで出血など。△蓮炎症が歯根膜や歯槽骨まで達した状態。歯肉が退縮して、歯根が露出したり、歯肉を圧迫すると排膿したりする。歯槽骨が大きく吸収されると、歯が動揺。咀嚼に支障

歯周病(periodontal disease)。ポルフィロモナス・ジンジバリス、タネレーラ・フォーサイシアなど嫌気性グラム陰性菌による感染症。複数の菌が集団でバイオフィルム(歯垢)を作り、その中で増殖、歯肉の腫れや出血を起こし、歯の周囲の組織を壊す歯周炎へと症状を進行させる

歯周病(disease of the gums、gum disease、periodontal disease)

periodontal disorder(歯周疾患) periodontal medicine(歯周医学) 

歯周病のリスクファクター(危険因子、Grossiら) http://t.co/AXanKihR 喫煙(重度)4.7倍、糖尿病2.3倍、喫煙(軽度)2.1倍、ストレス1.7倍


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歯周病の治療


歯周病の患者数は、厚生労働省調査で約5000万人と推計され、40代以上の日本人の約80%が罹患しているとされる。2012年。予防は歯垢を落とすこと。だが既に歯周病が進行してしまった場合は、歯科医を受診し、超音波スケーラーなどで歯と歯肉の間にある歯周ポケットの洗浄や歯石除去が必要

歯周ポケットの洗浄。東京医科歯科大・生涯口腔保健衛生学・荒川真一教授。「超音波スケーラーはチップの先端を振動させながら水を流し、歯垢や歯石を除去。殺菌効果を高めるため、(黄色ブドウ球菌や耐性菌に対しても高い)「オゾンナノバブル水」を使用できないかと考え、検証する実験をしている。」


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歯周病は、世界で最も多い慢性疾患


糖尿病と歯周病は持ちつ持たれつ(All About)http://t.co/2JBFgQej ギネスブック(2001年)によると最も多い伝染病は『風邪』だが、最も多い病気は『歯周病』。TVコマーシャルでも花王が日本人女性の77.7%に歯周病があると告知。


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歯周病と全身疾患の関係


「世界で最も患者数が多いとも言われる感染症。厚労省は日本でも7割の人が罹患。その感染症とは「歯周病」。かつては「歯が抜ける病気」と思われていた歯周病だが、それは大間違い!全身に影響を及ぼすことが判明。糖尿病とは密接な関係。心臓病や脳梗塞のリスクを高める」 NHK、ためしてガッテン

歯周病の認知内容(サンスター、2008年、35〜59歳)http://t.co/rQnb77SS 〇周病は「糖尿病」と関係がある。19.7%。∋周病は「心疾患・脳卒中」と関係がある。15.4%。歯周病は「早産」と関係がある。4.2%。せ周病は「肺炎」と関係がある。6.8%

歯周病と、他の疾患との関係。。裡達庁鵝僻鶸鏡性疾患):糖尿病・虚血性心疾患・脳卒中等。骨粗鬆症。A畛此δ秉仞限僚纏等の妊娠異常、メタボリック・シンドローム。など。


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糖尿病になると、歯周病になりやすい


歯周病予防・治療ガイド、糖尿病 http://t.co/eiWoMk0g 糖尿病になると、‖単佞諒泌量が減少し、唾液が少なくなるという事は口の中の細菌を洗い流す作用が弱くなり、△修里Δ糖尿病になると白血球の機能が低下するため、細菌の数が増加しますので、歯周病になりやすくなる

糖尿病患者に対する歯周治療ガイドライン(NPO法人・日本歯周病学会、PDF) http://t.co/0aXYsM7n 監修:日本歯科医学会。


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歯周病になると、糖尿病になりやすい


歯周病が及ぼす糖尿病への影響(厚生労働省、e-ヘルスネット) http://t.co/pQtlTLvo 歯周病細菌からだされる内毒素が歯肉から血管内に入り込みマクロファージからの腫瘍壊死因子α(TNF-α)の産生を促進。その結果、血糖値を下げる働きをもつインスリンを作りにくくする

糖尿病が及ぼす歯周病への影響(厚生労働省、e-ヘルスネット) http://t.co/pQtlTLvo 糖尿病により、,らだを守るマクロファージの機能低下、結合組織コラーゲン代謝異常、7豐品匹諒儔修篝伴絏宗丙拆血管障害)、ち禄治癒の遅延など起こり、歯周病が発症・進行する

歯周病菌の死骸が「内毒素」と呼ばれる多量の毒素をまき散らすことが、血糖値にも悪影響を及ぼす。血液中の内毒素は、脂肪組織や肝臓からのTNF-αの産生を推し進める。TNF-αは、血液中の糖分の取り込みを抑える働きもあるため、血糖値を下げるホルモン(インスリン)の働きを邪魔してしまう

歯周病治療で糖尿病も改善(西村英紀、岡山大学助教授)http://t.co/cFdGoLoC 歯周病も肥満も、TNF-αの分泌を活発にすることで血糖値のコントロールを悪化させ、結果的に糖尿病の発症につながる可能性。歯周病治療を行ったところ、血糖値のコントロール(HbA1c)も改善

「糖尿病は感染に対する抵抗力を低下させ、患者は2倍以上も歯周病になり易い。が、逆の関係もあり、歯周病があると炎症物質がインスリンの働きを邪魔するので糖尿病になり易い。つまり悪循環。また炎症物質が血管内皮に炎症を引き起こし、動脈硬化を進行」http://t.co/AsRlRZAv

糖尿病を悪化させる歯周病(歯科トピックス) http://t.co/arpgBrEt 岩本義博、他 「肥満・糖尿病と歯周病」(『歯界展望』p.181 2002年1月号)

慢性化した歯周炎は、恒常的に一過性の菌血症をおこし、生体側では活性化された免疫担当細胞(マクロファージ等)が、多様な生理活性物質(TNF-α等)を産生。このため、歯周炎を放置すると、恒常的にTNF-αの産生量が増加し、インスリン抵抗性を介して、2型糖尿病を病状を悪化させる可能性

全身疾患と歯周病、糖尿病 http://t.co/RmtRqnXy ‥尿病が歯周病に影響を与えるメカニズム。∋周病が糖尿病に影響を与えるメカニズム。

糖尿病が歯周病に影響を与えるメカニズム。々盞貪となり、血管症(基底膜の肥厚)になります。これが様々な合併症の原因。▲廛蕁璽(歯垢)の炎症において、細菌を貪食する多形核白血球の機能低下。コラゲナーゼ(細菌が出す毒素のひとつ。コラーゲン線維を溶解する)の機能亢進、で歯周病が悪化

糖尿病と歯周病は持ちつ持たれつ(All About)http://t.co/2JBFgQej アメリカ歯科衛生士協会(以下ADHA)の発表によると糖尿病者の95%に歯周病。糖尿病による高血糖、高インスリン血症が太い血管も毛細血管も傷つけて、いろいろな合併症を引き起こす。

歯周病と糖尿病(歯周病から守る予防歯科)http://t.co/4ep6vkXT 歯周病によって起こる炎症やTNF―αの放出から、インスリンが利きずらい状態に。インスリンを使っている人ではインスリンの投与量が2倍に必要になることがある。歯周病の治療をした所、インスリンの必要量が減


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歯周病の治療をすると、糖尿病が改善する


歯周病の治療をすると糖尿病の指標であるHbA1cが改善するとする文献 Miller LS et al. J Periodontol. 1992; 63: 843-8 Iwamoto Y et al. J Periodontol. 2001; 72: 774-8 など多数

歯周病の治療をすると糖尿病の指標であるHbA1cが改善するとするし、かつ、歯周組織の炎症の強弱によって増減するTNF-αと強い相関がみられるとする文献 Iwamoto Y et al. J Periodontol. 2001; 72: 774-8


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HbA1c、TNF−α


ヘモグロビンA1c(HbA1c)。ヘモグロビンにグルコースが結合した糖化物のことをグリコヘモグロビンと呼ぶ。血糖値が高ければ高いほど血液中で増加する。このうち、ヘモグロビンのβ鎖のN末端にグルコースが結合した糖化蛋白質を、HbA1cという。糖尿病の血糖コントロールの指標として測定

腫瘍壊死因子(Tumor Necrosis Factor, TNF)。サイトカイン(免疫系細胞が分泌する細胞間の情報伝達の為の蛋白質)の一種。TNF-α、TNF-β(リンホトキシン(LT)-α)、LT-βの3種類。αは単球が産生し、癌を出血性壊死させるサイトカインとして発見された


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歯周病になると、糖尿病になりやすい件への反論


歯周病が糖尿病に影響を与えるメカニズム。炎症性細胞が産生するサイトカインのうち、腫瘍壊死因子-α (TNF-α)などがインスリンの活性を干渉(低下させる)。これによって血糖値のコントロールが不十分となり、糖尿病合併症の有病率が高くなる。だが現時点では、まだ疫学調査結果からの仮説。

歯周病の治療をすると糖尿病の状態は改善するか? http://t.co/0aXYsM7n 歯周治療によって糖尿病の状態が有意に改善したというランダム化比較試験等の文献がある。だが、メタ解析においては統計学的な有意差をもっては改善が認められない。今度、さらなる検討が期待される


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肥満だと、歯周病になりやすい


「肥満の人は普通体重の人に比べて、歯周病に約1.5倍もかかりやすい」。2005年1月に開かれた日本疫学会。大阪府立看護大学総合リハビリテーション学部の吉田幸恵氏ら。20〜59歳の健康な男性1470人を調査。歯周病は、40代では80%以上の人がかかっている非常に有病率の高い病気。


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歯周病だと、肥満になりやすい


肥満の人の内臓脂肪には「TNF-α(腫瘍壊死因子)」という物質が多く発現。この物質は白血球の一つ、「単球(マクロファージ)」から分泌され、炎症を活発化する。つまり肥満の人は、常に体内が炎症状態にあると言える。このため、歯周病等の感染症にかかると、さらに全身の炎症がひどくなる傾向

ライオン研究開発本部は東京医科歯科大学、国立がんセンター、ジェネティックラボとの共同で歯周病菌由来の毒素「リポポリサッカライド(LPS)」が血液中のコレステロールや中性脂肪増加の原因となりメタボリック症候群をひき起こすことを2005年確認 http://t.co/WHzQFKHP

リポ多糖(Lipopolysaccharide、LPS)。共有結合で結ばれた脂質と多糖の複合体。グラム陰性細菌の外膜成分として存在するエンドトキシンの本体。歯周ポケットから分離されるグラム陰性細菌は、歯周病発症と密接に関連。歯周病細菌のLPSは歯槽骨を破壊する破骨細胞の分化を促進


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歯周病になると、心疾患になりやすい


山梨大医学部名誉教授(心臓内科)の田村康二。「虫歯や歯周病で繁殖した菌が口腔内の傷から血液中に入ると、それが心臓の冠状動脈まで達した時、血管の内壁を傷つけ、心筋梗塞になることが最近の研究で明らかになってきた。虫歯だと侮ってはいけない」 http://t.co/AsRlRZAv

山梨大医学部名誉教授田村康二「歯周病に罹患したグループは、そうでないグループより心臓病のリスクが高いとか、歯周病で歯を支える歯槽骨の骨吸収が高いグループは、そうでないグループより50%も心臓病リスクが高い。いずれにせよ歯周病原性細菌によって引き起こされる炎症が心臓の血管壁を損傷」

歯周病と脈管病変(鈴木淳一、脈管学 Vol. 50, 2010、407–411、PDF)http://t.co/lZkvRuMD 〇周病では局所の感染により炎症因子が発現し,全身に炎症が波及。⊇朶調鐚栖気離螢好を高める。外科的に摘出された心臓弁や大動脈瘤から歯周病原細菌が検出

冠動脈疾患では歯周病の原因菌(グラム陰性菌)が産生する内毒素(リポ多糖=LPS)が血流を介し心臓に達し血管内で炎症細胞が増。産生されるサイトカイン(PGE2、IL-1、TNF-α)が血管壁平滑筋の増殖、血管内での血液凝固(血栓)・脂肪変性 http://t.co/adT5rIxm

歯周病原細菌感染と冠動脈性心疾患(CHD)。多目的コホート研究(国立がん研究センター がん予防・検診研究センター 予防研究部) http://t.co/fAeMrL6m 歯周病菌の抗体レベルが低い集団に比べ、中程度の集団では3.7倍、高い集団では4.6倍と有意に発症リスクが高い

歯周病菌は動脈硬化にもかかわる(東京歯科大学 奥田克爾)http://t.co/5755uOLs 歯周病菌が作り出す毒素成分(内毒素)は、好中球やマクロファージといった免疫細胞に取り込まれて血液中を運ばれ、血管壁などで炎症性サイトカインの産生を促し、コレステロールの沈着や細胞傷害

歯周病と血管疾患(長崎大学教授、中山浩次)http://t.co/t7qa4Lhy 歯周病は現在、日本人における罹患率の最も高い感染症といっても過言ではなく、40 歳以上の日本人の、40%以上の人が罹患。歯周炎のある患者は14 年間の追跡調査で冠動脈疾患を発症する危険性が25%増

歯周病と心臓病(東京歯科大学教授 石原和幸)http://t.co/bBxJuRTU 歯周病原性細菌(P. gingivalis )の粥状硬化症の発症誘導や、その促進、粥状硬化症患者の病変からの歯周病原菌の検出等の点から、歯周病原菌は粥状硬化症の病因に関わっていると考えられる。


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二つの「プラーク」、歯垢と血管内隆起


プラーク(plaque、fatty deposit)。〇科領域においては、歯垢 (dental plaque、細菌(口腔常在菌)とその代謝物)。医学領域では、動脈硬化等で現れる血管の病変 (アテローム性プラーク、atheromatous plaque、血管内壁の粥状の隆起)。

アテローム性プラーク(粥状の血管内の隆起)。脂質(コレステロールや中性脂肪)、カルシウム、様々な線維性結合組織を含み、細胞(ほとんどがマクロファージ)や、細胞の死骸から構成された動脈血管内の蓄積物の固まり。動脈硬化を起こし、心筋梗塞、脳梗塞等の血管閉塞性病変の原因の一つとされる。

二つのプラークの関係。歯科領域でのプラークとは、歯垢のこと。医学(内科・循環器)においては、血管内にできた脂肪等でできた隆起物。両者は、全く関係ないと思っていた。ところが、近年、国民の半数以上が罹患しているという歯周病の原因菌が、血管内の隆起から見つかったという報告が相次いでいる


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歯周病は、急性冠動脈症候群の一因


東京大学先端臨床医学開発講座、鈴木淳一。急性冠動脈症候群(acute coronary syndrome; ACS)の発症機序。要因の一つに内皮細胞の傷害に起因する免疫担当細胞の遊走による炎症の惹起。歯周病による菌血症は血管内皮傷害の原因となり,冠動脈の石灰化,プラーク形成の誘因

急性冠動脈症候群(急性冠症候群(Acute coronary syndrome、ACS)。不安定狭心症から急性心筋梗塞に至る疾患概念。急激な冠動脈狭窄によって生じる以下の三つの病態を包括した名称。”坩堕蟠洪款鼻扮親飴以外でも胸痛発作)、急性心筋梗塞、5血性心臓性突然死


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歯周病になると、心疾患になりやすい件への反論


歯周病は冠動脈性心疾患の原因か?(歯科トピックス) http://t.co/arpgBrEt 佐々木好幸「歯周疾患は冠動脈疾患の原因か?」(『日本歯科評論』2002.10月号p.171)

"Floss or Die" は、「糸ヨウジを使わないと死にますよ」。「口腔内細菌が、血流に侵入し、冠状動脈内の脂肪性プラークに付着し、血栓形成に関与するとき心臓に影響を与える」に基づくもの。1997年にアメリカの新聞に掲載。2000年に発表されたHujoelらの論文では、否定的

米国心臓協会が公式声明歯周病と心疾患は関連なし(アメリカ心臓協会、AHA)2012年5月。AHAの機関誌に「500本を超える研究データを解析した結果、歯周病が心疾患や脳卒中を引き起こすとは証明されていない」との公式声明が掲載 http://t.co/N4lmGG9g


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歯周病があると、妊婦が早産


歯周病にかかっている妊婦が出産すると、早産になって低体重児となるリスクが高まることが、日本人を対象にした疫学調査で分かった。2005年2月。北海道医療大学歯学部教授・古市保志。妊娠9〜21週に、歯周病治療をした群は、治療しなかった群に比べて早産・低体重児の発現率が約5分の1に減

糖尿病と歯周病は持ちつ持たれつ(All About)http://t.co/2JBFgQej 歯周病の細菌が血液の中に入り全身を流れる。歯周病があると心臓病のリスクが2倍高い。細菌が心臓の冠動脈に炎症を起す。抵抗力の落ちた人に肺炎。歯周病のある妊婦は早産のリスクが7倍高


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WHOが、歯と健康


歯と健康。1994年のWHOの「世界保健デー」のテーマは「健やかな生活は口腔保健から」(Oral health for a healthy Life)。当時は虫歯が課題だったが、2012年現在は、歯周病に焦点。生活習慣病等との関連が明らかになってきたため。糖尿病などと悪循環を形成

歯と健康。WHOの歯科部長バームスは、21世紀の初めに、「21世紀の歯科医は、デンティスト(単なる歯科医)から、オーラル・フィジシャン(口腔内科医)へと役目が変わる」と指摘している。

過去のイベントの記録:日本WHO協会フォーラム「歯と健康」開催。2012年3月 http://t.co/CpH8IpyX 2011年8月の歯科口腔保健法成立、9月の国連非感染性疾患ハイレベル会合、2012年世界保健デーの高齢化テーマ選定などの動向を踏まえ、歯の健診普及の必要性など


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厚労省が、歯科口腔保健を推進、2012年


「歯科口腔保健の推進に関する基本的事項」骨子(案)(厚労省)2012年2月http://t.co/S1F9douM 生活の質の向上に向けた口腔機能。。該仍での不正咬合等が認められる者の減少。12.3%→10.0%。■僑虻仟紊拝鰉陲忙拆磴ある者の減少。26.6%→20.0%

保健師等のための歯科保健指導研修テキスト(社団法人日本歯科医師会 歯とお口のホームページ) http://t.co/DldEu5hN 厚生労働省:「食生活改善指導担当者テキスト」より抜粋。口腔の基礎的な知識を学習するとともに、噛むこと(咀嚼)と肥満の関係、全身と口腔の関係について


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内閣府が、歯科保健活動における食育


歯科保健活動における食育(内閣府、食育白書)http://t.co/gssnW0bO 8020運動:80歳になっても自分の歯を20本以上。噛ミング30(カミングサンマル)ひと口30回以上噛んで食べる。2011年8月「歯科口腔保健の推進に関する法律」:乳児期から高齢期まで食育


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「健康日本21」で、歯と健康、2013年


健康日本21(公式ホームページ) http://t.co/br9oG5Dn 国においては、これからの少子・高齢社会を健康で活力あるものにするため、生活習慣病などを予防し、壮年期死亡の減少、健康寿命の延伸等を目標とする21世紀における国民健康づくり運動「健康日本21」を提唱

健康日本21(第2次)(厚生労働省) http://t.co/hVjLZXRN 々駝韻侶鮃の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針 国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針の全部改正について 7鮃日本21(第2次)の推進に関する参考資料

『日本と世界の歯科医療』〜国際比較から見た日本の歯科医療の姿〜(医療法人社団 星陵会 平健人、千代田ファーストビル歯科、PDF)http://t.co/X9MY1sPW 21 世紀における国民健康づくり運動 すなわち「健康日本21」が策定され、その重要課題のひとつに「歯の健康」

歯周病と、糖尿病・虚血性心疾患・脳卒中等のNCDs(非感染性疾患)と呼ばれる全身性の疾患との関係について、2000年頃より、多くの知見が発表された。NCDsは世界で患者が急増し死亡原因の6割以上。厚労省も2013年からの「健康日本21」で「NCDsの予防」と共に「歯・口腔の健康」


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日本の高齢化と生活習慣病に歯周病が関係


「今の日本における一番の課題は健康寿命を延ばすこと。障害になっているのが生活習慣病。口の中の細菌や歯周病が生活習慣病に深く関わっている。要介護になる原因として、肺炎や脳血管障害、骨粗鬆症があるが、これらにも口腔内の細菌が関わる」 松下健二 国立長寿医療研究センター口腔疾患研究部長


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歯周病があると、脳梗塞を起こしやすい


「重度の歯周病を持つ人は、そうでない人に比べ心筋梗塞や脳梗塞を発症するリスクが2〜3倍近く高くなるという研究報告もある。歯周病の炎症物質が、歯茎から血液中に入り、血管内皮に炎症を引き起こし、動脈硬化を進行させるため」(リアルライブ) http://t.co/AsRlRZAv


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歯の本数が少なくなると、脳梗塞を起こしやすい


よい歯と食育 生活習慣病専門医の立場から(溜池山王クリニック 工藤一彦)http://t.co/SHsZSyUV 40-75歳の健康な男性4万人を12年間調査。歯の本数と病気の関係を分析。349人が脳梗塞になったが歯が25本未満の人は25本以上の人より脳梗塞になる危険が1.6倍高


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歯周病があると、女性が認知症になりやすい


「歯周病が心疾患の原因になるというのは今や常識だが、女性のボケ防止にも関係。歯を磨く回数が1日1回以下の女性は、3回歯磨きをする女性より65%も認知症を発症する確率が高い。これは歯周病の細菌が脳にまで達すると炎症や脳損傷を引き起こす原因に」http://t.co/AsRlRZAv


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歯周病から、高齢者の死因、誤嚥性肺炎へ


「65歳過ぎの高齢者に急増している肺炎の多くは、口内で大量に繁殖した歯周病菌の混じった唾液が気管に入ってしまうことで起きる誤嚥(ごえん)性肺炎であることもわかっています。このように、口腔のケアが寿命を左右するといっても過言ではないのです」http://t.co/AsRlRZAv


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歯の喪失の原因は、う蝕と歯周病


「口腔の2大疾患である『う蝕』と『歯周病』も、最終的な転帰は歯の喪失であり、実際に歯の喪失原因の大半。歯の喪失が一定のラインを超えると咀嚼能力の低下がみられることがわかっており、それが80歳で20本の歯を残そうという8020 運動の論拠」 http://t.co/gwJpMZUL


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8020運動、80歳で20本の歯


8020推進財団 http://t.co/tyF5UO47 “8020”は“ハチ・マル・二イ・マル”と読み、 「8020運動」とは“80歳になっても20本以上自分の歯を保とう”という運動。1989年、厚生省と 日本歯科医師会が提唱し、 自治体、各種団体、企業、広く国民に呼びかけ

高齢者の口腔健康状態と全身健康状態との関連(8020推進財団)http://t.co/LJSXGwRi 厚生科学研究の一環として、80歳高齢者を中心とした全国の広範囲の地域にわたる口腔及び全身健康状態に関する疫学調査(通称、「8020データバンク調査」)現在歯数の平均値は5〜6本

「残存歯数が20本を下回ると、咀嚼機能が視覚や聴覚、あるいは脳機能(学習記憶能力、認知症等)にも影響を与える。『咀嚼』という機能を維持すること、すなわち歯の喪失を防止することが、全身の健康をも維持することに繋がる。」 http://t.co/gwJpMZUL

「残存歯数が20本を下回ると、/品を噛むことが不自由になり、軟食傾向など食品の選択行動が変化し、生活習慣病やメタボに。1浜椶諒个蠅篆欲低下による低栄養から、筋量の維持に必要な蛋白質が不足し、筋力が低下、そして身体的自立が損なわれる」 http://t.co/gwJpMZUL


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いい歯の日、11月8日


いい歯の日(いいはのひ)。1993年に、日本歯科医師会によって制定された記念日。11月8日。「11(いい)8(歯)」の語呂合わせを元にしている。同時に、「よ(4)い(1)歯(8)」の語呂合せを元に、4月18日を「よい歯の日」に制定した

いい歯の日(11月8日)、歯の衛生週間(日本歯科医師会) http://t.co/sLCq3wAG 「いつまでも美味しく、そして楽しく食事をとるために、口の中の健康を」という願いを込め、厚労省と共に1989年より「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という「8020運動」

11月8日の「いい歯の日」に合わせ、神奈川県保土ケ谷区歯科医師会が高齢者向けイベント。「高齢者 お口の健康フェスティバル」。2012年。65歳以上の人を対象に、歯科健診、歯周病・誤嚥性肺炎に関する講話の他、歯磨き練習や口腔機能向上を目的とした「イキイキ体操」などを企画


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日本人の歯磨きの回数


厚労省、日本の1日、2012年。成人の平均野菜摂取量は282g。成人の平均歩数は、男7136、女6117.歯磨き2回上73.5%。新たに仕事を探し始めた20592人、ハローワークを通じて就職5929人、労災に遭った305人、労働相談の件数3040件


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インプラント


インプラント型再生軟骨で幼児期から修復。口唇口蓋裂などによる鼻変形に有効。2012年10月。軟骨には血管がなく欠損すると自己修復不可。東大大学院感覚・運動機能医学講座口腔外科学分野の高戸毅教授は,軟骨の再生を目指し研究。2008年,耳介軟骨細胞を4週間で千倍に増殖させる方法を開発

死体から皮膚や骨、腱(けん)などの組織を集め、歯科インプラントや美容形成、スポーツ医療用製品の原材料として国際的に取引する動きが活発化。2012年7月。高まる需要の中で死体組織の不正な入手も横行し始めており、米国の国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が世界11カ国で取材


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学校保健に、WHOが、歯の衛生


WHO、(主に途上国での)学校保健。〇の衛生、寄生虫コントロール(駆虫)、3惺撒訖(栄養)、だ鎖席欸髻↓ゥ肇ぅ譟↓Π汰瓦平紊龍ゝ襦↓Х鮃教育、┌硲稗屐織┘ぅ此△覆鼻

「学校保健、ヘルスプロモーション、震災後の子どもの心のケア等に関するツイート 20111114まで 3022字」 http://t.co/PVsZefsD 山本敏晴のブログより。感染症対策の革命、第一世代はサーベイランス、第二世代は予防、そして第三世代はヘルス・プロモーションへ。


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酸性の「健康ドリンク」で歯が溶ける


歯科医が教える。健康ドリンクで歯が溶ける http://t.co/ahRo8Lvb 「食事をすると歯が全体的にしみる患者が増加。エナメル質が溶けたため。酸性が強いドリンクをちびちび飲んでいることが多い。スポーツドリンク、柑橘系、黒酢飲料、乳酸飲料、梅酒、赤ワインはPH3.0前後」


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心と味覚


口の中の不快感 うつ病で味覚に異常出ることも http://t.co/Eh3djtBO 「味覚に異常をきたす原因には薬の副作用、亜鉛不足、心因性、口腔内のカンジダ菌の増殖など。これらに異常がない場合、最も考えられるのは心因性。」 安彦善裕 道医療大病院口腔内科


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歯ごたえと味覚


ブドウのみずみずしさやナシのシャリシャリ感といった歯ごたえや食感は植物の実や茎などを作る細胞の形による。その遺伝子を東大の小田祥久助教と福田裕穂教授が見つけ米科学誌サイエンス最新号に発表。2012年9月末。細胞の形は、セルロースなどの繊維からなる細胞壁の硬さや厚さのバランスで決定


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歯磨き、CSRランキング


歯磨き、CSRランキング(企業の社会的責任ランキング、NPO法人宇宙船地球号2012年版)。30点満点で、_峅Α23点 ▲薀ぅン 22点 アース製薬 10点 ぞ林製薬 9点 ゥ汽鵐好拭次6点 http://t.co/HcEEI6EV


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放射線による口腔の粘膜障害


産総研、FGFC。米国で放射線療法に伴う口腔粘膜炎の治療薬、パリフェルミン(組み換えヒト角化細胞増殖因子FGF7。日本では未承認。)は、繊維芽細胞増殖因子(FGF)ファミリーの一員。だが上皮細胞にだけ作用し、反復投与が求められた。このため適用範囲の広い薬の開発が待ち望まれていた

「放射線障害の予防・治療となる新たな繊維芽細胞増殖因子(FGFC)、産業技術総合研究所に関するツイート 20120906まで 2027字」 http://t.co/LiGxpLH1 山本敏晴のブログより


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口唇口蓋裂に対する途上国への国際協力


「口唇裂・口蓋裂・口唇口蓋裂・兎唇・みつ口に関するツイート 20121022まで 2983字」 http://t.co/SPRY1MQ3 山本敏晴のブログより


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その他


ビタミンAが多い食品・食材は、レバー、鰻(うなぎ)の蒲焼、鱈(たら)、チーズ、バター、牛乳、卵、緑黄色野菜(ニンジン、ピーマン、ホウレンソウ、コマツナ、カボチャなど)。ビタミンAが欠乏すると、夜盲症などの視力障害、(麻疹などの)感染に対する抵抗力の低下、骨・歯の発育不良と変形など

NPO法人 口腔の健康を通して地球環境を守る会 http://t.co/IKg5Ewmv 2009年年6月設立。一般市民に対して、歯科疾患の予防・改善方法等の普及・啓発、歯科医院及び歯科医療従事者等に対しての相談・支援、歯科医療分野における環境保全の推進、に関する事業