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「あなたにとって、一番大切なものはなんですか?
 それを、絵に描いて頂けますか?

 ちなみに、『大切なもの』は、なんでも良いのです。

 人でも、物でも、
 実体のない精神的な状態でも、
 本当に、なんでもOKです。」

この質問をされた時、あなたは、
すぐに何を思い浮かべるでしょうか?

私は、2000年頃から、世界各国にいる人々に、
この質問をし、その絵を
本人に描いてもらう活動を始めました。

10年以上、続けた結果、
72か国・地域から、約1万枚の絵が集まりました。
こうして描かれた「大切なもの」の中で、
比較的、多かったものは、

「家」、「神様」、「愛」、「友達」、「学校」
などでした。

(ちなみに、日本の子どもに限定した場合、
 男の子では、携帯ゲーム機、野球・サッカーの道具、
 女の子では、ぬいぐるみ、ペットが多かったです。)


さて、話しを世界全体に戻します。

世界中で描かれた「大切なもの」の中で、
最も多かったものは、実は、「お母さん」でした。

世界72か国・地域の人々が描いた、
様々な「お母さん」の絵は、
その国の文化や生活を反映しているようで、
とても興味深かったです。

「お母さん」の、肌の色、髪形、着ている服、
立っている時の四肢の様子、そして顔の表情。

また、こうした「お母さんたち」を描く時に、
各国の子どもたちが使った「画材」も様々でした。

色鉛筆、クレヨン、水彩、油絵、蛍光ペン、木炭(?)
など、各国で手に入りやすいものが使われました。

もし、こうしたことに興味を持たれた方は、
以下の書籍を、ご一読頂ければ幸いです。

「お母さんへ、世界中の子どもたちからプレゼント
 〜あなたのたいせつなものはなんですか?〜」
(小学館、2013年4月発行)。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4097265059


さて、「どうして、お母さんが一番大切なの?」
と、それぞれの子どもに聞いてみました。


「僕を、育ててくれたから。」

「わたしと、いっしょに遊んでくれるから。」

「いつでも、なんでも相談できるから。」

「そばにいるだけで、なんとなく幸せだから。」

「いつか、わたしも、子どもを産んで、
 『お母さん』になってみたいから。」


5月の第二日曜日は、『母の日』です。

あなたにとっての、『お母さん』とは何かを、
少しだけ、考えてみませんか。



関連リンク
http://www.ets-org.jp/mother20130429a.html