山本 :次、ジャパンハートですね。

    特定非営利活動法人 ジャパンハート、これはですね、
    2004年からやっている、
    吉岡秀人っていう小児外科医がやりだした団体です。

参考:
特定非営利活動法人 ジャパンハート
http://www.japanheart.org/

    ミャンマー、カンボジア、ラオスでやっている、
    日本国内では、東北石巻でやる予定だと、
    ここも東南アジア、ミャンマー、カンボジアで、
    直接的医療をやっているとのことです。

    なお、保健もやってるっ書いてありますが、
    でも、ここ多分、
    直接的医療を、ある程度やっているでしょうから、
    (直接的医療がしたいことが目的なら)
    ここもかなり良いですね。

    これに関連してですね、ジャパンハートに関連して、
    MeTs-Japanってのがあるんですね。

    これ何かって言うと、国際協力に興味がある学生、
    医学生や看護学生を集めて、
    ジャパンハートの医療活動を
    現地に見学しに行くっていう団体があるんですよ。

    MeTs-Jaanっていう団体があります。

参考:
ジャパンハート学生組織HEART's
http://heartstudent.blog.jp/

    ここに学生のうちにアクセスしておけばですね、
    ジャパンハートにもっと関われたかもしれないと、いう事ですね。

    あと、世界の医療団ですね。

    世界の医療団も、日本にある世界の医療団は、
    基本的に金集めているだけで、
    国境なき医師団と同じ(日本支部は集金担当)ですけれども、
    口蓋裂口唇裂、
    有名なのは世界中で、口蓋裂口唇裂の手術をしてあげて、
    治しているってのが有名な団体ですけれども、
    別にそれだけじゃなくて、
    色んな国境なき医師団のように、色んな事やっています。

参考:
特定非営利活動法人 世界の医療団
http://www.mdm.or.jp/

    ここで、ちょっと、
    「NGOの本質的な性質」を簡単に話しますと、
    赤十字っていう団体が元にありました。

    それが、その内部で、 
    3つ(ICRC、IFRC、各国の赤十字)に分かれているだけじゃなくて、
    赤十字の考え方に合わないって人が、
    内部に生まれてくるんですね。
    活動を続けているうちに。

    例えば、ひとつの例としては、
    (そもそも、参加すらしていませんが)
    ナイチンゲールは赤十字の理念に反対して、
    生涯赤十字に参加しなかったんです。

    ナイチンゲールと赤十字は、合わなかったんです。

    赤十字が、ナイチンゲールの理念だというのは、
    完全な、間違いです。

    ナイチンゲールは、医療よりも、
    公衆衛生が重要だと考えて、看護師でありながら、
    「疫学」(えきがく、統計学)的な研究をしていた人です。

    自分の生まれた家は、金持ちなのに、
    戦争が起こっている地域に行って、
    衛生の向上につとめた人です。

    それを、やってみたところ、
    医療なんかよりも、トイレ掃除をして、衛生状態を保つことが、
    負傷した兵士の生存率をたかめる、ということがわかったんです。

    という訳で、彼女は、衛生こそ重要だと考えて、
    いわゆる直接的な看護じゃだけじゃなくて、なんと、公衆衛生、
    看護師なのに、それこそ、
    国際保健の保健政策のような予防を中心にしたものを、
    打ち立てていったんですよ。

    自分の国(イギリス)に帰った後、自国で、
    疫学(統計学)にもとづいた、衛生を重視する保健政策を打ち出し、
    (金持ちの家族のコネをつかって)政治家を動かし、
    それを実現していった人です。

    と、いう様に、全然独自の道を歩いた人が、
    ナイチンゲールって人ですね。

    で、その、兎に角、赤十字に話を戻すと、
    赤十字は、団体がいっぱいあって、訳分からないんで、
    結局、喧嘩別れして出て行く人が多かったですよ。

    で、赤十字から喧嘩別れして出て行った最大の団体が、
    国境なき医師団なんです、元々は同じ団体です。

    簡単に言うと、赤十字(国際委員会、ICRC)は戦争の中で、
    各国の軍が、捉えた敵兵を、拷問しているかどうかを、
    検査しなきゃいけないっていう役目なんですね。

    だから、どんな軍隊、イラクだろうが、スーダンだろうが、
    シリアだろうが、入っていけるんです、
    そして、拷問してないか監視してるんですね。

    で、どんな酷い事がされていようが、
    絶対にマスコミに漏らしたりしないんです。

    その代わり、これは拷問だから止めなさいよっていうふうに、
    その国の政府に言う権利があるんですよ。
    (そういう、赤十字と、各国の軍隊との、
     「協定」が結ばれている、ということです。)

    ところが、いくら言っても、どこの国とは言いませんが、
    悪い国は言っても直さないわけです。

    赤十字がいくら言っても直さない、
    これはおかしいと、思った人が居るわけです。

    マスコミにリークしないんだったら、
    この国はいつまでも拷問続けるし、止めるわけ無いじゃない、
    これはおかしいと思う、違う団体作るって言って、
    分裂したのが、国境なき医師団なんです、簡単に言うと。

    国境なき医師団は、急速に大きくなっていって、
    マスコミにもがんがん(各国の不正を)言うよって団体が、
    国境なき医師団ですね。
    (この点が、赤十字との違いです。)

    さらに、うまくやったのが、
    国境なき医師団って、
    フランスの、元フランスだけの団体ですけど、
    有名なジャーナリストや写真家の有名な人と組んで、
    すごいプロモーション(自分の団体の宣伝)を、
    雑誌とか、映画とか、
    テレビでかけたんですね。

    要するに自分の団体の宣伝をして、
    売名行為に走ったんですよ。
    悪くいえば、金儲け主義(金集め主義)でした。

    その金儲け主義は、いくら何でもやり過ぎだ、
    ちょっとこれはもう医者の範疇じゃ無くて、
    企業みたいな、金儲けの企業みたいで、
    俺は許せないっていうふうに独立したのが、
    世界の医療団など、数団体あったんです。

    つまり、赤十字は、あまりにも巨大な団体だったので、
    国境なき医師団は分裂するは、
    そこからさらに、世界の医療団は分裂するはっていう、
    感じで、悪くいえば、めちゃくちゃでした。

    まぁNGOってのは、要するに政府と違って、
    わりとある意味でいい加減ですので、
    すぐに皆分裂すると、いう事ですね。(苦笑)

    因みに、私も国境なき医師団の理事やってた人ですけども、
    現在は宇宙船地球号って自分の団体作ってますから、
    人の事は言えない、同じ穴の狢(むじな)だと、
    いう事になりますけど、
    要するに、NGOとは、
    そういうもんだという事を、言っておきますね。



(次回に続く)

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