M教授:えーと、今まではね・・・
   あの、まあ時間、あんまり気になさらずに・・・
   あとは、学生のあれだから・・・
   えーとね、まあ、お二人のような方は初めてで。

山本:はあ。

M教授:世の中、ちょっと変わり始めたかなとという。
   そういう・・・

山本:いやっ、そんなことはないですよ。
   私、ものすごい変わっている人ですから。

M教授:だけどね、そういう人は、今までほとんどいなかったよ。

山本:ですから、だから、私もね、
   先生、かなり、テレビ等で
   攻撃されてるような話を聞いておりましたので、
   今日(来た私)も攻撃する側の人だと誤解されてですね、
   会っていただけないんじゃないかと思ってきたんですけれども、
   お会いいただいてですね・・・(光栄です)。

M教授:僕はね、誰でも拒まないんだけど、
   えーとね、だから、来る人の種類がね、変わり始めていると。
   それは、あるときは・・・この大学もそうなんですよ。
   どちらかというと、
   御用学者(権力者におもねる学者)を出すような大学だから。

   日本(政府)に言われたことを、そのまま忠実に守る、
   それで、貢献しているような大学だから。
   だから、学長は後ろに隠れてて、
   それで、副学長を中心に僕の話を聞こうと。

   マスコミの人がいっぱいいるんだよ。
   で、2年くらい前かな?
   4、50人くらいいました。
   で、講演に僕はどこにでも行くから、
   それで、会場に入ったら、そこにいる人が、
   皆、眉がつり上がってるんだな。
   ひとつもニコニコしている人がいない。

   それで、おー、何か変だなと思ったんだけど、
   それでね、どれくらいしゃべったかな、
   1時間講演をして、それで、質問を全部受け付ける、
   で、1時間くらい・・・
   で、終わった後も、数十人並んで。
   それでね、だいたい講演の後半に差しかかった頃、
   みんなわかりました。
   ほとんどの人が、理解した。

山本:ふーん。

M教授:それでも、質問が来る人がいて・・・全部対応してね。
   最後に一人だけ、何を言っても訳が分からない人が一人。
   それが、ここの、SセンターのH教授だったけな。
   それはね、要するに、論理というものがわからない人ですよ。

   で、そういう人はね、もう無理です。
   で、世の中に何かいてね、科学者でもそういう人って何人かいる。
   だからね、本当は科学をやる資格が無い人。
   これはね、無理ですよ。
   論理が分からない人相手に、科学の話をしたって意味ない。

山本:まあ、そうですね。はい。

M教授:で、そういう無力感があって、
   おそらくあなたは、だいぶん、そういう無力感にね、
   今まで何度も打ちひしがれたことがあると思うんだけどね。

山本:そうですね、はい。

M教授:人口の問題とかね。
   分かる人にとっては手に取るように分かる。
   こんな簡単な話は無いわけですよ。
   だけど、ほとんどの人は、そのことが分からないんだよ。

山本:そうですね。
   まあ、後は、さっきも言いましたが、
   頭では、まあ分かっても、実感できないので、行動につながらないと。
   というのが一番多いかなと思いますけど。
   私の経験からは。

M教授:うん。
   ほとんどの人はね、そう、行動したって利益にならんから、
   行動しないという・・・
   頭では分かっててもね。
   冷めてる評論家みたいな人もまあ、けっこういますけどね。
   それはね。

山本:そうですね。

   先ほど、先生も資本主義社会は、
   基本的に全部インフレだと言いましたけど、
   (人口増加問題のほうも)
   要するに、人間の「数」という、人口という「数」が増えると。

   (資本主義のほうは)
   株価という値段の数字を増やすと。
 
   石油の使用量という「数」を増やす。

   すべて、数字を増やすと言うことをやらないと、
   成り立たないのが、資本主義だと私は理解してるんですよ。

   だから、人間の数を増やした方が経済規模(市場など)が増えるから、
   一時的にせよ、良いと。

   こういう途方も無い、こんな持続可能なはずがない状態で、
   絶対いずれ破綻するのがわかっているのに、
   なんで、みんな、こんな馬鹿な事をやってのかなというのが
   私の主観ですよ。

   なんで、これを散々、本を10冊も書いて啓発してるのに、
   みんな、乗ってこないんだろうという感じですよね、個人的に。

M教授:うん。
   で、昔はね、戦争するときにさ、
   兵隊の数が多かったら、勝つという単純な論理でね。

山本:ああ、なるほど。

M教授:だから、昔から、国力というのは人間の数だという、
   非常に強い固定観念があって。

   日本も 明治直後には富国強兵のために、
   人間の数はね、子供を、5人以上産んだら、
   みんな女性は、表彰されたわけですよ。

   僕が産まれた地域でもね、僕は5人兄弟なんだけど、
   6人以上、十何人産んだ人がいてね、
   そういう人はみんな、表彰状をもらってました、お母さん。
   それは、富国強兵という意味で、 
   人間の数というのは、めちゃくちゃ重要だったんですよ。
   で、それはね、みんな戦争の鉄砲の弾と同じように、
   国家は考えてるんだよね。 

   本当はね。  
   ヒューマニズムのへったくれも無い話なんだよ。

山本:笑
   はい、わかりました。


(次回に続く)

・・・

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