山本:えーと・・・ 
   じゃあ、もうちょっとお時間いただけるということで・・・

M教授:ああ、いいですよ、何でも。

山本:あとですね、
   まあ、ちょっと哲学的な質問かもしれませんがですね、
   いわゆる、「地球平均気温は何か」という、定義の問題があるんですよ。

   えーと、要するに、
   「地球平均気温(Global Temperature)」って言ったって、
   地球に1ミリおきに、温度計が並んでいるわけではなくて、
   まあ、基本的には、海上、海の上には少ないですし。

   あと都市部では、先生もおっしゃる、
   ヒートアイランド現象等もありますので、
   都市部に多かったら、
   あまり意味がないんじゃないかという話しもあります。

参考:
ヒートアイランド(urban heat island:UHI)とは、
都市部の気温がその周辺の郊外部に比べて高温を示す現象。

山本:あとで触れますけど、
   いわゆる「クライメートゲート事件」が起きたときに、
   ロシアとオーストラリアの科学者が、要するに、
   IPCCは、温度が上昇している観測点だけ集めてて、
   下がっているところは(データとしての入力を)拒否していると、
   もしくはデータ処理がおかしいと。

   要するに、そんなんで、計算して、
   一体どう考えても、世界平均気温って言えるの?
   最も根本の部分の、だって、データが正しくなかったら、
   もう、(スーパーコンピューターでの)処理もくそも、
   ないじゃないですか?

M教授:うん。
   えーとね、それを言うとね、今、問題のテーマを、
   もう、あなた良く読んで、全部しゃべってくれたんだけど、
   最近の20年は、全球をくまなく、
   表面温度がわかる機器を吊るし上げてるわけですよ。

山本:グローバル何とかというやつですよね?

M教授:そう。
   だから、そういう意味で、
   特にここ10年くらいはいいんですよ。

参考:
世界の平均気温の偏差の算出方法 気象庁 国土交通省
http://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/clc_wld.html
気温データは、
2000年までは、米国が整備。陸地で300箇所以上。
GHCN(Global Historical Climatology Network)
2001年からは、気象庁に入電した通報。陸地で1000箇所以上。

山本:要するに、人工衛星で計れるようになったってことですよね?
   確か(温度に影響される)赤外線の反射とか、
   そういうやつですよね?

M教授:今、もっと、精度を上げて、
   海面の表面から、上、1キロのところとか、
   そういうところを区別して、温度を測るとか、
   あるいはCO2の濃度を測るとか。
   だから、ここ10年くらいは(気温の測定に)
   問題が無いと思ってるわけですよ。

   それで問題は、ここ10年のところはいいとしても、
   過去に遡ったときに、どうするかというところがあって、
   で、そこに大きな自由度があるんですよね。

山本:まあ、いわゆる、「樹の年輪」みたいな原始的なやつとか、
   アイソトープ(放射性同位体が崩壊する速度)使うとか・・・

M教授:そう。
   それで、樹の年輪をIPCCは使ったわけだ。
   樹の年輪というのは、気温が上がれば上がるほどね、
   樹が太るかというと、そんなこと無いだろうと、思うでしょ?

山本:えー、まあ、要するに、かなり誤差、個体差と言いますか、
   (年輪の幅には)いろんなもの(温度以外の影響)
   があると思いますよ。

M教授:うん。
   だから、周りがね、
   例えば、その理想的な状態を考えても、いつも栄養が同じでね。
   隣には、(生きていくための)ライバルはないと。
   で、樹が折れたりすることもないと。

   もう、完全に条件が全部一定で、気温だけ変えたときに、
   その、気温が高ければ高いほど、太るかというと、
   それは上限があるんでね。

   で、あたりまえだけど。
   100度で樹は、がんがん育つわけじゃないでしょ?
   で、気温50度、それから40、30、20、10と、
   そういうふうになった時に、一番適正な気温があって、
   実は、ある気温を超えると、樹は太らなくなり、
   だんだんと・・・

山本:ああ、そうなんですか。

M教授:逆になっていく。
   で、それで、実は、一番大きな、
   クライメートゲート事件で、
   マスコミに流れてない一番重要なことは、
   えーとね、1900何年かな?
   IPCCの論文を書く最後のところで、一番重要なところは、
   過去の年輪で、過去の気温を補正した時と、
   過去の気温計を、世界中にある百葉箱のデータで、
   合わせて、重複する部分があるとというところが、ポイントなんです。

参考:
百葉箱とは、温度計や湿度計を入れ、
正確な気温を計測するために設置された屋根付きの箱。

山本:はーはーはー、はい。

M教授:で、その重複する部分で、気温も少しだけと上がってきた時に、
   年輪の方から見ても、ちゃんと太ってるよという、重複する部分が、
   わずかな時間だけあるということになってんですよ。
   だけど、実は、そこに操作があって、
   一番上がって来た、最後の20世紀になる前の、
   10年くらいのところっていうのは
   気温がわずかだけど上がったんだけど、樹は逆にその・・・
   要するに、年輪の方は逆にこう(細く)なってんですよ。

山本:ふーん。

M教授:これ(都合の悪い部分)を除いた、
   というところが、ポイントなんです。

山本:はーはーはー、隠したと。

M教授:隠した。
   削除した。

山本:その事実を、削除したってことですね?

M教授:で、それは、年輪は、あるところまで気温が上がった、
   例えば、今現在は、ほとんど、プラトー状態になってるか、
   ちょっとわずかに気温が上がったら、年輪はどんどん・・・
   気温が上がっても、太らないと。
   細くなっていくと。
   という、今、上限に来ているというのが、観測のデータなんですよ。

山本:へーえ。

M教授:だから、そこの部分の効果を入れてしまうと、
   この重複している部分があるから、
   過去の表層の気温計で作ったデータと、
   年輪の幅から、ずっとさらに1300年バックした値を正当化する。

   さっき言った、「平均気温とは何か」というのを、
   そこの部分を基準にして、そこからのずれで表現するという方法論に、
   論理上、問題が起きるわけ。

   だから、それが起きるとまずいので、削除したというのが・・・
   だから、あれは、
   IPCCが発表している過去の気温(の上昇)を議論する、
   最も心臓の部分の問題なの。

山本:なるほど。
   
M教授:それをマスコミが報道しないので・・・

山本:はー、
   そこ(年輪の幅による過去の気温の推定)が間違いだとすると
   今までのもの(IPCCの発表)は、一体なんだったのかと。

M教授:全部、崩壊すると。

山本:なるほど。

M教授:だから、何が崩壊するかというと、
   その次に彼らが何を言ってるかというと、
   現在の気温は、平安、鎌倉時代よりもはるかに気温が高くて、
   1300年で一回も無かったかというくらい、
   高温だということなんだが、
   実は、それは嘘なんで。

   それは、別のところから、嘘だってわかっていて、
   現在よりも、義経がいたころの方が、
   実は気温が高かったっていうことがわかってる。

山本:はーはーは、義経・・・源義経・・・
   ああ、そうですか。

参考:
源義経(1159〜1189年)
鎌倉幕府を開いた源頼朝の異母弟。
幼名を牛若丸。

M教授:要するに、平安、鎌倉のころね。
   それはどうしてかというと、グリーンランドの方なんだけど、
   生えてた植物が違う。
   グリーンランドには樹が生えてた。
   今は、樹が生えてないでしょ?

   で、それで、
   バイキングがなんでバイキング時代を作ったかっていうのは、
   暖かかったからですよ、平安、鎌倉の頃。

   だから、北ヨーロッパも、樹が生えて、草が生えて、
   家畜を飼って暮らしてたから。
   だから、バイキングは家畜を連れて、
   グリーンランドに移住してたんですよ。
   その後、江戸時代になって、寒くなったんで、
   全部(家畜が)死んだわけね。

   そういうのは、考古学でデータに残っていて、
   そんなの昔からみんな知ってるわけですよ。
   で、日本でも、その頃、奈良、平安の頃の気温が、
   現在よりも高かったというのは、
   もう、いくつかの、花粉とか、それから海面が、
   現在よりも1メートルも高かったです。

参考:
花粉による過去の気温の推定について。
温暖期には花粉や生物の死骸などの堆積物は増加する。
こうした手法を、古気候学と呼ぶ。

M教授:だから、義経が(源氏と平氏との戦いのため)神戸から、
   徳島に追いかけてって、上陸したときは、
   その場所(徳島の勝浦(現・小松島市))は、今、
   (海面が下がって)田んぼなの。

参考:
平安海進。
8世紀から12世紀にかけて発生した大規模な海水準の上昇(海進現象)。
ロットネスト海進とも呼ばれる。

山本:あー、なるほど。 

M教授:それは、寒くなったから、海面が下がってるわけね。

山本:なるほど。

M教授:当時は、今より暖かかったので、高くなって・・・

M教授:縄文時代はね、ついでに言うと
   東京は、4、5メートル海水が高かったから

山本:「縄文海進」と呼ばれているものですね?

参考:
縄文海進(じょうもんかいしん)。
別名:有楽町海進、完新世海進、後氷期海進。
縄文時代に日本で発生した海水面の上昇のこと。
海面が今より2-3メートル高かったと言われ、
縄文時代前期の約6,000年前にピークを迎えた。

M教授:はい。
   あの時は、(埼玉の)浦和というのは、
   東京湾までつながってたわけですよ、
   埼玉から。

   だから、それは、6千年まえだけど、
   今、言った、千年前でも今よりも高温の時代があった。
   だけどIPCCは、過去1300年で、
   こんな高温の時代は無いというふうに言い切っている。

   さっきの、年輪のデータを合わせると、
   まるで(事実と)違うと言うことが根拠になっている。

   だから、そういうふうな
   (IPCCがでっちあげた)話が全部崩壊してくいわけ・・・

山本:はい、なるほど。

M教授:だから、そこが一番いわなきゃいけないところだけど、
   マスコミは誰もそのことを指摘するだけの・・・

山本:科学的素養が無いと。

M教授:そういう事、そういう事ですよ。
   笑。
   そういう事。

(インタビューの前半終了)


(次回に続く)

・・・

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