2009年03月

2009年03月25日

ブックオフで買ったCD3

2405ec96.jpgノイズ/アヴァンギャルドというのは、まあ、TZADIKレーベルということなのですが、グランド・ゼロ『NULL&VOID』とイクエ・モリ『myrninerest』を買いました。大友良英は『アウト・トゥ・ランチ』とか「ユリイカ」のカヴァーとかONJOあたりはけっこう好きだけど、じつはあまりぴんと来ないのも多くて、95年のこれはどうなのだと思いましたが、ためいきをつきながら踊れるほどかっこよかったです。個人的にはやはりコラージュ感のあるサンプル音源が印象深いのですが、こういうのたぶんマスタリングが重要なのではないか。2曲目のバランス感良いです。アラン・タッカー。また、3曲目などは映画音楽的なドラマチックな趣向で、たしか、90年代のジョン・ゾーン周辺では、こうした映画(あとはアニメ)サウンドが流行ってたみたいな話をどこかで聞いたことがあるので、その流れということでしょうか。この3曲目みたいな荒削りなループものは、ちょっと作ってみたく思います。

イクエ・モリのほうは、これも同じ人が売ったんじゃないかって感じですが、どちらかというとグランド・ゼロの方が好みでしたが、これもコラージュ感とつんのめり感がすごくコミカルでおもしろかったです。このピピ、ピピコっていう音とか、これ、ウケ狙いなのかって言ったら本人的には怒るんですかね。すごく、コミカルで笑える感じなのですが。全体的にこういう音楽は、やはり小説を読むときのBGMとして聴くことが多そうです。

ブックオフシリーズはめんどうなので、とりあえず終了にさせていただきます。いちおう、NEW AGE STEPPERSだと思って買おうと思ったCDがNEW AGE SEPTEMBERSだったというつまらないエピソードだけ。

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2009年03月13日

ブックオフで買ったCD2

60b8f177.jpgラテンというか、90年前後ニューヨークのサルサなのですが、バッド・ストリート・ボーイズの4枚目のアルバム『ロス・チコス・マロス』(=悪い子供たち、つまり、バッド・ストリート・ボーイズ)が、ブックオフで安く売っていたので買いました。ウィリー・コロンやジョー・バターンあたりの人脈のバンドですが、オッチョあたりとは交流もあったんじゃないでしょうか、知らないけど。で、このバンド、何が良いかって、サルサ特有の温かみを基調にしながらもシンセサイザーがとてもとんがっていて、そこが好きです。当然、曲も良い。このシンセサイザーは誰が弾いているのかとクレジットを見てみると、J.R. DE JESUSとありますが、もちろん知りません。

今回買ったやつと、たしか2作目にあたる『ルッキング・フォー・トラブル』がわりと有名で、そのふたつは日本でも95年にボンバからCDが発売されていて、この盤も、帯こそありませんが(たしか赤い帯があったはず)そのとき発売されたものっぽいです。僕がこのバッド・ストリート・ボーイズが好きなのは、何よりそのポップさによるのですが、今回買ったCDもとくに1曲目などは、良い声で良いコーラスでメロディックに歌っていて、そして、間奏にやはりチープな音色のシンセが入ってきて、なかなか。ただ、僕がバッド・ストリート・ボーイズを最初に聴いたのは、LPで先の『ルッキング・フォー・トラブル』を買ったときなのですが、そっちの方が、やはり好きですね。何が良いって、84年なんですが、なにより1曲目「ハリウッド」の中盤、急にビートが変わってラップをしている。このサウンドは、オゾマトリより10年早い。そして、なぜか2曲目で「コパカダーナ」のカヴァー。シンセ音もピュンピュンしていてすさまじいです。この2曲でほぼ決まりなのですが、さらにスタンダードの「レディ・イン・ザ・トランプ」もやってるし、他の曲を聴いてもどれも良くておすすめです。自分が買って以降、新宿ユニオンのラテン館で一回見たことあるし、LPもそんなに無いわけではないと思いますがどうでしょうか。こういうアルバムは、個人的にはできればLPで欲しいので、いつか見つかれば良いなと思います。ただ、84年時点では、意欲的に同時代のサウンドを取り入れていたのに、89年の『ロス・チコス・マロス』にいたって王道のサルサに落ち着いている(ソウル色は強いものの)のは、境界領域好きとしては少し残念です。まあ、この2枚しか聴いたことないので、他のがどうなっているのかわかりませんが。ちなみに、『ロス・チコス・マロス』でやっているカヴァーは、クインシー・ジョーンズ「ワン・ハンドレッド・ウェイズ」という激シブ(地味)の選曲。『デュード』で選ぶなら、普通あきらかに「愛のコリーダ」だろうに、聴いてもまったく原曲がピンと来ないです。

そして、あきらかに同じ人が売ったであろう、ロス・アミーゴスが件のバッド・ストリート・ボーイズとのダブルネームで出した『チーク・トゥ・チーク』も安くあったので買いました。こちらは、やはりひじょうにまっとうなサルサをやっていて好感は持てるのですが、それだけに別にとくに語ることはないです。ヴォーカルにフランキー・モラレスが参加しています。まあ、個人的にはオッチョの『供戮箸には劣る感じ。このロス・アミーゴスって、いまラテン・ハウスとかやってるロス・アミーゴス・インヴィジブルなんですよね、たぶん。

次回は、ブックオフで買ったノイズ/アヴァンギャルド。

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2009年03月12日

ブックオフで買ったCD1

9d637baa.jpg「豪さんのポッド」で知ったのですが、例のレーシック手術被害者の中にうるし漫画家の堀道広さんがいたみたいです。別にこれといって面識もないのですが、知人の知人ではあるし、僕がいま使っているお財布も堀さんデザイン(二代目)のハンカチ王子だということもあり、すごく驚きました。いち早い回復をお祈りします。

TBSラジオ改編のオッターヴァ以降、確実にクラシック的な音楽に惹かれています。クラシックと言っても、やはり現代的なものばかりなのですが。音楽に興味を持ちはじめた中学生くらいの頃から、自分に馴染めない音楽を聴いたとき、「いつか自分もこういう音楽を良いと思う日が来るのだろうか」と意識するようになった気がしますが、とりあえず、ジャズ、小林旭、裕次郎、ハードコア、そしてクラシックと、「全然良さがわからない!」と思っていた音楽ジャンルに対して、ゆるやかに、しかし確実に魅力を感じられる体験が増えてきました。

前にも書いたような気がしますが、とりあえず、図書館で借りたクライスラーが非常にグルーヴィーで聴きやすくておすすめなのですが、その他、最近(ブックオフで)買ったものとしては、クラシックにカテゴライズされないのかもしれませんが、マイケル・ナイマンの山本耀司パリコレのために書き下ろされた『YOHJI YAMAMOTO THE SHOW VOL.2』。ほとんどヴァイオリンのみの超ソリッドで超ミニマルな楽曲の数々が、勉強・読書・着替え中などにとても良い。そういう意味では、基本的に環境音楽なんだろうけど、なぜかテンションあがるし、体動くんだよなあ。ボーナス・トラックの「ANOHITO NO WALTZ」も超素晴らしい。CM曲だったみたいだし、有名な曲なんだと思います。

むしろ、ECMというだけで買ったヤン・ガルバレク『ヴィジブル・ワールド』の尻軽な環境音楽感のほうがあまりピンと来なかったです。帯文的に、サイケ要素を期待していたのですが、軽めのヒーリング音楽という感じです。残念ながらイマイチ。

次回は、ブックオフで買ったラテン音楽について。

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