コスプレイベントでも有るの?
(ルナ):違うわよ。
今は医療現場がどこも大変なことになってるから、お手伝いすることになったのよ。
ワクチンの接種も始まったしね。
(オヤジ):お手伝いって、素人にできる仕事じゃないでしょう?
(ルナ):私ね、一応准看の資格持ってるのよ。
(オヤジ):准看?嘘でしょう?
(ルナ):嘘じゃないわよ。
証拠を見せるわ。
(ルナ):そこ突っ込むの?
私は、お人形だからね。
工場で組みあ上がった時には既に大人だったし・・・
(オヤジ):ああ、そう言えば、見たよ。
中国の工場から送られて来た写真。
あられもない姿で写ってたね。

(オヤジ):そう。これこれ。
(ルナ):ちょっとお!
恥ずかしいから止めてよ。
話が逸れてるよ。
話を元に戻してよ。
(オヤジ):あっ、そうそう何だっけ?
コスプレイベントに出る話だっけ?
(ルナ):だから~、お手伝いだって言ったでしょう。
(オヤジ):やっぱり、先生の指示で男の患者さんを癒したりするの?
それとも、先生の言いなりで手籠めにされちゃうのかな?
じゃあ、ここで練習してみようか。