『日銀、量から金利に枠組み修正 黒田総裁「テーパリングでない」』(ロイター)
注目すべきは金利をコントロールするという点(イールドカーブコントロール?)でしょうか。10年国債金利を0%で推移するように調節するみたいですが、「長期国債の金利操作は出来ない。」っていうセオリー無視の目標です。それが可能だと主張しているということは、やはり自分のような一般人が外側から見てる以上に内情は相当複雑そうですね。
金融緩和の量の部分はいちおう拡大方針ではある(マネタリーベースの拡大)と日銀のレポートには書いているように自分には思えますが、マスコミ等の記事を見たりすると緩和縮小(テーパリング)のイメージを強調していますね。市場自体もテーパリングを意識した動き(円高)が見られますし、もっと言えば年初からずっとそうでしたね、もう日銀に緩和する覚悟はないのだと足元見られ続けてます。現に「10年国債を0%推移で操作する。」って言ってしまってますしね、、、これはつまり金利がマイナスに突入したら日銀は国債を売るって事でしょう?
結局のところ、今回の会合はマイナス金利で恐怖を感じた金融機関や保険会社等の救済措置だったってところでしょうか。あと総括で物価の上昇阻害要因に消費増税が入ってましたね、一番上は原油でしたが。原油を除いた物価統計(コアコアCPI)はなんとかプラスを維持していますが(総務省統計)、今回の会合結果でひよった感じがするので、ひょっとするともう一度マイナスに突入する事態になるのかな、、、そうなればデフレ再突入確定?100円ショップが儲かりますね☆
『FOMC:金利据え置き、総裁3人が反対−利上げなお公算大』(ブルームバーグ)
※日銀が動かない以上は株式市場もこれまで通り閑散としたものとなりそうです。幸いにも個別銘柄を見るとかなり割安な銘柄がゴロゴロしてきてますが、これまで通りリスクを取り過ぎずにキャッシュポジションで精神的余裕を作りつつ、ちまちまとやっていこうかなと思ってます。
投資信託の方はインデックス投資が日銀による追い風を受けて順調そうですね。ただ業績拡大による株価の上昇ではないので、そのあたりのリスク(日銀のテーパリング?)も想定しておいた方が良さそう、、今さら簡単には売れないとは思うので大丈夫だとは思いますが。
[東京 21日 ロイター] - 日銀は、20─21日の金融政策決定会合で過去3年半の大規模な金融緩和の「総括的な検証」を行った結果、金融緩和の度合いをこれまでのマネタリーベース(資金供給量)から利回り曲線(イールドカーブ)に変更する大幅な枠組みの修正に踏み切った。イールドカーブコントロールとかオーバーシュート型コミットメントとか、あんまり親しみのない用語が出てくる会合結果となりました。
従来の年間80兆円もの巨額国債買い入れは、1−2年中の行き詰まりが必至なうえ、超長期金利の過度な低下が金融機関などの収益圧迫要因となったのを踏まえた苦渋の選択だ。ただし政策の持続性と柔軟性は確保されたため、市場は円安・株高で反応した。
注目すべきは金利をコントロールするという点(イールドカーブコントロール?)でしょうか。10年国債金利を0%で推移するように調節するみたいですが、「長期国債の金利操作は出来ない。」っていうセオリー無視の目標です。それが可能だと主張しているということは、やはり自分のような一般人が外側から見てる以上に内情は相当複雑そうですね。
金融緩和の量の部分はいちおう拡大方針ではある(マネタリーベースの拡大)と日銀のレポートには書いているように自分には思えますが、マスコミ等の記事を見たりすると緩和縮小(テーパリング)のイメージを強調していますね。市場自体もテーパリングを意識した動き(円高)が見られますし、もっと言えば年初からずっとそうでしたね、もう日銀に緩和する覚悟はないのだと足元見られ続けてます。現に「10年国債を0%推移で操作する。」って言ってしまってますしね、、、これはつまり金利がマイナスに突入したら日銀は国債を売るって事でしょう?
結局のところ、今回の会合はマイナス金利で恐怖を感じた金融機関や保険会社等の救済措置だったってところでしょうか。あと総括で物価の上昇阻害要因に消費増税が入ってましたね、一番上は原油でしたが。原油を除いた物価統計(コアコアCPI)はなんとかプラスを維持していますが(総務省統計)、今回の会合結果でひよった感じがするので、ひょっとするともう一度マイナスに突入する事態になるのかな、、、そうなればデフレ再突入確定?100円ショップが儲かりますね☆
『FOMC:金利据え置き、総裁3人が反対−利上げなお公算大』(ブルームバーグ)
米連邦公開市場委員会(FOMC)は20、21 両日に定例会合を開き、政策金利据え置きを決定した。金利据え置きには3人のメンバーが利上げを主張して反対票を投じた。声明では目標に向けた進展状況をさらに見極めるとした一方、年末までの利上げの可能性はなお高いとの認識を示した。米国FOMCは利上げ見送りでした、12月も上げるかどうか疑問ですね。それに上げたとしても日銀もテーパリングをイメージされてる以上、為替の反応はどっちにしても円高傾向だろうと思われますし、そもそも年初からそうでしたね。。
声明は「経済見通しへの短期的なリスクはおおよそ均衡しているように見受けられる」と指摘。「委員会はフェデラルファンド(FF)金利引き上げの論拠は強まったと判断しているが、当面は委員会の目標に向けて進展を続けているというさらなる証拠を待つことを決めた」とした。
※日銀が動かない以上は株式市場もこれまで通り閑散としたものとなりそうです。幸いにも個別銘柄を見るとかなり割安な銘柄がゴロゴロしてきてますが、これまで通りリスクを取り過ぎずにキャッシュポジションで精神的余裕を作りつつ、ちまちまとやっていこうかなと思ってます。
投資信託の方はインデックス投資が日銀による追い風を受けて順調そうですね。ただ業績拡大による株価の上昇ではないので、そのあたりのリスク(日銀のテーパリング?)も想定しておいた方が良さそう、、今さら簡単には売れないとは思うので大丈夫だとは思いますが。