モーニングスターの記事が興味深い内容だったので取り上げます。
販売会社と購入者の心のすれ違いとでも言いましょうか、昔から批判されてる事ですね(^^)




「資金が集まるファンドは販売手数料が高いファンド?」モーニングスター

記事内では、こんな仮説を立ててます。↓↓↓

『販売手数料(投信購入時に購入者が支払う手数料)が高ければ高いほど、販売員は販売活動を積極的に行い、その結果として多くの資金が集まるのではないだろうか?』


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<本文一部抜粋>
そこで2010年度に設定されたファンドの販売手数料、設定額の関係を検証してみると、面白い事実が見えてきた。図1は横軸に販売手数料(税込)、縦軸に設定額をとったグラフである。一般的には、販売手数料が低いほうが投資家の支持が得られやすく、資金が集まりそうなイメージがあるが、図1が示す結果は逆で、販売手数料が高いほど設定額が高くなる傾向が見受けられた。
<本文終了>


これは販売側の視点から見た投資信託の存在意義が数値となって表れた一例ですね。

販売側にとっては手数料稼ぐのが第一なので、「良い投資信託=手数料の高い投資信託」となります。
手数料が高ければ高いほど、そして売れれば売れるほど販売会社の業績向上、ひいては自分の給与増となって返ってくるので、俄然販売を頑張るのでしょう。

投資信託は販売サイドの意見を聞くのも必要ですが、その前に自分で勉強することから始めるのが良いかと思います。できれば、「なぜ販売員はその商品をすすめてくるのか?」が自分である程度理解できるぐらいの知識が欲しいところですが、せめて危険な商品であるかそうではないかの判断が出来るぐらいの勘は養っておきたいところです。





<販売会社と購入者の心のすれ違いについての説明>
販売サイドにとって投資信託は商品。

販売員は、商品を販売して、手数料を受け取ってその収益の一部が給与となります。たくさん売れれば手数料もたくさん貰えます。

もし販売手数料が高ければ、販売会社の業績向上につながりやすいですし、給与が増えるだけでなく、ボーナスも出るかもしれません。販売員は俄然やる気が出て、販売意欲が湧いてきます。こういう風に、販売手数料の高いファンドがたくさん売れるのではないか、と記事では言っているんです。


ただこれは販売サイドからの視点であり、購入者側から考えた場合、この販売活動は好ましいと言えるでしょうか。この点こそが批判の対象となっているポイントです。

何が問題なのかというと、
購入者(資産運用者)にとって、将来の資産形成につながる投資信託を購入できているのかという点がポイントです。

販売サイドでは、手数料を多く稼ぐことが目的なので、良い投資信託でも危険な投資信託でも同じように販売します。販売している投資信託の中にリスキーな投資信託が含まれている場合もあるということです。


そこで、例えば、購入者(資産運用者)にとっては、老後の資産形成を目指して長期にわたって安定的に増やしていける投資信託を購入したつもりが、実はかなりリスキーな投資信託だったというオチがありうるんです。

販売サイド⇒良い投資信託とは手数料の高い投資信託
購入サイド⇒良い投資信託とはリスクが小さくリターンの大きい投資信託


販売サイドと購入サイドには、このような心のすれ違いがあることを、頭の片隅に置いておいて損はないと思います☆


※ベトナムETFは相変わらず微妙な成績を保ってますが、STAM新興国株式は順調です。ブラジル市場が徐々にですが弱まりつつあるように思います。原因を特定してはいないのですが、時間に余裕が出来たらこのへんも調べて再投資を考慮するかもしれません。あ、ちなみにこれはどれもリスキーな投資信託ですので注意!笑
(参考:ベトナム投資に挑戦中!新興国投資に挑戦中!ブラジル長期投信作戦!