今回持ち出したレンズは、「COSINA 100mm f3.5 MC MACRO(M42)」です。コシナのMFの望遠マクロレンズです。「NIKON F Ais」「CANON FD」「MINOLTA MD」「PENTAX K」「OLYMPUS OM」「YASHICA CONTAX」等の各種固定マウントのレンズが用意されたようです。今回紹介する「M42」マウントのレンズも供給されたようです。単体で「1/2倍」まで寄れますが、付属の専用クローズアップレンズである「MATCHED MACRO ADAPTOR(1:1)」を付けることにより「等倍」撮影が可能になります。専用の接写リングで等倍撮影を可能にする接写レンズが多い中で、クローズアップレンズとは、如何にも安っぽい感じがしますよね。中古カメラ市場では、この付属の「MATCHED MACRO ADAPTOR(1:1)」が欠品した個体が多いように思います。😈
このレンズは、「1990年代後半~2000年代前半のクラシックカメラバブル時代?」が終焉した2000年代半ばに某中古カメラ店で「1,500円?」程度で売られていたのですが、私が「M42マウントかあ~。MATCHED MACRO ADAPTOR(1:1)は、付いていないんですか。」と聞いたところ、店員がしどろもどろ状態となり、店主が「1,000円でいいですよ。」と言われました。要らなかったのですが、曇りやカビもないたいへん綺麗な個体であったことと、買うのが礼儀なんだろうなと思いましたので、購入した次第です。これまで使った記憶はありませんね。今となっては、「M42マウント」の廉価な望遠マクロレンズは、貴重な存在かも知れませんね。このMFレンズは、1990年代後半にカメラ量販店で新品が1万円を切った価格で投げ売りされていたのを今でも鮮明に覚えています。😈



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「COSINA 100mm f3.5 MC MACRO(M42)」です。
「PENTAX SPF」に付けてみました。軽パッチョなレンズですので、携行が苦になりませんね。
「4群5枚のクセノタール?」タイプのMFの望遠マクロレンズです。単体では、「1/2倍」までしか寄れませんが、専用の「MATCHED MACRO ADAPTOR(1:1)」を付けることで等倍撮影が可能となります。😈

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「Canon FTb(後期型) + CANON BELLOWS LENS FLM 100mm F4 + CANON VARI-EXTENSION TUBE M30-55」です。
「CANON FL」時代末期に発売されたベローズ使用の短鏡胴の望遠マクロレンズです。ヘリコイドがありませんので、ベローズに付けて使うわけです。このレンズの魅力は、何と言っても「3群5枚のヘリアータイプ?」のレンズ構成にあるかと思います。「CANON FDM 100mm F4 S.C.」「CANON New MACRO FD 100mm F4」も、「3群5枚のヘリアータイプ?」のレンズ構成を踏襲しているようです。ただし、キヤノンでは、「変形テッサータイプ⇒キヤノンカメラミュージアム参照」と呼んでいるようです。
※「CANON BELLOWS LENS FLM 100mm F4 + CANON VARI-EXTENSION TUBE M30-55」の組み合わせで、ポートレート写真を撮っている方を見掛けないですね。結構、面白いと思うんですけどね。😈
※このレンズも、「COSINA 100mm f3.5 MC MACRO(M42)」を購入したお店に「1,000円?」程度で転がっていました。店員の方曰く、「ヘリコイドが付いていませんので、使い物になりません。」とのことでした。綺麗な個体で、それまでに見たことがないレンズでしたので、即決買いでしたね。「CANON VARI-EXTENSION TUBE M30-55」を付けてポートレート用に使うと、結構いい感じの写真になるような気がします。まだ、ポートレート用に使ったことはありませんけどね。😈



今回このレンズを選択した理由は、「M42」マウントの最安の望遠マクロレンズの一つだからです。実は、このレンズについては、1年前に紹介しようと思ったのですが、コロナ禍が勃発したので、しばらく様子をみることにしました。コロナ禍における巣ごもりで家の整理整頓が進んだようですね。ご祖父様等が若い頃(20代前半)に使われた「PENTAX SP」あたりが、結構発掘されているようです。ほとんどが、標準レンズオンリーのようで、せいぜい「135mm F3.5」が一緒に見つかる程度のようですね。きっちり整備して、いざフィルム写真を撮ってみると、「難しい!」と悲鳴をあげると同時に「神秘的!」で、インテリジェンスを感じるそうです。面白くなってくると、当時の若者と同様に交換レンズが欲しくなってくるようですが、中古カメラ市場でリーズナブルな価格で程度の良い「M42」マウントの単焦点レンズが少なくなってきているようです。カメラメーカー純正の交換レンズをご所望のようですが、中々いい出会いは少なくなってきているようです。当時のレンズ専業メーカー等の「Komura」「Sun」「Tamron」「Lucky-Tokina」「Kominar」「Soligor」「Minetar」等の単焦点レンズも、以前は結構見掛けたのですが、最近はめっきり見なくなりましたね。それよりも時代が下った1970年代半ば以降に製造販売されたレンズから見つけるとなると、「M42」マウントが時代遅れのカメラとなっていきますので、当然レンズも少ないわけです。そういう意味では、「COSINA」は、ほぼ「AF時代」となった1990年代にも廉価な「M42」マウントのMFの単焦点レンズを結構ラインナップに揃えていたように記憶しています。「Cosina Voigtlander」シリーズの交換レンズ群をリリースする前の時代のレンズなので、造りも軽パッチョで安物感満載のレンズなのですが、意外とコストパフォーマンスが高いように思います。😈
今回このレンズを使用して、こんなことを考えました。1990年代後半に、このレンズが新品で叩き売りされていたのを思い出しました。逆の見方をすると、使い潰されていない程度の良い個体が廉価で中古カメラ市場に出てくる可能性があるかと思います。ただし、「M42」マウントの個体は少ないように思います。レンズに醜いカビや曇りや擦りキズのある個体は、激安でもパスしたいですね。私の場合、薄曇り状態の個体でも、パスします。素人がばらしてしても、簡単には拭き取れない可能性が高いからです。😈



作例を以下に載せます。
NEX-5にマウントアダプターをつけています。
一部を除いて、開放絞りだと思います。
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後ボケは、少し妖しいですかね?😈

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絞り「F8」での撮影です。😈

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前ボケは、少し妖しいですかね?😈

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柔らかい描写に見えます?😈

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発色は、悪くはないと思うのですが?😈

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ふわっとした写りですかね?😈

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発色は、悪くはないと思うのですが?😈

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後ボケは、少し妖しいですかね?😈

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被写界深度は、浅過ぎないという感じですかね?😈

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露出をアンダー気味に?😈

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逆光気味ですかね?😈

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発色は、悪くはないと思うのですが?😈

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後ボケは、少し妖しいですかね?😈

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雰囲気は、出ていますかね?😈

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雰囲気は、出ていますかね?😈

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暗部の表現力を見てみたのですが?😈

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暗部の表現力を見てみたのですが?😈

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雰囲気は、出ていますかね?😈

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雰囲気は、出ていますかね?😈

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立体感は、ありますかね?😈

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立体感は、ありますかね?😈

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立体感は、ありますかね?😈

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ふわっとした写りですかね?😈

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後ボケは、少し妖しいですかね?😈

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後ボケは、少し妖しいですかね?😈

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後ボケの色の滲み感は、嫌いではありませんね?😈

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後ボケは、少し妖しいですかね?😈

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ふわっとした写りですかね?😈

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バブルボケの可能性を探ってみたのですが?😈

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前ボケは、少し妖しいですかね?😈

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前ボケは、少し妖しいですかね?😈

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雰囲気は、出ていますかね?😈



今回のレンズの番付は、「東幕下65枚目?」としておきます。
次回は、「国産のM42マウントの標準レンズ」に登場願います。😂
本日は、以上です。





「PENTAX SPF + COSINA 100mm f3.5 MC MACRO(M42)」です。
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本日は、「中古カメラ屋通の本:円谷円著、小学館、2001年9月1日発行⇒以下、参考文献」を読んでを報告します。この本は、神田神保町の村山書店で購入して、少しずつ読んでいたのですが、やっと読み終えた次第です。この本は、ディープな趣味人さん向けにかつて発行されていた情報誌「ラピタ」の記事を文庫本化したものです。「1990年代後半~2000年代前半のクラシックカメラバブル時代?」の後半戦に発行された本ですね。「ラピタ」の購読者であった私には、記憶にある記事が多かったですね。この本の中で紹介されている中古カメラ屋は、惜しまれつつ閉店したお店が多いんですよね。
今回特に気になったのが、神奈川県相模原市に存在した「ムサシ」さんの記事ですかね。冒頭から、「カメラ雑誌を愛読している多くのカメラファンは、『アサヒカメラ』『日本カメラ』などを購入すると、なにはさておき、まず後ろのページから見はじめるという。ここには毎月、数あるカメラ店の気になる広告がまとめて掲載されているからである。かくいう僕もそのひとり。珍しいカメラをさがしたり、ほしいボディーやレンズの値段をカメラ店ごとに比較していると、1時間や2時間はすぐたってしまう。そこでカメラ雑誌を購入した日はできるだけ時間を作り、広告ページをじっくりと見ることにしている。その他のページは広告を見終わってから。でも時として、広告だけで終わってしまうこともある。なんだかカメラ店の広告を見たいがために雑誌を購入しているようだが、毎月楽しみにしている。・・・だからこそ、カメラ雑誌は、まず広告ページから見はじめる。これが、カメラファンの鉄則なのである。・・・『銀座より、新宿より、相模原‼相模原にダッシュ‼』というタイトルコピーに誘われて、JR横浜線の相模原駅へ。・・・」と記載されています。アサヒカメラが昨年、日本カメラが今年休刊となりましたが、カメラファンが最も見たい箇所が「骨と皮の激しい老衰状態?」になっていましたので、致し方ないと感じた次第です。紙媒体の本が売れない時代とは言え、それが根本的な原因ではなかったように思います。カメラファンが絶滅危惧種となる一方で、代わってカメラ・レンズ投機家が幅を利かせている何とも厄介な時代となってしまいましたね。投機の世界では、「10倍、20倍は、当たり前?」ですから、皆さん超一流のミステリー作家も顔負けの極上のミステリー小説を書き上げ、それを自ら実践しておられるように思います。私のような小者では、想像もつかない世界ですよね。
現在の中古カメラ市場、厳密にいうと「中古カメラ投機市場?」においては、「四の五の言わずに、綺麗なビンテージライカカメラ&レンズを買え?」となっているわけですが、中華大陸における「ライカバブル?」と「日本製ウィスキーバブル?」とがそっくりさんに見えるのは、私だけではないと思います。私の場合、「ライカマウントの中国製レンズ=中国製の模造日本ウィスキー?」に見えてしまうんですよね。「使う人にとってはコスパ天国=投機家にとっては面白くない地獄?」って、ある意味怖いですよね。
本日は、以上です。





「中古カメラ屋通の本:円谷円著、小学館、2001年9月1日発行⇒以下、参考文献」です。
※かつて発行されていた趣味人のための情報誌「ラピタ」に連載された記事を文庫本にしたものです。
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一昨日、「昭和10年~40年 広告にみる国産カメラの歴史(朝日新聞社、アサヒカメラ編、監修:酒井修一、1994年12月20日発行)⇒以下、参考文献」を購入しました。神田神保町の某古本屋に「税込み1,500円!」で置かれていました。私は、店員の方に「値段、間違っていませんか?」と聞きました。店員の方は、「その値段で、間違いありません。」と答えられました。「1990年代後半~2000年代前半のクラシックカメラバブル?」時代と比べて、カメラコレクターさんはほぼ絶滅した状態にあり、市場もかなり縮小してますので、仕方ないかと思います。😈昨今のフィルムカメラ・オールドレンズのプチブームで、中古カメラ市場は多少盛り上がりはあるようですが、売れ筋が偏っているように思います。売れ筋が枯渇したら、あっという間に潮が退いたようにプチブームは終息するでしょうね。😈
話は変わりますが、この本を購入した前日にカメラ仲間の方に紹介してもらい、この本の執筆者のお一人と電話で話す機会がありました。何とも、奇遇ですよね。😈私は、「Leotax Gとその交換レンズ群」「Zuiho Honor SLとその標準レンズ」「BEAUTYFLEX 28とそのレンズの素性」について話を伺ったわけです。😈その方は、「クラシックカメラの世界は、かつてと比較して、かなり小さな市場となっています。中古カメラ屋の数も、激減しましたからね。ライカのフィルムカメラとかを格好つけて使っている方がいますが、たいへん底が浅い世界だと思いますよ。白黒フィルムで撮影して、自分で現像して引伸しまでしている人は、ほとんどいないと思いますよ。」と言われました。確かに、「M型フィルムライカ」のことは詳しいが「フォコマート」について知っている人は少なくなりましたよね。😈
最後に、「TOPCON RE AUTO TOPCOR 28mm F2.8」についてネット記事をいっぱい引っ張ってきて、熱く語る方がおられます。それだと、単に「小学生の夏休みの課題?」レベルの世界なんですよね。😈せめて、「大学院の修士論文?」レベルの話を聞かせてほしいですね。例えば、かつては「TOPCON RE AUTO TOPCOR 28mm F2」の明るい広角レンズについて解説される方が、おられました。😈現在の浅過ぎる世界では、到底無理のように思います。😈
本日は、以上です。



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「昭和10年~40年 広告にみる国産カメラの歴史(朝日新聞社、アサヒカメラ編、監修:酒井修一、1994年12月20日発行)⇒以下、参考文献」です。
※カメラ・写真雑誌等の広告により、国産カメラの歴史を網羅的に紐解いています。珍しいカメラの発売年月が特定されるなど、たいへん貴重な資料本になっています。😈
※「1990年代後半~2000年代前半のクラシックカメラバブル?」のはじまる頃に編纂された本で、関西のディープなコレクターさんの呼び掛けによって実現した本だそうです。😈執筆者陣も、たいへん豪華な顔ぶれとなっております。デジタルカメラの時代となって、カメラコレクターはほぼ絶滅し、本が売れないネットの時代となりましたので、このようなディープなカメラ本が編纂されることは二度とないでしょうね。😈








「昭和10年~40年 広告にみる国産カメラの歴史(朝日新聞社、アサヒカメラ編、監修:酒井修一、1994年12月20日発行)⇒以下、参考文献」です。
※この本が、「税込み1,500円」で売られていること自体驚きでしたね。😈現在の中古カメラ市場において、コレクター不在を端的に示す出来事のように思います。😈昨今のフィルムカメラ・オールドレンズのプチブームも、売れ筋の物が枯渇すると、あっという間に潮が退いたように終息しそうですね。😈かつてのクラシックカメラバブル時代と比較して、圧倒的に市場が小さいですし、参加者の底も浅い感じがしますよね。😈
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今回は、「中古カメラ屋泣かせの『レトロフォーカスな35mm F2.8』という麻薬オールドレンズ達」について報告します。2020年4月10日の「中古カメラ屋泣かせの『55mm f1.8(M42)』という麻薬オールドレンズ達」という記事が、それ以降私のブログ記事中のランキングで毎月断トツのぶっちぎり1位を爆走しております。😈今月も今のところ、2位以下にダブルスコア以上の差をつけぶっちぎりの1位を独走中です。😈そもそも、この「中古カメラ屋泣かせの?」の記事を書いた理由は、人気の「6×7判のフィルムカメラ」が中古市場でほぼ枯渇状態となり終了モードとなりつつあり、高級コンパクトフィルムカメラの動きも鈍くなり、フィルムライカカメラとライカレンズの一本人気状態に突入しており、この動きが終了すると、今回のクラシックカメラ・オールドレンズバブルが弾けてあえなく終了するとの危惧からです。😈全員参加型の究極の穴テーマを発掘する必要があったわけです。😈「1990年代後半~2000年代前半のクラシックカメラバブル?」時代に中古カメラ屋から「ゴミ扱い?」されて置き場に困った「Super-Takumar 55mm F1.8(M42)」等の「中古カメラ屋泣かせの『55mm f1.8(M42)』?」という厄介者の中古価格を引き上げることで表舞台の中心に引っ張り出すことにしました。「1990年代後半~2000年代前半」に中古カメラ屋で「1,000円~2,000円?」程度のゴミ価格で取引されていましたが、その当時同じくゴミ扱いされていた旧東独・ソ連製の同スペックの駄目レンズ達の中古価格と比較して、如何にも割安状態であると考えました。当時の価格比率から考えると、5倍~10倍程度の中古価格で取引されても何ら不思議はないと考えましたね。
そこで、今回は少し捻って、「中古カメラ屋泣かせの『レトロフォーカスな35mm F2.8』という麻薬オールドレンズ達」という「中古カメラ屋泣かせ?」シリーズの第二弾と相成った次第です。1960年代後半~1970年代前半にかけて製造・販売された国産一眼レフカメラ用の「35mm F2.8」というスペックの広角レンズ達は、「前玉が直径の大きい凹レンズで、2枚目の凸レンズが離れたところに配置された古典的なレトロフォーカスタイプのレンズ構成(テッサータイプ〈後群〉 + フロント広角コンバージョンレンズ〈前群〉)?」を特徴としています。絞り開放付近では、周辺部分の描写は乱れておりコントラストも低めなわけです。1970年代半ば以降は、この古典的なレトロフォーカスタイプのレンズ構成は消えていくわけでして、高いオールドレンズ力を求める「ミラーレス一眼オールドレンズアダプターお遊び族?」の方達からの支持は結構高いわけですよ。デジタル一眼レフカメラのマウントアダプターお遊びに不適なマウントの「貧乏あんじぇいにゅー?」の異名を持つ廉価版の平凡スペックの広角レンズ達は、「1990年代後半~2000年代前半のクラシックカメラバブル?」崩壊後の2000年代半ばには、「1,000円~2,000円?」程度の中古価格で中古カメラ屋のゴミと化したのでした。今回も、クラシックカメラバブル当時の旧東独・ソ連製の同スペックの広角レンズとの価格比較の観点から、これらの出遅れ気味な廉価版の国産広角レンズを指名して狙っていこうと思います。😈
本日は、以上です。





前が、「COSINA Hi-Lite + AUTO Vivitar WIDE-ANGLE 35mm F2.8(M42)(No.22××××××)」です。😈キノ精密製と思われる前玉の直径が小さいタイプの広角レンズです。
※キノ精密、コミネ製あたりの安レンズが、究極の穴オールドレンズとして認識されはじめており、中古カメラ市場では、富岡光学製と言われている同スペックのオールドレンズよりも高値で取引されはじめています。私的には、以前から格上扱いしていましたので、当然の結果であると認識しています。最近では、キノ精密、コミネ製と思われるオールドレンズを「ヤッホー臆?」あたりでわざと「富岡光学製?」と称して中古価格を引き下げる「逆レモン戦略?」を繰り出す輩が続出しているように思います。注視していきたいですね。😈
後右が、「minolta SR505 + MC W.ROKKOR-HG 35mm F2.8(旧MC)」です。😈
後左が、「KONICA AUTOREFLEX T3 + HEXANON AR 35mm F2.8」です。😈
本は、以下のとおりです。
右が、「カメラ毎日別冊 カメラ・レンズ白書 71(毎日新聞社、1971年5月15日発行)⇒以下、参考文献」です。😈
1.HEXANON AR 35mm F2.8(20,000円フード・ケース付)
「F2.8」⇒良像面積:70%:平均画質:6.3
「F5.6」⇒良像面積:96%:平均画質:7.9
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:8.5
※「絞り開放では、画面の中心部は、コントラストがやや低いという程度で乱れのない良い像を結んでいる。これに対して中間画角からコントラストもデフィニションも目立って落ちてくる。・・・」と記載されています。
※「3群4枚のテッサータイプ(後群) + 2群2枚のフロント広角コンバージョンレンズ(前群)」という古典的なレトロフォーカスタイプを採用している。典型的な「貧乏あんじぇいにゅー?」なオールド広角レンズと言えますね。😈
2.MC W.ROKKOR-HG 35mm F2.8(20,800円フード・ケース付)
「F2.8」⇒良像面積:89%:平均画質:6.2
「F5.6」⇒良像面積:98%:平均画質:7.9
「F11」⇒良像面積:98%:平均画質:7.8
※「絞り開放では、画面中心部のコントラストがやや低い。35ミリレンズならデフィニションももっとあってよい。周辺部ではコントラストも落ちているが、シャープさがとくに落ちている。・・・このレンズは短波波長の光を通しやすいレンズである。したがって実写テストの結果も青っぽく冷色の色再現であった。・・・」と記載されています。
※このレンズは、6群7枚のレトロフォーカスタイプです。後群はテッサータイプですが、前群のフロント広角コンバージョンレンズ部分が、2群2枚構成ではなく、3群3枚構成になっています。前玉の凹レンズのすぐ後ろに直径の大きい凸レンズが配置されています。絞り込んでも、周辺部分の画質はそれほど上がらないようである。真ん中部分もカリカリにはならないようである。マイクロフォーサーズのミラーレス一眼に付けて準望遠レンズとして「冷色美人像?」を切り撮るのも、面白そうですね。😈
(参考)
3.NIKKOR-S AUTO 35mm F2.8(19,800円ケース付)
「F2.8」⇒良像面積:100%:平均画質:7.3
「F5.6」⇒良像面積:100%:平均画質:8.5
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:8.6
※「絞り開放の画質は、画面の中心部では良好である。また中間画角の部分まではよい。しかし画面の周辺部では、コントラスト、デフィニションとも低下している。・・・このレンズは青紫の透過率はよく、紫外線に対してもそう吸収が多くはない。・・・日陰のアスファルトの色は青みが強い。」と記載されています。
※このレンズは、6群7枚のレトロフォーカスタイプですが、後群はテッサータイプではなくガウスタイプを採用しており、同時代のテッサータイプを採用しているライバルレンズ達よりも周辺部分の描写力は上ですかね。テッサータイプを採用した前期型の方が、オールドレンズ力が高いこともあり、「ミラーレス一眼オールドレンズアダプターお遊び族?」の方達からの支持は圧倒的に高いようですね。😈
4.CANON FL 35mm F3.5(13,200円フード・ケース付)
「F3.5」⇒良像面積:100%:平均画質:8.5
「F5.6」⇒良像面積:100%:平均画質:9.1
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:8.8
※「まず、絞り開放で、画面中央部は文句ない画質である。これに対し画角の周辺部でもコントラストはあまり落ちていないし、像も比較的よくしまっている。明るさをよくばっていないレンズだけに全体に欠陥もなく良い画質になっている。・・・短波長の光を通しやすい。・・・とにかく冷色である。・・・」と記載されています。
※レンズ構成は、6群6枚のレンズ構成ですが、当時としては先進的なレンズ構成をしているように思います。オールドレンズ力が比較的低いため、「ミラーレス一眼オールドレンズアダプターお遊び族?」の方達の期待を良い意味で裏切る広角レンズと言えるでしょうね。マイクロフォーサーズのミラーレス一眼に付けて、準望遠レンズとして「冷色美人像?」を切り撮るには持ってこいのオールドレンズと言えるかもしれませんね。😈


左が、「日本カメラ 日本のレンズ(日本カメラ社、1967年9月30日発行)⇒以下、参考文献」です。😈
1.HEXANON AR 35mm F2.8(18,400円)
※「新種ガラス1枚使用の5群6枚構成のレトロフォーカスタイプ。・・・」と記載されています。1枚目の直径の大きい凹レンズから離れたところに2枚目の凸レンズを配置する当時のオーソドックスなレンズ構成ですね。😈
※同時代に、同一レンズ構成の廉価版のプリセットタイプ(13,700円)も、販売された。
2.MC W.ROKKOR-HG 35mm F2.8(19,000円、ケース付)
※「構成は6群7枚のレトロフォーカスタイプで、・・・」と記載されています。
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今回は、「LEITZ minolta CL」の現在地について、話したいと思います。きっかけは、先日の「銀座での中古カメラ合戦?」での出来事です。当ブログでもお馴染みのカメラ仲間のR氏と各店舗のウインドウを見て廻ったところ、R氏が「標準レンズと泣き別れ状態となっている『LEITZ minolta CL』『LEICA CL』が、本当に多くなりましたね。標準レンズが付いていないと、これからフィルム写真をはじめる方にとっては、魅力が乏しいですよね。」と言われました。それを聞いて、私は、「そう言われてみれば、そうですね。昔は、必ず標準レンズとセットで売られていましたからね。それと、昔と比べて、『LEICA CL』と『LEITZ minolta CL』との価格差が、縮んだように思います。それよりも、程度の差の方が重要な感じですよね。その一方で、『SUMMICRON-C 40mm F2』『MINOLTA M-ROKKOR-QF 40mm F2』が、単体で売られていますよね。これらのレンズをミラーレス一眼にマウントアダプターを介して付けて使っておられる方がおられますが、個人的には意味不明な世界なんですよね。『ミラーレス一眼マウントアダプターお遊び?』の存在意義は、現在のデジタルカメラ用の当たり前に優秀なレンズに疲れてしまった方への『写らないレンズ?』という名の劇薬治療に他なりません。以前、『バブルボケ?』『ぐるぐるボケ?』の世界が一世を風靡しましたが、もう既に飽きられてしまった状態ですよね。😈今は、逆光での『シャワーフレアー』『虹ゴースト』の世界が人気なんですかね。これも、いずれ飽きられるでしょうからね。写真・カメラ健常者の方が、いつまでも意味不明の劇薬ばかり服用していると、いずれその副作用で『写真がわからなくなる病?』『写真が面白くなくなる病?』という不治の病に侵される危険が高いでしょうからね。😈そういう意味では、コレクターの方が、そういった病に侵される心配は少ないかと思います。そもそも、珍品物を収集して研究しそれらを後世に動態保存していくことが主目的で、それらで写真を撮ることが主目的ではないからです。そういった方達は、実際には現在のライカのデジタルカメラにデジタル用の高級レンズを付けて、写真を楽しんでおられますからね。😈それよりも、最近のオールドレンズ事情を見てみると、昭和の時代のアナログの世界観をじっくりと楽しむ方向に向かっているように思います。1970年代前半以前のフィルムカメラとオールドレンズの造りの良さとコストパフォーマンスの高さが、アナログ新人類の方達に認められてきているのだと思います。M型フィルムライカとライカのオールドレンズの相場が上昇していますが、当時の価格水準と給料水準とを比較すると、まだまだ割安感が強いわけです。程度の良い物が選好され、程度の差による中古価格差が拡大しているのも、妥当な動きと言えるでしょうね。😈一方、1960年代後半~1970年代前半にかけて製造・販売された国産のフィルムカメラとオールドレンズは、その造りの良さと写りという観点からも、アナログ遊びとしては、破格のコストパフォーマンスと言えるのかも知れません。当時の国産一眼レフカメラ用の『55mm F1.8』『50mm F1.8』『50mm F1.7』『50mm F2』『28mm F3.5』『35mm F2.8』といった平凡スペックのオールドレンズを『APS-C』『マイクロフォーサーズ』サイズのミラーレス一眼に付けて、光の具合に注意して少し絞り込んで撮影すると、周辺部分がカットされるので写りとしても十分に戦力になるばかりか、所有感もそれなりに満たされるわけです。」と言いました。すると、R氏は、「40mmレンズ用のブライトフレームがあるので、『LEITZ minolta CL』『LEICA CL』には、40mmレンズが標準レンズだと思っておられる方が多いのですが、35ミリをカバーするファインダーなんですけどね。程度が良く、コストパフォーマンスの高い35mmレンズを付けて使う方が、いいと思うんですけどね。例えば、コシナツァイスやコシナフォクトレンダーのレンズでは、駄目なんですかね。最近では、見かけ上高スペックでさらにお安い『中華料理?』が提供されていますけどね。私の場合、やっぱり『和食?』の方が好みですけどね。それと、先日の『銀座での中古カメラ合戦?』では、『LEICA CL + ELMARIT-C 40mm F2.8(元箱付き、美品):〇〇万円』なんていうのを見てみたかったですけどね。」と言われました。それを聞いて、私は「Rさん、そう来ましたか。」と言うのが、精一杯でしたね。😈
話を元に戻します。「LEITZ minolta CL」の「レンズ継子さん問題?」「レンズ未亡人さん問題?」は、深刻な状態になっているように思います。「みんなのライカ?」として、「LEITZ minolta CL」は、コストパフォーマンスが高いと思うのですが、標準レンズが付いていないとスルーされる可能性が高いのは、何とも残念だと思います。😈
話は変わりますが、先日のオンライン開催された「CP+2021」の動画を結構見ました。私の場合、例年は平日の仕事中に抜け出し、横浜まで行くのですが、現地で1~2時間程度しか滞在できないので、正直なところ意味がないんですよね。土曜・日曜日は大混雑しますので、行く気がしないんですよね。ですから、今回のようなオンライン開催は、大歓迎ですね。次回以降も、オンライン開催にしてほしいですね。今回一番印象深かったのは、キヤノンの「モノクローム写真の魅力:ハービー・山口」ですね。ハービー・山口氏と言えば、「M型ライカ使いの達人」というイメージが強いものですから、正直なところキヤノンのイメージとは繋がらなかったんです。女性司会者の方が着ておられる黒のTシャツには、白文字で「CAMERA SINCE 1934 KWANON」とプリントされているんです。これには、流石に「心臓一撃!ズトン‼」の世界なわけですよ。ハービー・山口氏も、「昔は、カンノンカメラと呼ばれていました。」と言われました。出だしから、たいへん濃いですよね。その後の話の内容も、素晴らしかったです。最後のほうは、女性司会者の方も、感激の面持ちで泣いておられました。流石に、業界のリーダーであるキヤノンさんは、いい仕事をしますね。まだ見ていない方は、見ることをお勧めします。
最後に、話は変わりますが、あるカメラ仲間の方から非常に重たい話を受けました。「1990年代後半~2000年代前半のクラシックカメラバブル時代?」に収集したフィルムカメラについて、「そろそろ終活を始めたいと考えています。あの世にまでは持っていけませんからね。次の若い世代の方に引き継いでもらって、存命中に一緒に研究の続きがしたいと考えています。そのような場を作ってもらえませんか。」と言われました。私は、「まだ、売らずに持っていたのですか。」と聞きました。すると、その方は、「高額な物は、だいぶ処分しましたが、まだ結構な量が残っています。」と言われました。私は、「正直なところ、使うフィルムカメラという観点だと、ライカ&ライカレンズと人気どころの中判カメラ以外は、はっきり言って研究興味の対象外だと思いますよ。高級コンパクトフィルムカメラも人気ですけど、はっきり言って研究なんか必要ありませんからね。研究という観点だと、コレクション対象のオールドカメラ・レンズということになるんでしょうが、はっきり言って、現在の中古カメラ市場においては、コレクター不在の状況ですよね。オールドレンズならまだしも、フィルムカメラに関しては、ごく一部のど珍品を除いて完全にコレクター市場は消滅していると言えますよね。次世代のコレクター育成のための啓蒙活動が必要なんでしょうが、クラシックカメラバブル当時のベテランのディープなオピニオンリーダーの方達は、ほとんどの方が鬼籍ですからね。皆さん、蓄積された貴重なディープな情報等を自分一人のものとして、あの世に持って逝かれましたからね。それよりも、昨今の若い方の間でのフィルム写真ブームの方を、大切にしていきたいですよね。『フィルム VS デジタル ⇒ アナログ VS デジタル』と置き換えることができると考えますが、オーディオの世界における『レコード・カセットテープ VS デジタル音源(CD、ハイレゾ) ⇒ アナログ VS デジタル』と似ていると言えるでしょうね。個人的には、アナログオーディオの世界で起こっていることが、周回遅れでアナログカメラの世界でもひょっとして起こるのではないかと考えています。ソニーは、既に約29年ぶりにアナログレコードの自社一貫生産を復活させています。パナソニックのテクニクス(Technics)ブランドの高級レコードプレイヤーの生産も復活しています。『アナログ VS デジタル ⇒ ケミカル(化学) VS エレキ(電気) ⇒ 趣味性・深い・温かい VS がち使い・浅い・冷たい』というような図式が当てはまるように思います。😈オーディオの世界では、趣味にそれなりに時間とお金をかける世界への揺り戻し現象が静かにはじまっているわけです。『アナログ VS デジタル ⇒ 道具を購入した後もそれなりにランニングコストがかかる VS 道具購入後はほとんどランニングコストはかからない ⇒ 趣味性・深い VS がち使い・浅い』という図式なんですかね。一概には、そうとは言えないとは思いますが。アナログ派の趣味人の方達は、研究・勉強のために時間とお金をかけるわけです。したがって、オーディオの世界では、現在のデジタルと昔からのアナログの両世界に精通した評論家の方が必要とされるのだと思います。一番忘れてはならないことは、機械式シャッター搭載のアナログカメラが中心だった時代から約40~50年が経過しており、コンディション的な劣化が進行していることですかね。それにしても、日本のカメラ業界は「カメラ趣味人のコレクター?」さん達を完全に無視して、約40年が経過しました。特に、カメラの「AE化・AF化」が進行した以降、現行品のカメラ・レンズを収集するコレクターさんは皆無になったと言われています。「1990年代後半~2000年代前半のクラシックカメラバブル?」時代に一部のカメラコレクターの方を引き付けるカメラもありましたが、デジタル一眼レフカメラの性能アップ・価格低下によって、「クラシックカメラバブル?」が完全に崩壊してしまいましたからね。趣味性の高い高級腕時計の世界では、電気を使わないで動く完全機械式腕時計の世界が、今だに健在です。一方、カメラの世界では、趣味性の高い機械式の高級カメラは、ライカを除いてほぼ消滅した状態ですよね。これだけ見ても、カメラ業界の将来はとてつもなく暗いと感じているのは、私だけではないと思います。カメラコレクターの方達を唸らせる趣味性の高い機械式カメラが新発売されることは、もう永遠にないでしょうね。(デジタル時代の趣味性の高い高級機械式カメラとは、一体何ぞや?)
話は変わりますが、「アナログコレクターさん達の終活&断捨離⇒次世代のアナログコレクターへの継承?」をテーマにした場所を作ってくれないかと言われています。私の事務所でもよいんですが、事務所に近い神田神保町界隈がいいなと考えています。ご興味のある方は、下記の私のメールまでご連絡くださいませ。
本日は、以上です。



公認会計士今若利男事務所
メール:t.imawaka@chiyoda-accounting.com


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左が、「ALPA 10f(エムブレム有り) + ENNA Tele-Ennalyt 90mm F2.8(Sockel後期型細ゼブラ柄・ALPAマウント)」です。
※「ALPA 10f」は、「ALPA 10d」の露出計非搭載モデルで、内蔵露出計を必要としないプロの写真家向けにごく少量提供されました。「エムブレム有り」「エムブレム無し」「ブラックボディー」のそれぞれの製造台数とかを知りたいのですが、私の情報収集能力では、到底無理でしょうね。
※「ENNA」は、「ALAPA」向けにマウント固定式の単焦点レンズは供給していないようですが、実際にはマウント交換式の「Sockel」に「ALPA」マウントが用意され、多種の単焦点レンズを使うことができます。

右が、「ALPA 10d(エムブレム無し、ブラック) + KERN-MACRO-SWITAR 50mm F1.9 AR」です。
※購入した当時は、カメラの方に価値があり、基本的にこのカメラでしか使用できないアルパ用のレンズは、役立たずレンズとしてごく一部のレンズを除き安値で取引されていましたね。この標準レンズもごくありふれたレンズとして注目度は低く安値でしたね。現在の取引価格は、「ミラーレス一眼マウントアダプターお遊び?」による影響大だと思います。


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左が、「LEITZ minolta CL + Carl Zeiss BIOGON T☆ 35mm F2 ZM」です。
右が、「LEITZ minolta CL + Voigtlander NOKTON 35mm F1.2 Aspherical(付属花形フード付き)」です。

本は、以下のとおりです。
左が、「M型ライカとレンズの図鑑(枻出版社、2007年4月30日発行)⇒以下、参考文献」です。
①Carl Zeiss BIOGON T☆ 35mm F2 ZM:2005年発売
※対称型設計のビオゴンタイプで6群9枚構成、最短撮影距離:0.7m
※価格:141,750円
②Voigtlander NOKTON 35mm F1.2 Aspherical:2003年発売
※3面もの非球面を採用した贅沢なレンズで7群10枚構成、最短撮影距離:0.7m
※価格:99,750円
※現行は、よりコンパクトでスタイリッシュな「Ⅲ型」です。

右が、「使うベッサ(赤城耕一著、双葉社、2003年2月5日発行)⇒以下、参考文献」です。
※コシナ製の「フォクトレンダーベッサ」シリーズの教科書ガイド的な書籍です。カメラを手に入れた方は、一読の価値ありです。




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「フォクトレンダーベッサ読本(田中長徳著、アルファベータ、2001年3月31日発行)⇒以下、参考文献」です。
※コシナと「フォクトレンダーベッサ」シリーズの生い立ち等も含めて深く知りたい方向けの演習本的な書籍です。また、これから中古市場でカメラをゲットしようと考えておられる方にとっては、正に「関所&通行手形?」だと思います。




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カメラは、「LEITZ minolta CL + Voigtlander NOKTON 35mm F1.2 Aspherical(別売りフード付き)」です。

右が、「アサヒカメラ ニューフェース診断室 ミノルタの軌跡(2001年12月1日発行)(以下、参考文献)」です。
※一眼レフカメラを中心に歴代のミノルタのヒットカメラの診断が網羅的に記載されています。
※ライツミノルタCL(レンズ:MロッコールQF40ミリF2)
形式・・・35ミリ判フォーカルプレーン距離計連動カメラ
マウント・・・ライカMマウント
シャッター・・・機械式布幕縦走り、B・1/2~1/1000秒、セルフタイマーなし
露出モード・・・マニュアル
測光方式/受光素子・・・TTLスポット測光/Cds
焦点調節・・・マニュアル
シンクロ接点・・・X接点
フィルム巻き上げ・・・レバー1回式、分割巻き上げ不可
フィルム巻き戻し・・・クランク式
電源・・・HDー1個
大きさ・・・121×78×57ミリ(40ミリF2付き)
重量・・・498グラム(40ミリF2付き)
発売価格・・・9万5000円(40ミリF2、ケース、フード付き)
発売・・・1973年
※ライツとミノルタの技術提携による第一作、TTL露出計内蔵の距離計連動コンパクト機
※冒頭で、「西ドイツのエルンスト・ライツ社と日本のミノルタ・カメラが技術提携したのは1972年の6月であった。今回診断するライツミノルタCLは、その技術提携による第一作で、日本では73年10月に発売された。CLの名が示すように、コンパクトな設計で、距離計連動機でありながら、一眼レフのようなTTL方式の連動露出計を内蔵している点は、ライカM5の機能を備えているといえよう。・・・標準レンズや広角レンズを使用しての速写性では、距離計連動機が断然有利なことはいうまでもない。それが、ライツ社がライカを作り続けてきた大きな理由といえよう。今回のCLにも、そうした思想が十分にとり入れられ、小型、軽量を意図するライツ社の考え方が、M5でやや大型化したのを、CLでは十分にとりもどそうという意図がうかがえる。CLは、その基本設計をライツ社が行い、ボデーはミノルタで製造、40ミリF2標準レンズは、設計は同じだが両社でそれぞれ製造し、専用交換レンズ90ミリF4は、すべてライツ社で製作しているそうである。また、ライツ社から販売されるもののカメラ名は『ライカCL』で、価格は西ドイツで998マルク、1000マルク以下のライカの初登場とあって、話題をよんでいる。・・・」と記載されています。
※「球面収差曲線は、・・・ノーマルな補正状態で残留収差量が少なく、絞り開放でもハロは少なく、F2.8に絞ればほとんど目立たない。・・・」と記載されています。
※「放射、同心の両像面は、・・・画面隅部に近い半面角25度へんまでほとんど開きがなく、それ以降で開くようになっている。像面湾曲も数値的によく、ボケの感じも良い。」と記載されています。
※「歪曲は・・・画面スミ部に近いところで0.4%の糸巻き型だが、周辺で、もう一度もどすというめずらしいカーブになっている。・・・歪曲は非常に少ないといえる。」と記載されています。
(個人的感想)
基本性能は高いカメラだと思います。スナップ撮影だと、一見「馬鹿チョンカメラ?」にしか見えませんので、警戒されずにすむという利点があるかも知れませんね。個人的には、画面中心部の解像力よりも周辺部の画質を重視したレンズが魅力的ですね。開放絞りからちょい絞で、何気ない日常の風景を切り撮りたくなりますね。
※診断室では、「ミノルタCLE + Mロッコール28ミリF2.8」も、取り上げています。その中で、「 Mロッコール28ミリF2.8」も診断されています。「・・・Mロッコールは、同じ28ミリF2.8でも、解像力、コントラストといった数量的評価では、エルマリートにまさるとも劣らない成績を残した。だだ、実写担当の稲村ドクターはいまひとつ釈然としない面持ちで、『Mロッコールのほうが描写がザラザラしている』。やはり、ひと味違うという。この微妙な、数字に表れないレンズの味の差はどこからくるのだろうか。ひとつ思い当たるのは、Mロッコールのほうが画角20度付近からコマ収差がやや目立つということぐらいである。レンズの評価とはむずかしいものだ。」と記載されています。
(個人的感想)
ここでいうエルマリートとは、「第3世代?」のことなんでしょうね。開放絞り付近で、四隅の画質が若干落ちるというのであれば、ライカマニアの方からよく聞く話なんですけどね。これは、Mロッコールの写りには、「深みがない?」と言っているように聞こえるんですけどね。それだと、「硝材の違い?」だとか、「研磨レベルの違い?」とかに結びつくような気がします。コストパフォーマンスを重視するならば、圧倒的にロッコールなんでしょうけど、曇り玉が多いので、何とも言えませんね。かつて、このレンズを修理に出す場合、「レンズユニットごと交換するコースにされますか、それとも単にレンズを拭くのみのコースにされますか。ただし、拭くのみのコースの場合、またすぐに曇ってきますけどね。」と言われたものですが。以前は、中古カメラ市場で標準レンズの「MINOLTA M-ROKKOR 40mm F2(CLE用)」よりも圧倒的に高値で取引されていましたが、現在では並んで逆転されそうな気配がしますよね。ここでも、「標準レンズ重視?」なんですね。ただ、このレンズ特有の弱点も影響しているようにも思いますけどね。
稲村ドクターとは、写真家の稲村隆正氏のことです。「ニコン絶対命党?」の熱烈な党員の方のレクチャーを受けますと、いつも登場します。党員の方が、「稲村隆正さんは、ニコンの恩人のお一人ですが、その理由はわかりますか。」と聞くんですよね。もう、何十回も聞かされたんですが、いつも「初めて聞きました。教えてください。」と答えるようにしています。すると、我が意を得たりと、党員の方が、「ニコンの大恩人と言えば、写真家のデビット・ダグラス・ダンカン氏が有名ですよね。稲村隆正氏の早稲田大学の先輩である村井龍一氏が、『Nicca + Nikkor P・C 8.5cm F2』を持って、稲村隆正氏を訪ねて来て大いに盛り上がっていたんですよ。そこに、同じビルの同フロアーのタイムライフ社の三木淳氏が立ち寄って、その怪しげなカメラとレンズに興味を示し、ボスのダンカン氏に見せたところ、冗談話で大いに盛り上がったんですよ。そこで、三木淳氏は、自身の「LEICA ⅢF」にそのレンズを付けて、ダンカン氏のポートレートを撮影したんですよ。そして、その後の驚愕の物語が始まるわけです。ダンカン氏は、当初、日本の別のカメラメーカーを訪問する予定で、ファーストコンタクトから社長面談を要求したそうですが、その会社は、『それは、無理です?』と丁重に断ったんですよ。普通の会社は、そうですよね。ところが、日本光学工業は、ファーストコンタクトから、社長の長岡正男氏が、丁重に応対されたんですよ。・・・」と長~いレクチャーが終了します。私は、「そんな貴重な話、はじめて聞きました。どうも、ありがとうございました。」といつもお礼の言葉なんですね。

左が、「アサヒカメラ増刊 木村伊兵衛の世界(1974年8月25日発行)⇒以下、参考文献」です。
※ライカ信者の方にとって、かつて(現在でも)は必携本の一つであったように思います。
※表紙がないため、裏表紙を撮影しました。
※かの有名な「デッコマ、ヒッコマ」論についても、書かれています。
※「再録 木村伊兵衛放談室」と題して、「アサヒカメラ昭和47年1月号から、49年7月号まで30回にわたって連載した『木村伊兵衛放談室』は、木村さんの長い写真家生活の中から得られた豊かな経験談を中心に、各ゲストの尽きぬ思い出や写真談義が交差して、貴重な日本の写真史になっています。ここでは本誌掲載分の中から戦前編だけを抽出し、さらに抜粋、再構成して再録しました。(ゲスト 長岡正男・春木栄・渡辺義雄・田嶋一雄・鈴木八郎)」と言っておられます。
ここでは、当時の「ミノルタカメラ株式会社社長の田嶋一雄氏」との放談記事を読んでの感想を述べたいと思います。
☆田嶋「・・・あのとき、軍需会社になったのは、日本光学と東京光学とうちの三軒でした。・・・わたしのところには、昭和17年、海軍大臣示達でガラス工場をつくれという。そこで、伊丹にガラス工場をつくったわけです。」
木村「いまガラスを溶かしているところですね。」
田嶋「そう、あのときは、長岡正男さんも腰に手拭いをぶらさげて、見に来てくれた。そして、『よし、るつぼ検査してやる』といって、るつぼのかけらを持って帰っていったり、いろいろ親切にやってくれました。・・・」
(感想)
戦後の日本光学工業(現ニコン)の礎を築いた大物社長である長岡正男氏への謝辞を述べておられます。当時、この箇所を読んで、多くの熱心なニコン信者の方達が、涙したと言われています。
☆木村「・・・ところで、ライツと提携しようというときのお考えは・・・」
田嶋「ぼくは、ライツというのは神様みたいに思っておったんや。しかし、向こうも、人手がなくなるし、新しいものはやりとうてもやれなくなってきた。ちょうど、うちはアグファと仲がいい。しかも、アグファのドクター・ウィックとライツのエルンストさんも仲がいい。それでアグファに了解を取りまして、ライツがうちを調べにかかった。いまの露出計、フラッシュメーター、カラーメーターなどを調べたようです。その後、万国博のときにライツの技師がふたり日本に来た。」
木村「ああ、技師重役の人ね。」
田嶋「そのとき日本のカメラ工場を見て回り、最後にうちに来て、『堺工場を見せてくれ』という。それなら、『こっちから行ったときライツの工場を見せてくれ』という交換条件で、すっかり見せたわけです。それから、シュミットで、ライカフレックスについているアングル・ファインダーを見たらしい。『これ、どこのもんや』『ミノルタのもんや』『うまくくっつけてあるな』というわけで、帰ってから『アングル・ファインダーをつくってくれんか』という話がうちに来て、つくることになった。それで、商売的なコネもできたわけです。それから前の約束どおり、フォトキナにこっちの技術屋連中が行ったとき、ライツの工場を見にいった。技術部長の吉山一郎もその中のひとりで、ちょうど吉山君、X-1の設計をやっておったから、その図面を見せ構想を説明したわけです。向こうは、ちょっとびっくりしたらしい。ライツでも電気的なものはやっているが、いまのところ写真機よりも顕微鏡の方でやっている。」
木村「この前行ったとき、顕微鏡の方は完成したと威張っていましたよ。」
田嶋「しかし、写真機はそこまでいってない。そこで、有無相通じていこうという気持ちが双方から出てきた。キーン・ライツさんという、エルンストさんのおいごさんも、共鳴してくれた。この人が、今回の提携については全権を依頼されていた。この人が、ライツの跡継ぎでしょう。」
木村「向こうでは、副社長になる人だと言っている。」
田嶋「まあ、この人とは大体の話し合いがついたのですが、うちにしたって、若い人の間では提携について意見がいろいろ分かれた。しかし、そんなこといっていたら果てしがないから、話を進めていった。仕事の進行上、内緒にするわけにいかんから、五十人ほどのものには、『ぜったいに社内でも外でも、しゃべったらいかん』という一礼を取り、提携のことを知らせておいた。(笑い)一方、ライツでも中堅どころには、なんでいまさら日本のカメラメーカーと提携しなければならないのかという意見がある。プライドが許さんのでしょう。そうとう突き上げがあったらしい。」
(感想)
ミノルタカメラとライツ社との提携のいきさつが、簡潔に述べられていますね。当時、国内のライバルの大手カメラメーカーの首脳は、この提携を訝しく感じたと思います。「放っておけば、勝手に崩壊していくのに、何が面白くて助けているのだろう?」という感じだったのではと思います。手始めに、ドイツ国内の労働賃金の上昇から、設計が完了しているにも関わらず製造・販売が宙に浮いた状態であった「LEICA CL」のボディーの日本国内での製造から着手したことは、ミノルタカメラのライツ社への真のリスペクトの証ではないかと考えています。当時、西ドイツのカメラ産業は、日本のカメラ産業に対して技術的に大きく引き離されたばかりでなく、製造コスト面でも日本勢の2倍以上かかったと言われていますので、ミノルタカメラの助太刀が無ければ、「LEICA CL」は陽の目を見ることは無かったでしょうね。その後、本丸の「絞り優先自動露出搭載の一眼レフカメラ」の開発となったわけです。ミノルタカメラとしては、「minolta X-1」をそのままライツ社側にOEMするのが楽であり、メリットがあったと思われます。ところが、結果は違っていました。それは、ミノルタカメラも、「minolta X-1」と「minolta SR-T101」の価格の間を埋める新型の「絞り優先自動露出搭載の一眼レフカメラ」を投入する必要に迫られていたからに他なりません。それが、「minolta XE」だったわけです。ミノルタカメラは、当初からライツ社が開発していた金属製の縦走りシャッター機構を高く評価して、それを日本のコパルに持ち込んで、量産型の「コパルライツシャッター(CLS)」という歴史に残る名品を造り上げて、「minolta XE」と「LEICA R3」に搭載したのでした。巻き上げレバーとシャッターレリーズの感触は、特筆ものでしょうね。相手の良いものを直ぐに見抜きリスペクトした上で、速攻で自分たちの技術と結び付けて行動に移すのは、いかにも浪速商人のミノルタカメラらしいと思いました。これが、江戸の商人の場合、プライドが邪魔をして、こうはならなかったように思います。世界のカメラ産業史上、国境を越えた最良のパートナーシップだったように思います。そのミノルタカメラは、現在ではカメラを造っていません。本当に、残念ですね。









左が、「LEITZ minolta CL + MINOLTA M-ROKKOR 40mm F2(CL用)」です。
右が、「LEITZ minolta CL + MINOLTA M-ROKKOR 40mm F2(CLE用)」です。

本は、以下のとおりです。
左が、「M型ライカとレンズの図鑑(枻出版社、2007年4月30日発行)⇒以下、参考文献」です。
①MINOLTA M-ROKKOR 40mm F2(CL用):1973年発売
※レンズ本体の基本設計はライツ社で製造はミノルタカメラ。4群6枚構成、最短撮影距離:0.8m
※中古価格相場:3~6万円程度(2007年当時)
②MINOLTA M-ROKKOR 40mm F2(CLE用):1981年発売
※ミノルタカメラが単独で発売。4群6枚構成、最短撮影距離:0.8m
※中古価格相場:3~6万円程度(2007年当時)
右が、「使うベッサ(赤城耕一著、双葉社、2003年2月5日発行)⇒以下、参考文献」です。
※コシナ製の「フォクトレンダーベッサ」シリーズの教科書ガイド的書籍です。
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一昨日、「酸っぱいお店?」の秋葉原店さんに行って来ました。まず、「ジャンクコーナー」を軽くチェックしました。気になった新顔等は、「MINOLTA MC ROKKOR-PF 55mm F1.7(前期型)」「CANON FD 50mm F1.8 S.C」「CANON FD 50mm F1.8(銀縁)」「PENTAX SP(ブラック)」「minolta SR-1(後期型)」ですかね。😈
次に、「正常品コーナー」を軽くチェックしました。ライカコーナーは、大きな変化はなかったように思います。気になった新顔等は、「LEICA M3(DS)(並品)」「LEICA M2(セルフ有)(並品)」「LEICA M4-P(並品)」「Hektor 12.5cm F2.5(ビゾ用、カナダ)(並品)」[「SUMMILUX-M 50mm F1.4(2th、ブラック) + 12586フード(並品)」「SUMMICRON-M 35mm F2(7枚玉) + 12524フード(並品)」ですかね。その他で気になった新顔等は、「CANON 7(ブラック)(並品)」「Melcon Ⅱ型 + NIKKOR-H.C 5cm F2(Lマウント)(並品)」ですかね。😈
中判カメラの人気どころに大きな変化は、なかったように思います。「MAMIYA 7Ⅱ」関連は、ボディーも標準レンズもなかったように思います。「MAMIYA RZ67 PROⅡ」関連は、ボディーも「Z110mm F2.8W」もなかったように思います。「PENTAX 67」関連は、大きな変化はなかったように思います。標準レンズは、なかったように思います。😈
コンパクトカメラの人気どころに大きな変化は、なかったように思います。気になった新顔等は、「NIKON 35Ti(並品)」ですかね。その他コンパクトカメラで気になった新顔等は、「KONICA C35 FD(ブラック)(良品上)」ですかね。😈
その他で気になった新顔等は、「Kowa Kallo(Prominar 100mm F4)(良品)」「KOWA SW(良品)」「MAMIYA Ⅰ型(SAMPLE)(良品上)」「Condor Ⅰ(Eliog 5cm F2.8)(良品)」「MAMIYA プリズマットNP + CANON OM 50mm F1.9(良品)」ですかね。😈
最後に、ニコンフラッグシップ美品ネタです。美品は、なかったように思います。「MF NIKKOR 標準レンズ美品」ネタです。美品は、なかったように思います。😈
本日は、以上です。

昨日、「南町奉行所?」の秋葉原店さんに行って来ました。前回の訪問から少し日が空きましたので、記憶がぼやけているようです。😈まず、「難コーナー?」を軽くチェックしました。気になった新顔等は、「NIKKOR-S AUTO 50mm F1.4」「NIKKOR-S.C AUTO 50mm F1.4」「Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 MMJ(C/Y)」「Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 AEJ(C/Y)」「YASHICA DSB 55mm F2(C/Y)」「CANON 50mm F1.2(Lマウント)」「CANON 50mm F1.8 Ⅰ型(Lマウント)」「SUMMITAR-L 50mm F2」「NIKKOR-H.C 5cm F2(Lマウント)」「CANON 35mm F1.8(Lマウント)」「SUMMARIT-L 50mm F1.5」「SUMMICRON-R 50mm F2(1カム)」「NIKON SP + NIKKOR 50mm f1.4(ブラック)」「Voigtlander BESSA-L(ブラック)」「CANON 7S」「NIKON S4 + NIKKOR 50mm F2(ブラック)」「NIKON S3」「ニコンF3」「MINOLTA MD ROKKOR 50mm F1.4」「MINOLTA MD ROKKOR 50mm F1.7」「MINOLTA MD 28mm F2.8」「MINOLTA W-ROKKOR-QE 35mm F4」「MINOLTA MC ROKKOR-PF 55mm F1.7(前期型)」「MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 55mm F1.8」「MINOLTA New MD 35mm F1.8」「MINOLTA MC ROKKOR 35mm F1.8」「MINOLTA MC ROKKOR-PF 58mm F1.4」「MINOLTA MD 28mm F2.8」「OLYMPUS OM-G.ZUIKO AUTO-S 50mm F1.4」「X-FUJINON 50mm F1.9 FM(FUJICA AX)」「MINOLTA MC ROKKOR-PG 50mm F1.4」「MINOLTA MC ROKKOR 24mm F2.8」「CANON New FD 50mm F1.4」「CANON FD 24mm F2.8 S.S.C」「OLYMPUS-PEN」「OLYMPUS-PEN D3」「MINOLTA HI-MATIC-E」「Asahiflex ⅠA + Takumar 50mm F3.5」「ZENIT MOSKVA-80 + Industar-50-2 50mm F3.5」「Rolleiflex V(MX)」「Rolleiflex 4×4(グレー)」「ROBOT ROYAL Ⅲ」ですかね。😈
次に、「正常品コーナー?」を軽くチェックしました。ライカコーナーは、少し減ったように思います。気になった新顔等は、「LEICA M6(Non TTL)(並品)」「LEICA M6(Non TTL)(ブラック)(良品)」「LEICA M6 チタン(良品)(良品)」「LEICA M3(良品)(並品)」「LEICA DⅢ(並品)」ですかね。😈その他で気になった新顔等は、「Voigtlander BESSA-L(ブラック)(並品)」「FUJI TX-1(良品)」「KONICA M-HEXANON 50mm F2(美品)」「CANON 50mm F0.95(並品)」「CANON 50mm F1.2(Lマウント)(良品)」「CANON 28mm F2.8(Lマウント)(並品)」ですかね。😈
中判カメラの人気どころは、大きな変化はなかったように思います。「MAMIYA 7Ⅱ」関連は、ボディーも標準レンズもなかったように思います。「MAMIYA RZ67 PRO Ⅱ」関連は、ボディーも「Z110mm F2.8W」関連も、なかったように思います。😈「PENTAX 67」関連で気になった新顔等は、「PENTAX 67ⅡAE(良品)(良品)(良品)」「SMC-PENTAX/67 90mm F2.8(良品)」ですかね。標準レンズは、なかったように思います。😈その他で気になった新顔等は、「MAMIYA RZ67 PRO(良品)」「MAMIYA RB67 PRO-S + SEKOR 90mm F3.8(並品)」「HASSELBLAD 500CM(ブラック) + Carl Zeiss Planar C 80mm F2.8(ブラック) + A12(良品)」「HASSELBLAD 500CM + A12(良品)」「Rolleiflex 2.8F(Planar付)(並品)」「ROLLEICORD Vb(並品)」「MAMIYA C330 スペシャルセレクション(美品)」ですかね。😈
コンパクトカメラネタです。気になった新顔等は、「CONTAX T2 60thゴールド(美品)」「CONTAX T3 D チタンブラック(並品)」「CONTAX T2 チタン(並品)」「NIKON 28Ti(ブラック)(美品)」「NIKON 28Ti(ブラック)(良品)」ですかね。😈
その他で気になった新顔等は、「SMC-P-A☆ 135mm F1.8(良品)」「Super-Multi-Coated-Takumar 28mm F3.5(M42)(良品)」「SMC-P-A-MACRO 50mm F1.4(良品)」「MINOLTA NEW MD 50mm F1.4(並品)」「MINOLTA MD ROKKOR 50mm F1.4(並品)」「MINOLTA MD ROKKOR 45mm F2(良品)」「Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 MMJ(C/Y)(良品)」「Carl Zeiss Planar 85mm F1.4 MMJ(C/Y)(良品)」ですかね。😈
最後に、ニコンフラッグシップ美品ネタです。気になった物は、「NIKON F3 HP(美品)」「NIKON F3 P(美品)」「NIKON F3/T(ブラック)(美品)」ですかね。😈その他で気になった物は、「NIKON F3 Limited(良品)」ですかね。😈「MF NIKKOR 標準レンズ美品」ネタです。美品は、なかったように思います。その他で気になった新顔等は、「NIKKOR-S AUTO 50mm f1.4(良品)」「NIKKOR-S AUTO 50mm f1.4(並品)」「NIKKOR-S AUTO 50mm f1.4 + フード(並品)」「Ais NIKKOR 50mm F1.4(並品)」ですかね。😈
追加ネタ「その1」です。「ジャンクのワゴン?」を軽くチェックしました。チェックポイントは、「MFの単焦点の標準レンズ・広角レンズ」なんですが、発見できたのは、「MINOLTA MC ROKKOR-PF 55mm F1.7」「CANON FD 50mm F1.8 S.C」「CANON FD 28mm F2.8 S.C」ですかね。😈
追加ネタ「その2」です。 「Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 MMJ(C/Y)(良品)」の価格には、少しばかり驚きました。程度の良い個体が少なくなっているように思いますね。😈程度の差による価格差の拡大は、需給のタイト感を最も表す指標かも知れませんね。😈同時代のライバルメーカーの同スペックの標準レンズとの中古価格比に乱れが生じていますね。価格比是正の裁定取引が入り出している感じがしますね。😈
追加ネタ「その3」です。ニコンのMFレンズをじっくり見ておられる年配の方がおられましたので、「ニコン派ですか。フィルム派ですか。」とお聞きしました。すると、その方は、「実は、昔のアルバムを見たところ、昔は写真が上手だったんだなあとつくづく感じました。今は、完全に下手くそになってしまいましたけどね。以前は『NIKON F3』を使っていましたけど、手放してしまいました。そこで、最近中古の『NIKON F3』を購入して、フィルム写真を再開しました。」と言われました。最近、よく聞く話にまた出くわしたなあと思いました。😈私は、「ここに、『Ais NIKKOR 24mm F2.8』がありますよ。」と言いました。すると、その方は、「そのレンズは持っています。私の常用レンズの一つです。」と言われました。😈それを聞いて、私は絶句したのでした。昔のディープなニコンマニマの方は、「28mm」という焦点距離をすっ飛ばして、「24mm」と「35mm」という焦点距離の2本持ちというのが定石だったからです。😈私は、調子に乗って、「それより以前のオートニッコール時代のレンズも、違った味で面白いと思いますよ。例えば、『Ai改造されたNIKKOR-S AUTO 50mm F1.4、NIKKOR-S.C AUTO 50mm F1.4』は、玉数も多く、どうですかね。」と言いました。すると、その方は、「そんな世界も、あるんですか。」と興味ありげに言われました。😈このあたりのオールドレンズは、昨今「ミラーレス一眼マウントアダプターお遊び?」の方達のお遊びレンズとなっているようですが、流石に「開放絞りで、逆光での露出1~2段オーバー気味のふわちゃん写真?」ばかり見せられると、どれも金太郎飴のようで、私でも見飽きてきましたね。😈フィルム派の人が使うと、白黒写真とか、また違った作風になるんでしょうね?😈
本日は、以上です。

本日、「中野のペコちゃん?」に行って来ました。前回の訪問から少し日が空きましたので、記憶がぼやけているようです。😈まず、「ジャンクの館?」の「ジャンクのウインドウ?」等を軽くチェックしました。気になった新顔等は、「CANON New FD MACRO 100mm F4」「OLYMPUS OM-1 + E.ZUIKO AUTO-T 135mm F3.5」「MIRANDA Fv + SOLIGOR EC WIDE-AUTO 28mm F2.8」「Ais NIKKOR 24mm F2.8」「Ai NIKKOR 28mm F2.8」「OLYMPUS M-1」「OLYMPUS ACE-E + 4.5cm + 3.5cm + 8cm」「CANON F-1N」「OLYMPUS-PEN」「PENTAX 6×7」ですかね。😈
次に、本館2階を軽くチェックしました。「Olympus OMシリーズコーナー」は、大きな変化はなかったように思います。気になった物は、「OLYMPUS OM-3(ブラック)(良品下)」ですかね。😈「CANON FDシリーズコーナー」は、大きな変化はなかったように思います。気になった新顔等は、「New FD 50mm F1.4(並品)」「New FD 35mm F2.8(並品)」ですかね。😈「MINOLTA MDシリーズコーナー」は、大きな変化はなかったように思います。気になった物は、「minolta XD(ブラック)(並品)」「MD ROKKOR 35mm F2.8 + フード(並品)」ですかね。😈「PENTAX Kシリーズコーナー」は、大きな変化はなかったように思います。
中判カメラの人気どころは、大きな変化はなかったように思います。「MAMIYA 7Ⅱ」関連は、ボディーも標準レンズもなかったように思います。「MAMIYA RZ67 PRO Ⅱ」関連は、「MAMIYA RZ67 PROⅡ(ウエストレベル)(並品)」が籠城されていましたね。😈「Z110mm F2.8W」は、なかったように思います。その他で気になった物は、「FUJIFILM GF670(ブラック)(並品)」「ROLLEIFLEX 2.8F プラチナエディション(並品)」ですかね。😈
ライカコーナーは、大きな変化はなかったように思います。気になった新顔等は、「LEICA CL(並品下)」「LEICA R8(シルバー)(良品)」「SUMMICRON-R 50mm F2(Rカム)(良品下)」「SUMMICRON-R 50mm F2(3カム)(良品下)」「ELMARIT-M 21mm F2.8(ブラック)(良品下)」ですかね。😈その他で気になった新顔等は、「Konishiroku Hexar 5cm F3.5(沈胴)(Lマウント)(並品)」ですかね。😈
コンパクトカメラネタです。人気どころは、少なくなっていましたね。気になった物は、「CONTAX T3 チタン(良品下)」「CONTAX T3 D チタン(並品)」「RICHO GR-1s QD(ブラック)(良品下)」「Konica HEXAR QD(ブラック)(良品)」ですかね。😈
「PENTAX 67」ネタです。在庫は、枯渇気味ですね。気になった新顔等は、「PENTAX 67Ⅱ AE(良品)」ですかね。😈標準レンズは、なかったように思います。
「YASHICA CONTAX」ネタです。人気再燃の「Carl Zeiss Planar 50mm f1.4(C/Y)」は、「Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 AEJ(C/Y)(並品:7本)」「Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 MMJ(C/Y)(良品)(良品)(並品)」が、ありましたね。😈「Carl Zeiss Planar 50mm f1.7(C/Y)」は、なかったように思います。その他で気になった物は、「CONTAX S2(60周年記念)(良品下)」「YASHICA FX-3 SUPER 2000(良品下)」ですかね。😈
最後に、ニコンフラッグシップ美品ネタです。美品は、なかったように思います。その他で気になった物は、「NIKON F3/T(ブラック)(良品上)」「NIKON F3 P + MF6B(良品上)」「NIKON FA ゴールドセット(元箱付き、美品)」ですかね。😈「MF NIKKOR 標準レンズ美品」ネタです。美品は、なかったように思います。
追加ネタです。「訳あり品コーナー?」を軽くチェックしました。気になった物は、「KONICA FT-1 モーター(ブラック) + HEXANON AR 52mm F1.8(訳あり品?)」「CANON AE-1 + New FD 28mm F2.8(訳あり品?)」ですかね。😈
本日は、以上です。

先週末、神田神保町の村山書店さんで「カメラ毎日 3臨時増刊 ’70国産新型カメラ白書(1970年3月10日発行、毎日新聞社)⇒以下、参考文献」を購入しました。
巻頭で「世界をリードする日本のカメラ産業」と題して、日本写真機工業会の御手洗毅会長が寄稿されておられます。当時の西独の写真機産業を完全に上から目線で見ておられるようです。これが、当時の日本の大手写真機メーカーの経営トップの考え方だったように思います。要するに、1950年代後半と比較して1960年代後半の日本の写真機メーカーにとって、見える景色はまるで違っていたわけです。「大衆機中心の安かろう悪かろう?」感は微塵もなく、「安かろう良かろうの高級機?」のオンパレード状態となっていたわけです。😈「ニコンF」と「赤井電機のオープンリール式のテープレコーダー」は、日本が誇る高品位の高級品の代表格として、当時の欧米のトレンディーな若者達の憧れの的となっていたわけです。😈
※「三〇〇ドル、四〇〇ドルの日本製高級カメラが海外で飛ぶように売れている。目を国内に移すと、一眼レフカメラの購入層のピークは20歳台、それも前半の若さである。かつて、われわれのライバルであった西独のカメラメーカーが、高級カメラから低・中級機の分野へ転出するという、最近の傾向と思い合わせてみると、この二つのエピソードはまことに象徴的な出来事といえるようだ。事実、日本のカメラは国境や言葉の違いを越え、広く世界のすみずみにまで進出、いまや若者たちのステイタスシンボルの役割を果たしているのである。・・・」と言われています。これは、1960年代末の世界の写真機市場における日本の写真機産業の位置を端的に示しているわけです。そして、「1USドル=360円」の固定為替相場という日本の輸出産業にとって夢のような時代でもあったわけです。日本の写真機産業は、前回の東京オリンピック後未曽有の不況に見舞われ、不況カルテルを締結するわけですが、その間も技術開発の手を緩めることなく、高級機へのシフトを進めていくことになります。不況カルテル明け後は、大手写真機メーカーの「TTL露出計内蔵の35ミリ判一眼レフカメラ(オリンパスは、ハーフ判に拘ったために、この分野での開発に後手を踏むことになる)」が出揃うことになります。日本の写真機産業は、技術的にもコスト競争力的にも周回遅れとなった西独の写真機産業を一気に置き去りにしていくことになりました。文字通り、日本製の高級一眼レフカメラとその交換レンズ群は、世界の人々の憧れの的となっていったわけです。1969年末の日本国内での定価を見ると、「NIKON Fアイレベル(50mm F1.4付)⇒定価:67,000円」「PENTAX SP(55mm F1.8付)⇒定価:42,000円」となっています。当時の米国における写真機の輸入関税率を勘案しても、もの凄い利益率であったと思われます。その裏返しとして、十分に製造コストを掛けて品質の高いカメラ、レンズが生産された時期とも、言えるわけですよね。😈
後半には、「テストに答える」と題して、カメラメーカー各社の「懺悔室?」のコーナーが待ち構えている訳です。😈「カメラ毎日のカメラ白書」というある意味「泣く子も黙る?」的な厳しい目が、その当時圧倒的に情報が乏しかった消費者の利益を守る一方で、カメラメーカーにとっても「痛いこと?」を言われるわけですが、その後の改善ポイントやライバル各社の弱点等を把握する上でも重要な機会であったように思います。😈
話を元に戻します。今回も、ご店主にお話をお聞きしました。私は、「最近の本の入荷状況と若い方が買って行かれる本の傾向を教えていただけますか。」と言いました。すると、ご店主は、「古本市場での、供給量は細ってきていますね。皆さん、出し惜しみされている感じがしますね。2005年~2006年頃にそれまでのクラシックカメラブームが終焉して、皆さんカメラやレンズを投げ売りで処分されましたが、その時に集められていたカメラ関連の書籍も投げ売りで処分されました。古本市場では、結構溢れ返りました。その時に、保有者が入れ替わったのですが、今回はその方達が出し渋っておられるような感じです。ですから、まとまって入荷すると、人気どころは、直ぐに売れていく感じです。若い方が買って行かれる本は、物写真が沢山入ったわかりやすい比較的初心者~中級者向けの本が多いですね。中には、上級者向けの難しい本を買って行かれる方もおられます。はっきりと、分かれているような感じですかね。共通しているのは、フィルム写真全盛時代に書かれた本ということぐらいですかね。」と言われました。お話を伺って、デジタルカメラを使っている方にも、「ミラーレス一眼オールドレンズマウントアダプター遊び?」をされている方にも、無用と思われる古本を買って行かれる理由は一体何だろうかと考えこんでしまいましたね。😈フィルム写真とフィルムカメラに興味を持った若い方が、買って行かれるんでしょうね。
最後に、当ブログでもお馴染みのカメラ仲間のR氏に今回購入した本をお見せしたところ、開口一番「この本ははじめて見ましたが、『CANON 50mm F1.4 Ⅱ型(Lマウント)』の写りのグレードが、前回の白書よりも明らかに落ちていますね。コーティングも変更されて、カラー対応を高めてきているみたいですね。最終型が、あるのかなあ。」と言われました。それを聞いて、私は、絶句したのでした。この人、パラパラめくって見ただけで、そんなことが直ぐにわかったのかと。😈その後、その話題で、大いに盛り上がったわけです。😈マスクをしてのディスタンス会話って、もう慣れてしまいましたね。
本日は、以上です。



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村山書店
住所:東京都千代田区神田神保町1-3
TEL/FAX:03-3291-1617
定休日:火曜日、祝日

※学術書が専門のお店ですが、カメラ関連の趣味の本の在庫も豊富です。お値段もリーズナブルなことから、定期的に訪問される方が多いように思います。








「カメラ毎日 3臨時増刊 ’70国産新型カメラ白書(1970年3月10日発行、毎日新聞社)⇒以下、参考文献」です。
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当ブログでもお馴染みの超辛口のカメラ仲間のU氏から電話がありまして、話しているうちにはずみから、U氏に「1970年代前半の国産カメラ事情について、簡単に紹介してください。」と言われました。私は、渋々「はい、わかりました。私は、一日中遊んでいるわけではありませんから、少し時間をください。1973年10月に勃発した第一次オイルショック後の1970年代後半~1980年代前半にかけて製造されたカメラと比較して、1960年代後半~1970年代前半にかけて製造されたカメラは何が大きく異なるのかという視点でいいですか。」と言いました。U氏は、「随分、大きく出たな。いいんじゃないの。」と言われました。そこで今回はその前哨戦として、その時代を象徴する性格の異なる「Nikomat FTn」と「Nikomat EL」という2機種を取り上げ、両機の現在地について報告することにしました。この2機種を取り上げた理由は、ニコンがこの2月15日から期間限定のMF旧製品メンテナンスサービスを開始したからです。その対象機種にニコマート系も、入っているわけです。ニコンが前回の期間限定サービスからそれほど期間を置かずに始めた理由は、何なのかと考えているわけです。単にニーズがあるからとの親切心からだけでは、このような面倒で儲からないと思われるサービスはできないと思います。そこには、ニコンの深慮遠謀が隠されているように感じるわけです。ずばり、ダイレクトマーケティングの一環ではないのかと考えるのですよ。当然、前回のサービスを受けて、今回も続けてサービスを受ける方は、もはやニコンにとって大事なお客様ですよね。そのような方達が求めるフィルムカメラのサブ機となるデジタルカメラ像は、至ってシンプルなものです。まあ、ミラーレス一眼にマウントアダプターを介してオールドレンズを付けるなどという遊びには、全く興味がないようです。😈私が一番気になるのが、ニコマート系のメンテナンスサービスを受ける方が、どのような写真ライフ・カメラライフを送っておられるのかなんですよね。あえて、高いお金を払ってまでニコマート系のカメラをメンテナンスして使う方の中には、ご祖父様あたりがかつて使っていたカメラを譲ってもらった物もあるような気がします。1960年代後半から始まった高級一眼レフカメラブームにおける一番の購買層は、当時の20代の若者だったんですね。皆さん、相当無理をして買ったんですよ。ニコンの人気の135ミリの望遠レンズなどは、順番待ちだったようで、上客の手にしか渡らなかったのではないかと聞かされたことがあります。とにかく、早く交換レンズも使いたいという願望から、お高い純正レンズを諦めて、お安いレンズ専業メーカーの「コムラー」「ラッキー・トキナー」「ソリゴール」「サン」「コミナー」「タムロン」「マイネタール」あたりの望遠レンズ・広角レンズで我慢したんですよね。そして、そのご祖父様で若い頃白黒フィルムを自分で現像して引伸ばしまでされていた方が、少なからずおられると考えているのです。機材もまだ持っておられる可能性も否定できないわけです。昔は、写真の世界ではごく当た前の光景だったわけですが、高性能なデジタルカメラとスマートフォンのカメラ機能が著しく向上した現在、若い方がそのような世界に足を踏み入れるというのは、新幹線の運転士の方がいきなり蒸気機関車の運転士になるのとそれほど変わらない世界のような気がしてきました。それぐらいディープな世界なのかも知れません。コロナ禍の「巣ごもり発掘あるある?」で、発掘された「1960年代後半~1970年代前半」の「金属金属な重たい」一眼レフカメラは、少なからずあると思います。その中には、これまでスマートフォンでしか写真を撮ったことがない層で、いきなりフィルム写真の世界を経験された方がおられるように思います。
話を元に戻します。「NIKON FM系」「NIKON FE系」のカメラを持っている若い方はたまに見掛けますが、流石に「Nikomat FT系」「Nikomat EL系」のカメラを持っている方は見掛けませんね。「Nikomat FTn」「Nikomat EL」については、当時の若者の憧れの人気機種であるばかりでなく、多くのプロの写真家の方達も使いましたので、今でも中古カメラ店でよく見掛けます。同時代のライバルメーカー製の同グレードのカメラ達が、不具合を抱えて重病状態の機種が少なからずあるのに対して、この両機種はまだまだ元気な個体が多いように思います。ただし、露出計の精度については、落ちているんでしょうね。メンテナンスしないでも使えそうな気がするのですが、メーカーでメンテナンスしてもらえるのならば、それに越したことはありませんよね。
最近、「NIKON F3」を持っている若い方と遭遇する機会が増えたように思います。ご祖父様や御父上が使っておられたカメラを譲り受けた方が少なくないような気がします。やはり、ジョルジェット・ジュウジアーロ氏のデザインが、琴線に触れるんですかね。それだと、「NIKON EM」「NIKON FG」「NIKON FG-20」も、琴線に触れないんですかね。持っている若い方を、見掛けたことはありませんね。それと、「NIKON F」「NIKON F2」を持っている若い女性も、見掛けたことはありませんね。
私は、最初の一眼レフカメラが「Nikon F2 Photomic A」で、その後「NIKON F3」を使った後、MFカメラには興味がなくなってしまい、しばらくMFカメラとは距離を置く生活を送っていました。😈個人的には、武骨な「Nikon F2 Photomic A」の方が好きなのですが、「NIKON F3」の方が使いやすく格好いいんでしょうね。「Nikon F2」というカメラは、「NIKON F」に比べると十分女性的で洗練されたデザインのカメラだと思うんですけどね。個人的には、ニコンが永遠に残すべき「サステナブルなフィルムカメラ?」の筆頭は、「Nikon F3」ではなくて、「Nikon F2」だと思うんですけどね。今からでも、「洗練された新デザインのシルバーチタン外装のアイレベルファインダーの開発 & シルバーチタン外装への交換?」サービスを検討してもらいたいですね。当然、「TTL内蔵露出計」などいうような軟弱な仕掛けなどは、令和の世では一切必要ないかと思います。壊れたフォトミックファインダーの付いたボディーでは、今時の「クラシックカメラ姉御?」達の審美眼に訴えることは、永遠にないでしょうね。「何も足さない、何も引かない?」的な「研ぎ澄まされた写真を撮る道具?」の化身となれば、「M型フィルムライカ」の伴侶としてもふさわしい存在と成り得るような気がしますね。これって、ひょっとして「同性愛?」の世界になってしまうんですかね。
話は変わりますが、私は「1990年代後半~2000年代前半のクラシックカメラバブル?」時代に足を取られ、少しばかりオールドカメラ遊びをしてしまったわけです。運が悪いことに、その当時都内某所に存在した「会員制の中古カメラ屋?」に足を踏み入れてしまったことから、いきなりディープな世界に身を置くことになってしまったわけです。😈当然のごとく、下級会員としての「丁稚奉公オールドカメラライフ?」が、延々と続くことになった次第です。😈私の役どころは、「珍駄物?」の回収や、当時役立たずの単なるゴミであった「Cマウント等の死ねレンズ?」をカメラごと身受けさせられるなどという損な役どころが中心でしたね。😈ですから、重箱のすみを突っつくような知識ばかり蓄積していくことになりました。😈例えば、「F2.8」の明るいレンズの付いた二眼レフカメラは、王道ブランドのカメラである「ROLLEIFLEX 2.8F」や「FUJICAFLEX」ではなく、「BEAUTYFLEX 28」からスタートさせられ、それも、「バージョン違いの往復ビンタ?」を何発も浴びることになったわけです。「M42」マウントのカメラも、「OSANON Digital 750」「SIGMA Mark Ⅰ」「EXAKTA TWIN TL 42」等から、スタートさせられました。😈ご店主曰く、「あなたには、イージーな道には決して進んでもらいたくない訳なの。」とお説教を受けましたね。一丁前に誰でも知っているようなカメラ蘊蓄を偉そうにご店主にとうとうと聞かせる浮世離れしたような方は、ご店主から「戦力外通告を受けて、出入り禁止?」になっていましたね。😈その時、イエスマンに成り切ることの怖さを逆に学びましたね。それは、財布が軽くなることを意味していたからなんですけどね。そういうわけで、一般的な国産MFフィルムカメラに触れることなく、「クラシックカメラバブル?」が大きく弾けてしまいました。理由は、本格的なデジタル一眼レフカメラの時代に突入したからなんですけどね。雨後の筍のように乱立した中古カメラ屋は激減し、中古カメラ関連書籍も激減したように思います。珍しくもないフィルムカメラは、「単なるオブジェ価格?」に急落しましたね。デジタル一眼レフカメラでのマウントアダプター遊びに不向きな「CANON FD」「MMINOLTA SR」「KONICA AR」マウント等のごろごろとあるMFの標準レンズ等の価格も、ほとんど捨て値まで下がりましたね。「NIKON F」「M42」「CONTAX/YASHICA」マウント等のMFレンズには、それなりの需要があったようですが、それでも結構値下がりしたように思います。ここ3~4年の若い方の間でのフィルム写真ブームの継続によって、使われるフィルムカメラにも変化が起きているようにも見えます。要は人気どころの中判カメラが中古市場から消えつつあることと、人気どころの高級コンパクトフィルムカメラあたりが高値を確認して動きが鈍くなってきたこともあるかと思います。結局のところ、お決まりの最終道を歩き出したようですね。ライカとライカレンズの一本道ですね。この一本道の当面の行き止まりが、今回のフィルムカメラ・オールドレンズブームの終焉を意味すことになるでしょうね。中古カメラ業界にとっては、正に暗黒時代の再来を意味することになるでしょうね。「鞘抜き屋?」さん達の仕事が、「高額なデジタルカメラとデジタル用レンズ」に限定されることになりますからね。今回のフィルムカメラブームを単なるブームに終わらせずに、如何にして根付かせるかという矜持のようなものが重要になってくるでしょうね。😈
本日は、以上です。





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右が、「Nikomat FTn(前期型?) + New NIKKOR 50mm F1.4(前期型、5群7枚構成、最短撮影距離45cm)」です。😈
※知り合いのカメラ仲間の方から譲ってもらった組み合わせです。とにかく、タフなカメラですね。同時代のライバルメーカーの同グレード機種とは、タフ度の次元が違うように思います。当時のプロカメラマンも使ったのも、納得ですよね。😈
それまで私は、「国産の35mm判フィルムカメラ」は「NIKON F2」がメインで、その他には「NIKON F」「NIKON S2」「CANON F-1」「CANON FTb」「CANON 7」「CANON 7S」「minolta SR-T SUPER」「minolta SR505」「LEITZ minolta CL」「PENTAX MX」「PENTAX SL」「OLYMPUS OM-1」「CONTAX S2」「YASHICA FX-2」「YASHICA Pentamachic」「KONICA AUTOREFLEX NEW T3」「TOPCON RE-SUPER」「MIRANDA G」「FUJICA STX-1」等を使っていました。各社のレンズマウントが異なるため、こんなことになるわけですけどね。😈
デジタルカメラの時代になり、フィルムカメラ時代のカメラとレンズのオブジェ化が急速に進行しました。そのため、中古カメラ店での買取価格は、ライカ等の一部の高級ブランドカメラを除いて「ゴミ値段?」になってしまいましたね。カメラ仲間の方から、「ゴミみたいな買取価格なので、それならあなたに差し上げます。」と言われて、お礼に一杯ご馳走したことから、結果的にその後色々な安カメラとレンズが集まってしまいました。基本的に、「電子シャッター搭載のカメラはお断り(自動的にAFフィルムカメラは消えます)」と「標準レンズ付き」という条件で譲り受けていました。皆さん、「1990年代~2000年代前半のクラシックカメラバブル時代?」にそこそこのお値段で購入されたカメラが多かったようで、当時さんざん煽った中古カメラ関係の雑誌と中古カメラライターさんに対して、相当恨みを持っておられたように思います。自業自得なんですけどね。それから、レンズ交換式のミラーレス一眼カメラが登場して、「マイクロフォーザーズ⇒APSC⇒35㎜フルサイズ」になるにしたがって、マウントアダプター遊びのお供として、珍しくもないオールド標準レンズのお値段も下げ止まったように思います。珍しくもないオールド標準レンズのお値段が本格的に反騰し出したのは、若い方の間でのフィルム写真ブームに火が付いてからですかね。カメラボディーは、レンズと泣き別れ状態となっており、一部の人気機種が大きく反騰した以外は静かな状態ですかね。😈

左が、「ニコン党入門(三木淳・渡辺良一・渡辺澄晴共著、池田書店)⇒以下、参考文献」です。
※「ニコン党の方にとっての教本?」の一つと言われているようです。
①Nikomat FT:1965年7月発売:開放測光式、TTL全面平均測光、コパルスクエアS、水銀電池1.3V
②Nikomat FS:1965年7月発売:FTからミラー・アップ機構と露出計を取り除いた簡易型
③Nikomat FTN:1967年10月発売:TTL中央部重点開放測光、半自動補正(ガチャガチャ)
④Nikomat EL:1972年12月発売:絞り優先自動露出、電子制御のコパルスクエアSE、6V銀電池1個
⑤Nikomat FT2:1975年3月発売:中央部重点開放測光、1.5V銀電池1個
⑥Nikomat ELW:1976年2月発売:ワインダーAW-1、他はELと同じ
⑦Nikomat FT3:1977年3月発売:Ai方式、基本はFT2と同じ
⑧Nikon EL2:1977年3月発売:Ai方式、受光素子にSPD採用、Nikon銘に変更

※この中で、一番売れたのは、「Nikomat FTN」ですかね。😈



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「Canon EOS-1N + Schneider Edixa-Xenar 50mm F2.8(M42)」です。😈
※知り合いの方から譲ってもらったカメラです。デジタルカメラの時代になり、全く使わなくなったとのことです。中古カメラ店で、買い取りを拒否されたそうです。私も要らなかったのですが、仕方なく引き取りました。お礼に、一応ご馳走しました。これが、悪かったようです。その後、他の方からも引き取り依頼が殺到してしまいました。私は、その後一応「機械式シャッター搭載のカメラで、標準レンズもしくは広角レンズ付きの個体」もしくは、「MFのフラッグシップモデル」に限定することにしました。中古カメラ店に買取してもらう場合のゴミのような買取価格を聞かされて、毎回驚かされた覚えがあります。😈
※マウントアダプターを介して付けています。その後、「C/Y⇒EOS」のマウントアダプターなんかも購入しましたが、あんまり使う気にはなりませんでしたね。😈1本のフィルムの中に、最新のレンズと色々なオールドレンズの描写をお手軽にかつ確実に残すには、良い選択かも知れませんね。😈たたし、面白みという観点では、疑問を感じますよね。😈




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以下は、「カメラドクター・シリーズ〔第1集〕アサヒカメラ連載〔ニューフェース診断室から〕最新カメラ診断室:朝日ソノラマ、1974年8月24日発行⇒以下、参考文献」を読んでの感想です。

1.アサヒペンタックスES-Ⅱ(レンズ:SMCタクマー35ミリF2)
※価格:105,500円(SMCタクマー35ミリF2,ケースつき)、ボデーのみ66,500円
冒頭で、「アサヒペンタックスESⅡは、旭光学工業が、昭和48年6月に発売した絞り優先式EE一眼レフで、同社が昭和46年10月に発売したアサヒペンタックスESの改良型である。・・・今回の主な改良点は、記憶回路をIC化したこと、セルフタイマーがついたこと、スロー・シャッターの保証範囲がESでは1秒であったところを8秒までと長くしたこと、ファインダー・ブラインドがついたこと、・・・」と記載されています。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「ESと変わらぬ形状」「必要か?接眼レンズのマルチ・コーティング」「指あてがほしい巻き上げレバー」「8秒までのびた低速保証」「中止可能なセルフタイマー」「互換性のあるIC基盤」「やや低い解像力」「残るペンタックスらしさ」。
※60分の1秒~1000分の1秒は、機械式シャッター搭載となっています。
※「球面収差曲線は・・・レンズのへりでも過剰補正にはなっておらず、素直な性質といえる。・・・」と記載されています。
(個人的感想)
使い勝手は悪くはありませんが、完動品は少ないですね。基本的には、見送りですかね。デザインが気になる方は、同時代の「PENTAX SPF」「PENTAX SPⅡ」の方にしましょう。ただし、絞り優先自動露出はありませんが。😈

2.オリンパスOM-1(レンズ:GズイコーオートS50ミリF1.4)
※価格:72,500円(ケース,ストラップつき)
※冒頭で、「ハーフ判カメラの衰退以降、35ミリ判フル・サイズのコンパクト・カメラの生産に重点を置いていたオリンパス光学工業(株)のカメラ部門が、昭和47年7月、フォーカルプレーン式35ミリ判一眼レフのオリンパスOM-1を発表して、強豪ぞろいの国産一眼レフ陣の一角に、はじめてオリンパスの旗をうち立てた。」と言っておられます。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「最軽量の35ミリ判一眼レフ」「小型のわりに大きい視野率」「軽くスムーズな巻き上げ」「少ない露出レベルのバラツキ」「正確なシャッター速度」「比較的少ない内面反射」「偏芯が認められたレンズ」「耐久性が十分ならば」。
※「球面収差曲線は、・・・ライカM5に付属のズミルックス50ミリF1.4のそれによく似た、ちょっと変わった形をしている。しかし収差量は全般的に少なく、・・・」と記載されています。
(個人的感想)
人気ですね。気持ちよく末永く使いたい方は、少々高くても綺麗できちんと整備された個体を中古カメラ屋で購入することをお勧めします。安さに惚れて、安物を購入すると、痛い目に会うカメラですね。
個人的には、「OLYMPUS OM-1」は、小型軽量なのだけれど華奢であまり好きにはなれませんでしたね。ただし、「G.ZUIKO AUTO-S 50mm F1.4」はコストパフォーマンス最狂の標準レンズの一つであると、個人的には思っています。一時は、随分はまりましたね。😈このレンズは、典型的なアンダーコレクションに仕上げられたレンズなんですけど、開放絞りから半絞りほど絞った描写が個人的には好きですね。😈あれこれ試すうちに、一時は後継レンズを含めて同じレンズを10本以上持っていた時期がありますね。「ズミルックス殺し?」と泣き叫ぶオリンパスマニアの方が多いようですが、どうでしょうかね。😈個人的には、典型的な「撮り手を選ぶレンズ?」のように思います。😈

3.キヤノンEF(レンズ:キヤノンズームFD35-70ミリF2.8-3.5)
※価格:ボデー本体72,500円
※冒頭で、「キヤノンEFは、キヤノン社が48年10月に発売したシャッター速度優先の35ミリ判EE一眼レフである。・・・キヤノンF-1、同FTb用のFDレンズ群をEEで使用するもので、魚眼や超広角から超望遠、それにズーム、マクロ・レンズなども使用できる。」と言っておられます。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「視度差が気になるファインダー」「使いやすい操作部分」「独特な機械的ガバナー」「安定した露出レベル」「正確なシャッター速度」「シャープなズームレンズ」。
※「球面収差は・・・焦点距離にかかわらず、ややオーバー気味であるが良く補正されている。・・・」と記載されています。
(個人的感想)
格好よく質感もいいカメラですね。コパルスクエアを使用したキャノンのカメラは、この機種だけですかね。綺麗で動く個体であれば、お値段にもよりますが、まだまだ使えるような気がしますね。機械式シャッターと電子式シャッターとのハイブリット式(低速側は、電子シャッター)なのが、救いですかね。😈

4.キヤノンF-1(レンズ:キヤノンFD50ミリF1.4)
※価格:標準仕様F1.4つきで119,000円
※冒頭で、「キヤノンF-1は、従来絞り込み測光式であったFTやペリックスと違って、開放測光式の連動露出計を内蔵し、また、ペンタ・プリズム部分が着脱可能になっている。・・・このカメラ用のアクセサリーは全部で180種類、また交換レンズは40種類におよぶそうだ。要するに、このカメラは、最初から多目的のシステム・カメラという構想で開発されたものである。・・・」と言っておられます。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「直線を基調とした重厚な外観」「不要光除去式のファインダー」「感触スムーズな巻き上げレバー」「1絞り近く過度の露出レベル」「大きく重すぎるサーボEE」「2000分の1は1433分の1秒と測定」「開放でハロの目立つレンズ」「レンズ工作などに留意の要」。
※「球面収差曲線は・・・レンズ周辺部でやや補正過剰となっており、そのため絞り開放ではハロがいくらか目立つ。・・・」と記載されています。
(個人的感想)
個人的には、「CANON NEW F-1」「CANON NEW F-1 AE」で良いように思います。「CANON F-1」には前期型と後期型とがありますが、気持ちよく使いたいのであれば、綺麗な個体の方を選びたいですね。😈

5.コニカオートリフレックスT3(レンズ:ヘキサノンAR50ミリF1.4)
※価格:75,800円(F1.4レンズ,ケースつき)
※冒頭で、「コニカ・オートリフレックスT3は」、小西六が昭和48年4月に発売したシャッター速度優先式の35ミリ判EE一眼レフで、同社が昭和43年に発売したコニカFTAの改良型である。小西六の一眼レフは、コパルスクエア・シャッターを初めて組み込んだコニカFS(昭和35年)にはじまり、ファイダーにマイクロ・プリズムをつけたFP型(37年)、Cdsをとり入れたFM型(39年)、外光式ではあるが一眼レフEEカメラの第1号機コニカFTA、ニューFTA、そして今回のT3とモデル・チェンジを続けてきた。このT3はマミヤ・セコール・オートXTLと並んで機械シャッター付き速度優先TTLEE一眼レフとしては代表的な機種であり、その弟分FTAも海外での評判がよく47年8月のコンシューマー・リポートで、33機種の一眼レフ・テストの結果、第1位にランクされたほどである。今回診断するT3とFTAの主な違いは、新設計のレンズの装着、多重露出機構と巻き上げ完了マークの組み込み、機械シャッター式EEカメラの欠点といわれた重いシャッター・ボタンの軽量化、ストロークの短縮、フィルム面の安定性をよくするためパトローネの回転止めをつけたこと、セルフ・セット・ボタンの新設などである。」と言っておられます。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「操作性のよい焦点調節リング」「明るく見やすいファイダー」「好結果えられた多重露出」「気になる露出のバラつき」「軽く浅くなったシャッター・ボタン」「内面反射は普通程度」「重い感じのバリフォーカル」「EE一眼レフとしては廉価」。
※「球面収差曲線は・・・レンズのへりでやや補正過剰になっているが非常に少ない。そのため、ややハロが見えるが大したことはない。・・・」と記載されています。
(個人的感想)
「KONICA HEXANON AR」レンズを使う場合、「KONICA AUTOREFLEX T3」と「KONICA AUTOREFLEX NEW T3」の2択ですかね。他には、「KONICA Acom-1」ですかね。「KONICA Acom-1」より後の機種は、使いやすいですが、電子シャッター搭載のため不安定な状態の物が多いので、基本的には敬遠したいですね。「KONICA AUTOREFLEX T3」より前の機種である「KONICA NEW FTA」以前の機種は、とにかくシャッターストロークが長くて重いですね。😈

6.トプコンスーパーDM(レンズ:REGNトプコールM50ミリF1.4)
※価格:131,500円(F1.4レンズ,オートワインダー,ケースつき)
※冒頭で、「トプコン・スーパーDMは、東京光学が昭和48年4月に発売したオート・ワインダー(自動巻き上げ)つきの35ミリ判TTL一眼レフ・カメラである。ボデー本体は、同社が昭和38年に開発したトプコンREスーパーの流れを受けついでいる。REスーパーは、ミラーにCdsが組み込まれている同社独自の開放測光TTLであり、レンズを交換したとき各レンズの開放値が自動的に補正されるカメラのさきがけだった。また、本格的なモーター・ドライブ装置が、ボデーに何ら手を加えることなく装着でき、ペンタ・プリズム部とピント板も交換できるなど、ボデーをシステム・カメラの中心の一単位とする考え方を、同社は早くからもっていた。次いで、47年、REスーパーはスーパーDに発展した。ミラー・アップ装置とシャッター・ロック・レバーがつき、フィルム巻き上げ角を180度から135度にと使いやすくしたものだ。スーパーDMは、こうした土壌のうえに、新たに開発したオート・ワインダーが装着できるようボデーを手なおししたうえ、・・・ファイダー内に絞りF値を表示する小窓をつけて登場した。・・・」と言っておられます。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「独特のストラップ」「中途半端な絞り値標示窓」「気になるワインダーの音」「オーソドックスな連動機構」「正確なシャッター速度」「かなり多い内面反射」「開放だとやや落ちる描写」「ワインダーの効果に疑問」。
※「球面収差曲線は、・・・レンズのへりでやや補正過剰だが、・・・」と記載されています。
(個人的感想)
元々、数が少ない機種です。綺麗な個体は、今でもコレクターにそれなりの人気があるように思います。「RE TOPCOR」レンズをガンガン使うには、少々重たく、デザイン的にも微妙な存在ですね。「TOPCON RE SUPER」で我慢するのが、得策かも知れませんね。安上りに済ませるとしたら、機械式のコパルスクエアを搭載した「TOPCON RE200」「TOPCON RE300」が、軽量でいいかも知れませんね。露出計が死んでいても、シャッターは生きている個体は意外に多いように思います。😈

7.ニコマートFTn(レンズ:ニッコールHオート50ミリF2)
※価格:60,000円(F2つき)
※冒頭で、「ニコンFの普及型姉妹機ともいうべきニコマートFTについては、昭和40年11月号で診断を行ったが、43年10月にそれの改良型であるFTNが市販されたので、これに標準50ミリF2レンズをつけて検討することにした。ニコマートとニコンFとはすべてのレンズが共用になっており、50ミリF2レンズは8年あまり前のニコンFの診断の際にとり上げているが、現在のものはそれとまったく異なる構成の新レンズに変わっているからである。」と言っておられます。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「小型のペンタ・カバー」「見やすいファイダー」「スムーズな巻き取り」「正確な連動露出計」「目立つ内面反射」「すなおな性質のF2」「ニコンFより使いやすい」。
※「球面収差はたいへん小さく・・・」と記載されています。
(個人的感想)
恐ろしいほど、タフなカメラだと思います。一般向けの一眼レフカメラとは思えないほど、頑丈で精密感溢れる造りですね。「NIKON FM」以降のヘロヘロ感は、微塵もありません。そのかわり、大きくて重たいカメラですけどね。「NIKON F」「NIKON F2」を使ったプロカメラマンが、サブカメラとして重宝したのも納得です。おそらく、Fマウントのニッコールレンズが使用できるフィルムカメラで、最もコストパフォーマンスが高いカメラと言えるでしょうね。綺麗な完動品でも、お安いですからね。電池が「SR44」に変更になった後継機種である「Nikomat FT2」の方が、使いやすいかも知れませんね。現在の若い方は、ニコマートのことを省略して「マート?」と呼ぶそうですね。😈

8.ニコマートEL(レンズ:ニッコールSCオート50ミリF1.4)
※価格:102,000円(F1.4,ケースつき)
※冒頭で、「ニコマートELは、日本光学工業(株)が昭和47年12月に発売したフォーカルプレーン式35ミリ判一眼レフで、従来のニコマートFTNに電子式のコパル・スクエア・シャッターを組み込み、当今流行の自動露出方式にしたものである。・・・」と言っておられます。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「丸味をおびた外観」「小さいシャッター速度目盛り」「各所にある安全装置」「利用価値ある露出記憶装置」「改良されたシャッター」「独特なミラー・アップ機構」「多層コーティングのレンズ」「凝った電子回路」。
※「球面収差は・・・レンズのへりでかなり大きく過剰補正になっており、そのため絞り開放ではハロが目立つ。・・・」と記載されています。
(個人的感想)
カニの爪のついたニッコールレンズならば、Ai改造されていないオートニッコールレンズもAiニッコールレンズも全て、開放測光式で「絞り優先自動露出」が使えるのが、今では逆に売りのカメラだそうです。ただ、初期の電子シャッター搭載で、中央部重点測光式のみですね。同時代の他社の同グレードのカメラと比較すると、格段にタフのように思いますが、流石に経年変化を考えると、「NIKON FE」以降の機種が良いんでしょうね。元箱付きの美品クラスのシルバーボディーは、「裏人気?」なんだとか?😈

9.ニコンF2フォトミック(レンズ:ニッコールSオート50ミリF1.4)
※価格:120,000円(50ミリF1.4つき)
※冒頭で、「日本光学工業(株)製のフォーカルプレーン式35ミリ判一眼レフ、ニコンFがデビューしたのは、現在の一眼レフ・ブーム開幕の初期に当たる昭和34年であった。・・・フォトミックファインダーの方は、・・・いく度もモデル・チェンジが行われたが、ボデー本体の方は、この12年間、内部的な改造を除けばほとんど目立つほどの変更なしに、今日に及んでいる。これはモデル・チェンジの激しいカメラ業界では異例のことに属するが、そのためもあってかこのカメラは、酷使に耐えて故障の少ないこと、豊富な交換レンズ群を持つことなどによって、世界的に高い評価を受けている。そのニコンF系のカメラに、昭和46年9月から、従来の交換レンズ群がそのまま使えるような、ニコンF2フォトミックという新機種が加わった。これはいままでのFとは反対に、フォトミック・ファイダー付きで使うのを標準として設計されたものであるが、これを単純ペンタ・プリズム式のアイ・レベル・ファイダーにはめ替えて使うこともでき、その場合このカメラは、単にニコンF2とよばれることになった。・・・」と言っておられます。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「丸みをおびたボデー」「一考を要する明かりとり窓の位置」「改善された裏ブタの開閉」「まずまずの像面露光量」「”しゃくり上げ”方式になったミラー」「不安定な高速シャッター」「1万ルクス30分露出で認められた光もれ」「細かいところで目立つ改善の努力」「周辺部でやや光量不足のF1.4レンズ」「新型機としては新鮮味に乏しい」。
※「球面収差曲線は・・・レンズ周辺部でかなり大きく補正過剰になっているが、・・・絞り開放ではハロが目立つが、F2まで絞るとハロは消失する。・・・」と記載されています。
(個人的感想)
前フラッグシップ機の「NIKON F」が武骨な男性的なデザインのカメラなのに対して、「NIKON F2」は流麗な女性的なデザインに仕上げられているとは思います。ところが、「シルバーのアイレベルファインダー付き」の個体は、その製造数が少ないわけです。シルバーのボディーにブラックのフォトミックファインダーを付けたら、武骨なイメージになってしまいますよね。露出計がお陀仏だと、フォトミックファインダーを付ける意味はないですよね。最近の「フィルムカメラ姉御?」の方に、もっともっと使ってもらいたいフィルム一眼レフカメラの筆頭だと思うんですけどね。ニコンの「サステナブルシンボルなフィルムカメラ?」に強化指定してもらいたいですね。令和の世に、「天使のキッス的な贈り物?」を「NIKON F2」にしてもらえませんかね。個人的には、新デザインのシルバーのアイレベルファインダーの開発です。「TTL露出計」など内蔵する必要はないかと思います。「何も足さない、何も引かない?」的な研ぎ澄まされた写真を撮る道具で十分だからです。さらに、「シルバーチタン?」外装に交換できるサービスなんかも、見てみたいですね。令和の世には、昭和の置き土産的な最高峰の機械式一眼レフカメラである「美麗戦士的なNIKON F2」が、意外と似合うなんて思っているわけです。😈

10.フジカST801(レンズ:EBCフジノン50ミリF1.4)
※価格:66,800円(F1.4つき)
※冒頭で、「フジカST801は、昭和47年9月に富士写真フィルム(株)から発売されたフォーカルプレーン式35ミリ判一眼レフで、同社が45年に売り出したフジカST701の改良型である。以前のST701は、絞り込み測光式のTTL連動露出計を内蔵し、受光素子としてCdsセルのかわりに応答速度の速いシリコン光電池を用い、そして発売当時は世界最小、最軽量のフォーカルプレーン式一眼レフであった。この最後の記録は昭和47年に出現したオリンパスOM-1に取られてしまったが、それでも他の同型カメラにくらべれば、格段に小型軽量だったといえる。こんどのST801は、このコンパクト性を受け継ぎながら、不便な絞り込み測光式を開放測光式に改め、定点合致式のメーターのかわりに発光ダイオード(LED)による適正露出指示方式を採用し、また高速2000分の1秒のシャッター速度を追加するなど、多くの改良を加えたものである。ただし当今流行の自動露出方式にはなっていない。このLEDによる発光表示は、卓上電算機の数字表示その他に応用されはじめた新しい技術だが、カメラに応用されたのはこれが最初と思われる。・・・」と言っておられます。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「落ち着いた外観」「もの足りない視野率」「スムーズなフィルムの巻き取り」「すばやく応答するLED」「押しやすいシャッター」「ボデーの構造」「開放で認められるハロ」「盛りこんだ野心的新設計」。
※「球面収差曲線は・・・収差量は全般的に少ないが、どういうわけかレンズ周辺部で補正してあるため、中間部の収差がややふくらんでおり、絞り開放ではハロが認められる。・・・」と記載されています。「押し問答レンズ?」の異名を持つ前期型は、「使い手を選ぶ?」難解なレンズですよね。イージーライフの方は、後期型をどうぞ。😈
(個人的感想)
「PENTAX SP」系のフィルムカメラと「M42マウント」のオールドレンズの魅力にはまってしまった若い方に、是非とも手に取って確かめてもらいたいカメラの筆頭ですかね。垢抜けないデザインという方が多いのも事実なんですけど、意外と可愛い風貌に見えるような気がしているんですけどね。質感も、悪くはありませんね。😈

11.マミヤセコールオートXTL(レンズ:オート・マミヤ・セコールES55ミリF1.4)
※価格:75,000円(ケースつき)
※冒頭で、「マミヤ・セコール・オートXTLは、マミヤ光機(株)が昭和47年12月に、国内販売をはじめたフォーカルプレーン式35ミリ判一眼レフである。これはシャッター速度優先式のEE機構を持つカメラであるが、この機構を解除すれば、絞り値読みとり式のカメラとしても使うことができる。どちらの場合も開放測光式であり、スポット式の測光と中央重点気味の平均測光との両用に使えることを特色としている。・・・」と言っておられます。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「操作性よい焦点調節リング」「ファインダーは暗くみにくい」「一工夫ほしい格納ボタンの位置」「適正だった露出レベル」「正確なシャッター速度」「比較的多い内面反射」「歪曲が目立つレンズ」「アイデアはよいが・・・」。
※「球面収差曲線は・・・レンズのへりでやや補正過剰になっており、そのため絞り開放では像のハロがやや補正過剰目立つ。・・・」と記載されています。
(個人的感想)
日本の中古カメラ店で遭遇することのないカメラの代表格ですかね。その独特の風貌から、「おむすび山?」の異名を持つカメラです。ファインダーを覗くと、その情報収集ぶりに驚かされるわけです。はっきり言って、上級機なわけですよ。「AUTO mamiya/sekor ES 55mm F1.4」の玉は、「AUTO mamiya/sekor SX 55mm F1.4(M42)」と同じだとは思いますが、両者の描写を比較したことはありませんので、何とも言えませんね。世田谷時代、浦和時代のレンズと比較して、佐久時代のレンズは、カラー対応力を高めていますので、個人的には佐久時代のレンズの方が好きですね。色の出方が、濃厚なように思います。佐久時代になり、ローライシンガポールに「Rolleinar」をOEMしていたわけですが、それがローライのテイストというのではないように思います。ただし、ローライ向けレンズに関しては、コーティングの指定は受けていたように思いますけどね。😈

12.ミノルタX-1(レンズ:MCロッコールPG50ミリF1.4)
※価格:151,000円(AEファインダー,PM型スクリーン,F1.4レンズ,ケースつき)
※冒頭で、「ミノルタX-1は、ミノルタカメラ(株)が昭和48年4月にに発売した、電子式フォーカルプレーン・シャッターつきの35ミリ判一眼レフである。これは、ミノルタ製の一眼レフとしては、はじめてペンタ・プリズム部分やピント板を交換可能にしたもので、きわめて多種類の付属品が用意されている。また別に、モーター・ドライブ用ボデーも用意されており、あらゆる種類の撮影ができるという、いわゆるシステム・カメラである。とくにペンタ・プリズム部分としてAE(自動露出の意味)ファイダーとよばれるものを取り付ければ、簡単に当面流行の絞り優先式EE撮影ができ、EEを好まぬ人のために追針式露出計を組み込んだMファイダーがあり、また露出計不要でカメラの小型軽量を望む人にはP(プロフェッショナル)ファイダーがあるほか、ウェスト・レベルのファインダーも2種類用意されている。このカメラは、35ミリ判一眼レフの最高級機と言われてきたニコンF2や、キヤノンF-1よりもあとから出ただけに、これらの足りないところを補っている。それだけに、AEファイダー装着したこのカメラの値段は、同じ明るさの標準レンズをつけた場合、F2やF1よりも高く、国産の35ミリ判一眼レフ中の最高価格を記録している。・・・」と言っておられます。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「二つある回路のスイッチ」「やや小さい速度目盛り」「操作性よい巻き上げ機構」「バラつきのある露出レベル」「正確だったシャッター速度」「かなり多い内面反射」「やや悪い開放の描写力」「まだ残る改良点」。
※「球面収差は・・・レンズのへりにきわめて近いところで補正してあり、ほとんど全面が補正不足の状態になっているが、その量はわずかである。・・・」と記載されています。前モデルの前期型である「MC ROKKOR-PF 58mm F1.4(前期型)」とは、かなり性格の異なるレンズに仕上げられていることに注意する必要がありますね。「MC ROKKOR-PG 50mm F1.4」は、アンダーコレクション気味のレンズに仕上げられており、そういう意味ではライツ社のテイストが感じられますね。ただ、ズミルックスほどお金が掛けられなかったのが、逆に見て取れたりするわけです。右も左もわからずに、ただ闇雲にいろんなロッコール標準レンズを開放絞りのみで使っておられる方が、何と多いことか。あきれ果てて、嘆くこともやめましたけどね。😈
(個人的感想)
綺麗で生きている個体は、現在でもコレクターの方に狙われていますかね。プロ用のフラッグシップ機なんですが、存在感が薄いのはあの時代のフラッグシップモデルに「電子式シャッター」を搭載していたからでしょうね。当時のミノルタカメラが、5年以上先を歩いていたと言えなくもありませんけどね。😈

13.ミランダオートセンソレックスEE(レンズ:オートミランダE50ミリF1.4)
※価格:75,200円(F1.4標準レンズ,ケースつき)
※冒頭で、「ミランダ・カメラ(株)は日本におけるフォーカルプレーン式35ミリ一眼レフのパイオニアで、最初からこの機種のカメラだけを作り続けてきた。その製品は、おもに輸出に振り向けられているため、国内市場ではあまり見受けないが、技術の進歩は着実に取り入れられ、つぎつぎに改良が加えられている。そして最近の一眼レフにおけるTTL・EE化の傾向に呼応して、昭和47年3月、このミランダ・オート・センソレックスEEが発売されるに至った。これは、シャッター速度優先式のTTL・EE機構を備えた一眼レフで、この点ではコニカオートリフレックスT3やペトリFT・EEと同類だが、ピント板上の画像の広範囲平均測光と部分測光との切り替えが可能という点で、ひとつの特色を打ち出している。このカメラは、アサヒカメラ昭和41年12月号で診断した、ミランダ・センソレックスや、その後の改良品である同Ⅱ型をEE化したもので、この機会に各種の交換レンズも改装されてオート・ミランダEと呼ばれるようになった。しかし従来のオート・ミランダというレンズ群も、それ以前のねじ込み式マウントつきの各交換レンズも、このカメラに装着することができ、手動の絞り込み測光式ではあるが、露出計連動で使えるようになっている。」と言っておられます。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「ほっそりした感じの外観」「スリットがじゃまになるファイダー」「スムーズさが欠ける巻き上げ」「平均測光と部分測光の切り替えが可能」「やや重いシャッタ・ボタン」「かなり多い内面反射」「望まれる軽量化」「向上したレンズの性能」「使用感にもう少し爽快さがあれば・・・」。
※「球面収差曲線は、・・・レンズ周辺部でやや補正過剰になっている。そのため絞り開放ではハロがやや目立つが、・・・」と記載されています。
(個人的感想)
海外では、意外と人気のあったミランダカメラ。デザインと造りは、悪くはないかと思います。シャッターボタンが、ボディー前面からからボディー上面の普通の位置に変更になっており、使いやすくなっていると思います。5群7枚のオートミランダE50ミリF1.4は、6群8枚の前モデルから写りのギアを大きく上げています。ちょい絞で使いたいですが、絞り開放で何でもない日常の風景を切り取るのも、悪くはないのかも知れませんね。😈

14.ヤシカエレクトロAX(レンズ:オート・ヤシノンDS50ミリF1.7)
※価格:70,000円(50ミリF1.7レンズ,ケースつき)
※冒頭で、「ヤシカ・エレクトロAXは昭和47年9月に(株)ヤシカから売り出されたフォーカルプレーン式35ミリ判一眼レフで、これは3年前に発売されたヤシカTLエレクトロX(アサヒカメラ45年4月号で診断)をモデル・チェンジしたものである。いぜんのエレクトロXは、絞り込み測光式のTTL露出計を内蔵した一眼レフで、連続無段階のシャッター速度で作動する電子式コパル・スクエア・シャッターを装備したことと、ファインダー内に適正露出の条件を表示するのに、こわれやすいメーターというものを用いず、2個のランプの点滅方式を採用したこととを特色としていた。こんどのエレクトロAXは、このエレクトロXに用いられた電子技術を発展させて、これに絞り優先式の自動露出(EE)機構を組み込んだものである。しかし周知のように、TTL式の一眼レフでは、露出の寸前にミラーが上がって、それまで測光用受光体(Cdsセルなど)に当たっていた光が遮断されてしまう関係上、なんらかの方法によって、ミラーが上がる以前に受光体が受けていた光量をカメラに”記憶”させておかないと、自動露出方式を実現することはできないのである。そこで各メーカーは、それぞれ知恵を絞ってこの記憶装置の開発に努力しているというのが現状である。・・・」と言っておられます。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「頑丈な感じがするボデー」「やや暗いファインダー」「認められた画面間隔のムラ」「独創的な記憶回路」「やや重いシャッター・ボタン」「やや多い内面反射」「Cdsの応答速度の遅さが解消されれば・・・」。
※「球面収差は、・・・全般的に小さく、F1.7というせいもあって、開放ではハロはあまり目立たない。・・・」と記載されています。
(個人的感想)
少し大柄ですけど、デザインは悪くはないかと思います。製造・販売数が多いモデルではないように思うのですが、ジャンク籠で外装の綺麗な個体に結構出くわした記憶がありますね。😈電気系統が、弱いような気がしますね。😈

15.ライカM5(レンズ:ズミルックス50ミリF1.4)
※価格:248,000円(ボデーのみ),ズミルックス50ミリF1.4:125,000円
※冒頭で、「西ドイツのエルンスト・ライツ社は、各種の顕微鏡や光学測定機を主製品とする大手の総合光学メーカーであるが、写真関係者には、”ライカ”の創始者であることの方が、むしろよく知られている。ライカはいまから49年前の大正14年に誕生した。はじめは単にフォーカルプレーン・シャッターつきの小型カメラに過ぎなかったが、まもなく連動距離計が内蔵され、レンズの交換が可能となり、交換レンズがすべて距離計と連動するようになった。・・・とくに、かつてのライバルであったツァイス・イコン、日本光学工業、キヤノンなどのメーカーによる同型機が市場から姿を消した今日では、この形式ではほとんど唯一の生き残りのカメラということができよう。・・・数年前から高級機ライカフレックスSLを供給している。・・・標準や広角レンズを使用するときの速写性に関しては、距離計連動機の方が断然有利なことも確かである。ライツ社がライカを作り続けているのは、主としてこの理由によるものといえよう。そのライツ社が、昭和46年にライカM5という新型を発表、これが同年9月から、日本でも発表された。これは従来の、外部露出計装着式のライカM4の改良型で、その最大の特色は、距離計連動機でありながら、一眼レフのようなTTL(撮影レンズを通った光量を測って適正露出を決める)方式の連動露出計を内蔵していることである。・・・」と言っておられます。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「大きく変わった外観」「自動的に切り替えられるブライト・フレーム」「底部に移った巻き戻しクランク」「世界初のTTL距離計連動方式」「認められた光もれ」「スッキリした画像が得られるレンズ」「使いやすさに重点をおいた設計」。
※「球面収差曲線は・・・高次の収差補正が行われていて残留収差量が少なく、絞り開放でもハロはわずかである。
(個人的感想)
当時のライカマニアの方から「継子?」扱いされた悲運な機種と言えますかね。😈露出計の動作の可否よりも、その他の程度で選びたいですね。😈縦吊りのシルバーボディーは、意外と魅力的なんですけどね。😈

16.ライツミノルタCL(レンズ:MロッコールQF40ミリF2)
※価格:104,000円(標準レンズつき,ケース.フード共)
※冒頭で、「西ドイツのエルンスト・ライツ社と日本のミノルタ・カメラが技術提携したのは昭和47年6月であった。今回診断するライツミノルタCLは、その技術提携による第一作で、CLの名が示すように、コンパクトな設計で、距離計連動機でありながら、一眼レフのようなTTL方式の連動露出計を内蔵している点は、ライカM5の機能を備えているといえよう。・・・標準レンズや広角レンズを使用しての速写性では、距離計連動機が断然有利なことはいうまでもない。それが、ライツ社がライカを作り続けてきた大きな理由といえよう。今回のCLにも、そうした思想が十分にとり入れられ、小型、軽量を意図するライツ社の考え方が、M5でやや大型化したのを、CLでは十分にとりもどそうという意図がうかがえる。CLは、その基本設計をライツ社が行い、ボデーはミノルタで製造、40ミリF2標準レンズは、設計は同じだが両社でそれぞれ製造し、専用交換レンズ90ミリF4は、すべてライツ社で製作しているそうである。また、ライツ社から販売されるもののカメラ名は『ライカCL』で、価格は西ドイツで998マルク、1000マルク以下のライカの初登場とあって、話題をよんでいる。・・・」と言っておられます。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「小型、軽量の”普及判ライカ”」「上下像合致式でも使えるファインダー」「スムーズな巻き上げの感触」「正確な露出レベル」「少ない内面反射」「正確なシャッター速度」「周辺の表現もよいレンズ」「小型だが、高性能なカメラ」。
※「球面収差曲線は、・・・ノーマルな補正状態で残留収差量が少なく、絞り開放でもハロは少なく、F2.8に絞ればほとんど目立たない。・・・」と記載されています。
(個人的感想)
「MINOLTA CLE」が出た後は、人気が無くなってしまったわけです。現在では機械式シャッター搭載の「LEITZ minolta CL」「LEICA CL」の方が、末永く使える相棒であるとの認識が浸透して、両機の中古市場での価格差は、急速に縮みましたね。露出計の動作の可否よりも、その他の程度を比較してゲットしたいですね。😈

17.ミノルタハイマチックE
※レンズ:ロッコール QF 40ミリ F1.7(4群6枚)
※価格:33,300円
※冒頭で、「・・・ミノルタ・ハイマチックEは、昭和46年2月に発売された。精工舎が新しく作ったセイコーESF17というプログラムEE式電子シャッターをそなえている。暗い被写体に対しては、普通のEE撮影とフラッシュ撮影とが自動的に切り替わる機構を持つ。フラッシュ撮影の場合には、撮影距離に応じて絞りが自動的に調節されるという、いわゆるフラッシュマチック機構も備えている。メーカーは、このシャッターによる特殊効果として、大絞りでの撮影の場合には、背景や前景のボケの感じがよく、動体撮影のときには、被写体の流動感がよく表現されると称している。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「直線主体の無難なボデー」「やや見にくい二重像部分」「感触のよい巻き上げレバー」「適正露出で写るEE機構」「ストロボ撮影も好結果」「押しやすくないシャッター」「収差、ハロの少ないレンズ」「珍しく欠点の少ないカメラ」。
※「球面収差曲線は・・・レンズ周辺部でわずかに補正過剰になっているが、全般的に収差量が少なく、絞り開放でもハロは軽微である。・・・」と記載されています。
(個人的感想)
程度の良い個体が人気なのが、よくわかりますね。😈

18.リコーエルニカ35
※レンズ:カラーリケノン 40ミリ F1.8(4群6枚)
※価格:31,800円(ケースつき)
※冒頭で、「リコーエルニカ35は、(株)リコーが昭和47年10月に発売した35ミリ判の距離計連動式カメラで、・・・精工舎製のセイコーESF17とよばれる電子式レンズ・シャッターを装備し、操作が簡単なプログラム式EE撮影ができることを特色としている。・・・」と言っておられます。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「よいアイデアのセルフタイマー」「気になるファインダー視野のズレ」「巻き戻し機構に改良の余地」「やや多い露出レベルのバラツキ」「ひと工夫欲しいフラッシュマチック機構」「かなり多い内面反射」「シャープな写真がえられるよいレンズ」「実用性の高い大衆機」。
※「球面収差曲線は・・・すべての入射光に対してマイナス(補正不足)になっているが、収差量は少ない方に属する。・・・」と記載されています。
(個人的感想)
こういうレンズの付いたカメラのジャンクを見つけては、レンズだけ外してマウントアダプターお遊びをされる方がおられます。😈作例写真については、しっかりと説明してくださいね。私のようなど素人には、何のことかわからないのですからね。😈

19.ヤシカエレクトロ35FC
※レンズ:ヤシノン DX 40ミリ F2.8(4群4枚)
※価格:24,500円
※冒頭で、「・・・45年には大口径広角35ミリレンズ付きのエレクトロ35CC、47年にはヤシカとしては最もコンパクトな40ミリF2.8付きのエレクトロ35MCという別系列の新種を出した。しかし、電子シャッター付きカメラの発売に当たり、スロー・シャッターの強味を生かすために“ロウソクの光でも写ります”とノー・フラッシュ撮影を強調してきた。だが、そうするうちに小型ストロボが普及し、他社のカメラはこぞってフラッシュマチック機構を組み込み、手軽にストロボが使えることを強調する別の道を歩いた。そこへ発売したのが48年6月のエレクトロ35GLと、今回取り上げたエレクトロ35FCである。GLはオート・ストロボと同じような回路をカメラに組み込んで、光量の調節をカメラにさせた。今回取り上げたエレクトロ35FCの特徴は、なんといっても電子セルフタイマーであろう。機械式ガバナー(遅延機構)を使わずに電子回路でタイマーを働かせるというものである。また、これまで使ってきたコパルのシャッターをやめて、自社開発のシャッターを採用して、レンズ・シャッターでありながら、1000分の1秒という高速を得ている。・・・」と言っておられます。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「無難なカメラの外観」「やや暗いファインダー視野」「気になる巻き上げ機構」「安定した露出レベル」「初登場、電気的セルフタイマー」「正確なフラッシュマチック機構」「かなり多い内面反射」「周辺でおちる解像力」「機構間のバランスに不満」。
※「球面収差曲線は・・・標準的な補正。・・・」と記載されています。
(個人的感想)
「時既に遅し?」という感じですかね。😈

20.ミノックスC
※レンズ:コンプラン 15ミリ F3.5(3群4枚)
※価格:118,000円(ケース,チェーンつき)
※冒頭で、「ミノックスCは、9.5ミリ幅のロール・フィルム上に8×11ミリの画面を写す超小型カメラで、最初の型が発売されてから32年にもなるという、たいへん長い歴史を持つカメラである。・・・最近になって、Cdsセル使用、電子シャッター式EE機構を持つミノックスC型が発売されたので、・・・」と言っておられます。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「やや長くなった横幅」「すばらしい視野率」「いろいろある専用フィルム」「よく働く電子シャッター」「小さな内面反射」「やや速いシャッター速度」「すばらしい解像力」「不便なフラッシュ撮影」。
※「球面収差曲線は・・・残留収差量がたいへん少なくてよい。・・・」と記載されています。

21.ミノルタ16QT
※レンズ:ロッコール 23ミリF3.5(3群3枚)
※価格:16,800円(ケース,ストラップつき)

22.ポケットインスタマチック60
※レンズ:エクター 26ミリ F2.7(3群4枚)
※価格:46,000円

23.セディック300
※レンズ:27ミリ F9.5(3群3枚)
※価格:13,600円

24.ローライA26
※レンズ:ゾナー 40ミリ F3.5(4群4枚)
※価格:49,800円

25.マミヤC330プロフェッショナル(レンズ:マミヤ・セコールDS105ミリF3.5)
※価格:78,800円(標準,ケースつき)
※冒頭で、「・・・マミヤ光機のC型二眼レフは、・・・主としてアメリカのプロや高級アマチュアに愛好され、・・・今回のC330型は高級型に属するC33型を改良したもので、現在C220型と2本立てで提供されている。なお、今回は、標準レンズ105ミリF3.5・・・55ミリF4.5レンズ・・・」と言っておられます。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「ソフト・ムードになった」「特色ある視差と露出倍数補正」「便利な1回巻きクランク」「ほぼ正確なシャッター」「きわめて少ない内面反射」「大げさなフィルム種別ASA表示機構」「標準も広角も良い性能」「レンズ交換二眼レフの完成品」。
※「球面収差は・・・レンズ周辺部で大きく過剰補正になっているため、開放ではハロが出る反面、少し絞るとシャープになり、・・・」と記載されています。
(個人的感想)
写真屋・写真館専用のカメラと思われていますが、ヘリアータイプのこのレンズの描写はいいですよ。😈

26.コーワスーパー66(レンズ:コーワS55ミリF3.5)
※価格:170,500円(本体,バック,55ミリF3.5レンズ)
※冒頭で、「ここに診断するコーワ・シックスⅡは、興和株式会社が昭和48年4月に発売した、フィルム・バック交換可能の6×6判一眼レフである。同社は43年にバック交換のできないコーワ・シックスを発売し、47年には多重露出とミラーアップ機構を加えたコーワ・シックスMMを発売している。・・・」と言っておられます。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「重くなったボデー」「見にくいピント・ルーペ」「着脱に問題あるフィルム・バック」「操作しやすい多重露出」「独特なミラー連動機構」「少ないボデーの内面反射」「シャープな広角レンズ」「難点は使いにくさ」。
※「球面収差曲線は・・・かなり素直に補正されており、収差量は6×6判用のレンズとしては、かなり小さいほうである。・・・」と記載されています。
(個人的感想)
コーワシックスで、十分かと思います。レンズの描写力が、決め手ですからね。😈

27.ゼンザブロニカEC(レンズ:ニッコールP75ミリF2.8)
※価格:172.200円(ケース,ストラップつき)
※冒頭で、「・・・発売以来いく度かのモデル・チェンジが行われたが、ここ7年間ほどは、1本のフィルムの途中でも随時に他種のフィルムと交換使用できるフィルム・バック方式のS2型と、それができないC2型との2機種に統一されていた。そこに昭和47年3月、ここに診断するEC型がつけ加わったというわけである。・・・」と言っておられます。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「落ち着いた感じの外観」「ややあまいピントの調整」「2回転になったフィルム巻き上げ」「相変わらず大きいミラー音」「正確なシャッター速度」「非常に少ない内面反射」「よくなった内部の部品」「ハロも少なく優秀なレンズ」「改良が望まれる撮影時の音とショック」。
※「球面収差曲線は・・・焦点距離が75ミリ程度の標準レンズとしては、収差量がきわめて小さくてよい。・・・」と記載されています。
(個人的感想)
耐久性は気になりますが、デザインは悪くはないと思うのですが。😈

28.ノリタ66(レンズ:ノリタール80ミリF2)
※価格:108,600円(標準レンズ,ケースつき)
※冒頭で、「ノリタ66は、埼玉県川越市にあるノリタ光学(株)製の6×6センチ判フォーカルプレーン式一眼レフで、120(または220)サイズ・・・リトレック6×6のメーカーの武蔵野光機がその製造を中止したのを機会に、それまで同社に撮影レンズや各種光学部品を提供していたノリタ光学がそのあとを引き継ぎ、ボデーに相当な改良を加えて売り出したのがこのノリタ66というわけだ。国内発売は46年3月からだが、アメリカにはそれ以前から輸出され、ミシンで有名なシンガー社のグラフレックス部門から、グラフレックス・ノリタという名で売り出されている。」と言っておられます。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「軽量化されたボデー」「軽量化で犠牲になった視野率」「好調に作動する多重露出機構」「省かれたミラー・アップ装置」「凝った構造のシャッター機構」「改良の余地あるフィルム・ゲートの反射」「性能よい標準と超広角レンズ」「融通のよくきく大型カメラ」。
※「球面収差曲線は・・・素直に補正されており、収差量は、6×6判の標準レンズとしては、きわめて小さくてよい。・・・」と記載されています。
(個人的感想)
国内の中古カメラ店で、ほとんど見なくなりましたね。ほとんどの個体が、中華大陸へ上陸したと言われています。相場が大幅に上昇してから、騒いでいるようでは。この明るい標準レンズの描写は、ポートレート撮影に使うと、癖になりますかね。😈


29.アサヒペンタックス6×7(レンズ:スーパー・タクマー 6×7 105ミリF2.4)
※価格:161,500円(標準レンズ,ケースつき)
※冒頭で、「アサヒペンタックス6×7は、・・・昭和41年秋のフォトキナ(西ドイツ)に試作品として展示されてから、43年秋のフォトキナ、44年3月のカメラショー(東京)などで正式発表されたのち、ようやく7月に発売されるにいたった。相当な難産というべきだが、一面においてメーカーの旭光学がいかに慎重に事を運んだかがうかがわれる。・・・標準105ミリレンズ・・・望遠200ミリ・・・」と言っておられます。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「扱いやすいボデーの丸味」「よくできているファインダー」「重いフィルム巻き上げ」「反射ミラーとその機構」「たいへん正確なシャッター」「シャープでよい105、200ミリレンズ」「重いが高性能のカメラ」。
※「球面収差はきわめて小さく、・・・」と記載されています。
(個人的感想)
後継機種の「PENTAX 67Ⅱ」を持っている若い女性を、たまに見掛けます。以前だと、完全にプロの写真家の世界ですからね。😈

30.マミヤRB67プロフェッショナル(レンズ:マミヤ・セコール127ミリF3.8)
※価格:123,000円(標準レンズ,ロールホルダーつき)
※冒頭で、「マミヤ光機は、・・・昭和45年6月にマミヤRB67プロフェッショナルという、6×7センチ判のレンズ・シャッター式一眼レフを発売した。・・・フィルム装てん部分が随時交換可能の形式を採用しており、・・・カメラ名のRBは、この後部回転(レボルビング・バック)方式の略号である。・・・」と言っておられます。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「デザインに苦心のあと」「縦横を間違えやすいファインダー」「便利なバック交換式」「ミラーの小さな作動音」「多い内面反射カブリ」「ほしいタイム露出機構」「ガタがない前板の動き」「大型レンズとしてよい性能」「構えて写す用途に好適」。
※「球面収差は・・・レンズ周辺部でいくらか補正過剰になっているが、大型レンズとしては全般的にたいへん小さくてよい。・・・」と記載されています。
(個人的感想)
このシリーズのカメラも、絶滅危惧種になりつつありますね。😈

31.マミヤプレススーパー23(レンズ:マミヤ・セコール100ミリF3.5)
※価格:62,000円(グリップと100ミリレンズつき)
※冒頭で、「マミヤ光機製の距離計連動式6×9センチ判のプレス・カメラ、マミヤ・プレス・・・これらの大型カメラは、報道カメラマン用のほか、警察や官公庁の記録用、写真館の補助撮影用、あるいは高級アマチュア用というように、・・・マミヤ・プレスの方は、その後スタンダード、S型、G型の3種類となり、さらに昭和42年9月には、その外観W一新して・・・スーパー23となった・・・」と言っておられます。
※本文でのタイトルは、以下のとおりです。「すっきりしたボデーの外観」「十分余裕のある距離計基線長」「軽いフィルムの巻き取り」「大きい内面反射」「よい性能の標準レンズ」「問題の残る後部アオリ」。
※「球面収差はレンズの周辺部で相当に補正過剰にしてあり、・・・」と記載されています。
(個人的感想)
後継のシリーズ最終型である「マミヤユニバーサルプレス」の方が、玉数も多く、綺麗な個体が多いように思います。アオリ機構が必要ない方は、マミヤユニバーサルプレスでいいと思います。😈


☆市販カメラ一覧:上記以外の市販されている国産カメラ
1.アサヒペンタックスSPF
※価格:50ミリF1.4つき68,000円 55ミリF1.8つき58,000円 ボデーのみ42,000円
※機械式シャッター搭載、SMC TAKUMARレンズを付けるとTTL開放測光に対応

2.アサヒペンタックスSL
※価格:55ミリF1.8つき43,500円 ボデーのみ27,000円
※機械式シャッター搭載
※各種部品等の耐久性が強化された後期型の「PENTAX SP」から内蔵露出計を省略したモデル
※個人的には、「M42マウントのPENTAX S系カメラ」の中では一押しです。

3.オリンパス35UC
※価格:カメラ31,800円

4.オリンパス35DC
※価格:カメラ28,000円

5.オリンパス35EC2
※価格:カメラ22,000円

6.オリンパス・トリップ35
※価格:カメラ18,500円

7.オリンパスペンEE-3
※価格:カメラ14,800円

8.キヤノンFTb
※価格:50ミリF1.4S.S.C.つき73,500円 55ミリF1.8S.C.つき63,500円 ボデーのみ44,500円
※当時の高校・大学の写真部員の人気を「Nikomat FTn」と二分したと思います。

9.キヤノンEX AUTO
※価格:EX50ミリF1.8つき46,000円

10.キヤノネットG-Ⅲ 17/19
※価格:(G-Ⅲ17)35,000円 (G-Ⅲ19)32,000円

11.キヤノネット28
※価格:カメラ22,000円

12.キヤノデートE
※価格:カメラ32,000円

13.コニカC35FD
※価格:カメラ31,000円

14.コニカC35フラッシュマチック
※価格:カメラ23,500円

15.コニカC35E&L
※価格:カメラ19,000円

16.さくらパック100X
※価格:カメラ3,350円

17.セディック110ポケット
※価格:カメラ5,800円

18.コシナ・ハイライトEC
※価格:F1.4つき83,000円 F1.7つき75,000円 ボデーのみ62,000円

19.コシナ・コンパクト35
※価格:カメラ15,700円

20.コーワシックスMM
※価格:85ミリF2.8つき98,500円 ボデーのみ63,000円
※コーワシックスの上位機種、ミラーアップと多重露光が可能になっている

21.コーワUW190
※価格:カメラ44,000円
※19ミリ超広角レンズが固定された機械式レンズシャッター搭載の一眼レフカメラ
※主に建設業界の現場で使用されたため、現存する個体は少ないものと思われます。
※綺麗な個体は、コレクターアイテムです。

22.ゼンザブロニカS2
※価格:ニッコール75ミリF2.8つき129,500円 ゼンザノン100ミリF2.8つき133,000円 ボデーのみ90,000円
※機械式シャッター搭載の6×6判カメラ
※各種部品等、耐久性が強化された後期型(ZENZA BRONICA S2A)の方が、お勧めです。

23.トプコンIC-1
※価格:50ミリF2つき46,500円 ボデーのみ34,500円

24.トプコンユニレックス
※価格:50ミリF2つき40,800円 ボデーのみ29,800円
※機械式レンズシャッター搭載
※デザインと造りは、大衆向け一眼レフカメラとしては秀逸である。
※この標準レンズの写りは、秀逸ですね。

25.トプコンホースマン985
※価格:ボデー195,000円

26.コンバーチブル・ホースマンCH842
※価格:カメラ48,500円 ロールホルダーⅠ~Ⅲ18,700円

27.ニコンF2フォトミックS
※価格:ニッコールオート55ミリF1.2つき150,000円 ニッコールオート50ミリF1.4つき135,000円 ニッコールオート50ミリF2つき126,000円 ボデーのみ105,000円
※ニコンF2フォトミックの上位機種

28.ニコンF
※価格:ニッコールオート55ミリF1.2つき99,000円 ニッコールオート50ミリF1.4つき84,000円 ニッコールオート50ミリF2つき75,000円 ボデーのみ54,000円
※言わずと知れた初代フラッグシップ一眼レフカメラ

29.ニコノスⅡ
※価格:Wニッコール35ミリF2.5つき45,000円 UWニッコール28ミリF3.5つき65,000円 ボデーのみ30,000円

30.フジカST901
※価格:50ミリF1.4つき99,000円(ケース付)
※電子式シャッター搭載のM42マウントの絞り優先自動露出可能なモデル
※小型軽量で、デザインと造りは、秀逸だと思います。

31.フジカGE(R)
※価格:カメラ21,700円

32.フジカGM/GL690プロフェッショナル
※価格:ボデーのみ53,400円
※機械式シャッター搭載のレンズ交換式中判レンジファインダー機

33.ペトリFTE F1.7
※価格:カメラ47,400円 ボデーのみ30,000円

34.ペトリFTⅡ
※価格:ペトリ55ミリF1.4つき52,600円 ペトリ55ミリF1.8つき45,400円 ボデーのみ31,000円

35.ペトリV6Ⅱ
※価格:ペトリ55ミリF1.8つき35,400円 ボデーのみ21,000円

36.ペトリニューコンピュータ35
※価格:カメラ25,000円

37.ペトリM35
※価格:カメラ21,800円

38.マミヤC220プロフェッショナル
※価格:マミヤセコール80ミリF2.8つき55,000円

39.ミノルタSR-T SUPER
※価格:58ミリF1.2つき91,500円 50ミリF1.4つき73,000円 50ミリF1.7つき63,500円 ボデーのみ46,500円
※機械式シャッター搭載、TTL開放測光、ミノルタSR-T101の上位機種

40.ミノルタSR-T101
※価格:58ミリF1.2つき84,300円 50ミリF1.4つき65,800円 50ミリF1.7つき56,300円 ボデーのみ39,300円
※機械式シャッター搭載、TTL開放測光

41.ミノルタ ハイマチックF
※価格:カメラ24,800円

42.ミノルタ16PS
※価格:カメラ5,000円

43.ミランダ センソレックスⅡ
※価格:オートミランダ50ミリF1.4つき60,000円 オートミランダ50ミリF1.8つき53,000円 ボデーのみ40,000円
※機械式シャッター搭載、TTL開放測光

44.ミランダ センソマートRE
※価格:オートミランダ50ミリF1.4つき55,000円 オートミランダ50ミリF1.8つき48,000円 ボデーのみ35,000円
※機械式シャッター搭載、TTL絞り込み測光

45.ミランダ センソレット
※価格:カメラ24,000円
※「KONICA C35」に似たレンジファインダー機

46.ヤシカ TLエレクトロX-ITS
※価格:F1.2つき73,000円 F1.4つき57,000円 F1.7つき56,300円 ボデーのみ48,000円

47.ヤシカFFT
※価格:F1.9つき41,000円

48.ヤシカマット124G
※価格:カメラ41,000円
※6×6判二眼レフカメラ、露出計が搭載されている

49.ヤシカエレクトロ35GL
※価格:カメラ33,500円

50.ヤシカエレクトロ35GSN
※価格:カメラ32,500円

51.ヤシカエレクトロ35CCN
※価格:カメラ33,500円

52.ヤシカエレクトロ35MC
※価格:カメラ23,300円

53.ヤシカアトロンエレクトロ
※価格:カメラ34,000円

54.リコーフレックスTLS401
※価格:55ミリF1.4つき57,500円 50ミリF1.7つき47,500円 ボデーのみ35,500円
※機械式シャッター搭載のM42マウントの一眼レフカメラ、アイレベルとウエストレベルとが切り替え可能

55.リコーエルニカF
※価格:カメラ25,000円

56.リコー500GS
※価格:カメラ20,000円

57.リコーハイカラー35S
※価格:カメラ17,300円

58.リコマチック110Xポケットデラックス
※価格:カメラ19,800円

59.リコーオートハーフSE/E
※価格:(SE)カメラ16,600円 (E)カメラ15,600円





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「カメラドクター・シリーズ〔第1集〕アサヒカメラ連載〔ニューフェース診断室から〕最新カメラ診断室:朝日ソノラマ、1974年8月24日発行⇒以下、参考文献」です。
以下は、この本の広告です。

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右が、ミノルタカメラの「minolta X-1」「LEITZ minolta CL」の広告です。
※「持つ誇り、撮る充実感」と題して、「今、日本じゅうのカメラマニアの注目がミノルタに集まっています。世界唯一のメカニズムを誇る『ミノルタX-1』。西独・ライツ社との技術提携から生まれた『ライツミノルタCL』。この2機種を知らずしてカメラを語ることはできない。」と言っておられます。当時、そのことがわかった方が、どれだけいたんでしょうかね。😈

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右が、サン光機の「サンレンズ」の広告です。
※「確に伝える確なレンズ」と言っておられます。
※1960年代のサン光機の輝きが、1970年代には失われていったように思います。😈

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左が、旭光学工業の「ASAHI PENTAX ESⅡ」の広告です。
※完全自動露出と題して、「この言葉をつくったのも、ペンタックスです。」と言っておられます。
※このカメラが現在でもガンガン生きていたら、人気者になるんですけどね。シルバーボディーの方が、少ないような気がしますね。😈

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右が、サンパックの「ストロボ オートズーム4000」の広告です。
※「プロの感覚。」と言っておられます。

左が、日本光学工業の「Nikomat EL」の広告です。
※「最新鋭。ニコンの完全自動露出一眼レフ。」と言っておられます。存在感のあるカメラだとは思いますけどね。😈

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右が、コムラーレンズの「KOMURANONズーム925」の広告です。
※「にくい奴新登場。」と題して、「ポートレートから超望遠撮影まで一本でこなす・・・」と言っておられます。
※「ブラックフェイスのにくい奴。〈映像の狩人:ビジュアルハンター〉コムラノンズーム。」と言っておられます。随分と大袈裟ですね。最近では、コムラノンズームにも価格をつけてくる中古カメラ店があります。こんなレンズは、「まとめてジャンク界?」の住人だったんですけどね。コムラノンの後半あたりから「写りがヘロヘロ?」になるんですけど、逆に「ミラーレス一眼マウントアダプターお遊び族?」の方達にとっては、好都合なんだそうです。😈

左が、オリンパス光学工業の「OLYMPUS OM-1」の広告です。
※「撮影別に使い分けできるのはOMシステムだけ。」「他を圧する豊富で高精度なマクロフォトグループ。」と言っておられます。「機械式シャッター搭載のOMシリーズ」は、人気のようですね。そう言えば、「OLYMPUS OM-2000」なんていう安カメラも、中古カメラ店であまり見なくなりましたね。😈

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右が、小西六写真工業の「コニカT3」の広告です。
※「なぜ”理想に近いカメラ”と紹介されたのか?-コニカT3。」と言っておられます。私の中では、「KONICA HEXANON AR」レンズを使用する場合、「KONICA NEW T3」「KONICA T3」「KONICA Acom-1」の三択状態ですね。電子式シャッター搭載の機種は、厳しいですね。😈

左が、日立コンデンサ/ストロボ事業部の「カコストロボElite-L、P-5S」の広告です。
※「色たちに愛されますカコストロボ」と言っておられます。

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右が、セディックの「SEDIC404、SEDIC204、SEDIC300」の広告です。
※「いま、全貌を現わした、新しいポケットカメラ」と言っておられます。

左が、ミランダカメラの「MIRANDA SENSOREXⅡ」の広告です。
※「全レンズ開放測光」と言っておられます。1960年代までは、ミランダは決してペトリのような安物カメラではなかったように思います。北米市場で売るために、カメラの外観の造りこみは立派のように思います。😈

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右が、ヤシカの「YASHICA ELECTRO 35 GL」の広告です。
※「太陽電池が決め手!!」「世界初のオートフラッシュ機構をプラス!!」と言っておられます。違った方向に走ってしまったヤシカなんですかね。小西六の背中が、どんどん見えなくなっていきましたね。😈

左が、ローライの「Rollei A26」「Rollei 35」の広告です。
※「話題集中!2ツのローライコンパクトカメラ」と言っておられます。
※その当時の日本輸入元は、神戸の「本庄株式会社」だったんですね。😈

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右が、興和の「コーワスーパー66」「コーワシックスMM」の広告です。
※「機動カメラから機動システムカメラへ」と言っておられます。レンズは、素晴らしいと思います。😈

左が、シュミットの広告です。
※「今、シュミットで調整されているライカの70%は20年以上も前のライカです。」と言っておられます。「シュミット」と聞いて、今でも涙ぐむベテランの方がおられますよね。😈

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右が、三洋写真産業の「ハクバ製品」の広告です。
※「ロケーションを完璧にするために!!」と言っておられます。

左が、ゼンザブロニカ工業の「Zenza BRONICA EC」の広告です。
※「Get it,The art of arts.BRONICA」「美の狩人に捧ぐ。-ブロニカEC。」と言っておられます。決して、「HASSELBLAD」が買えない人のためのカメラではなかったと思いますけどね。😈

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左が、シュリロ貿易の「HASSELBLAD」の広告です。
※「精悍さと優美さと どちらも同じハッセルブラッド」と言っておられます。ハッセルブラッドの精悍さと優美さは、日本製のカメラでは無理であったんでしょうかね。結局のところ、「ハッセルブラッド=スウェーデン鋼」ということに帰結するような気がします。😈

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右が、キヤノンの「Canon F-1」の広告です。
※「黒の超高級機」と言っておられます。シルバーボディーも、造って欲しかったですね。今ごろ、「クラシックカメラ姉御?」達の注目を集めていたと思います。😈

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左が、マミヤ光機の「Mamiya RB67 PROFESSIONAL」の広告です。
※「ユニークなメカニズムの創生」と言っておられます。このシリーズのカメラも、中古カメラ市場で「絶滅危惧種?」になりつつありますよね。😈

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富士写真フィルムの「引伸機・引伸機用レンズ」の広告です。
※「プロの信頼。」と言っておられます。その通りだと思います。😈





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以下が、「カメラ毎日別冊 カメラ・レンズ白書’71:毎日新聞社、1971年5月15日発行⇒以下、参考文献」の広告です。

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右が、マミヤ光機の「Mamiya RB67 PROFESSIONAL」「mamiya/sekor 1000DTL」の広告です。
※「自由な空間をつくる6×7」と言っておられます。マミヤの知名度が、今ごろ上がって来てもね。😈

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右が、旭光学工業の「SUPER TAKUMAR ZOOM 85~210mm F4.5」の広告です。
※「ワンタッチ・アクションのズームには制約はない」と言っておられます。元気なペンタックスって、いいですね。😈

左が、フジカラーサービスの広告です。どうして、こんな広告になったんでしょうかね。😈

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日本光学工業の「Nikon F」の広告です。
※「人間の創造領域を広げる」と言っておられます。
※「レンズはシャープであることが第一の条件ですが、品質の均一性も重要な問題です。ニッコールレンズがシャープネスの代名詞のように評され、広く世界のフォトマニアから信頼を集めるのは、この二つ条件を確実に満たしているからです。40種に及ぶニッコールレンズはさらに操作性や機動性が考慮され、堅牢性においても他の追随性を許しません。優秀な原料、高度な設計と技術、厳しい品質管理から生まれるニコンー信頼に応える一生一台のブランドです。」と言っておられます。
※「NIKON F2 Photomic」が発売される前の「CANON F-1」と対峙した苦しい時代だったんですかね。😈

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キヤノンカメラの「Canon F-1」の広告です。
※「人類はいま、新時代のスーパーシステムカメラを手にしました。その名はキヤノンF-1。『’71日本カメラショー』で感動を呼んだカメラです。」と言っておられます。
※「かつて、世界に日本の存在を知らせドイツの独走を、完全にくつがえしてしまった5文字ーCanon。そのキヤノンの使命感が世界の『映像芸術』のため、いままで人類が手にしたことのなかった最高のカメラの開発を決意させていました。『眠れる獅子』とうわさされながら開発に熱中した5年の沈黙。それを破って登場したこのキヤノンF-1は、完全に未来思考をふまえた最高のスーパーシステムカメラであると確信しています。昨秋の『フォトキナ』や『’71日本カメラショー』でも、話題はこの一台のカメラに集まったと言っても過言ではありません。左ページの写真はF-1本体にモータードライブ、サーボEEファインダー、フィルムチェンバー250を装着、無人・完全自動250コマ連続撮影という前人未到の撮影領域を開拓した組み合わせです。この独創的なアクセサリーのほかにも40種を超える交換レンズなど、180種を超えるアクセサリー群が映像の極限に挑みます。」と言っておられます。
※「キヤノンの長い沈黙ほど、恐いものはない。」と改めて胸に刻んだ私なのでした。😈

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左が、ヤシカの「ヤシカエレクトロシリーズ」の広告です。
※「カラーの冴えがちがう画期的な電子カメラ!!」と言っておられます。
※「今すぐごひいきのカメラ店へ行ってみてください。ヤシカのエレクトロカメラが全機種、勢揃いして、あなたをお待ちしています。カメラに組み込まれた電子頭脳が、昼はもちろん、夜でも暗い室内でも、的中露出を自動的に計算する電子カメラ。露出のむずかしいカラー写真も、シャッターを押すだけ!1枚も失敗しませんから、撮り直しのきかない旅行用に最適です。」と言っておられます。
※1960年代前半の快進撃の姿は、どこにも無いように思いますね。😈

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富士フィルムの「FUJICA ST701」の広告です。
※「〈小ささ〉に挑戦」と言っておられます。
※光学ガラスのトップメーカー富士フィルムの実力を発揮した、本格的一眼レフ。もちろんプロの眼フジノン。これからの一眼レフです。」と言っておられます。
※「〈純度〉に挑戦ー”頼れるフジノン”」と言っておられます。
※「鮮やかな映像の世界。そのあらゆる分野で、大きな信頼に応えるーフジノンレンズ。大型カラー時代のプロの道具として定評。ひとつひとつにまごころこめた、総合技術の結晶です。」と言っておられます。
※「フジノンレンズのシェア75%(IMS調査)」「色再現のかたよりをなくした無着色レンズ。」「レンズ本来の性能を厳しく追求。光学ガラスからの一貫生産。」「あらゆる条件を満足させるシャープネス。」と言っておられます。
※「FUJICA ST701」のバージョンは、一体いくつあるんですかね。後期型は、ホットシューが固定になりましたよね。😈

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オリンパス光学工業の「OLYMPUS 35DC」の広告です。
※「世界で一番小さく軽い大口径コンパクト35ミリEE」と言っておられます。
※「”小さくて使いやすい”をモットウに終始一貫して、コンパクトカメラを創りだしてきたオリンパスーここにその技術の粋を極めたEEカメラの決定版を完成させました。新製品=オリンパス35DCの登場がそれです。35DCには、完全にして完璧なる〈フルオートマチックEE〉を採用。ただボタンを押しさえすれば美しい写真が撮れます。レンズは明るいF1.7ズイコーを装着。映像をあくまでもシャープに描写します。フラッシュ撮影はもちろん、逆光撮影や日中シンクロ撮影がワンタッチでこなせるのはオリンパス35DCだけです。」と言っておられます。
※「OLYMPUS OM-1」無き戦いを強いられた時代ですよね。😈

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ミノルタカメラの「minolta SR-T101」の広告です。
※「笑い声が歩いてくる。光と共に歩いてくる。-SR-Tの開放測光」と言っておられます。
※「一筋の光が、すべてを語ることがあります。また、その強烈さがすべてを駄目にすることがあります。光との闘い・・・カメラの道とは、結局このひと言に集約されるのではないでしょうか。大胆に光を追う、その時SR-Tの測光システム〈開放測光+CLC分割測光〉が大きくモノをいいます。明暗のコントラストが激しい被写体でも、明るさを分割した範囲内にとどめ、精度の高い測光をする。数あるTTL1眼レフの中でもひときわ目立つ貴重な存在です。あなたが手にするSR-Tは、決して価値ある瞬間を逃しません。」と言っておられます。
※真ん中のモデルは、女優の鰐淵晴子さんです。撮影は、タッド若松氏です。随分とお金を掛けていますよね。😈

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タムロンの「TAMRON ZOOM 80~250mm F3.8」の広告です。
※「80m/m~250m/mへ、タムロンなら焦点が変化しても、キレの良い映像は変りません。」と言っておられます。
※「一眼レフの世界を拡げるー世界特許、マウント交換式完全自動絞レンズ」と言っておられます。
※1970年代のタムロンの躍進を感じさせますね。😈

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右が、ペトリカメラの「PETRI V6Ⅱ」の広告です。
※「’71ペトリフォトコンテスト〈こんにちわにっぽん〉」ですと!「絶えず前進する日本、そして日本人のエネルギーをあなたの鋭いレンズでとらえてください。」と言っておられます。
※「特賞ヨーロッパへ派遣 年間賞 3名」とは、豪華ですね。
※主催=読売新聞社
 協賛=ペトリカメラ株式会社
 協力=パンアメリカン航空、全日本写真材料商組合連合会
 提供=モンブラン/シーボン化粧品
※審査員:秋山庄太郎・曽野綾子・読売新聞写真部長・週刊読売編集長・ペトリカメラ副社長
※理由もなく、ペトリ製のカメラのことを馬鹿にするのは止めましょうよね。😈

左が、ゼンザブロニカ工業の「Zenza BRONICA S2」「Zenza BRONICA S2 ブラック」「Zenza BRONICA C2」の広告です。
※「ギリギリまで追求したいときーそこにゼンザブロニカと豊富な交換レンズ群がある」と言っておられます。レンズだけなんですかと、言いたくなりますよね。😈
 
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コムラーレンズの「KOMURA WIDE & ZOOM」の広告です。
※「コムラー・ワイド・アン・ズーム、ユニ・オート、TLユニオートの自動絞り、開放測光EE連動マウント交換システムが有利です。」と言っておられます。
※1960年代の交換レンズ専業メーカーの雄、コムラーが光輝いた最終期ですかね。😈

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サン光機の「サンズームレンズ」の広告です。
※「オプティカルとメカニックの芸術」と言っておられます。
※「理屈は抜きです。ある時はシャープに、ある時はアクティブに、クリエートする男の意志を表現する、プラクティカルなレンズ。だから、サンズームは国境を越えて、多くの人に使われているのです。」と言っておられます。
※1960年代の輝きが、徐々に失われていくことになりますね。😈

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ケンコーの「フィルター」の広告です。
※「写真に強くなる秘訣はこれ!!」と言っておられます。その通りかも知れませんね。😈

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小西六写真工業の「さくらカラーN100」の広告です。
※「カラーは肌色がきめ手、肌色賛成さくらカラー」と言っておられます。
※「旅にいこうよ・・・カラーは〈さくら〉」と題して、「新緑が5月の詩をつぶやき、空と大地がこれに和す。自然がいま創造の時を与える。・・・〈さくら〉が冴える。」と言っておられます。
※何とも、詩人な小西六なんですよね。😈





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以下が、「カメラ毎日別冊 カメラ・レンズ白書’74:毎日新聞社、1974年6月15日発行⇒以下、参考文献」の広告です。

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右が、マミヤ光機の「Mamiya RB67 PROFESSIONAL」の広告です。
※「魅力の67」「評判の大型画面」「高画質・6×7判・システムカメラ」と言っておられます。
※このシリーズも、段々と見なくなりましたね。😈

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ヤシカの「YASHICA ELECTRO AX」の広告です。
※「光の極限」と題して、「光の極限に挑むヤシカエレクトロAX。どんなわず微かな光でも、そこに光がありさえすれば、確実にとらえる・・・。しかも自動的にとらえる・・・。この完全自動露出のメカニズムを、電子シャッターに求め、世界で初めてカメラに採用したヤシカの技術が、AXの中に結集されています。」と言っておられます。
※格好いいカメラに見えてきました。😈

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旭光学工業の「PENTAX SPF」「PENTAX ESⅡ」の広告です。
※「コーティングレンズの結論。SMCタクマー。」と言っておられます。
※「より鮮烈な光とカラーの世界を、あなたのものにするペンタックス。」と言っておられます。
※「すぐれたカメラには、すぐれたレンズ。」と題して、「ムラのないあざやかなカラー、ハイコントラストな鮮明画像。新しい映像美をとらえる、独自の多層コーティングレンズ〈SMCタクマー〉。最新機能をフル装備したペンタックスESⅡ・SPFにふさわしい、理想のレンズです。
※「左:一般コーティングレンズ使用」と「右:SMCタクマーレンズ使用」の作例写真を比較しています。全然、違いますよね。「Super-Takumar」レンズを持っている方達にとっては、ある意味拷問だったでしょうね。😈

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キヤノンの「FD 35ー70mm F2.8ー3.5S.S.C.」の広告です。
※「ここに、一本のレンズをご紹介いたします。キヤノンが何を求めているか、その本当の姿を理解していただきたいと思うからです。」と言っておられます。
※「シングルレンズに匹敵する性能を求めました。歪曲収差の変動を最少に押え、球面収差の補正にも完璧を期しました。理想のカラーバランスを求めたスーパースペクトラコーティング(S.S.C.)の実施。内面反射を防ぐための電気植毛の採用。被写体距離0.3mまでという近接撮影の実現。さらには、最大径69ミリ、長さ120ミリのコンパクト設計と、まったく妥協のない設計がされています。『FDレンズ』が、またひとつ、新しい撮影領域を開拓したと言えるでしょう。新発売。FD35-70mm F2.8-3.5 S.S.C.:100,000円」と言っておられます。
※当時のカメラ少年達にとっては、憧れの存在でもあり、遠い存在でもあったわけです。😈

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ミノルタカメラの「minolta SR-T SUPER」「minolta X-1」の広告です。
※「真実に迫る心と眼」と題して、「一瞬のチャンスも逃さない機動性 ミノルタ一眼レフ」と言っておられます。
※「日々、変わる世界。急激なスピードで変貌する社会。これらの瞬間を正確に記録するのが、一眼レフに課された使命です。速写性、機動性を極限まで追求したミノルタ一眼レフ。そこに、一瞬のチャンスに挑むカメラマンの心が加わる時、心に訴える記録が生まれます。真実を伝え、感動を伝える一眼レフ、ミノルタ。」と言っておられます。
※個人的には、この時代のミノルタが一番好きですね。😈

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右が、ペトリカメラの「PETRI FTE F1.7」の広告です。
※「ミラクルマルチコーティングレンズとTTL + EEの握手」と言っておられます。
※「光は制御された!」と題して、「新開発ペトリ・マルチコーティングレンズは、逆光撮影の際に発生しやすいゴーストが、ほとんど防止され、開放時にフレアーの発生もみられず、常に安定した撮影ができ、カラーバランスのよい自然な画像が得られます。これに理想のシステムTTL + EE機構が加わり高度なテクニックを楽しめます。」と言っておられます。😈
※ブラックボディーにのみセットされた、このミラクルマルチコーティングレンズは、少ないですね。😈シルバーボディーには、モノコーティングレンズがセットされました。

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オリンパス光学工業の「OLYMPUS OM-1」の広告です。
※「小型・軽量、撮り易さに徹した最高級一眼レフ」と言っておられます。
※「実感!この機敏なシステム」と題して、「一眼レフ本来の機動性を取り戻した世界一コンパクトなOM-1。いままた、世界最小最軽量のモードラ発売で、もっか話題騒然。ますます充実したOMシステム、写真でお気づきでしょうか、このコンパクトさ。21ミリから200ミリまで主要なレンズはすべて、49ミリフィルターが共用できるのです。いまお好きなレンズ5本に、OM-1を2台持ったとしましょう。それでも他社のカメラ1台、レンズ3本分の重さにしかなりません。さて、さまざまなシステム、とりわけモードラを使いこなすカメラとなると、当然高い耐久性が要求されます。1973年1台のOM-1がエベレスト8848mの頂上を征服しました。-40度に近い厳しい自然状況下でまったくスムーズに作動したといいます。10万回のライフテストで実証ずみの耐久性は、この事実によって、確実に裏付けられたのです。」と言っておられます。
※やっと35ミリ判一眼レフカメラの本命を発売できたことの高揚感が伝わってきますよね。営業部隊がよその惑星から連れて来たカメラでは、結局は駄目ということなんでしょうね。😈

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コムラーレンズの「KOMURANON LENS」の広告です。
※「映像作家のライフル、コムラノン925、広角、望遠、すべて揃いました」と言っておられます。
※「映像の狩人(ビジュアルハンター)。」と題して、「あらゆる性能が高度に、しかも使いやすく備わった〈映像の狩人〉コムラノン交換レンズ群。画面の全域に平均するピントのシャープさ、クリアな色の再現、明快なコントラスト、特殊ゴムの採用で微調整を容易にしたリングの操作性。最新一眼レフのメカニズムに合致する交換マウントの連動方式とともに、ブラックフェイス、マルチコーティングのコムラノンは、オーナーの奔放な想像力に応じて、十分な力を発揮します。いま、新発売のコムラノン925(ズーム)をはじめ、広角、望遠のすべてが揃って発売中。この夏を狙うあなたのライフル、コムラノン。」と言っておられます。
※レンズ専業メーカーとしての覇権を失った頃ですかね。😈

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右が、コパルの「セコニック露出計」の広告です。
※「パーフェクトへの道」と題して、「プロの世界では常にパーフェクトである。光と影の芸術、その表現技法に欠かせない露光量の変化を、適確にとらえる高精度プロ用露出計トリオ。ここから安心と信頼が生まれる。」と言っておられます。う~ん、格好いいですよね。😈

左が、興和の「KOWA SUPER 66」の広告です。
※「6×6一眼・機動システムカメラ コーワスーパー66」と言っておられます。
※やり過ぎ感が、ありますかね。レンズは、いいですよね。😈

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タムロンの「TAMRON 38-100mm f/3.5 ZOOM」の広告です。
※「ワイドから望遠までカバーする理想のレンズ」と題して、「写真の道に進めば進むほど、あなたの創造力を発揮するための特別なレンズが欲しくなるものです。しかし、標準レンズのほかに、広角、望遠、マクロ、ズームと数多くのレンズを取り揃えるには高価で、また持ち運びも大変です。タムロン38-100mm F/3.5 レンズは、これらの問題を一挙に解決した、日本はもちろん、世界でも類がない傑出した夢のレンズです。・・・」と言っておられます。
※このデザインは、格好いいですよね。😈

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小西六写真工業の「KONICA AUTOREFLEX T3 + VARIFOCAL HEXANON AR 35~100mm F2.8」の広告です。
※「なぜ、速度優先でなければならないか?完全自動露出1眼レフ。」と言っておられます。
※この組み合わせで写真を撮ったアマチュア写真家は、どのくらいいるのでしょうかね。😈





本は、以下のとおりです。
右が、「カメラ毎日別冊 カメラ・レンズ白書’71:毎日新聞社、1971年5月15日発行⇒以下、参考文献」です。
中が、「カメラドクター・シリーズ〔第1集〕アサヒカメラ連載〔ニューフェース診断室から〕最新カメラ診断室:朝日ソノラマ、1974年8月24日発行⇒以下、参考文献」です。
左が、「カメラ毎日別冊 カメラ・レンズ白書’74:毎日新聞社、1974年6月15日発行⇒以下、参考文献」です。
カメラは、以下のとおりです。
右が、「Nikomat FTn + NRC Sun DF 28/35mm F3.5-3.8 (Nikon F Ais)」です。
左が、「Nikomat EL + NRC Sun DF 85/135mm F4(Nikon F Ais) 」です。
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