今回は、「トリプレットな国産一眼レフ用135mmレンズ?」達の現在地について、話したいと思います。旧東ドイツ製の「Meyer Trioplan 100mm f2.8」は、「バブルボケ?」という武器で下剋上を果たしたわけです。「Meyer Trioplan 100mm f2.8」は、激しい争奪戦が展開され異常な高値を付けました。以前ほどの過熱感は無くなりましたが、依然として高値圏にあることは間違いありません。そこで、トリプレットというレンズ構成に注目して、他のレンズの「もぐら叩き?」ゲームも展開されました。それとは別に、トリプレット以外のレンズ構成のレンズで、綺麗なバブルボケの出せるレンズの下剋上も起きました。典型的なレンズは、「FUJINON 55mm f2.2(M42)」なんですかね。😂
話を元に戻します。1960年代には、国産の一眼レフカメラ用にカメラメーカー純正で「3群3枚のトリプレット」の中望遠レンズが、ラインナップされていました。私の知るところでは、「MINOLTA ROKKOR-TC 100mm f4(SRマウント)」「MINOLTA ROKKOR-TC 135mm f4(SRマウント)」「C.C Auto petri 135mm f3.8(PETRIマウント)」ですかね。😂1960年代の前半には、「NIKKOR-T 10.5cm f4(Fマウント)」もありましたけど、こちらはニコンマニア様のごアイテムですので、中古カメラ市場でもお高めですね。😂1960年代は、一眼レフカメラは高級カメラの代名詞で、まだ一般には普及していませんでした。標準レンズ1本だけという人も、結構多かったと思います。その中で、当時一番人気だったのが、焦点距離「135mm」の望遠レンズでした。そこで、買いやすい価格帯のトリプレットの中望遠レンズをラインナップしていたカメラメーカーもありました。コロナ問題で自宅を整理整頓していたところ、標準レンズ付きの「minolta SR-1」と「MINOLTA ROKKOR-TC 135mm f4(SRマウント)」のセットが出てきたなんてことが、あるような気がします。古いカメラだと馬鹿にしないで、整備して復活させてもらいたいですよね。若い方の祖父様や曾祖父様あたりが使われたカメラでしょうね。写真好きで、結構傑作を残されているような気がします。😂
話は変わりますが、「トリプレット=バブルボケ」と結びつける安易な方がまだ相当数おられるようで、これらのレンズにも「バブルボケ?」を期待されるようですね。否定はしませんが、的外れな方たちのように思います。海外の写真投稿サイトを見てみると、「MINOLTA ROKKOR-TC 100mm f4(SRマウント)」と「C.C Auto petri 135mm f3.8(PETRIマウント)」の写真はほとんど無いように思いますが、「MINOLTA ROKKOR-TC 135mm f4(SRマウント)」の写真はそこそこありますね。😂流石に、真ん中の解像力や色のりを強調するとともに、「階調表現の乏しさ?」「ボケのざわつき感?」を逆手にとったような写真が多いですね。😂「霊ボケ?」ばかりを強調するようなお馬鹿写真が比較的少ないのは、気のせいですかね。😂
本日は、以上です。





左が、「MINOLTA ROKKOR-TC 135mm f4(SRマウント)」です。
「3群3枚のトリプレットタイプ」で、絞りは、ハンド・プリセット式である。価格は、「12,500円(フード、ケース付)」です。

右が、「C.C Auto petri 135mm f3.8(PETRIマウント)」です。
「3群3枚のトリプレットタイプ」で、マニュアル絞り可能の完全自動絞り機構を採用している。価格は、「12,800円(フード、ケース付)」です。

本は、「日本カメラ 日本のレンズ:日本カメラ社:1967年9月30日発行⇒以下、参考文献)」です。
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今回は、「mamiya DSX1000」の謎について、話したいと思います。知り合いのカメラ仲間の方から電話がありまして、「マミヤ光機の35mm判一眼レフカメラについて、少し語りませんか。」と言われました。それを聞いて、「面白そうな話ですが、テーマを絞らないと長話になると思います。それでは、シャッタースピード優先自動露出を搭載した高級機『mamiya/sekor auto XTL』の発売時にそれまでの『M42』マウントを捨てて、バヨネットの『ES』マウントを採用しました。ところが、わずかな期間で終了しましたよね。そして、先祖帰りとも言える『M42』の開放測光対応の『SX』マウントのカメラとレンズとを投入してきました。これは、ある意味謎なんですけど、どのように思いますか。」と言いました。すると、その方は「やっぱり、そう来られましたか。『SX』シリーズの魅力は、何と言ってもレンズです。『Rolleiflex 35』シリーズ用の『Made in Japan』の『Rolleinar(QBMマウント)』と同母異父兄弟の関係にあるからです。」と言われました。その後、その方の長~い独演会を拝聴しました。私は、「たいへん参考になりました。」と言って電話をきりました。😂
最後に、こんなことを考えました。マミヤ光機は、中判カメラのメーカーというイメージが強く、「35ミリ判一眼レフカメラ」の分野には、あまり力を入れていなかったというイメージですね。「からくりマミヤ?」の異名が災いしたのか、カメラメーカーにとって鬼門と言われているマウントの変更を頻繁に行いましたね。😂私の事務所から歩いて直ぐのところに「マミヤビル」がありまして、以前ベテランの従業員の方に当時のマミヤ光機とローライとの関係についてお聞きしたことがあります。その時、その方は、「私も若かったので、詳しいことは知りませんが、ローライが倒産した後、かなりまとまった人数のローライの人間がマミヤ光機に移籍入社したことは、間違いありませんよ。それまでも、結構親密な関係だったようです。その後、大沢商会の倒産によりマミヤ光機も連鎖倒産しましたので、お気の毒でしたね。」と言われました。それを聞いた私の脳裏には、あることがよぎりました。当ブログの読者の方ならば、もうお気づきですよね。実は、マミヤ光機は、ペンタプリズム搭載の35ミリ判一眼レフカメラの開発に先行していました。1950年代前半には試作機を完成させていました。自社の中判カメラが売れていたこともあり、その生産ラインの一部を潰してまで、35ミリ判一眼レフカメラを量産化する気はなかったようです。そのかわり、フォーカルプレーンシャッターの量産技術と生産設備を有するカメラメーカーに協業を申し出たと言われています。その中の1社が、レオタックスカメラであったわけです。レオタックスカメラは、当時はまだライカコピー機の販売が好調だったようで消極的だったようですが、良好な関係は続いたようです。状況が一変したのは、積年のライバル関係にあったニッカカメラが、新興の「長野の山猿軍団?」の軍門に下って、一眼レフカメラの開発に協力する決断を下した時のようです。ニッカカメラは、世界のニッコールレンズを捨ててまで決断を下したわけですから、経営状態が相当切迫していたんだと思います。慌てたレオタックスカメラでは、経営陣が「従来のライカコピー機の低価格戦略 & LEOTAX Gの開発」派と「マミヤ光機の軍門に下って一眼レフカメラ開発にシフト」派とに2分されたようです。結局、銀行からの融資が受けられなかったこともあり、「一眼レフカメラ」派の意見は退けられたわけです。その後の「CANON Pショック?」の荒波の中、「LEOTAX G」の開発へと突進していったレオタックスカメラは、西方から飛んできた「不渡りの矢?」を全身に浴びて、呆気ない最期をむかえたわけです。レオタックスカメラ倒産後に従業員が散り散りになっていく中で、マミヤ光機は「フォーカルプレーンシャッターの量産技術に詳しい人間?」をごっそり迎え入れることに成功したと言われています。「ニッカカメラ VS レオタックスカメラ」という積年のライバル関係が、「ヤシカ VS マミヤ」の代理戦争に継承されたのは、何とも興味深いですよね。😂
話は変わりますが、以前、当ブログの読者の方でマミヤ光機の事情にお詳しい方から情報を貰いました。その方のお話では、「マミヤ光機が、新鋭の佐久工場(子会社)の操業度が上がらず苦しんでいた時に、マミヤ光機の担当者がローライ側と接触して、ローライブランドの製品の製造を請け負えないかと持ちかけたところ、先方も渡りに舟だったようで、話がまとまったんですよ。」とのことでした。その話を聞いて、私は、「SXシリーズ」とその後のバヨネットマウントの「CSシリーズ」「Zシリーズ」のマミヤレンズに興味が湧いてきたわけです。今でも、頻繁に海外の写真投稿サイトで研究しています。当時のマミヤ光機は、1970年に新鋭の佐久工場(子会社)の操業を開始したわけですが、タイミングが悪かったですね。翌年の1971年にニクソンショックによる「1ドル=360円」の固定相場制の終焉、1973年に勃発した第一次オイルショックによる狂乱物価と大幅な景気低迷が同時に襲ってきたわけです。大型の設備投資と大幅な賃上げ問題が重石になっていったと思われます。一方、ローライはより深刻な状態に陥っていたようです。小型の「ローライ35」シリーズのヒットを受けて、安い労働賃金を求めて、シンガポールに当時世界最大級のカメラ製造工場を稼働させていました。カメラ・レンズ製造業は、設備投資もそれなりに必要ですが、当時は典型的な労働集約型産業であったわけです。第一次オイルショックは、ローライに大きな打撃を与えたわけで、その後数千人規模の大規模なリストラを断行したわけです。ローライ側も、安価でそれなりの性能を持つレンズを安定的に供給してくれる先を確保することは、当面の課題の一つだったと思われます。私は、マミヤの佐久工場には、ローライ側の人間も常駐していたんではないかと思っているんですよね。😂個人的には、「SEKOR SX」シリーズ、「SEKOR CS」シリーズ、「SEKOR E」「SEKOR EF」シリーズのレンズは、見かけ上のスペックや性能のみで判断すると見誤まることになる典型的な「映像重視系?」のレンズではないかと思っています。😂
本日は、以上です。



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「mamiya DSX 1000 + AUTO mamiya/sekor SX 55mm f1.4(M42)」です。
レンズは「M42」マウントですが、開放測光に対応するために独自のピンが付いており、このシリーズ以外のM42マウントのカメラには装着できません。😂「みら~れす一願まうんと仇ぷた~お遊び?」の方たちは、歯科医院で抜歯治療を受けておられるようですね。😂当然ですが、抜歯治療を受けたレンズは、中古カメラ店での買い取り時には「ジャンク品?」扱いになることには、注意したいですね。😂
※富岡光学について相当お詳しいある方のサイトで、「AUTO mamiya/sekor SX 55mm f1.4(M42)」は、富岡光学製だと断言されておられます。さらに、富岡光学製のオールドレンズの画造りだと言っておられます。私には、富岡光学製のオールドレンズの画造りとはどのようなものか理解できません。あくまで、レンズの製造を委託したサイドの画造り(テイスト)だと思いますけどね。富岡光学は、あくまで製造を委託したサイドの要望と予算に従って忠実にレンズの製造を請け負っただけだと思いますけどね。中には、レンズの設計図を渡して硝材も指定してきた製造委託者もいたと思うのですが?😂全くのおまかせ定食を発注した製造委託者もいたんでしょうけどね。😂低予算でも、それなり以上の性能を持ったレンズを大量にかつ短い納期でこなす能力がずば抜けて高い会社だったんだと思います。富岡光学の全盛時代と言われる「YASHICA ELECTRO 35 & Polaroid Land Camera MP-4」用のレンズの大量発注を同時に短い納期でこなした能力の高さは、尋常ではないと思います。
話を元に戻します。私ならば、「AUTO mamiya/sekor SX 55mm f1.4(M42)」は、「ローライの画造りとテイストを持った一族レンズではないか?」と思いたいですけどね。😂





「mamiya DSX 1000」です。機械式の横走りシャッター搭載のシンプルなカメラです。造りは、悪くはないと思います。「M42」マウントで開放測光に対応するために、独自のレバーが付いています。そのため、このシリーズのカメラに用意された「SXシリーズ」の交換レンズ群には、独自のピンが付いています。😂測光方式は、「平均測光」と「スポット測光」とに切り換えが可能となっています。😂
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今回は、「写真サロン夏季特別号 各種レンズ比較テスト 優秀カメラはどれか(玄光社:1957年7月15日発行:以下、参考文献)」を読んでを報告します。
知り合いのベテランのクラッシックカメラ・レンズ好事家の方から、「カメラ・レンズ談義ネタとして、もう少し骨っぽい定番中のド定番の本を紹介してください。」と言われましたので、今回の本の登場となった次第です。😂電話でのカメラ・レンズ談義を受け付けますが、長電話を避けたいので、下記の広告を一つ選択して話題を限定願います。😂
本日は、以上です。



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富士フィルムの「8mm映写機 フジスコープ M-1」の広告です。
※空前の8mmブームでしたね。😂

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右が、マミヤ光機の「マミヤ マガジン 35」の広告です。
「いつでも、即座に望みのフィルムが使える」と言っておられます。😂

左が、ジイド社の「デルツブランドの写真用品」の広告です。
「品質を誇るデルツ暗室用品」と言っておられます。😂
※後年、一眼レフ用の望遠レンズもラインナップしていましたね。「DELTZ TELEPHOTO UENOR 135mm F2.8(M42、Exakta)」「DELTZ TELEPHOTO UENOR 200mm F3.5(M42、Exakta)」の2本でしたかね。😂御徒町駅近くの上野に本陣を構えていたことから、「UENOR(上野~る?)」と命名したんでしょうね。😂それにしても、「DELTZ(デルツ)」というブランド名は、何とも微妙ですよね。😂「珍駄物コレクター?」さんの裏メニュー的なレンズですかね。😂

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旭光学工業の「アサヒペンタックス」の広告です。
「お待たせしました 夢のカメラ遂に誕生!」と言っておられます。😂

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千代田光学精工の「ミノルタ A2」の広告です。
「反転ビハインドシャッターの威力」と言っておられます。😂

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小西六写真工業の「コニカⅢ」の広告です。
「アメリカではコニカⅢをこう評している!!」と言っておられます。😂

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右が、アイレス写真機製作所の「アイレス 35ⅢL」の広告です。
「速写に絶対必要な3大要素」と言っておられます。😂

左が、八洲光学工業の「ヤシカフレックス」「ヤシカ・オートマット」の広告です。😂
「100万円のアイデア募集!」と言っておられます。😂
※エンドーから「ピジョンフレックス」の製造を受注してカメラ製造に乗り出したのが、1953年なんですよね。この本の発売された1957年には、ニューヨークに販売拠点を置いているんですよね。社長の牛山善政氏の類い稀な商才と行動力には、驚かされますね。😂富岡光学との2人3脚に拍車が掛かっていった時期ですかね。

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オリンパス光学工業の「OLYMPUS WIDE-E」の広告です。
「常に最高のピントと適正露出を!」と言っておられます。😂

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右が、近江屋写真用品の「ハンザ引伸機」の広告です。
「ハンザは世界市場で公認された最も優秀な引伸機です」と言っておられます。😂

左が、キヤノンカメラの「Canon VT de luxe」の広告です。
「充実したキヤノン システムの威容!」と言っておられます。😂

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右が、藤本写真機製作所の「ラッキーⅢD型」の広告です。
「鮮やかに拡大する! ラッキー引伸機 ラッキーレンズ」と言っておられます。😂

左が、岡谷光学機械の「ロード 5D」の広告です。
「従来のⅣA型、ⅣB型、ブラックロードは引続き製作発売しております。ご愛用下さい。」と言っておられます。😂
※穴カメラだと思いますね。😂

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興和光器の「カロワイド」の広告です。
※全く隙も無駄もない広告ですよね。😂

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瓜生精機の「Cinemax-8」の広告です。
「楽しい!安い!すばらしい!」と言っておられます。
※「日本光学のシネ・ニッコールF1.9付」と言っておられます。ペッツバールタイプのレンズ構成の稀有なニッコールレンズですよね。その当時の同様のスペックの8ミリ用のシネレンズは、ほぼ全てペッツバールタイプのレンズ構成を採用していたように思います。「F1.4」クラスの明るさになるとペッツバールタイプのレンズ構成では無理があったようで、レトロフォーカスタイプのレンズ構成が多いように思います。😂

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富士フィルムの「フジスコープ M-1」の広告です。
「御家庭で楽しく8mm映画を」と言っておられます。😂

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セコニックの「ディレククター L-8型」の広告です。
「安心しておすすめ出来る専門メーカーの製品」と言っておられます。😂

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アルコ写真工業の「アルコ 8」の広告です。
「ズームファインダーシステム」と言っておられます。😂

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右が、アルコ写真工業の「アルコ 35 オートマット」の広告です。
「明るく鮮鋭なF2.4の超高性能レンズ、・・・」と言っておられます。😂

左が、ワルツの「ワルツ 35-S」の広告です。
「瞬間的写真に最適なカメラ!」と言っておられます。😂

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左が、ザイカの「ザイカズーム 2.4」「ザイカズーム 3.2」の広告です。
「世界で最高の明るさ 広角より望遠まで」「ズームの醍醐味を一般のアマチュアの手に」と言っておられます。😂

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右が、エルモ社の「ELMO 8mm MODEL 8-AA」の広告です。

左が、玄光社の「サロンスーパー貯蔵瓶」の広告です。
「浮ぶ円盤の魅力!」と言っておられます。😂
※この頃、玄光社は「サロンブランド」で写真用品を販売していましたね。

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玄光社の「関式 サロン露出計 ⅣA型」の広告です。
「カラー撮影でもフラッシュ撮影でも夜間・舞台撮影でも露出の心配は不要です」と言っておられます。😂
※材質は今流でいいと思いますが、復刻すれば、おしゃれアイテムとして売れそうな気がします。😂

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東京光学機械の「トプコン-L」の広告です。
「本格的のライトバリュー式カメラ」と言っておられます。😂







本は、「写真サロン夏季特別号 各種レンズ比較テスト 優秀カメラはどれか(玄光社:1957年7月15日発行:以下、参考文献)」です。定番中のド定番の本ですので、今更説明する必要はないかと思います。😂
ライバル対決のような形で比較分析しています。カメラと付いているレンズとを対決させています。中入り後の取組は、以下の通りです。😂好取組が目白押しと言いたいところですが、珍妙な取組もありますね。😂
1.ニコン S2  VS  キャノン VTデラックス
2.キャノン 50mm F1.2  VS  ニッコール 50mm F1.1
※「中心部に優れた大口径レンズ」VS「ニッコールレンズ群の雄」との一言には、納得ですね。😂
3.キャノン L1  VS  ミノルタ・スーパーA
4.キャノン 50mm F1.8  VS  スーパーロッコール 50mm F2
※「使いやすい万能レンズ」VS「中心部は鋭い切れ込み」との一言には、納得ですね。😂
5.アサヒペンタックス  VS  ミランダ
6.ズノー 50mm F1.9  VS  タクマー 58mm F2
※「軟調描写に魅力」VS「高い中心部の解像力」との一言には、納得ですね。😂
7.キャノン L2  VS  タナック SD
8.キャノン 50mm F2.8  VS  タナー 50mm F1.5
※「テッサー型最高の解像力」VS「ソフトな描写にもってこい」との一言には、納得ですね。😂
9.ニッカ 3F  VS  レオタックス F
10.トプコール 50mm F1.5  VS  ニッコール 50mm F1.4
※「大口径としてはかなり優秀」VS「開放時にわずかなフレア」との一言は、何とも微妙ですね。😂
11.オリンパス 35S  VS  コニカⅢ
12.G.ズイコー 45mm F1.9  VS  ヘキサノン 48mm F2
※「特に優れた中心部」VS「美しいボケ味」との一言には、納得ですね。😂
13.トプコン L  VS  アイレス 35 ⅢL
14.トプコール 44mm F2  VS  H.コーラル 45mm F1.9
※「ズミクロンに堂々対抗」VS「カメラの機能とよくマッチしたレンズ」との一言には、コーラルへの配慮を感じますね。😂
15.ミノルタ A2  VS  マミヤ 35Ⅲ
16.ロッコール 45mm F2.8  VS  マミヤセコール 50mm F2.8
※「実景描写に偉力発揮」VS「広い画面域に高い解像力」との一言には、両レンズの味の違いを感じますね。😂
17.オリンパスワイドE  VS  カロワイド
18.プロミナー 35mm F2.8  VS  D.ズイコー 35mm F3.5
※「良好な歪みの補正」VS「きわめて少ない焦点移動」との一言には、納得ですね。😂
19.オートテラ Ⅱ  VS  マミヤマガジン35
20.マミヤセコール 50mm F2.8  VS  プロバー 44mm F2.8
※「広い画面域に高い解像力」VS「中心と周辺の良いレンズ」との一言は、何とも微妙ですね。😂
21.ロード 5D  VS  リコー35 デラックスL
22.リケノン 45mm F2  VS  ハイコール 40mm F2
※「新種ガラスを有効に使用」VS「周辺光量充分の準広角」との一言は、興味深いですね。😂
23.タロン 35Ⅱ  VS  ローヤル 35 S
※どちらも、現物を見たことありません。😂
24.トミノール 50mm F2  VS  タムロン 42mm F1.9
※「一般の用途に適する」VS「ソフトフォーカスレンズに近い」との一言は、微妙ですね。😂「Taronar」ではなく、「Tamron」なんですよね。😂
25.ビューティーカンター35  VS  ワルツ 35S
26.カンター 45mm F2.8  VS  ワルツアー 45mm F2.8
※「2.8級特有のフレアが殆どない」VS「レンズは良いが、機構に難点」との一言は、結構誉められていると思いますね。😂
27.アルコオートマット D  VS  ペトリオートメイト
28.オリコール 45mm F1.9  VS  アルコ 50mm F2.4
※「中級レンズとしては良好」VS「開放でも周辺解像力が高い」との一言には、納得ですね。😂
29.ミノルタオートコード L  VS  カローレフオート K2
30.ロッコール 75mm F3.5  VS  プロミナー 75mm F3.5
※「開放でも少ないフレア」VS「推賞にあたいする性能」との一言には、納得ですね。😂
31.ヤシカレフ AS  VS  リコーレフ ダイヤ
32.ヤシマー 80mm F3.5  VS  リコー 80mm F3.5
※「中心部を使えば安心」VS「行き届いた設計」との一言は、微妙ですね。😂
33.ヤシカマット  VS  プリモオートマット
34.トプコール 75mm F3.5  VS  ルマクサー 80mm F3.5
※「新方式のレンズとして興味深い」VS「第一級の性能を示す」との一言は、微妙ですね。😂
35.パール Ⅲ  VS  マミヤシックス オートマット
36.ヘキサー 75mm F3.5  VS  D.ズイコー 75mm F3.5
※「快適な味、スケッチに好適」VS「このレンズ特有の切れ込みはF5.6~F8で」との一言は、興味深いですね。😂
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今回は、「銀縁眼鏡のヤシカレンズとヤシ困カメラとの乱でぶ~?」について話したいと思います。知り合いのカメラ仲間の方から電話がありまして、「ヤシ困マウントの銀縁MLレンズについて語らせてください。」と言われました。それを聞いて、嫌な予感がしたのですが、「とりあえず、手短に語ってもらえますか。」と言いました。その方は、いきなり「ヤシ困マウントのツァイスレンズは銭さえ出せば買えますが、銀縁MLレンズは足で稼がなければ手に入りません。現在では、ネット散歩でも手に入るようになりましたが、珍品ともなると、逆に高値掴みさせられているようです。その最たる物が、『YASHICA ML 55mm f1.2(銀縁)(C/Y)』です。『非銀縁』はたまに見ますが、『銀縁』ともなると珍品部族のレンズになりますからね。」と言われました。それを聞いて、私は「それでは、『YASHICA YASHINON DSB 50mm F1.9(銀縁)(C/Y)』の写りは、どう思われますか。」言いました。すると、その方は「そんな安物レンズのことなんか、どうでもいいではないですか。」と言われました。それを聞いて、私は「残念ですが、顔を洗って、出直してもらえますか。」と言いました。それ以来、その方からは電話はありません。😂
話を元に戻します。私は、元々「NIKON F2」党なので、ヤシカのカメラなどには全く興味はありませんでした。それが、「1990年代後半~2000年代前半のクラシックカメラバブル時代?」に「CONTAX RTSⅢ + YASHICA YASHINON DSB 50mm F1.9(銀縁)(C/Y)」を持った老人の方に出会ったんです。私は不思議に思ったので、「それって、ギャップ遊びですか。」と失礼にも聞いてしまったんです。すると、その方は、「よく気づいてくれましたね。お時間があるようでしたら、少し話しませんか。」と言われました。近くの喫茶店でコーヒーとホットケーキまでご馳走になりましたね。😂その方とは、その場かぎりの一期一会でしたね。お互いの名前や電話番号等も情報交換することもありませんでした。この世界では、有りがちのことですけどね。😂その方は、かなりのカメラ・レンズ通のようで、ライカとライカレンズにも相当詳しかったですね。その方は、「このカメラに一番安い標準レンズを付けているので、不思議に思われても仕方ありませんよね。ただ、このレンズは、知り合いのカメラ仲間の方から、一度試してくださいと貰ったのですが、試してみて独特な味わいがあるので正直なところビックリしました。同時代の『YASHICA ML 50mm F1.4(銀縁)(C/Y)』『YASHICA ML 50mm F1.7(銀縁)(C/Y)』も気になったので、購入して試してみましたが、よく有りがちな平凡な写りのレンズでしたので、使わなくなりましたね。一言で言うと、『何となく甘い描写』なんですが、それがいい味を出してくれるんですね。こんな安物のレンズで『侘び寂び』の表現に長けたレンズが存在することは、正直なところ驚きでした。」と言われました。私も気になって、その後「YASHICA FX-2 + YASHICA YASHINON DSB 50mm F1.9(銀縁)」を購入して結構はまったわけです。私とヤシ困カメラとの出会いは、意外なところから始まったわけです。その後、「1.4トリオ?」等のツァイスレンズと「YASHICA ML」レンズとを色々と試してみました。結局のところ、ヤシ困カメラがやわ過ぎて、ほとんど使わなくなりましたね。😂「ニコン絶対党?」の方と「キヤノン絶対党?」の方には、「Carl Zeiss Planar 85mm F1.4というレンズは、開放では使い物になりませんよね。それと、焦点移動も大きく、内面反射もあり、絞り羽根の形も今一だよね。」と散々虐められたことも、今となっては、いい想い出かもしれませんね。😂そこで、熱くなって「ニコンやキヤノンのレンズとは、発色が違うんですよ。」等と言ったら、更に馬鹿にされます。そこで、私は「何を言っているんですか。私は、F4に絞って、ストロボ撮影専用のレンズとして使っていますよ。」と言うことにしていました。すると、相手の顔がみるみる強張って無言になっていくんです。不思議なのは、誰も「そんな明るいレンズをそんなに絞ったら、全く意味ないでしょ。」とは言わなかったことですかね。😂
話は変わりますが、ヤシカのレンズと言えば、必ず「ヤシカのレンズは、富岡光学製だから、いいんですよ。」と蘊蓄をこれでもかと言われる方がいます。私は、そのような方に対して「ヤシカのレンズって、本当に全部富岡光学製なんですか。」というようなお馬鹿な質問はしません。そんなことをすると、「お馬鹿さん同士の水掛お不動さん議論?」になってしまうからです。私は、「富岡光学のレンズは、安いにも関わらず、小原光学(現オハラ)の上等な硝材を使用していたんですかね。他社とは、研磨の具合が違っていたんですかね。球面収差・像面湾曲の補正に関する思想とかも他社と大きく異なっていたんですかね。『YASHICA 35』という安いカメラに付いていた『YASHINON 4.5cm F2.8』というレンズについてどう思われますか。私は、富岡光学について知識を持っていないので、教えてください。」といつも聞いています。今だに納得させられる回答を貰ったことがありません。😂
最後に、「YASHICA YASHINON DSB 50mm F1.9(C/Y)」とM42マウント時代の「YASHICA YASHINON DS 50mm F1.9(M42)」との関係についても疑問に思っています。M42マウントのレンズをそのままヤシ困マウントにしたような感じがしないんですよね。「YASHICA YASHINON DS 50mm F1.9(M42)」も、中心部の解像力が周辺部よりもやや落ちる性格のレンズのような感じはしてますけどね。😂私は、1960年代半ば~1980年頃までに製造・販売された国産の「50mm F1.9」というスペックの標準レンズの放蕩の旅を今でも続けています。ちょっと変わった性格のレンズが、多いように感じています。😂
本日は、以上です。


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左が、「YASHICA FX-2 + Carl Zeiss Distagon 35mm f1.4 AEG(C/Y)」です。😂
右が、「YASHICA FR + Carl Zeiss Planar 85mm f1.4 AEG(C/Y)」です。😂
※ヤシ困カメラを手に入れた方は、まず「Carl Zeiss Planar 50mm F1.4(C/Y)」「Carl Zeiss Planar 85mm F1.4(C/Y)」「Carl Zeiss Distagon 35mm F1.4(C/Y)」の「いちよんトリオ?」と呼ばれる「3種の神器?」を揃えられます。私も、一応揃えました。完全に飽きてしまって、今ではほとんど使うこともありません。ヤシカのカメラは、ニコンあたりと比べると、今いち信用が置けない感じですよね。露出計が完全に狂ってしまった「COTAX RTS」のオブジェも2台持っています。「CONTAX RTSⅢ」の中古価格が異常に安くなった時に一度試してみようかと思ったのですが、重た過ぎたので止めました。😂

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左が、「YASHICA FR + Carl Zeiss Planar 85mm f1.4 AEG(C/Y)」です。😂
初期の頃の旧西ドイツ製に拘ってみたのですが。😂
右が、「YASHICA FX-2 + Carl Zeiss Distagon 35mm f1.4 AEG(C/Y)」です。😂
こちらも、初期の頃の旧西ドイツ製に拘ってみたのですが。😂




左が、「YASHICA FR + YASHICA DSB 50mm f1.9(銀縁)(C/Y)」です。
「YASHICA FR」というカメラは、「CANON AE-1」と同時代のカメラで、「ヤシカコンタックスマウント」を採用しています。高級機である「CONTAX RTS」の定価の半値以下で「Carl Zeiss」の交換レンズ群が使えるというのが売りのカメラでしたね。電子シャッターを搭載しているにも関わらず、自動露出機能が付いていないという珍妙なカメラでしたね。その後、「YASHICA FRⅠ(絞り優先自動露出 + マニュアル露出)」「YASHICA FRⅡ(絞り優先自動露出のみ)」という姉妹機が発売されましたね。😂「YASHICA FR」シリーズは、廉価版の「CONTAX 139クォーツ」が発売されるまでの幕間繋ぎ的なカメラと言えるでしょうね。40年以上前の電子シャッター搭載のカメラということもあり、動作の不安定な個体が多いように思います。ただ、カメラの造り自体は、悪くはないと思います。😂

右が、「YASHICA FX-2 + YASHICA ML MACRO 55mm f4(銀縁)(C/Y)」です。
「YASHICA FX-2」は、横走りの機械式シャッターを搭載したマニュアル露出のシンプルなカメラです。ヤシカがカールツァイスと業務提携して、それまでの「M42マウント」を捨てて「ヤシカコンタックスマウント」を採用した最初期のカメラの一つです。電子シャッター搭載の上位機種である「YASHICA FX-1」と「YASHICA FX-2」は、ともに海外向けの輸出専用機で国内販売はされていません。😂「NIKON F2」党の私から見れば、ヤシ困カメラなどは、やわ過ぎて使い物にならないというのが率直な感想です。ニコンのカメラが故障知らずなのに対して、10台(全て中古カメラ)以上使いましたが、現在でもまともに使えるのが、「YASHICA FX-2」の2台と「YASHICA FR(フィルムカウンターはお陀仏しました)」の1台だけです。一番ガッカリしたのが、縦走りの機械式金属シャッター搭載の「CONTAX S2」ですかね。耐久性はあるだろうと思っていたのですが、使っているうちに段々とミラーの位置がずれてきて、ミラーがレンズに引っ掛かるようになったため、病院行きとなった時です。よくある持病なので、定期的に治療する必要がありますとのことでしたね。😂という訳で、私の中で一番信頼の高い(コストパフォーマンスも考慮して)ヤシ困カメラが、「YASHICA FX-2」というわけです。程度がよくお安い物を見つけると、今でも欲しくなりますね。😂今更、20年以上前の総電気仕掛けの「CONTAX RTSⅢ」を買う気にはなれないんですよね。ただ、「CONTAX Aria」よりも中古価格が安いのを見ると、買いたくなりますよね。😂昔のお値段が脳に深く刻み込まれた方からすると、魅力的なお値段に感じるんでしょうね。😂
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今回は、「写真サロン臨時増刊 優秀レンズはどれか(玄光社:1956年6月10日発行:以下、参考文献)」を読んでを報告します。知り合いのベテランのクラッシックカメラ・レンズ好事家の方から、「カメラ・レンズ談義ネタとして、もう少し骨っぽい定番中のド定番の本を紹介してください。」と言われましたので、今回の本の登場となった次第です。😂電話でのカメラ・レンズ談義を受け付けますが、長電話を避けたいので、下記の広告を一つ選択して話題を限定願います。
最後に、コロナ問題の「STAY HOME」で、家での片付けが進んでいるようです。何代にも渡って住んでいる家(当然、建て替えはされていますが)では、若い方のお祖父さん・お祖母さんの子供の頃の写真アルバムと当時撮影したカメラなども発掘されているようです。若い方の曾祖父さんや曾祖母さん世代が使ったカメラとレンズとが載っているのが、今回の本ですかね。そのようなカメラの中で、酷使されることなく残されているカメラの一つが、オリンパスのカメラ達なんですね。当時の最先端の新種ガラスを使ったレンズが醜く白濁してしまって、その後使われなくなり保管されているケースが多いようですね。前回の東京オリンピックよりも10年程度前の日本の日常の姿を撮影したカメラで現在の日本の日常を撮影したら面白いかと思います。白濁したレンズのみを現在の代替レンズと入れ替えただけでも、結構写ると思うんですけどね。😂いい状態のズイコーレンズの付いた二眼レフカメラを復活させて使ってみたいと思っているのは、私だけではないと思います。ちなみに、「写真サロン臨時増刊 優秀レンズはどれか(玄光社:1956年6月10日発行)」の中では、レンズシャッター搭載の中級カメラに付いているレンズもテストされています。「OLYMPUS G.ZUIKO 45mm F1.9」の最後のコメントには驚かされましたね。「まずどのような被写体にも適応できる万能レンズで、ズミクロンに最も近いものといえる。」と最大級の褒め言葉なんですよね。😂初代の沈胴ズミクロンと比較しての話なんですよ。😂
話は変わりますが、最近若い方が発掘されておられる典型的なフィルムの「家カメラ?」について詳しく書いておられるブログの訪問者数が、急増しているそうです。レンズのことだけ書いている「筒井さん?」ブログでは、インパクトが無くなってきているように思います。私も、1950年代~1970年代前半あたりの国産フィルムカメラについて書いていこうと思います。カメラ仲間の方にお借りするしかないよなあ。😂
本日は、以上です。




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日本光学工業株式会社の「Nikkor Lens ニッコールレンズ」の広告です。
「世界最高級写真鏡玉」と言っておられます。😂
※正に、その通りですね。😂

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岡谷光学の「ロード-35IVB」の広告です。
「レンズは、高速度広角の3群5枚構成ハイコール1:2.8F=40ミリ」とのことです。😂
※ハイコールというレンズは、結構いいですよ。😂

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小西六写真工業の「パール Ⅲ型」「コニカ ⅡB」の広告です。
※国内のフィルムメーカーのトップに君臨していた時代ですかね?😂

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栗林写真機製作所の「ペトリ RF120」「ペトリ35」の広告です。
「近代人のペトリカメラ」と言っておられます。😂
※何か、大げさなんだよなあ。😂

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富士フィルムの「フジノン、フジナー」の広告です。
「富士フィルムが、世界に誇るレンズ」とのことです。😂
※小西六写真工業に対しては、猛烈なライバル意識があったんでしょうね。😂

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右が、アルコ写真工業の「アルコ35 オートマット」の広告です。
「米国が技術を買いにきた日本の独創カメラ」と言っておられます。😂
※どうしてスチールカメラ造りを止めて、8ミリカメラの世界に専念したんですかね。8ミリカメラの世界しか行き場が無くなってしまったズノー光学を道連れにした罪は重たいですよね。ズノー光学は、アルコ写真工業に一体何を売っていたんですかね?😂ズノー光学の亡骸を引き取ったヤシカは、岡谷の何処で弔ったんですかね。😂アルコ写真工業の「16ミリカメラ開発チーム?」は、某社が丁重に迎えたと言われているんですけどね。😂

左が、千代田光学精工の「ミノルタ 35Ⅱ」「ミノルタオートコードL」「ミノルタオートコード」「ミノルタ A2」の広告です。
「抜群 ロッコール」とのことです。😂
※現在、民生用カメラを製造していないことが今だに信じられないのは、私だけではないと思います。😂

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千代田商会の「チヨタックス」の広告です。
※ヘキサーとヘキサノンが付いていましたね。😂

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右が、ローヤルカメラの「ローヤル35」の広告です。
「画期的機構!待望の35m/mカメラ」と言っておられます。😂特約店に「大沢商会」「大和商会」「東洋写真機材KK」の大物が名を連ねていますね。😂
※付いている「Tominor 50mm F2.8」は、「3群5枚のヘリアー型」なのですが、このレンズの素性に関しては、「通説」と「有力対抗説」とが存在します。通説では、東京光学機械で戦時中に「Simlar 5cm F1.5」の設計を手掛けられた伝説のレンズ設計者である富田良次氏が設立した「富田光学研究所?」が手掛けたレンズだと言われているんですけどね。😂
一方、有力対向説は、「写真サロン臨時増刊 優秀レンズはどれか(玄光社:1956年6月10日発行)」で「富岡光学の代表的レンズTOMINORを使用している。」と記載されていることを根拠にしています。その当時の富岡光学の3群玉は、「Lausar」というレンズブランドで統一されていたと思いますけどね。後に製造・販売された「Taron 35」に付いている3群5枚(ヘリアータイプではなく、梅鉢タイプ)のレンズも、「Tomioka Lausar」の刻印がありますよね。😂
ちなみに、私は、通説派を装っています。というのも、私の周りに熱烈な「富田マニア?」の方が多いからです。「富田マニア?」の方から見れば、「富岡マニア?」の方などは「単なるだぼハゼ?」だそうです。😂個人的には、富田良次氏が東京光学機械退職後に同じ「板橋村の住人?」である第一光学で手掛けられた「Zenobia」というカメラに付いている「Hesper」というレンズは、「隠れ名玉?」だと思うんですけどね。😂

左が、三協光機の「コムラーレンズ」の広告です。
「誰にも愛されるコムラーレンズ群」と言っておられます。😂
※まだまだ、これからと言った感じですよね。😂

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アイレス写真機製作所の「アイレス35Ⅲ」の広告です。
「数々の新しい特長」と言っておられます。😂
※コーラルというレンズに対して、あまりいい印象がありませんね。😂

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マミヤ光機の「マミヤ-35Ⅱ型」の広告です。
「信頼性第一でまとめあげたカメラ」と言っておられます。😂
※からくりマミヤと言われていましたね。😂

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旭光学工業の「アサヒフレックス」の広告です。
「カラーに最適なわけ・・・」と言っておられます。😂
※爆走される前の時代ですかね。😂

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右が、ニッカカメラの「ニッカ Type-5」の広告です。
「どこのだれでも知っている日本が誇るナイスキャッチカメラ!!」と言っておられます。😂大田区田園調布に本陣を構えたニッカカメラは、正にセレブカメラだったわけです。😂
※ニッコールレンズ付きというアドバンテージは、大きかったでしょうね。😂

左が、東京光学機械の「トプコン 35S」の広告です。
「世界最高水準を抜くF2完成!」と言っておられます。😂
※随分と挑発的な表現ですよね。

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ズノー(旧称帝国)光学工業の「眼より明るい ZUNOW f1.1 50mm:新種ガラスによる改良型¥95,000」「人間の眼と同じ明るさ ズノー F1.3 50mm:レオタックス"F"型付¥69,000」の広告です。
※「ZUNOW 5cm F1.3」は、レンズ単体では販売されず、ズノー光学がレオタックスカメラから「Leotax F」を仕入れてセットで販売したと言われています。一説では、販売台数は、せいぜい100台程度ではないかと言われています。本書では、「ミランダマウント」の存在も言及されており、最短撮影距離が「40cm」と記載されています。ディープなコレクターの方は、「当時のレオタックスFとセットされたミント状態(セットで売られたことの確かな証拠のある物)」を探しておられます。個人的には、そのようなド珍品は、この地球という惑星にはもう存在していないと思っています。

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マミヤ光機の「マミヤシックス オートマット」の広告です。
「フィルムをまくとシャッターがかかる世界唯一のスプリング」と言っておられます。😂
※オリンパスズイコーレンズ付きの個体が、醜く曇っていることが、残念ですね。😂

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駿河精機の「ミハマ 35-A型」「ミハマシックスS型」の広告です。
「更に更に真価を発揮するケプラー」と言っておられます。😂
※知らないですよね。😂

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右が、エンドー写真用品の「ピジョンフレックスオートマット」「ピジョン 35V型」の広告です。
「撮影から仕上までピジョンでOK」と言っておられます。😂
※ヤシカのカメラですよね?😂

左が、理研光学工業の「リコーフレックスダイヤ」「リコレット S」の広告です。
「鮮鋭レンズを誇る理研光学の新製品!」とのことです。😂
※コストパフォーマンスは、高いでしょうね。😂







右が、「写真サロン臨時増刊 優秀レンズはどれか(玄光社:1956年6月10日発行:以下、参考文献)」です。定番中のド定番の本として、今更説明する必要はないかと思います。
左が、「カメラスタイルNo.23(ワールドフォトプレス:2003年9月25日発行:以下、参考文献)」です。
※「究極の珍品カメラ&レンズ特集」ということで、完全保存版のド定番の本の一つですよね。😂

※両書は、「ZUNOW 5cm F1.3」を詳細に記述しているという点で、ディープなズノーコレクター必携の書と言われています。
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今回は、「アサヒカメラ ニューフェース診断室 ミノルタの軌跡(2001年12月1日発行)(以下、参考文献)」を読んでの報告です。知り合いのカメラ仲間の方から電話をもらいまして、「最近の若い方の間でのフィルム写真のブームの高まりによって、お父さんやお祖父さんが使っていたフィルムカメラが続々と発掘されているように思います。ニコンやキヤノンやペンタックスやオリンパスだと現在でも民生用のカメラを製造・販売していますので、馴染めると思います。ところで、現在では民生用のカメラ事業から撤退してしまったミノルタだと、どう思われるんですかね。結構発掘されているように思います。その多くは、コンパクトカメラと『MINOLTA α7000』以降のAFフィルム一眼レフカメラ(ズームレンズ付き)だと思います。ミノルタのカメラについて、少しは語ってもらえませんか。」と言われました。それを聞いて、私は「今の若い人にとって、ミノルタ(現コニカミノルタ)のイメージは、元日のニューイヤー駅伝の強豪チームの一つぐらいしかないと思います。コピー(複合)機の大手の一角ですが、上位3社のリコー、キヤノン、富士ゼロックスと比べると、知名度も市場シェアも大きく見劣るような感じですよね。コニカとミノルタとが統合してできた会社であることも忘れられつつあるように思います。民生用のカメラ事業がソニーに譲渡されたことも、完全に過去の話になりましたね。私は、基本的に『NIKON F2』党なので、ミノルタのカメラには興味がありませんでしたが、『LEITZ minolta CL』を使ってみて『MINOLTA M-ROKKOR 40mm F2』の写りにびっくりしてから、ライツ社と業務提携を結んでいた時期のカメラとレンズを中心に試していきました。当然、中古カメラですけどね。😂一番びっくりしたのが、『minolta XE』ですかね。『Nikomat EL』を持っていましたので、同じイメージで使ってみたところ、まるで違うんですよ。フィルム巻き上げとシャッターの感触が、まるで違っていました。こんなところ(ライツコパルシャッター)に、ライツ社の哲学が詰まっているのかと思い知らされましたね。使い潰してしまいましたので、程度のよい『minolta XE』があれば、また使ってみたいですね。」と言いました。
話を元に戻します。現在、若い方の間で人気の「MINOLTA TC-1」「MINOLTA CLE」あたりも、「アサヒカメラ ニューフェース診断室 ミノルタの軌跡(2001年12月1日発行)」で当然取り上げられています。😂巻頭で、写真家の赤城耕一氏が、「ミノルタが誇る一眼レフの名機たち」と題して大いに語っておられます。私が個人的に気になったのは、まず「minolta SR-1s」ですかね。「鍛え上げられたボディーライン!」「デザインの完成度抜群の一眼レフ」と表現されています。流石に、見事な表現をされますね。😂「minolta SR-1s + ROKKOR-TD 45mm F2.8」の組み合わせは、格好いいですね。😂デザインの似たカメラとして、「minolta NEW SR-1」と「minolta NEW SR-7」も、悪くはないと思います。「PENTAX SP + Super-Takumar 55mm F1.8」あたりでフィルム写真にはまった方は、「minolta SR-1s + MC ROKKOR-PF 55mm F1.7」も、違いの分かるコストパフォーマンスの高い組み合わせかと思います。😂
次に、「minolta SR101」ですかね。「名機SRT101をさらに磨き上げたSRシリーズの完成機」と表現されています。正に、その通りですね。😂「minolta SR101 + MD ROKKOR 45mm F2」のような時間差攻撃は、私の好みですね。😂上位機種の「minolta SR505」よりも、女性受けするデザインなんですかね。😂
本日は、以上です。


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「新装版 現代のカメラとレンズ技術:小倉 磐夫著(写真工業出版社)(1995年10月17日発行)(以下、参考文献)」です。現在ド先頭を爆走されておられる「理系カメラ姉御?」の方たちのド定番の基本書の一つとして定着してきましたね。😂コテコテの文系の人には、難しい本でしょうね。😂
※「オートフォーカスとハネウェル事件」という19ページにもおよぶ記事は、ミノルタカメラが、米国のハネウェル社に巨額の和解金を支払うことになった顛末を詳細に記述しています。「MINOLTA α7000」というカメラは、カメラ史に名を残すお化けカメラの一つであることは間違いないと思いますが、これほど「光と影のコントラスト」のあるカメラも珍しいかと思います。
※「オートフォーカス」という記事で、「ハネウェルVAFモジュール」「ハネウェル社TCL方式」を説明しています。




左が、「minolta XD + MD ROKKOR 45mm F2」です。
※世界初の「両優先AEカメラ!」との触れ込みでしたね。私の好きなカメラの一つです。ハリウッド女優で写真家でもあるキャンディス・バーゲンさんのテレビCMは、今見ても秀逸ですね。😂個人的には、「CANON A-1」よりも「minolta XD」の方が好きなんですけどね。レンズは、少し分厚いパンケーキレンズです。
右が、「minolta X-7 + MD ZOOM ROKKOR 35-70mm F3.5」です。
このカメラは、個人的にはミノルタのカメラ史上では「MINOLTA α7000」の次にインパクトのあるカメラだと思っています。それは、女優の宮崎美子さんのテレビCMのインパクトが凄かったんですね。😂当時素人さんだった現役女子大生の宮崎美子さんを大胆にも起用した写真家の篠山紀信氏の眼力って、凄過ぎますよね。ライバルメーカーのオリンパスは、競合すると思われるカメラの「OLYMPUS OM-10」のテレビCMに知名度の高い人気アイドルの大場久美子さんを起用していましたが、完全に影が薄くなってしまいましたよね。ちなみに、ブラックボディーは、グリップも付いてファインダーも明るくなっています。
本は、「アサヒカメラ ニューフェース診断室 ミノルタの軌跡(2001年12月1日発行)(以下、参考文献)」です。
※一眼レフカメラを中心に歴代のミノルタのヒットカメラの診断が網羅的に記載されています。

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今回は、「1960年代後半~1970年代前半の国産一眼レフカメラ用の優秀標準レンズを求めて」について話したいと思います。先日、「1970年代の国産一眼レフカメラ用のお絵描き(画伯系)標準レンズ?」を求めてについて報告したところ、知り合いのカメラ仲間の方から電話でお叱りを受けました。その方は、「そうではなくて、まず優秀な数値を叩き出した標準レンズを紹介してください。その中でも、結構個性の違いがあると思います。明るい標準レンズでも、像面湾曲と球面収差の補正に対する考え方は、メーカー間、レンズごとでも異なっていたように思います。それから、開放絞りでの数値だけでなく、絞った時に優秀な数値を叩き出すレンズもありますので、そういう標準レンズもピックアップしてください。」ときつ~く言われました。今回は、「カメラ毎日 12月臨時増刊 ’68全国産カメラ白書(1967年12月10発行)(以下、参考文献)」「カメラ毎日別冊 カメラ・レンズ白書’71(以下、参考文献)」「カメラ毎日別冊 カメラ・レンズ白書’74(以下、参考文献)」を参考に、以下にピックアップしてみました。意外だったのは、私の中で設定した基準が高過ぎたようで、「カメラ毎日別冊 カメラ・レンズ白書’71(以下、参考文献)」で取り上げられた標準レンズの中からは1本も選ばれなかったことです。このことが何を意味するのかは、再考する必要がありそうですね。
本日は、以上です。





右が、「カメラ毎日 12月臨時増刊 ’68全国産カメラ白書(1967年12月10発行)(以下、参考文献)」です。
1.スーパータクマー 55ミリ F1.8
「F1.8」⇒良像面積:100%:平均画質:7.9
※フレアも少なく、像の流れも認められない。
「F4」⇒良像面積:100%:平均画質:9.4
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:10.2
2.キヤノン FL 50ミリ F1.4(Ⅱ型)
「F1.4」⇒良像面積:100%:平均画質:8.0
※周辺と中心部の落差といったものを感じさせない。
「F2」⇒良像面積:100%:平均画質:8.5
「F4」⇒良像面積:100%:平均画質:9.6
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:10.0
3.ニッコール H オート 50ミリ F2
「F2」⇒良像面積:100%:平均画質:8.1
※画面の隅々までシャープであり均等性もよい。
「F4」⇒良像面積:100%:平均画質:9.0
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:9.6

中が、「カメラ毎日別冊 カメラ・レンズ白書’71(以下、参考文献)」です。
※私の中で設定した基準が高過ぎたようで、1本も選ばれませんでしたね。1960年代後半よりも若干数値を落としている標準レンズが、散見されるような気がします。😂オールドレンズの味を満喫できる最終局面にあるようで、造りもよい標準レンズが多いですね。😂

左が、「カメラ毎日別冊 カメラ・レンズ白書’74(以下、参考文献)」です。
※個人的には、オールドレンズとニューレンズとの分水嶺に当たる時期のように思っています。開放絞りでのオールドレンズらしさを残しつつ、少し(2段程度)絞ると豹変する優秀標準レンズが多いように思います。😂メーカー間、レンズ間でも像面湾曲と球面収差の補正に関する思考が異なるような感じですね。コーティングも、マルチコートとモノコートとが混在している時代ですので、開放絞りでのコントラスト及び発色等に違いが生じたように思います。😂
1. SMC タクマー 55ミリ F1.8
※コストパフォーマンスが高い定番標準レンズの一つでしょうね。😂
「F1.8」⇒良像面積:100%:平均画質:8.0
※像に乱れはないが、明るいレンズだけにやや像が甘い。
「F2.8」⇒良像面積:100%:平均画質:8.7
「F5.6」⇒良像面積:100%:平均画質:9.8
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:9.8
2. ズイコー 50ミリ F1.4
※「OLYMPUS OM-1」用に用意された看板標準レンズだけのことはありますね。😂ライバル他社の看板標準レンズをしっかり分析しての「後出しジャイケン?」的なレンズの結論が、これだったんですかね。コンパクトなカメラボディーに合わせてレンズもコンパクトにしてきた影響は、かなりあったんでしょうね。😂
「F1.4」⇒良像面積:100%:平均画質:7.3
※明るいレンズだけに開放ではコントラストが低い。
「F2.8」⇒良像面積:100%:平均画質:9.0
「F5.6」⇒良像面積:100%:平均画質:10.0
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:9.6
 3.キヤノン FD 50ミリ F1.4 S.S.C.
※1970年代で一番売れた標準レンズかも知れません。その割りには、状態のよい個体が少なくなりましたね。この1本で十分かも知れませんね。😂このレンズは、5年以上販売されましたが、初期の頃のレンズの方が断然よいと言われています。😂シリアルナンバーで判別する必要がありますかね。
「F1.4」⇒良像面積:100%:平均画質:8.6
※よい画質だが、周辺部で鮮鋭度がやや落ちる。
「F2.8」⇒良像面積:100%:平均画質:9.6
「F5.6」⇒良像面積:100%:平均画質:10.2
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:10.1
4. キヤノン FD 50ミリ F1.8 S.C.
※はっきり言って、穴レンズだと思います。😂
「F1.8」⇒良像面積:100%:平均画質:8.1
※コントラストが低いので、画質にマイナスとなっている。
「F2.8」⇒良像面積:100%:平均画質:9.0
「F5.6」⇒良像面積:100%:平均画質:10.2
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:9.9
5. ヘキサノン AR 50ミリ F1.7
※状態のよい個体が、少なくなりましたね。後の「NEW HEXANON AR 50mm F1.7」とは、性格が異なるレンズであることに注意したいですね。😂
「F1.7」⇒良像面積:100%:平均画質:7.9
※コントラストはあるにもかかわらず、霞がかかったような像。
「F2.8」⇒良像面積:100%:平均画質:8.6
「F5.6」⇒良像面積:100%:平均画質:10.0
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:10.1
6. ニッコール オート 50ミリ F2 C
※定番標準レンズの一つではありますね。😂
「F2」⇒良像面積:100%:平均画質:8.2
※像の崩れはないが、濁ったような像。
「F2.8」⇒良像面積:100%:平均画質:8.9
「F5.6」⇒良像面積:100%:平均画質:9.9
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:9.8
7. ペトリ CC 55ミリ F1.4
※はっきり言って、優秀標準レンズですね。ペトリの中では、一押しの標準レンズと言いたいところですが、中古価格が高いので、コストパフォーマンスを考慮すると微妙ですね。😂ただ、通の方がこのレンズをポートレートに使いたい理由は、何となく分かりますね。😂
「F1.4」⇒良像面積:100%:平均画質:8.0
※クセのないよく整った像。
「F2.8」⇒良像面積:100%:平均画質:9.4
「F5.6」⇒良像面積:100%:平均画質:10.2
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:9.7
8. ペトリ MC  55ミリ F1.7
※開放絞りでのコメントを見ると、偏心のあるレンズと疑ってしまうのですが、絞りF11での数値を見ると、優秀な標準レンズであることが一目瞭然です。モノコートの古~いコムラーテレモアと組み合わせると「即席の貧乏タンバール!」の出来上がりと言ったところですかね。😂ペトリマウントのコムラーテレモアは、結構珍品かも知れませんね。😂
「F1.7」⇒良像面積:100%:平均画質:7.6
※全体にガスがかかったような像で、特に右半分は画質低下がある。
「F2.8」⇒良像面積:100%:平均画質:8.7
「F5.6」⇒良像面積:100%:平均画質:9.8
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:10.0
9. ペトリ(GN付き) 55ミリ F1.8
※「ペトリ MC 55ミリ F1.7」とは、設計思想が全く異なるようですね。ペトリらしさを感じたいのならば、こちらのレンズでしょうね。😂
「F1.8」⇒良像面積:100%:平均画質:8.2
※シャープ感は少ないが、無難な画質。
「F2.8」⇒良像面積:100%:平均画質:8.9
「F5.6」⇒良像面積:100%:平均画質:9.6
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:9.7
10. MC ロッコール 58ミリ F1.2
※鷹の目の異名を持つことだけはありますね。😂
「F1.2」⇒良像面積:100%:平均画質:7.2
※コントラストはわりにあるが、明るいレンズだけに像に甘さがある。
「F2.8」⇒良像面積:100%:平均画質:9.4
「F5.6」⇒良像面積:100%:平均画質:10.1
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:10.1
11. MC ロッコール 50ミリ F1.4
※はっきり言って、穴レンズだと思います。😂ライツ社と業務提携をしていた時代の看板標準レンズであることに注意したいですね。😂
「F1.4」⇒良像面積:100%:平均画質:7.5
※明るいレンズだけに、コントラストはまずまずだが、デフィニションは不満である。
「F2.8」⇒良像面積:100%:平均画質:9.3
「F5.6」⇒良像面積:100%:平均画質:10.1
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:10.1
12. MC ロッコール 50ミリ F1.7
※以前は、コストパフォーマンスが異常に高かったのですがね。😂少し、人気が上がってきているような気がします。人気の理由が「開放絞りでのゴーストの形である?」ことではないことを信じたいのですが。😂
「F1.7」⇒良像面積:100%:平均画質:8.0
※コントラストはやや低いという程度だが、シャープ感は少ない。
「F2.8」⇒良像面積:100%:平均画質:8.7
「F5.6」⇒良像面積:100%:平均画質:9.6
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:9.6
13. オート ヤシノン DS 50ミリ F1.7
※通の人の間では、設計思想が異なると思われる「オート ヤシノン DS 50ミリ F1.9」の方が人気が高いのですが、ある意味このレンズは人気の盲点になっている標準レンズと言えるでしょうね。😂
「F1.7」⇒良像面積:100%:平均画質:8.0
※開放でもコントラストはわりにある。
「F2.8」⇒良像面積:100%:平均画質:9.0
「F5.6」⇒良像面積:100%:平均画質:9.6
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:9.6

※上記の数値結果が、レンズの性能の全てを示すものではないと思います。ましてや、レンズの描写の魅力というのは、個人の嗜好にも大きく左右されると思います。ただ、この時期の標準レンズは、オールドレンズとしての性格を残しつつ、レンズの造りもよいと思います。メーカー間のレンズの個性の違いが感じられる最後の時期かも知れませんね。😂
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今回は、「Kowa Prominar 200mm F2.8(M42)」の謎について話したいと思います。知り合いのクラシックカメラ・レンズ好事家の方より電話をもらいまして、「Lマウント及びM42マウントの興和のオールドレンズについて話しませんか。」と言われました。それを聞いて、私は「随分とマニアックな話ですね。何れも製造本数が少ないために、典型的なコレクターズアイテムとされていますよね。😂大衆機である『Kallo Wide』に付いている『Kowa Prominar 35mm F2.8』がよく写るということで『Lマウント』化した『Kowa Prominar 35mm F2.8(Lマウント)』は、廉価であったことから少しは売れたと言われていますが、実際にはどうだったんでしょうかね。当初の販売価格よりも大幅に値下げしているように思われますので、ほとんど売れなかったんでしょうね。実際、現存している数は極めて少ないようですね。それでも、まだ中古カメラ市場には時々出現しますからね。😂単に、『Kowa Prominar 35mm F2.8』の写りをミラーレス一眼で楽しみたいのであれば、『Kallo Wide』に付いているレンズを改造すればよいかと思います。それに対して、新設計された『Kowa Prominar 100mm F2(Lマウント)』『Kowa Prominar 200mm F2.8(M42マウント)』は、お値段もそこそこしたことから、ほとんど売れなかったようで、製造本数は極めて少ないようですね。これらのレンズに関しては、現存本数が極めて少ないことから、情報も少なく定説は存在せず、一説の世界の域を出ないような感じですよね。😂」と言いました。すると、その方は「そうですね。ところで、『Kowa Prominar 200mm F2.8』は、一説では50本程度製造されただけで、ほとんどの個体が『NIKON Fマウント』に改造されたようです。おそらくは、新聞社等の報道機関に極少数だけ納められ使い潰されて、現存する個体は極めて少ないでしょうね。オリジナルマウントは、プラクティカ(M42)マウント以外にエキザクタマウントが存在したように言われていますけどね。」と言われました。それを聞いて、私は「そうなんですか。オリジナルマウントは、プラクティカ(M42)マウントだけだと思いますけどね。不二工芸社の『MIGNON 200mm F2.8』と混同されていませんか。」と言いました。すると、その方が鋭く反応されて、「ミグノンとは、また激レアさんを連れてきましたね。ミグノンレンズは、オールドレンズの世界では『義経伝説』の異名を持ちます。ディープなコレクターの方たちにとっては、墓場まで持っていく永遠のテーマの一つなんですよ。」と言われました。その後、興和プロミナーレンズの話など何処かにすっ飛んで、ミグノンレンズの深~い「不二の樹海?」の世界へと連れて行かれてしまいました。😂いつものフルコースメニューと同様に、「どうして、不二工芸社なる会社が、高価な明るいレンズを製造できたのか。」ということから始まりました。その後、「MIGNON 58mm F1.2」の生い立ちの謎についての話となりました。当ブログの読者の方ならば、当然ご存知かと思いますので、これぐらいで止めておきます。というよりも、私の周りでも、ミグノンレンズの現物を見た人が、一人もいないんですよね。😂
本日は、以上です。




「PENTAX SPF + Kowa Prominar 200mm F2.8(M42)」です。
本は、「特集 フォトアート カメラ交換レンズ全書(研光社:1960年4月5日発行)(以下、参考文献)」です。定番中のド定番の本の一つなので、今更説明する必要はないかと思います。😂
※本では、以下のように紹介されています。
・プロミナー 200mm F2.8:4群5枚:マウント⇒一眼レフ:定価¥49,500
(参考)
※国内大手カメラメーカーの一眼レフカメラが出揃い、レンジファインダーフォーカル機は、旧式のカメラと見なされ、カメラとレンズの定価が見直されたのみならず、実売価格は更に厳しい状態となったようですね。😂キヤノンカメラの価格攻勢(CANON Pの登場等)に無理矢理ついていったメーカーがある一方で、諦めたり潰れたメーカーもあったようですね。😂当時、ラインナップされていた国産「Lマウント」レンズ等で気になったレンズをいくつか拾ってみました。前年に倒産した田中光学の交換レンズがまだ記載されている一方で、ヤシカのレンズが記載されていなかいのが、気になりましたね。😂
[1]興和
①Kowa Prominar 35mm F2.8:4群6枚:ライカマウント:定価¥7,500
②Kowa Prominar 100mm F2:3群6枚:ライカマウント:定価¥24,500

[2]ズノー光学
①ZUNOW 35mm F1.7:5群7枚:ライカマウント:定価¥34,800
②ZUNOW 50mm F1.1:4群9枚:ライカ・ニコンマウント:定価¥55,000
③ZUNOW 100mm F2:3群6枚:ライカマウント:定価¥34,000
※値下げ率が、半端ないですよね。ブラックズノーが、載っていましたね。😂

[3]日本光学
①NIKKOR 35mm F1.8:5群7枚:ニコンSマウント:定価¥33,600
②NIKKOR 50mm F2:ニコンSマウント:定価¥18,000
③NIKKOR 50mm F1.4:ニコンSマウント:定価¥30,000
④NIKKOR 50mm F1.1::6群9枚:ニコンSマウント:定価¥55,000
⑤NIKKOR 85mm F1.5:ニコンSマウント:定価¥52,000
⑥NIKKOR 105mm F2.5:3群5枚:ニコンSマウント:定価¥29,500

[4]キヤノンカメラ
①CANON 35mm F1.8:4群7枚:ライカマウント:定価¥32,000
②CANON 35mm F1.5:4群8枚:ライカマウント:定価¥35,000
②CANON 50mm F2.8:ライカマウント:定価¥16,000
③CANON 50mm F1.8:ライカマウント:定価¥25,000
④CANON 50mm F1.4:ライカマウント:定価¥27,000
⑤CANON 50mm F1.2:5群7枚:ライカマウント:定価¥39,000
⑥CANON 85mm F1.5:4群7枚:ライカマウント:定価¥52,000
⑦CANON 100mm F2:4群6枚:ライカマウント:定価¥33,000
※「CANON 50mm F1.2(Lマウント)」は、当初の定価6万円台から4万円割れまで大幅に引き下げてきたようですね。😂ライバルメーカーは、かなりきつかったと思います。😂

[5]田中光学
①W.Tanar 35mm F2.8:4群6枚:ライカマウント:定価¥15,800
②W.Tanar 35mm F3.5:2群5枚:ライカマウント:定価¥13,800
③TELE Tanar 100mm F3.5:3群4枚:ライカマウント:定価¥15,000
④TELE Tanar 135mm F3.5:3群4枚:ライカマウント:定価¥18,500
⑤TELE Tanar 135mm F2.8:ライカマウント:定価¥20,000
※田中光学は、前年に倒産していたと思うのですが、交換レンズ群が記載されています。😂「TELE Tanar 100mm F3.5(Lマウント)」と「TELE Tanar 135mm F2.8(Lマウント)」は、ド珍品の部類に入るでしょうね。😂

[6]富士フィルム
①FUJINON 35mm F2:5群7枚:ライカマウント:定価¥45,000
②FUJINON 50mm F1.2:4群8枚:ライカマウント:定価¥75,000
③FUJINON 100mm F2:ライカマウント:定価¥35,000
※値下げにも、限界があったようですね。😂

[7]小西六写真工業
①HEXANON 50mm F1.9:5群6枚:ライカマウント:定価¥23,500
②HEXANON 60mm F1.2:6群8枚:ライカマウント:定価¥78,000
※値下げにも、限界があったようですね。😂

[8]東京光学
①TOPCOR 35mm F2.8:4群6枚:ライカマウント:定価¥16,000
②TOPCOR 90mm F3.5:3群3枚:ライカマウント:定価¥15,000
③TOPCOR 135mm F3.5:3群4枚:ライカマウント:定価¥26,000
※レンズを供給していたレオタックスカメラが前年暮れに倒産していましたので、結構影響を受けたんでしょうね。😂

[9]協栄光学
①Acall 35mm F2.8:4群6枚:ライカマウント:定価¥12,500
②Acall 35mm F3.5:4群5枚:ライカマウント:定価¥8,800
③Acall 80mm F3.5:3群3枚:ライカマウント:定価¥7,700
④Acall 105mm F2.8:4群4枚:ライカマウント:定価¥14,200
⑤Acall S 105mm F3.5:3群3枚:ライカマウント:定価¥9,800
⑥Acall S 105mm F3.5:3群4枚:ライカマウント:定価¥12,800
※コムラーの似せ物レンズ達ですね。😂

[10]三協光機
①Komura 35mm F2.8:4群6枚:ライカマウント:定価¥13,800
②Komura 35mm F3.5:4群5枚:ライカマウント:定価¥9,800
③Komura 85mm F1.8:4群5枚:ニコンSマウント:定価¥17,800
④Komura 85mm F3.5:3群3枚:ライカマウント:定価¥8,800
⑤Komura 105mm F2.8:4群5枚:ライカマウント:定価¥14,800
⑥Komura 105mm F3.5:3群3枚:ライカマウント:定価¥9,800
⑦Komura 105mm F2:4群5枚:ライカマウント:定価¥18,800
⑧Komura 135mm F3.5:3群4枚:ライカマウント:定価¥13,500
⑨Komura 135mm F2.8:4群5枚:ライカマウント:定価¥17,800
※「キヤノン 7S」の販売が終了するまで、「Lマウント」のレンズをラインナップしていましたね。😂
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今回は、「1970年代の国産一眼レフカメラ用のお絵描き(画伯系)標準レンズ?」を求めての巻を報告します。😂知り合いの「暗黒玉系のレンズ狂人?」の方から電話をもらいまして、「1970年代の国産一眼レフカメラ用のお絵描き(画伯系)標準レンズをピックアップしてください。」と言われました。そこで、定番中のド定番の「カメラ毎日別冊 カメラ・レンズ白書’71(以下、参考文献)」「カメラ毎日別冊 カメラ・レンズ白書’74(以下、参考文献)」「カメラ毎日別冊 カメラ・レンズ白書 1979年版(以下、参考文献)」で探索してみることにしました。😂
最後に、先日の「カメラ毎日 12月臨時増刊 ’68全国産カメラ白書(以下、参考文献)」を読んでの報告で名玉と言われている「キヤノン FL 58ミリ F1.2」「REオート トプコール 58ミリ F1.4」「ニッコールS オート 50ミリ F1.4」の数値が低過ぎないかとのご指摘を受けました。そこで、これらのレンズの「カメラ毎日別冊 カメラ・レンズ白書’71(以下、参考文献)」での評価結果も教えて下さいと言われました。「キヤノン FL 58ミリ F1.2」については、後継レンズである「キヤノン FL 55ミリ F1.2」を載せました。これらは、1960年代前半から1970年代前半にかけて製造・販売された息の長い標準レンズだったように思います。当然、その間で何度も改良されているのだと思います。開放絞りでの数値が低いレンズの中には、ポートレート向きの「絶品甘美玉?」が多いのも事実です。私の場合、「絶品甘美玉?」である「ニッコールS オート 5.8センチ F1.4」が大好きで、色々試して一時は10本以上持っていました。ひょっとして、後継レンズの「ニッコールS オート 50ミリ F1.4」にも「絶品甘美玉?」の時代があるのかなという疑念が生じてきました。
本日は、以上です。




以下の3冊の本から気になった性能数値が低い標準レンズを一部ピックアップしてみました。これらのレンズの中に、お絵描き名人の画伯系標準レンズがあるような気がします。😂
右が、「カメラ毎日別冊 カメラ・レンズ白書’71(以下、参考文献)」です。
1.キヤノン FD 55ミリ F1.2AL
「F1.2」⇒良像面積:43%:平均画質:5.4
「F2.8」⇒良像面積:96%:平均画質:7.3
「F5.6」⇒良像面積:100%:平均画質:8.4
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:8.3
2.REオート トプコール 58ミリ F1.4
「F1.4」⇒良像面積:67%:平均画質:5.9
「F2.8」⇒良像面積:98%:平均画質:7.0
「F5.6」⇒良像面積:100%:平均画質:8.4
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:8.5
3.フジノン 55ミリ F1.8(M42)
「F1.8」⇒良像面積:93%:平均画質:6.6
「F2.8」⇒良像面積:87%:平均画質:7.2
「F5.6」⇒良像面積:98%:平均画質:8.4
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:8.5
4.オートマミヤセコール 55ミリ F1.8(M42)
「F1.8」⇒良像面積:80%:平均画質:6.4
「F2.8」⇒良像面積:94%:平均画質:7.2
「F5.6」⇒良像面積:100%:平均画質:8.7
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:8.6
※(参考)
5.キヤノン FL 55ミリ F1.2
「F1.2」⇒良像面積:100%:平均画質:7.0
「F2.8」⇒良像面積:100%:平均画質:8.6
「F5.6」⇒良像面積:100%:平均画質:9.2
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:8.9
6.ニッコールS オート 50ミリ F1.4
「F1.4」⇒良像面積:100%:平均画質:7.0
「F2.8」⇒良像面積:100%:平均画質:8.6
「F5.6」⇒良像面積:100%:平均画質:8.7
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:8.6

中が、「カメラ毎日別冊 カメラ・レンズ白書’74(以下、参考文献)」です。
1.キヤノン FD 55ミリ F1.2AL S.S.C.
「F1.2」⇒良像面積:48%:平均画質:5.6
「F2.8」⇒良像面積:100%:平均画質:7.8
「F5.6」⇒良像面積:100%:平均画質:9.1
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:9.3
2.EBC フジノン 50ミリ F1.4(M42)
「F1.4」⇒良像面積:96%:平均画質:6.9
「F2.8」⇒良像面積:96%:平均画質:8.2
「F5.6」⇒良像面積:100%:平均画質:8.9
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:8.9
3.EBC フジノン 55ミリ F1.8(M42)
「F1.8」⇒良像面積:93%:平均画質:7.6
「F2.8」⇒良像面積:94%:平均画質:8.1
「F5.6」⇒良像面積:100%:平均画質:8.7
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:9.0
4.オートミランダ E 50ミリ F1.4
「F1.4」⇒良像面積:83%:平均画質:6.6
「F2.8」⇒良像面積:100%:平均画質:8.3
「F5.6」⇒良像面積:100%:平均画質:9.4
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:9.9

左が、「カメラ毎日別冊 カメラ・レンズ白書 1979年版(以下、参考文献)」です。
1.RE トプコール 55ミリ F1.7
「F1.7」⇒良像面積:93%:平均画質:6.0
「F2.8」⇒良像面積:100%:平均画質:6.8
「F5.6」⇒良像面積:100%:平均画質:8.3
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:8.6
※(参考)
2.ズミルックス R 50ミリ F1.4
「F1.4」⇒良像面積:74%:平均画質:6.1
「F2.8」⇒良像面積:76%:平均画質:7.1
「F5.6」⇒良像面積:98%:平均画質:8.5
「F11」⇒良像面積:100%:平均画質:8.7
※「LEICA R3」時代のレンズですかね。「設計が旧式か。」と評価が低いようですが、私の記憶では、開放絞りから結構コントラストが高く、少し絞った時のポートレートは絶品甘美だったように思うのですが。「LEICA R3」ともども処分してしまったことを今後悔しています。😂

※上記の数値結果が、レンズの性能の全てを示すものではないと思います。ましてや、レンズの描写の魅力というのは、個人の嗜好にも大きく左右されると思います。個人的には、開放絞りから「良像面積100%:平均画質8.0以上」の数値を叩き出したレンズは、当時から剃刀のように切れるレンズとの定評があったレンズが多かったように思います。😂このようなオールドレンズの中で、後ボケが飛び抜けて醜い玉は、ひょっとしたら「ミラーレス一眼まうんと仇ぷた~お遊び?」の方達が興味を示すのではないかと思っています。😂
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「カメラ毎日 12月臨時増刊 ’68全国産カメラ白書(1967年12月10日発行)(以下、参考文献)」を読んでの報告「その2」です。この本も、定番中のど定番の本ですので、今更説明する必要はないでしょう。😂先日、「35ミリフォーカル一眼レフ用の標準レンズ」を紹介しましたので、今回は「35ミリフォーカル機用の標準レンズ」「35ミリレンズシャッター一眼レフ用の標準レンズ」「35ミリレンズシャッター機用の標準レンズ」を紹介します。
これからフィルム写真を始めようと考えておられる二十歳前後の若い方の祖父さん・曾祖父さん世代が使ったカメラですかね。まず、当時としては旧式のカメラとなってしまった感のある「35ミリフォーカル機」ですが、前時代の「CANON P」「CANON 7」がヒット商品であったことから、「CANON 50mm f1.4(Lマウント)」付きの個体が結構残っているのではと思います。他の「CANON 50mm f1.8(Lマウント)」等が醜く曇りやすい新種硝子を使用しているようで、状態のよいレンズは少ないですね。この曇りは拭いてもらってもすぐに曇ってきますので、厄介ですよね。その点、「CANON 50mm f1.4(Lマウント)」は、醜く曇っている個体は少ないですね。中古カメラ市場での玉数も比較的多く、コストパフォーマンスの観点からも、一押しできる国産のLマウントのオールドレンズの一つと言えるでしょうね。😂
次に、「35ミリレンズシャッター機」ですが、この分野での潮流を大きく変えることになる「KONICA C35」が登場する前夜(小型のRollei 35 が登場した直後)であるということに注意する必要があるかと思います。小型でコストパフォーマンスの高い「KONICA C35」の大ヒットにより、この分野でのイニシャティブは、小西六写真工業(コニカ)が握っていくことになります。国内で一眼レフカメラの普及が大きく進むのは1970年代以降ですので、この分野のカメラにも高性能で明るい大口径レンズを搭載したモデルが多く、カメラは少し重たく大型であったように思います。当時の大手カメラメーカーのうち、日本光学工業(ニコン)と旭光学工業(ペンタックス)がこの分野に参入していない一方で、この分野で大きくシェアを伸ばしたヤシカが大手カメラメーカーの一角に名を連ねるようになっていました。この分野に参入していたキヤノンカメラは、ニコンのいない世界である意味ブランド商売ができたように思います。「35ミリフォーカル一眼レフ」をラインナップしていなかったオリンパスは、この分野に結構力を入れていたように思います。レンズ性能が、他社よりも頭2つぐらい抜けているような感じですよね。😂ミノルタカメラも、ハイマチックブランドを相当重視していたようで、自社の一眼レフカメラ用の標準レンズよりも性能が上のような感じですよね。😂
余談ですが、「Rollei 35」シリーズが大ヒットしたローライは、シンガポールに当時世界最大級と言われた工場を稼働させました。同様に、「YASHICA ELECTRO 35」のヒットで大手カメラメーカーの一角に名を連ねたヤシカは、岡谷に身の丈知らずの大工場を稼働させました。やがて、これらの大型設備投資が足かせとなり、破滅の道へと転がっていくことになりました。😂もし、ローライが、シンガポールでお遊びせず、日本のヤシカとマミヤに経営統合を持ちかけ、トプコンの「開放測光技術」に特許料を支払って、電光石火の動きを見せていたならば、他の大手カメラメーカーを震撼させていたかも知れませんよね?😂現に、ヤシカとマミヤは、「35ミリフォーカル一眼レフカメラ」の技術を持ちながら、高級ブランドカメラのイメージがなかったために右往左往していたわけですからね。😂そこまで、経営の先まで読める経営者はいなかったでしょうね。😂その後、ヤシカがカールツァイスと業務提携し、ローライがマミヤの助けを求めたのは、何とも皮肉な話ですよね。😂
本日は、以上です。




「カメラ毎日 12月臨時増刊 ’68全国産カメラ白書(1967年12月10発行)(以下、参考文献)」です。
以下は、テストされた標準レンズの評価結果のほんの一部です。
[1]35ミリフォーカル機用の標準レンズ
1.キヤノン 50ミリ F0.95(L)
「F0.95」⇒良像面積:17%:平均画質:4.3
「F2」⇒良像面積:59%:平均画質:6.1
「F4」⇒良像面積:96%:平均画質:7.8
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:9.2
2.キヤノン 50ミリ F1.2(L)
「F1.2」⇒良像面積:44%:平均画質:5.2
「F2」⇒良像面積:61%:平均画質:6.1
「F4」⇒良像面積:98%:平均画質:8.1
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:9.2
3.キヤノン 50ミリ F1.4(L)
「F1.4」⇒良像面積:98%:平均画質:7.7
「F2」⇒良像面積:100%:平均画質:7.8
「F4」⇒良像面積:100%:平均画質:9.1
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:9.8
4.キヤノン 50ミリ F1.8(L)
「F1.8」⇒良像面積:76%:平均画質:6.4
「F4」⇒良像面積:100%:平均画質:8.6
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:9.2
5.ニッコール 50ミリ F1.4(ニコンS)
「F1.4」⇒良像面積:98%:平均画質:6.4
「F2」⇒良像面積:100%:平均画質:7.8
「F4」⇒良像面積:100%:平均画質:9.3
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:9.7
6.Wニッコール 35ミリ F2.5(ニコノス)
「F2.5」⇒良像面積:43%:平均画質:5.7
「F4」⇒良像面積:83%:平均画質:7.3
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:8.8

[2]35ミリレンズシャッター一眼レフ用の標準レンズ
1.コーワ 50ミリ F1.8(コーワSET)
「F1.8」⇒良像面積:85%:平均画質:7.0
「F4」⇒良像面積:100%:平均画質:9.3
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:9.9
2.コーワ 50ミリ F2(コーワ SER)
「F2」⇒良像面積:100%:平均画質:7.3
「F4」⇒良像面積:100%:平均画質:8.3
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:8.9
3.UVトプコール 53ミリ F2(トプコンユニ)
「F2」⇒良像面積:100%:平均画質:7.9
「F4」⇒良像面積:100%:平均画質:8.9
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:9.2

[3]35ミリレンズシャッター機用の標準レンズ
1.キヤノン SE 45ミリ F1.7(キヤノネットQL17)
「F1.7」⇒良像面積:93%:平均画質:7.1
「F4」⇒良像面積:100%:平均画質:9.3
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:9.3
2.キヤノン SE 45ミリ F1.9(キヤノネットQL19)
「F1.9」⇒良像面積:56%:平均画質:5.9
「F4」⇒良像面積:100%:平均画質:8.4
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:9.5
3.キヤノン SE 45ミリ F2.5(キヤノネットQL25)
「F2.5」⇒良像面積:76%:平均画質:6.5
「F4」⇒良像面積:100%:平均画質:7.9
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:9.35
4.フジノン 45ミリ F1.8(フジカV2)
「F1.8」⇒良像面積:57%:平均画質:6.3
「F4」⇒良像面積:76%:平均画質:7.3
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:8.8
5.フジノン 38ミリ F2.8(フジカコンパクト35)
「F2.8」⇒良像面積:100%:平均画質:8.4
「F4」⇒良像面積:100%:平均画質:8.4
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:10.0
6.ヘキサノン 45ミリ F1.6(コニカオートS 1.6)
「F1.6」⇒良像面積:95%:平均画質:7.1
「F2」⇒良像面積:98%:平均画質:7.3
「F4」⇒良像面積:100%:平均画質:8.1
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:9.1
7.ヘキサノン 45ミリ F1.8(コニカオートS2-EL)
「F1.8」⇒良像面積:100%:平均画質:8.0
「F4」⇒良像面積:100%:平均画質:9.3
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:9.3
8.コーワ 28ミリ F3.2(コーワSW)
「F3.2」⇒良像面積:73%:平均画質:6.3
「F4」⇒良像面積:90%:平均画質:7.3
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:9.0
9.ロッコールPF 45ミリ F1.7(ミノルタハイマチック9)
「F1.7」⇒良像面積:100%:平均画質:7.0
「F4」⇒良像面積:100%:平均画質:8.9
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:9.4
10.ロッコールPF 45ミリ F1.8(ミノルタハイマチック7S)
「F1.8」⇒良像面積:100%:平均画質:7.9
「F4」⇒良像面積:100%:平均画質:9.5
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:10.0
11.ロッコールQF 40ミリ F1.8(ミノルタALS)
「F1.8」⇒良像面積:98%:平均画質:7.3
「F4」⇒良像面積:100%:平均画質:9.7
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:10.0
12.G.ズイコー 42ミリ F1.7(オリンパス35LC)
「F1.7」⇒良像面積:100%:平均画質:8.4
「F4」⇒良像面積:100%:平均画質:10.0
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:10.0
13.ペトリ 45ミリ F1.8(ペトリレーサー)
「F1.8」⇒良像面積:89%:平均画質:6.8
「F4」⇒良像面積:93%:平均画質:8.2
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:9.5
14.リケノン 40ミリ F2.4(リコースーパーショット24)
「F2.4」⇒良像面積:83%:平均画質:6.6
「F4」⇒良像面積:90%:平均画質:6.8
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:8.5
15.ヤシノンDX 45ミリ F1.7(ヤシカエレクトロ35)
「F1.7」⇒良像面積:94%:平均画質:7.2
「F4」⇒良像面積:100%:平均画質:9.1
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:9.9
16.ヤシノンDX 45ミリ F1.4(ヤシカリンクス14)
「F1.4」⇒良像面積:100%:平均画質:7.1
「F2」⇒良像面積:96%:平均画質:7.2
「F4」⇒良像面積:100%:平均画質:9.1
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:9.6
17.ヤシノンDX 45ミリ F2.8(ヤシカミニスターⅢ)
「F2.8」⇒良像面積:98%:平均画質:7.6
「F4」⇒良像面積:100%:平均画質:8.2
「F8」⇒良像面積:100%:平均画質:9.7

※上記の数値結果が、レンズの性能の全てを示すものではないと思います。ましてや、レンズの描写の魅力というのは、個人の嗜好にも大きく左右されると思います。個人的には、「F4」に絞っても「良像面積100%」に達しないレンズは、「ミラーレス一眼まうんと仇ぷた~お遊び?」の方達の餌食になるような気がしています。😂
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