先週の土曜日、「新宿の地下箱根?」のお店に行って来ました。まず、入口正面の「源泉掛け流しのウインドウ?」を軽くチェックしました。気になった新顔等は、「OLYMPUS XA-3 + A16(美品)」「Canonet QL GⅢ(美品)」「FUJICA GS645」「FUJICA COMPACT D」ですかね。
次に、「奥座敷のウインドウ?」を軽くチェックしました。気になった新顔等は、「YASHICA ML 35mm f2.8(CY)」「MAMIYA SEKOR 55mm f1.4(M42)」「MAMIYA  SEKOR 35mm f2.8(M42)」「HANIMEX 28mm f2.8(M42)」ですかね。
追加ネタです。当ブログでもお馴染みのカメラ仲間のU氏から、「Fujica 35-M」「Fujica 35-ML」「Fujica 35-SE」の綺麗な完動品の動向を調べるように依頼されました。U氏の話では、「mina」という女性向けの雑誌で「Fujica 35-ML(FUJINON 4.5cm f2.8付き:4群5枚のクセノタールタイプ)」が、紹介されているとのことです。「dマガジン」でダウンロードして見たのですが、「はじめまして、カメラ。」のコーナーで紹介されているフィルムカメラは、ヘロヘロなものが多いのに対して、その前のコーナーで若い女性が「Fujica 35-ML(4群5枚のクセノタールタイプのFUJINON 4.5cm f2.8付き)」を持っているんですよね。このカメラの操作性やデザインが、当時としてはぶっ飛んでいたわけですが、付いているレンズも、よく写るわけです。レオタックスカメラに供給された「FUJINON 5cm f2.8(Lマウント)」よりも、写るかも知れません。それをわかって、このカメラを使っていますという感じに見えるわけです。私には、上級者向けの内容に見えましたね。😂U氏から、「どうして、この雑誌で『Fujica 35-ML』それも『FUJINON 4.5cm f2』付きの方ではなく、『FUJINON 4.5cm f2.8』付きの方が紹介されていると思う。」と聞かれました。私は、迂闊にも「たまたまでは、ないですか。」と答えてしまいました。U氏の逆鱗に触れたようで、「だから、あなたは、いつまでたっても駄目なのと違う。」と言われて、電話で1時間余りの説教を受けることになった次第です。U氏は、カメラ・レンズの知識に関しては私のようなド素人の500倍以上はありますので、いつものように私の知らない話を延々と拝聴することになったわけです。
話を元に戻します。「Fujica 35-M」と「Fujica 35-SE」が、それぞれ1台ずつありましたね。やはり、流石ですね。😂このあたりの程度の良いカメラは、通の上級者の方達が確保していますので、通常ジャンクでしかお目にかかれなくなりましたね。
本日は、以上です。
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左が、「写真工業 1958年2月号(光画荘)⇒以下、参考文献」の表紙の「FUJIPET」と「Fujica 35-M」です。「特集 ワイドカメラ(北野 邦雄)」は、たいへん参考になりましたね。ワイドカメラのアイデアを最初に提唱されたのは、北野邦雄氏だったんですね。😂
右が、「新装版 現代のカメラとレンズ技術(小倉磐夫著:写真工業:1995年10月17日発行)⇒以下、参考文献」です。富岡光学狂の方は、「YASHICA 35」に付いている「4群5枚のクセノタールタイプのYASHINON 4.5cm f2.8」の優秀さを再確認することで、咽び泣くことになるわけです。😂私の知る限りでは、自称「富岡光学狂?」の方は、皆さん整備された「YASHICA 35」を大事にお持ちのように思います。富岡光学と言えば、「ヤシコンのZEISSレンズ」と「Tomioka Tominon 55mm f1.2(M42)」なんでしょうが、富岡伝説のはじまりと言えば、「YASHICA 35」に付いていたレンズなんでしょうね。レンズの首を刈って「ミラーレス一眼で首実検お遊び?」をしていると、「貴重な文化的遺産のカメラを台無しにして。」と非難を浴びることになるかも知れませんので、注意したいですよね。😂
最近、カメラ超新人類と言われている「理系カメラ姉御?」さん達の勢いが、増しているように思います。姉御さん達は、最新のデジタルカメラについてお詳しいのみならず、フィルムカメラ時代のオールドカメラ・オールドレンズについても相当お詳しいですよね。姉御さん達は、上記のような本を「京華書?」「艶習書?」として、輪読されているようですね。😂ド先頭を走っている方達なので、知ったかぶりをして「RICHO XR 500 にセットされた XR RIKENON 50mm f2 は、和製ズミクロンと呼ばれています。」なんて発言をすると、すかさず「どのズミクロンと比較して、そう呼ばれているんですか。」と切り返されますよね。そこで、「初代の沈胴ズミクロンです。」と答えてしまったら、ジ・エンドですね。姉御達から冷笑を浴びて、二度と口を聞いてもらえないでしょうね。当ブログの読者の方ならば、当然お分かりだと思いますので、これぐらいにしておきます。😂



「写真工業 1958年2月号(光画荘)」の裏表紙の「Fujica 35-M(FUJINON 4.5cm f2.8:4群5枚のクセノタールタイプ)」の広告です。当時としては、操作性もデザインもぶっ飛んだ斬新なカメラでしたね。上に乗っているカメラは、私が持っている「Fujica 35-EE(FUJINON 4.5cm f1.9:4群6枚のガウスタイプ)」です。「Fujica 35-SE」に付いているレンズと見かけ上のスペックは同じようですが、同じ性能を維持していますかね?😂1950年代後半に製造・販売されたレンズシャッター搭載の中級カメラの中には、価格から考えると常識外れの高性能なレンズを搭載したモデルがいくつかありましたね。整備に費用をかけてでも、使う価値があると思います。😂
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