相当ご冗談がお好きで

いらっしゃいませ。このブログは、宇宙戦艦ヤマトの好敵手、デスラー総統閣下を敬愛し、 考察するブログです。管理人 とちめんぼう は諸般の事情で不惑をとっくに越えてからヤマト熱がぶりかえしました。 更新はすっかり滞っております。

ヤマト2199新作の考証っぽいもの

昨日書き漏らした分。
ネタバレになるので反転しておきます。

スタンリー・キューブリックの映画「シャイニング」(1980年)
作家が冬の間閉鎖するホテルの管理を任されるが、次第に妙な事件が起き始める。


テレビドラマ新スタートレック第38話「ホテルロイヤルの謎(The Royale)」(1989年放送)

主人公たちがある惑星に上陸調査に行くと回転ドアがあり、入ると彼らはホテルに閉じ込め
発表順からしてスタートレックのエピソードが「シャイニング」の影響を受けているだろうし、ヤマト2199のスタッフがキューブリックの映画やスタートレックを観ていないはずがないのでオマージュというかリスペクトというか、影響を受けていることは間違いないだろう。

また、スタートレックの類似についていくつか列挙。知っている方は先刻ご承知と思うが、私みたいにスタートレックに全く触れていなかった人もいると思うので。

・冒頭「桐生美影、私的日誌」……スタートレックの例「第二副長個人日誌(Personal log)宇宙歴○○○○○年……」

・「遮蔽」……艦船を見えなくする技術。スタートレックではとある敵対種族の得意技。

・ガトランティス帝国艦船の艦橋の様子……スタートレックに登場する種族クリンゴン人の艦橋の様子にそっくり。彼らは肉食で艦橋は常に薄暗く、赤い照明が用いられている。
(まあ、それをいったら異星人の言語や文字をわざわざ作るの自体、もともとスタートレックと似ているんですけどね。)

などなど、私はスタートレック初心者なので影響が随所に見られるのが嬉しくていろいろ書きました。

ヤマト2199新作公開

たいへんごぶさたしております。生きてます(笑)
「星巡る方舟」を観てきたのでひさびさ出てまいりました。
しばらく前からドラマ「新スタートレック」のデータ少佐にはまっていてこちらのブログに全然書いていなくてすみません。
どうも私は顔色の悪い人を気に入る傾向があるようです。

さて、遅いので気になったことだけネタバレにならない程度にメモ。

<某所に架かっていた絵>
画家アンリ・ルソーの作品「蛇使い」「夢」
メデューサ号。ただし筏でなく船。(筏の絵が有名だが、あれではなかった。フランス国旗が揚がっていたのでメデューサ号かと思ったが、他の事件の絵かもしれない。乞ご教示。)

<銃を突きつけあう>
映画監督ジョン・ウーがよく使うアクション。白い鳩は飛んでいなかった。

<ボイド空間>
無数の銀河が巨大な泡か風船のような構造を形作っていて、その泡の内部の空っぽの空間。(という説明でいいかな。

<オリジナル版ヤマトのモチーフ>
これはもう無数にあるしネタバレになるので書かないでおきます。

<スタートレックの影響>
これも無数にあるしネタバレになるので書かないでおきます。

今スタートレック沼にいて、ヤマトは少し距離をおいて観ているので反発も感じないで観てきました。
賛否両論あるとは思いますが面白かったですよ。

ヤマト原画展は素晴らしかった

前回の日記に拍手を下さった方、感謝の極みでございます。

拍手コメントレス

2014.09.27 14:05 の方

はい、原画展、楽しんでまいりました〜。
私の観に行った会場も空いてまして、もったいない限りです。同様にゆっくり落ち着いて見られたのはよかったのですが……

さて、原画展が素晴らしかったのは生のタッチを見られたこともさることながら、メカや設備の設定画にびっしりと注意書きというか説明が書き込まれていることです。デザインの方が、どんな世界なのか頭の中で作り込んでいることがうかがえます。

しかし、今のアニメ作りって大変だなあ。部品と部品の位置関係からして矛盾がないように作るんだから。

昔のヤマトはすごかったですよ。「ヤマト2」で出てくる「いつもの軍服からマントを取っただけの姿でベッドで療養中の総統閣下」とか、「ガミラスの空母の甲板の形が画面ごとに違う」とかね。またそういうのを探すのも面白いんですが。


ヤマト原画展

前回までの日記に拍手をくださった方、感謝の極みでございます。

拍手コメントレス

2014.09.17 15:30
の方
いや、本当に、ガミラス側をどう描くかが成否の要ですね!
青い人たちになるのか、集合知性体になるのか、はたまたガミラスメカそのものが生物だった、という話になるのか。気になります。

それとも、精神寄生体ということにして、地球人を捕虜にしては寄生し工作員として地球に送り込む、というのはどうか。(それはすでに別のSFモドキになってしまうな。)

さて、各地を巡回しているヤマト2199原画展、やっと私の行けそうな地方都市にも来ることになりました。
ちょうど週末、「名古屋SFシンポジウム」という催しに参加するため名古屋に出かけるので、駆け足で見てこようと思います。でもちょっときつい日程になるなあ……。

原画展の会場はデパートなんですが、催しカレンダーには原画展のことが一言も書かれていないぞ松坂屋。公式ページからどうやって調べたらいいかわからないぞ松坂屋。「期間限定」という小さ〜いボタンからしか行けないぞ松坂屋。ヤマト原画展を開催することをなるべく伏せておきたいのか松坂屋。

これはもしや内緒の企画なのだろうか。

デパートの店員さんに
「あの、ヤマトの原画展をやってると聞いたんですが……」と尋ねると、
「しっ!声が高い」と小声でたしなめられ、周囲を見回したあと「……こちらです」と密かに案内されるんだろうか。そして人目につかない出入り口に連れて行かれ、合い言葉を聞かれるんだろうか。
店員さん(小声で)「……伊武雅刀は最初のヤマトで何の役を演じていたかご存じですか」
客(小声で)「デスラー総統と、地球防衛軍長官と、第5話、第6話のナレーションです」
店員さん(小声で)「どうぞお入りください」

別の客「あの、ヤマトの原画展を……」
店員さん「沖田艦長のファーストネームの由来をご存じですか」
客「えっ、知りませんけど」
店員さん「とらえろ!スパイだ!」




ハリウッド実写版ヤマト

「宇宙戦艦ヤマト」ハリウッドで実写化 MI5のマッカリー監督で ― スポニチ Sponichi Annex 芸能 http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/09/08/kiji/K20140908008893450.html

ブログをしばらく放置していましたが、ヤマトハリウッド実写化のニュースを聞いて思わず出てきました。
アメリカで実写化?戦艦大和のままなのか?乗組員は全員日本人で演じるのか?
ネットニュースでは、「宇宙戦艦ヤマト」じゃなくて「宇宙戦艦ミズーリ」になるんじゃないかという危惧も。
(註:ミズーリ=第二次大戦で活躍した戦艦。日本の降伏文書調印式がミズーリの甲板で行われたのも有名)

そこで、どうやったら戦艦大和を使ってアメリカで実写化できるのか考えてみましたよ。

【空想・ハリウッド実写版ヤマト】
 まず、主人公はアメリカ人じゃないとアメリカでヒットしないから、なんとかアメリカ人を乗せなくては。主人公と戦艦大和に因縁が必要だから、主人公の祖父か曾祖父が、太平洋戦争で戦艦大和と戦ったことにしよう。そうなると時代は2014年の現在ぐらいにしないと無理だな。

 主人公はアメリカの空軍のパイロットで、ひいおじいさんからかねがね聞かされていた戦艦大和、その大和を改造した宇宙戦艦に畏敬の念を抱いて乗り込むというのでどうか。

 乗組員はいくらなんでも全員日本人じゃ無理だから、ポリティカル・コレクトネスを守ってあらゆる人種・文化的背景を持った隊員の混成旅団。1日に5回メッカの方角を向いて祈りを捧げる隊員とか、安息日には働かない隊員とか、殺生をしてはいけない隊員などが出てくる。

 艦内では文化的・人種的・歴史的背景や因縁からいざこざが起こり、沖田艦長が「馬鹿者!!」と一喝したのち「地球の未来は君たちの肩に……」などと一席ぶって収める。

 また、マーケティング的には中国市場を意識して、沖田艦長とはいわずとも、徳川機関長か真田さんなどおいしい役は中国の俳優さんにふらないとね。そして男女比はもちろんほぼ半々。
 
 敵ガミラスはどうしよう。今どき青い顔の宇宙人でもないだろうから、まあゾンビのように顔色の悪〜いヒューマノイドタイプにするか、まったく人間離れした存在にするか。

 そしてありがちな展開として、敵パイロット(美人)を捕獲したところ紆余曲折を経て乗組員の誰かと恋仲になり、敵パイロットがガミラスの弱点を教えてくれるが敵味方の板挟みで苦しむなども入れよう。

 このままだとひねりがないから、漫画版のヤマト(松本零士版)にあったような発掘された異星人のペナントみたいなものも登場させて、ガミラス・イスカンダルが双子星というのももう知られすぎて驚きがないから、「永遠に」みたいに「到着したのは未来の地球だったのだ!」(「永遠に」のあれは嘘だったけど)とするか。そして時間SFの要素と人類の進化の秘密とからめて……

 収拾がつかなくなって、「こんなハリウッド版ヤマトは嫌だ」みたいになってしまったところで本日は閉店します。

  



livedoor プロフィール

とちめんぼう

とちめんぼう と申します。
昨年はtoshitohoshiと名乗っておりましたが、統一するため、
別ブログでのHNを名乗ることにしました。
このブログは、宇宙戦艦ヤマトの好敵手、デスラー総統閣下を敬愛し、
考察するブログです。
最近ツイッターばかり書いてブログの更新が滞っております。すみません。
緑と茶のが日常雑記。
黒いのがヤマト等専用のツイッターです。
この表示のされ方だとツイートは私が全部書いているように見えますが、他の方の引用も多いということをお断りしておきます。



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