炸裂ライヴ!宮川彬良&大阪市音楽団その2
完璧を目指すといつまでも書けないので、大筋だけ書いておきます。
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2012.11.23 21:04 の方
シンフォニーホール、いらしてたんですねー。お会いできてたらよかった!ボンゴやコンガ叩いてた方、ノリノリで熱い演奏でしたよね。
さて、「探索艇」を大阪市音楽団と演奏したアキラさん。
「朝ズバ」のごとくパネルの紙をはがして説明をしながら演奏を続けます。
「無限に広がる大宇宙」
名曲ですね〜という話の後、バッハのようですねという話になり、G線上のアリアを弾こうとして「あ、これじゃないや」何と似ているか話そうとしてわからなくなってしまったアキラさん。
「艦隊集結」
「別名『ベン・ハーヤマト』。プロデューサーは『艦隊集結』という曲と『空母整列』という曲を注文するんですよ。どう違うんですか!?」(笑)
(ドメル艦隊が集まってくる時の、「どでん でどでん っちゃ〜 どでん でどでん っちゃ〜 ぱっぱっぱ〜 ぱっぱっぱっぱ〜ぱっぱっぱ〜 ぱっぱっぱっぱ〜 でんどんでんどんでんどんででどんタカツクタカツクタカタカター」の曲)
「かっこいいですよね〜。敵の登場が、戦車の集まってくる様子に似ていたんですね。映画の『ベン・ハー』を見直してみるとこういう曲でした」
アキラさん、ピアノで「艦隊集結」と「ベン・ハー」を続けて弾く。→ベン・ハーはこんな曲
お客さん、どっと笑う。
「父のお話をしても、蓋をあけてみると親不孝ですね」
「ワープ」(例の、ピアノとハイハットの伴奏にエレキギターの不穏な感じのメロディが乗る曲です)
これは「そぎ落としの美学」だそうです。少ない時間の中で多くの曲を作らねばならず大変だった宮川先生が工夫したのではないかというアキラさん。
「美しい大海を渡る」
これも映画「オズの魔法使い」の名曲「オーバー・ザ・レインボウ」も似ているという話。
ヤマトがヒットして、何本も新たな戦いの似て非なる音楽を作らなければならず、お父さんは苦労して作った曲が実に920曲!(アレンジしたものも含む)
「降り注ぐプロデューサーからの無理難題。普通は戦意喪失するところですが、父は果敢に挑戦したんですね〜」
「地球を飛び立つヤマト」
「地面にめり込んでいたヤマトが飛び立つんです。メロディがうまくできてますよ。」
メロディをピアノを弾いて「下〜がれば上がる〜」(客爆笑)
「コスモタイガー2199Ver.」
すみません、ここら辺になってくると記憶が曖昧です。
ヤマトの演奏が終わると「クレージーキャッツ・メドレー」それから「ゲバゲバ90分」。
とちめんぼうは「ゲバゲバ90分」を見たことがないのですが、「のどごし生」のCMで使われている曲、と言った方が通りがいいかもしれません。市音の人はほとんで立奏で、アキラさんも指揮棒をマーチングのドラムメジャーのように振ってノリノリでした。
後半はアキラさん作曲のバレエ音楽「欲望という名の電車」。
「ガラスの動物園」で有名なテネシー・ウィリアムズの戯曲をバレエにしたものにアキラさんが曲を付けたもので、大変ドラマティックなものです。これも是非お聞きのなることをお薦めします。
アンコールは「見上げてごらん夜の星を」「大ラッパ供養」その後アキラさんから「大阪市音楽団はひとまず来年は今年と同じ体制で続けていける(*)ことになりました。先日大阪市の方から連絡がありまして」(客、盛大な拍手)
「関東だとこれ以上やるとしつこいと言われるんですが、ここは関西なので」と、何とアンコール三曲目。
「マツケンサンバ」
終了後楽屋口でサイン会があるというので、娘と一緒にすっとんで行きました。休憩時間に買ったCDにサインをお願いするとアキラさん握手までしてくださいました!
とちめんぼうの住む田舎には大阪市音楽団はなかなか来てくれないのですが、大阪市音楽団とアキラさんをこれからも応援して行こうと思います。