打ち上がる花火とクライマックスの瞬間 ～F1シンガポールGP観戦＆観光旅行《後編》

既に11月も終わりですが、9月のシンガポール旅行記の後編です。笑

《前編》はこちら



寝て起きて、9月17日。
宿泊したTHE SOUTHBRIDGE HOTELの近く、チャイナタウンの様子です。



街の自販機では見たこともないレッドブルが売っていました。

小銭がなく、買えなかったのは、一生の不覚。



地下鉄に乗り、再びベイエリアへ。
前日屋上テラスに上った「マリーナ・ベイ・サンズ」の下で。

前にちょこんと立つのはバグズライフ？



この日の日中は、「マリーナ・ベイ・サンズ」と並ぶベイフロントの名所、「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」に足を運びました。



高さ50mの人工の木「スーパーツリー」を真下から。



滝の流れる人工山「クラウド・フォレスト」の前で。



「クラウド・フォレスト」をエレベーターで頂上まで上り、そこから周囲に張り巡らされた通路をぐるぐる回りながら、降りてきました。

壮大な自然と人工物の合成美に、シンガポールという国の懐の深さを感じました。

食事は今年、マリーナ・ベイ・サンズにオープンした「一風堂」で。

私が食べたのは、夏限定の「つけ麵イタリアーノ」。

もちもち麵にトマトソースと、パスタに近い感覚のつけ麵（笑）で、美味しくて、あっという間に平らげてしまいました♪

ショッピングモール「ザ・ショップス アット マリーナベイ・サンズ」の中には水路があり、ゴンドラが行き交ってました。

水の都ヴェネツィアを思わせる、幻想的な空間です。

陽が沈むと、F1シンガポールGP決勝レースの時間です！

決勝はマリーナベイ・ストリートサーキットのNICOLL HIGHWAYを曲がった先で観戦。
スタート時はかなりの雨が降っていたものの、途中で上がり、最後は気持ちよく観ることが出来ました。

写真は、このレースで6位に入賞したジョリオン・パーマー。
この3戦後にシートを失った彼の最後の輝きでした。

私の応援するマクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンが7位入賞！



カルロス・サインツのトロロッソ。

来季はこのマシンにホンダのPUが搭載されます。



ナイトレースのもう一つのお楽しみ。
それは、レース終了と同時に打ち上がる沢山の花火です！



本当に綺麗で、写真を沢山撮ってしまいました。



パスカル・ウェーレインのザウバーと花火のコラボ。笑

レースとしては、1周目にベッテル＆ライコネン＆フェルスタッペンがクラッシュして消えてしまったことで、ほぼハミルトンの独走を許してしまい、残念でしたが、前半の雨中でのバトルを含め、至近距離での観戦は実に見応えがありました。

周りの外国人や日本人の方と交流しながら、ワイワイ楽しむことが出来たのも良かったです。

「レースファンに国境はない！」そう実感した、初の海外GPでした。

レース後のコースサイドの様子。

プログラムと土産を買いに、テントに駆け込みます。

大混雑のベイエリアを離れて地下鉄に乗り、チャイナタウンのTHE SOUTHBRIDGE HOTELに戻ってきて、併設されたカフェで妻と一息つきました。



見た目のインパクトに惹かれ、このレインボーケーキを頼んだのですが、味はいたって普通でした。笑

英国風カフェのオサレな雰囲気も手伝って、ハイボール片手に、満足のひと時♪

私にとっては初のシンガポールでしたが、最高のレース観戦と沢山の思い出が出来た二泊三日でした♪


今年は国内・鈴鹿の日本GPに行けなかったこともあり、観光も兼ねて、シンガポールGPに遠征した訳なのですが、海外レースの素晴らしい雰囲気を知ってしまうと、来年もまた行きたくなるなぁ。

2017年のF1世界選手権も先週末のアブダビGPで最終戦を迎えましたが、ドライバー＆チームスタッフ＆関係者の皆さん、今シーズンも本当にお疲れ様でした！

Fly away to Singapore! ～F1シンガポールGP観戦＆観光旅行《前編》

少し前の話になりますが、9月のシルバーウィーク（9/16～18）にシンガポールに旅行しました。

このタイミングでシンガポールを訪れた最大の目的はF1シンガポールGPの観戦でしたが、同GPは公道を封鎖して行うナイトレースのため、日中は観光が楽しめます。

15日の夜行便で羽田を出発し、16日9時過ぎにシンガポールに到着すると、空港から地下鉄で、宿を取ってあるチャイナタウンに向かいます。



こちらが、今回のシンガポール滞在中に利用したTHE SOUTHBRIDGE HOTEL。

綺麗なホテルでしたが、部屋は結構狭かったです。

到着したのがちょうど昼頃だったため、チェックインは難しいかと思っていましたが、意外にもすんなり出来、部屋に荷物を置いて、ベイエリアに向かいます。



この日は友人とランチをご一緒する約束をしていたので、地下鉄をエクスプラネード駅で降り、待ち合わせの場所に急ぎます。



友人のセレクトで、サンテック・シティモール2Fの「鼎泰豐」でランチ。

ここの点心の美味しいこと！



私と言えば勿論、ラーメンも外せません！



店を出ると、シティモールの1Fではルノー＆ニコ・ヒュルケンベルグのトーク＆ゲームイベントが行われていました。



記念撮影に応じるニコ。

やっぱりイケメンやなぁ。



ルノーのマシンもしっかり展示。

カラーリングこそ今季型の「R.S.17」のものですが、マシン自体は2011年シーズンを走った「R31」かな。



その後は、シンガポールの象徴とも言うべき「マリーナ・ベイ・サンズ」に上り、屋上テラスから街を一望しました。



眼下に「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」が。

ここには翌日訪れます。



勿論、サーキットとなる公道も一望できます。

写真は、下のコースレイアウトのオレンジの部分です。



暫くシンガポールの風に吹かれ、カフェエリアでレッドブル（翌日の必勝祈願！）を飲んだ後、エレベーターで下に降りました。



F1のオフィシャルタイムキーパーであるROLEXの店頭には、ハミルトン（？）の姿が。



街の中は、至る所にF1が。

街が一丸となって、「F1シンガポールGP」というお祭りを盛り上げているのが伝わってきます。

日も落ち始めた頃、街の各所に設けられたチェックゲートの一つを抜けて、いよいよマリーナベイ・ストリート・サーキット内へと足を踏み入れました。



F1 FP3の開始から、海外トップアーティストたちによる圧巻のライブ（シンガポールGPサポートイベント）〜F1予選セッションと、怒涛の時間がやってきます！



トップアーティストの中でも、今回特に楽しみにしていた世界的歌姫、アリアナ・グランデのライブ。



アリアナは、時に激しく、時に聴かせる感じで、ガッツリ1時間程歌ってくれました。（最後まで聴いていたら、予選が始まってしまったけど。）



熱狂する人々。

世界の歌姫のライブを、サブイベントにしてしまうF1シンガポールGPのイベント規模が凄かったです！

日本GPも、トップアーティストのライブを合間にやらないかなぁ。。

因みに、今年のアメリカGPのサポートイベントはスティーヴィー・ワンダーとジャスティン・ティンバーレイクのライブでした。（昨年はテイラー・スウィストが出演）



そして、いよいよ予選がスタート！
目の前の公道をF1カーが高速で駆け抜けていきます！

洗練されたベイエリアの夜景と最速マシンのコラボレーションは、溜息が出る程の美しさでした。

駆け抜けるレッドブルRB13！

予選は最高の盛り上がりでした！！

速さで勝るレッドブル勢を、タイトルを獲得するためにはここを絶対に落とせないベッテルが意地で逆転し、ポールポジション！

私が観戦した場所にはフェルスタッペンのファンの一団とベッテルのファンの一団がいて、それぞれがトップタイムを出す度に大きな歓声が上がっていました。

予選が終わり、スロープを降り、帰っていく人々。

奥に見えるのはマリーナ・ベイ・サンズです。



F1開催期間限定のプロジェクションマッピングで7色に変化するマーライオンも、レーザーを放つマリーナ・ベイ・サンズに負けず劣らず、綺麗でした。

そんなこんなで、ゴージャスで、非日常感満載で、最高のシンガポール旅行初日でした！

翌日17日はいよいよ、クライマックスの決勝レース！

観光もしっかりしましたよ♪

《つづく》